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2004.06.28

平成15年度看寿賞決定

[9月10日最終更新]

===== 平成15年度看寿賞発表(詰パラ、全詰連) =====

平成15年度看寿賞決定
6月28日、詰将棋パラダイスで、平成15年度看寿賞決定

短編部門:斎藤夏雄 作(将棋世界平成15年3月号) 「同じ手順を一段違えた場所で再現する巧妙なマジック。合間に36金という捨駒が入って手順も引き締まっている。昨年、彗星の如く現れて大活躍の作者、本作でいきなりの看寿賞受賞となった。」

中編部門:相馬康幸 作(パラ569号、大学)「デフォルト」 「神秘さえ覚える静謐な初形。序盤の変化が大変だが、そこさえ通り越せばまとまりのある手順が楽しめる。」

長編部門:添川公司 作(近代将棋平成15年8月号、力だめし)「早春譜」 「煙詰の分野では他を寄せつけない作者、今回は史上初の馬追いによる無防備煙での受賞である。不可能かと思われた趣向を次々と実現する圧倒的な創作力は、驚異に値する。作者は昨年に続き連続の受賞。」

特別賞:岡村孝雄 作(詰パラ572号、裸玉展覧会)「驚愕の曠野」 「膨大な変化の上に成り立つ危うい作意は、収束まで辛うじて一本の道を成している。本作には平成16年に改良図として「51玉/角金4銀2歩9」が発表された。上記手順に「33角、42角合、同角成、同玉」の4手が付加され、史上初の玉座裸玉となった。裸玉という究極の条件で導き出された、究極の答えの一つである。」

平成15年看寿賞選考結果
6月28日、全詰連HP平成15年看寿賞選考結果平成15年看寿賞受賞作

短 編; 将世3月号サロン  斎藤夏雄 17手
中 編; 詰パラ8月号大学  相馬康幸 35手
長 賞; 近将8月号力試   添川公司 139手
特別賞; 詰パラ11月号裸展  岡村孝雄 55手
看寿賞委員長:柳田明
選考委員:阿部健治 浦野真彦 近藤真一 橋本孝治 福村努 山田修司
各委員の推薦意見、第1次投票・第2次投票の集計結果が掲載されている。これを見ると、それぞれの委員の詰将棋観が感じられて、大変興味深い。相馬さんのデフォルトの作者の狙いに触れた推薦意見がないのはちょっと不思議。

===== 平成15年度看寿賞関連記事 =====

詰め将棋の優秀作・看寿賞決まる 短編賞に斎藤夏雄氏
8月6日、asahi.comで、詰め将棋の優秀作・看寿賞決まる 短編賞に斎藤夏雄氏。 「雑誌や新聞に発表された詰め将棋の優秀作を表彰する03年度看寿賞(全日本詰将棋連盟選考)が決まった。短編賞は斎藤夏雄氏、中編賞は相馬康幸氏、長編賞は添川公司氏、特別賞は岡村孝雄氏の作品。同連盟HPで発表している。 (2004/08/06) 関連情報:全日本詰将棋連盟HP

平成15年 詰将棋看寿賞決定
7月3日、Koji Nuida's Warp Zoneで、平成15年 詰将棋看寿賞決定 「なんと私と同じ大学院の先輩、斎藤夏雄氏が今回の短編賞を受賞されました。本来なら直接お会いしてお祝いの言葉を差し上げるべきなのでしょうが、残念ながらここ数日お会いできなかったので、この場を借りて祝辞を述べさせて頂きます。おめでとうございます。」
「ところで、先日のこの欄でもご紹介した史上初の玉座裸玉完全作は、結局特別賞を受賞した模様です。でも、各方面の反応を見る限り、「あの内容なら長編賞を受賞してもよかったのではないか」と思った人は私だけではなかったようで。あと、規定により改良前の図(51玉でない版)での受賞になってしまったのも勿体無い話です。ちゃんと51玉型の図も後世に残るのでしょうかね。」

相馬康幸
7月1日、詰将棋マニアックスの詰マニの主張 「詰パラ7月号の「看寿賞選考経過」を拝読。選考委員の皆さま、ご苦労さまでした&ありがとうございました。しつこいようですが、同じことをもう一度言わせて下さい。デフォルトの一番の狙いは、「左右対称を利用した、作意手順と変化手順の積極的な融合」です。作者本人が言っているのですから、間違いありません(笑)」

詰将棋パラダイス7月号で詳細な選考経過
7月1日、詰将棋パラダイスメモ 「6月末に看寿賞の先行発表を行ないました。
詰パラ7月号で選考委員による詳細な選考経過を掲載しておりますので、是非ご一読を。」

詰将棋日記2004年6月28日
6月28日、詰将棋駒の舞詰将棋日記 「特別賞は双玉と大道棋のイメージがあるので、毎年普通の作品が受賞するのが不思議に感じます。今の扱いは一段低いイメージを与えかねないです、あるいは実際にそのような性格かもしれません。短編賞が全員一致というのは正直異常に感じます。受賞作は見ている筈ですが、全く記憶にありません。多数の良い作品を発表した作者なので、その影響もあるのでしょう。従来は票が割れて、1位作を受賞にするかどうかが問題だったのですが?。」

