平成16年度看寿賞
[2005年8月20日最終更新]
平成16年度看寿賞の記事。
詰将棋パラダイス:平成16年度詰将棋看寿賞先行発表
・中編部門:船江恒平 作(パラ583号、大学) 39手
・
長編部門:高橋恭嗣 作(パラ577号、大学院) 「木星の旅」 411手
(短編部門、特別賞は該当なし)
詳細は詰将棋パラダイス7月号に掲載。
一般推薦投票は3月末まで行なわれ、詰パラ6月号でその結果が発表された。
投票で2票以上、またはネットで候補として名前があがった作品を参考にあげる。
[短編]
・有吉澄男 詰パラ2004年11月 15手
・中村雅哉 詰パラ2004年1月 11手
・谷口均 将棋世界2004年8月 13手
・山田修司 将棋世界2004年11月 17手
・橋本守正 詰パラ2004年6月 15手
[中編]
・山田修司 詰パラ2004年11月 43手
・谷川浩司 詰パラ2004年3月 41手
・金子哲哉 詰パラ2004年1月 27手
・平山邦男 詰パラ2004年10月 25手
・関恵里香 詰パラ2004年11月 29手
[長編]
・岡村孝雄 『驚愕の曠野』(改良図) 詰パラ2004年4月 59手
参考:史上初、完全玉座裸玉 (おもちゃ箱)
注:原図が2003年看寿賞特別賞を受賞している
・高橋恭嗣 「木星の旅」 詰パラ2004年4月 411手
参考:詰め将棋 上級その1 (高橋農園)
・有吉澄男 「チップイン」 詰パラ2004年3月 111手
参考:超難解詰将棋作品集 No.8 「チップイン」 (おもちゃ箱)
・高坂研 「古都」 詰パラ2004年3月 113手
・馬詰恒司 「いばらの森」 詰パラ2004年8月 221手
参考:盤面39枚、詰上り3枚(煙詰)の長手数記録作品(旧) (おもちゃ箱)
・添川公司 「妖精2」 近代将棋2004年 235手
参考:盤面39枚、詰上り3枚(煙詰)の長手数記録作品 (おもちゃ箱)
・井上徹也 「風の精霊」 詰パラ2004年7月 265手
長編詰将棋
2005年8月18日、将棋タウンの3行のつぶやき 「「木星の旅 創作余話」なるページを他のサイトの紹介で見つけた。この「木星の旅」は去年の看寿賞作品でなおかつあの詰パラで正解者なしだったそうな。とりあえず、1~2ヶ月で20時間位考えた後、解答とこの創作余話を見るのを楽しみにしよう。」
木星の旅 創作余話
2005年8月17日、2ちゃんねるの【詰将棋】これが神局だ!!! その2
「木星の旅 創作余話
ttp://www.koganet.ne.jp/~tnouen/makingofjupitermission.htm
創作過程が乗っているのだが、恐ろしい程年月が掛かっているんだな…
>1図を得てから17年10ヶ月目のことでした。」
「木星の旅」の創作過程
2005年8月16日、勝手に将棋トピックスで、「木星の旅」の創作過程
「昨年度の看寿賞を獲得した長編詰将棋「木星の旅」(高橋恭嗣氏作)。この大作の創作過程が作者の高橋氏によって公開されました。これは完全保存版ですね。長編作品の創作過程がこのように詳細に公開されることはほとんどありませんでした。そうでなくてもこの作品自体が歴史に残るものであることは言うまでもありません。非常に貴重な資料だと思います。」
木星の旅 創作余話
2005年8月15日、高橋農園で、木星の旅 創作余話 作者高橋恭嗣さんが、「木星の旅」着想から完成、受賞までの軌跡を語る。
将棋世界9月号で看寿賞の記事
2005年8月3日、詰将棋天旗の雑記 「『将棋世界』9月号発売、購入しました。詰将棋欄を読みました。今月は他に、230頁「船江恒平二段、看寿賞受賞」、236頁三段目「詰将棋ファン一同に集う」、174頁「怪老のつぶやき 詰将棋は[図式]と呼びたい」等々も読みました。」
近代将棋9月号で看寿賞の記事
2005年7月26日、近代将棋9月号の力試し詰将棋解答解説のページで、担当の柳田明さんが看寿賞受賞作品の紹介。
中編賞、船江恒平氏作(詰パラ10月号)39手詰。飛中合2回に桂2連合などの複雑な攻防の中に、序盤12手を掛けて合駒で12歩の壁駒を発生させる、という構想を表現。作者は関西奨励会二段で、よく読み込まれた作品である。
長編賞、高橋恭嗣氏作(詰パラ4月号)441手詰「木星の旅」。二つの馬鋸が複雑に絡んだ長編構想作で、どうやって1歩を補充するかというトリック作でもある。遠い馬鋸で発生させた歩合を近い馬鋸で取りに行く手順が絶妙のバランスの上に成り立っている。詰パラの解答猛者たちを相手に正解者ゼロの記録を達成した話題作でもある。
「将棋まるごと90分」
2005年7月12日、岡村孝雄さんよりコメント 「囲碁将棋チャンネル「将棋まるごと90分」の今週のゲスト棋士は井上慶太八段、つまり船江恒平二段のお師匠さん。囲碁将棋チャンネルのページ( http://www.igoshogi.net/ )の「番組紹介」でも触れられていたので期待して見てましたが、山田史生さん児玉多恵子さんとのトークのコーナーでセットの卓袱台の上には詰パラ7月号、そして船江さんの看寿賞のお話や、受賞作のページの見開きもありました。そういえば昨年のこの時期にも谷川九段が出演されて、詰パラと看寿賞のページなど紹介されていましたね。なお、再放送は今週の金曜深夜(24:00)と日曜昼(12:00)とのことです。」
看寿賞
2005年6月27日、たくぼんの解図日記で、看寿賞 「看寿賞が発表されましたね。
・短編 該当なし 年間の最優秀賞というニュアンスではないのである程度の基準を超えないといけないとは大変ですね。
・中編 船江恒平 実際に解いた時には合駒調べで変化を書きながらだったのでそんなにすごいとは思わなかったんですが、(←いかに解図時余裕がないかがよく分かります)あとで並べてみると受賞も納得できるものがありますね。
・長編 高橋恭嗣 当然でしょう。悔やまれるのは私はまったく解図しなかったこと。申し訳ありません。
看寿賞選考過程の記事を読むのがすごく楽しみです。そう言えば昔のジャーナル賞選考座談会もよかったなあ。」
船江恒平二段看寿賞受賞
2005年6月26日、関西将棋会館ホームページ
「■平成16年度詰将棋看寿賞(6/26)
奨励会・船江恒平二段が中編部門で受賞!
詳細:〔詰将棋パラダイス〕」
将棋の話題
2005年6月25日、ぷらの作品展示場で、将棋の話題 「・・・ 平成16年度詰将棋看寿賞が発表
された。
短編:該当なし
中編:船江恒平(詰将棋パラダイス2004年10月)
長編:高橋恭嗣「木星の旅」(詰将棋パラダイス2004年4月)
船江恒平氏は
奨励会員
で、高橋恭嗣氏は
しいたけ栽培の農園
を経営されている。」
おめでとうございます
2005年6月25日、高橋農園詰め将棋掲示板で、賀登屋さん 「「木星の旅」が看寿賞受賞との事、おめでとうございました。 ・・・」
2005年6月26日、けんちゃん 「改めて鑑賞してみましたが、「趣向」と「構想」が高いレベルで融合していて、歴代の受賞作品の中でも上位に位置する作品だと思いました。受賞は当然でしょう。全国大会にも参加されるのですね。では、3週間後に一宮でお会いしましょう!」
2005年6月26日、とりもとさん 「看寿賞おめでとうございます。木星の旅が受賞との発表を見て正直なところホッとしました。自分の作品でもないのにそう思うのは推薦したことで愛着が沸いてしまったのかもしれませんね。全国大会、楽しんで頂けるように香龍会が一丸となって準備しています。では、会場でお会いしましょう。 ・・・」
2004年看寿賞発表
2005年6月25日、勝手に将棋トピックスで、2004年看寿賞発表
「2004年に発表された詰将棋の中で最高のものを表彰する看寿賞が発表されました。
* 短編部門(17手以下):該当なし
* 中編部門(19手~49手):船江恒平氏(詰将棋パラダイス2004年10月)