平成15年看寿賞選考結果
6月28日 ある日記より 「「驚愕の曠野」が51玉配置で長編賞でないのが残念、というか杓子定規だなあ。煙偏重。中編はインパクトが薄い。「よくできた簡素図式」で半期賞程度だと思うが、消去法で授賞したわけでもないらしい。よく分からん。短編も地味だ。」

看寿賞選考過程
6月29日、勝手に将棋トピックスで、看寿賞選考過程 「昨日6月27日に発表のあった2003年看寿賞の選考過程も公表されました。岡村氏の裸玉が長編賞か特別賞かで意見が割れたのを除けば、おおむね順当な選出だったようです。短編賞の齋藤氏は将棋世界(2003年3月号)詰将棋サロン8番・優秀作のページで「看寿賞への道のり」という文章を書かれています。柿木将棋はやはり必須ですね。」

看寿賞
6月29日、将棋倶楽部24実戦詰む将棋IVで、詰めで修業中さんが看寿賞 「平成15年度看寿賞 中編部門「デフォルト」入賞。初形の美しさ、持駒揃えの好感度なかなかいい作品だと思いました。本気モードの柿木将棋は騙せなかった(たぶん)が、ソフトで楽しむこともできました。」

看寿賞(詰将棋パラダイス)
6月28日、将棋パイナップル看寿賞スレッドで、看寿賞(詰将棋パラダイス)

看寿賞決定
6月28日、にっきちょう2で、看寿賞決定 「ということで詰将棋の小屋に「雑多なもの」をアップしました。詳細については詰将棋メモここらへんをどうぞ。トラックバックとやらを詰将棋メモに対してやってみよう。」

No.001 平成15年看寿賞決定
6月28日、詰将棋の小屋で、No.001 平成15年看寿賞決定 「中編、長編は予想通り。短編は将世から出るとは思いませんでしたが内容からしても受賞当然ですね。岡村氏の驚愕の曠野が「長編」ではなく「特別賞」になってしまったのがちょっと意外。裸玉での最高峰作品ということで「別枠」的な扱いなんでしょうかね。手順も秀逸なので他の長編作品と同じ土俵で構わないと思いますが。とにかく受賞された皆さんおめでとうございます。」

看寿賞発表
6月28日、All by myself ~からまわりのMy Life~で、看寿賞発表 「短編・中編は予想通り。長編はだいぶ割れたようですね。僕は裸玉が初(でしたっけ?)の長編受賞と予想していたのですが。規定の関係で、改良案が評価されなかった、というのも少し関係していますか。」

平成15年度看寿賞発表
6月28日、風日記HARD2で、平成15年度看寿賞発表 「おめでとうございます。>受賞者の皆様 将棋世界から受賞作が出たのは久しぶりですか。ここ数年の解説者の充実に呼応した投稿作の充実振りがうかがえます。驚愕の荒野は51玉型で受賞するものと思っていたのですが,そうではないのですね。」

2003年看寿賞発表
6月27日、勝手に将棋トピックスで、2003年看寿賞発表 「短編は斎藤夏雄氏の17手詰。将棋世界から看寿賞とは珍しいですね。中編は相馬康幸氏のデフォルト。全てが作者の狙い通りでした。長編は昨年に続いて添川公司氏。最近は近代将棋でコンスタントにレベルの高い煙詰を発表されています。特別賞は岡村孝雄氏の裸玉。今年に入ってから4手逆算して5一玉型にできることが示されました(史上初、完全玉座裸玉を参照のこと)。長編賞でも良かったと思います。」

平成15年詰将棋看寿賞短編賞受賞!
6月28日、斎藤 夏雄のホームページで、平成15年詰将棋看寿賞短編賞受賞!(看寿賞への道のり) 「今回看寿賞をいただくことになった作品も、元は内輪で「絶連のファンタジア」第18番と呼んでいたものである。実は友人2人の評価は「まあまあよいですね」という程度で、決して手放しで絶賛するようなものではなかった。それもあって、自分ではそれほど期待はしていなかったのである。馬が2回スイッチバックするくらい、どうせこれまでに何度となく作られているのだろう。仮に詰パラに投稿して掲載されたらきっと低評価に違いない。たとえ肯定的な短評があっても、「何度見てもいいですね、このパターン」なんてところが関の山……などと想像していた。それだけに、浦野七段始め多くの方にあれほどまでにほめていただいたことは、自分には思いもよらぬことだった。」

平成15年度看寿賞決定
6月28日、2ちゃんねるこれが神局だ!!!で、平成15年度看寿賞決定。以下コメントがいろいろ書き込まれている。

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受信: 6月 28, 2004 10:17 午後

コメント

特別賞のところ、
「史上初の玉座裸玉となった」
の箇所に、引用元にはない
余計な文字があるようです(6/28 10:30現在)。
一応お知らせまで。

投稿者: 通りすがり (6月 28, 2004 10:43 午前)

すみません。私の操作ミスです。直しました。
ご指摘ありがとうございました。

投稿者: TETSU (6月 28, 2004 01:23 午後)

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