* 長編部門(51手以上):高橋恭嗣氏「木星の旅」(詰将棋パラダイス2004年4月)
受賞者が2名のみと、例年になく少数の受賞となりました。船江恒平氏は関西奨励会所属の二段。2004年の詰-1グランプリにも登場しています。高橋恭嗣氏の「木星の旅」は、詰パラで出題された際、誰も正解できなかったという超難解作品。未見の方は、玄妙な馬鋸をぜひ鑑賞してみて下さい。」
看寿賞の話題
2005年6月25日~、2ちゃんねるの【詰将棋】これが神局だ!!! その2で、看寿賞受賞作品が話題に。
看寿賞発表されましたね
2005年6月25日、なんでもありで、看寿賞発表されましたね 「中編船江さん、長編高橋さん。お二人とも全国大会にいらっしゃる予定なので(既に申し込みを済まされています)嬉しく思います。船江さんから宿泊の申し込みがあったときは、「看寿賞決まったのかな」と思っていました。何はともあれ、おめでとうございます。」
平成16年度詰将棋看寿賞先行発表
2005年6月25日、詰将棋パラダイスで、平成16年度詰将棋看寿賞先行発表。
- 短編部門:該当なし
- 中編部門:船江恒平 作(パラ583号、大学) 39手
- 長編部門:高橋恭嗣 作(パラ577号、大学院) 「木星の旅」 411手
- 特別賞:該当なし
看寿賞一般推薦集計結果
2005年6月3日、詰将棋パラダイス6月号で、一般推薦の結果が発表されている。
・短編の部
5票 有吉澄男 15手、パラ11月高半期賞
3票 中村雅哉 11手、パラ12月短コン1位
2票 橋本守正 15手、パラ6月順位戦C1位
1票 12作品(略)
・中編の部
3票 谷川浩司 41手、パラ3月大半期賞
2票 金子哲哉 27手、パラ1月短半期賞
2票 平山邦男 25手、パラ10月短半期賞
2票 関恵里香 29手、パラ11月短
2票 山田修司 43手、パラ11月大半期賞
1票 15作品(略)
・長編の部
10票 高橋恭嗣 411手 パラ4月院半期賞 「木星の旅」
4票 有吉澄男 111手 パラ3月院半期賞 「チップイン」
4票 井上徹也 265手 パラ7月院半期賞 「風の精霊」
3票 添川公司 235手 近将12月 「妖精2」
1票 2作品(略)
投票者は14名で、うち9名がネット投票。まだまだ寂しい数字だが、ネットに投票フォームを作った効果はあったようだ。こういう事前の発表などで、参加感を高めていけば、一般投票も増えていくかもしれない。残念だったのは、誌面の都合だろうが、図面もなく、コメントもお二人分のみだったこと。誌上ではなかなか難しいかもしれないが、投票期間中、1票でも投票があったら、ネット上で作品と推薦者のコメントを紹介するようなことをすれば、もっと盛り上がるだろう(詰将棋400年記録大賞のときやった方式)。
看寿賞投票(2)
2005年3月24日、なんでもありで、看寿賞投票(2) 「・・・ 将世からの候補作を。全部見るのは面倒なので3月号に載ってた詰将棋サロンの最優秀作選考会の記事に8作載ってるのでそこから。
8月号サロン谷口均氏 詰まない詰まないと一部で話題になった作品。話題になってたので自分で解いちゃいました。たぶん将世の中で唯一解いた作品。41飛のぶち込みが凄い手。文句なくナンバー1だと思いましたが。
10月号山田修司氏 並べてみたらとにかくよかった。手順的に好み。
というわけでこの2つが将世からの候補ですね。 ・・・ 」
看寿賞投票
2005年3月23日、なんでもありで、看寿賞投票 「たしか3月31日までだと思いますがパッと思い浮かぶ作品がない。岡村さんの玉座裸玉と木星の旅ぐらいかなぁ、特に印象に残ってるのは。やっぱりこの2つが頭一つ抜けてる感じ。あと大学院都煙シリーズのチップイン、古都あたりかな。いばらの森・妖精2も話題になったな。去年(2003年)なんかは「詰将棋やり始め」でパラの作品は全部目を通すようにしてたけど、2004年のはやっぱり解いてないから全然覚えてなくていかんなぁ。一応看寿賞まとめのページ(笑)にトラバ送っておきます。(TETSUさん、まとめご苦労様です。) 具体的な作品名とか書いてるとこれに投票しろと煽動してるみたいでまずいかな。」
いえいえ、やはり具体的に名前があがらないと投票しにくいから、どんどん「候補の候補」をあげましょう。ここへのコメントかトラックバック、あるいはおもちゃ箱掲示板で、みなさんもよろしく。2ちゃんねるの【詰将棋】これが神局だ!!! その2でもいくつか候補があげられている。
2月6日 「今のところ名前があがったのは 短編:有吉氏 中村氏 中編:山田氏 長編:「妖精2」「木星の旅」 「チップイン」 」
完全の証明とは、、
2005年3月13日、万叶@ BtVSで、完全の証明とは、、 「看寿賞の件に関しての、やなさんのコメントに 「ネット作品で難しいのは完全の証明でして、」 という箇所があった。完全の証明が難しいというのは、詰将棋全般に当てはまるような気もする。多分、なにか、うかがい知れないことがあるのだろうね。ネット作品で完全の証明が難しかったものはどれだったのだろう? 一体どれくらいの作品数が、、?」
神無七郎さんよりコメント
2005年3月8日、神無七郎さんよりコメント 「・・・ネット発表作を今年度の看寿賞の対象としないことは、昨年の全国大会の幹事会(http://ztrhome.cside.com/zentusyo/zen2004/zenhokoku.html 参照)で決まったことであり、選考委員がこれを勝手に覆すことはできません。 ・・・ しかし、多くの全詰連会員から「ネット上の発表作を正式発表として認めよう」という気運が盛り上がらない限り、今の状態は続くでしょう。私としては「ネット上の発表作を看寿賞の対象にするか」という議論から「ネット上の発表を正式発表の場と認める場合の条件は何か」の議論に早く進むことを願っており、「おもちゃ箱」の「展示室」が、そのモデルケースとして、模範例を示し続けていくことを期待しています。」
ちょっと誤解していました。幹事会の場で看寿賞委員会の報告として「ネット作品のエントリーを認めない」という報告があったので、委員会でそう決めた、と認識していました。しかし、全詰連がネット作品を正式発表と認めるかどうかは、ネットピープルにはあまり興味を引かない感じがするので、当面状況は変わりそうにないですね。時代に取り残されなければいいのですが・・・
看寿賞投票(つづき)
2005年3月7日、風みどりの玉手箱で、看寿賞投票(つづき) 「3月4日のエントリーについてTETSUさんが次のように書かれた。 ・・・ なるほど,ごもっとも。わかりました。前言撤回,投票します。渾身の鑑賞眼をもって選定します。自慢の鑑賞力を,皆で競い合いましょう。各ブログでばんばん議論しながら楽しめばいいのですね。(それにしても,もっと詰将棋を話題にするblog増えないかなぁ。どんどん増えてくると思っていたのだけれど,予想したほど増えてこない) ネット上の投票作品も投票してよいとなると,昨年の 解答選手権戦の出題作や,おもちゃ箱の記録に挑戦にも投票できるということだしな。議論のネタになるかもしれないし,初めに私自身の看寿賞に対する基本的な認識を書いておこう。 ・・・」
やなさんのコメント 「すいません。ネット作品については昨年と同様に対象にしません。TETSUさんは今年の推薦依頼のページを見て、そう解釈されたのでしょうが、これは昨年と同じ文章です。こちらの怠慢かもしれませんが、編集長と変える所だけ話して「後は一緒でいいんやな」で打ち合わせが終わっております。」
うーん。そうなんですか。残念。でも、「対象にしない」と言い切らなくても、投票の結果を見て看寿賞委員会で判断すればいいんじゃないでしょうか。看寿賞の精神からいって、門戸を開くのは当然と思います。ネットでばりばり活躍している委員の皆様が、紙媒体しか相手にしないなどと時代錯誤なことをいうのは、なんか変ですねえ。
風みどりさんのコメント 「詰将棋選手権戦の出題作はどうですか?ネットでのみの発表ではなく,専門誌にも紹介されたような気が……しなかったっけ?」
週刊将棋で紹介されたような記憶が・・・ 記録に挑戦の作品も詰パラで紹介していますね。
やなさんのコメント 「昨年の詰パラ4月号に10図出ていますねぇ。これは対象と言えるんじゃないかと思いますが。ネット作品で難しいのは完全の証明でして、不完全作を選べば審査員の不明と言われても仕方がないし、しかし投票する前に作品検討していたら選考が進まない、というジレンマです。」
看寿賞投票
2005年3月4日、風みどりの玉手箱で、看寿賞投票 「詰パラのサイトで看寿賞の投票ができる。これなら,参加してみようかなという気にもなる。でも,将棋世界や近代将棋は全部見ていないし,詰パラも実はあやしいもんだ。詰パラは隅から隅まで読むのは当然,近将・将世はもちろん,将棋マガジンや将棋ジャーナル,将棋天国に週刊将棋までチェックしていた時代とは違う。日刊スポーツと夕刊ゲンダイも要チェックだったっけ。やはり,今川さんのように,ちゃんと解いている方に投票はおまかせしよう。それとも,参加する精神が大切なのかなぅ。 」
同じように考える方が多いのか、例年投票者が極端に少ない。しかし、この投票は、看寿賞を決定するための投票ではなく、候補作をいろいろな人からの投票によって広くピックアップするのが目的であるから、自分が見ている範囲で看寿賞にしたい作品があったら投票すれば良いのだと思う。何より看寿賞は全国大会とあわせ、年1回のお祭りだから、盛り上がらないとおもしろくない。どんどん投票しましょう。昨年はネット上の作品は議論の末対象外とされたが、今回は 「毎年1月1日から12月31日までに発表されたすべての詰将棋作品を対象とする(新聞・雑誌・単行本等の作品は、その発行の日付による)」 とあり、ネット上での発表作品を投票しても良いようだ。
看寿賞推薦のお願い
2005年3月1日、詰将棋パラダイスで、看寿賞推薦のお願い 「平成16年度看寿賞の候補作品を下記フォームから推薦することができます。」
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コメント
ちょっと誤解があるようなので、説明しておきます。
>ネットでばりばり活躍している委員の皆様が、紙媒体しか相手にしないなどと時代錯誤なことをいうのは、なんか変ですねえ。
実を言うと、看寿賞の選考委員には「何を看寿賞の対象にするか」を決める権限はありません。
これを決めるのは全詰連の幹事会です。
ネット発表作を今年度の看寿賞の対象としないことは、昨年の全国大会の幹事会(http://ztrhome.cside.com/zentusyo/zen2004/zenhokoku.html 参照)で決まったことであり、選考委員がこれを勝手に覆すことはできません。
もちろん、選考委員は「何を看寿賞の対象にするか」について意見を述べることはでき、ネット発表作を看寿賞の対象に加えるかどうか、ということも昨年の選考時の議題に上がりました。
私個人の意見としては、ネット上の発表作であっても、一定の要件を満たしていれば、紙媒体の発表作と同等の扱いをすべきだと思っており、選考委員間の議論の中でもそれを表明しています。
しかし、多くの全詰連会員から「ネット上の発表作を正式発表として認めよう」という気運が盛り上がらない限り、今の状態は続くでしょう。
私としては「ネット上の発表作を看寿賞の対象にするか」という議論から「ネット上の発表を正式発表の場と認める場合の条件は何か」の議論に早く進むことを願っており、「おもちゃ箱」の「展示室」が、そのモデルケースとして、模範例を示し続けていくことを期待しています。
投稿: 神無七郎 | 2005.03.08 13:46
囲碁将棋チャンネル「将棋まるごと90分」の今週のゲスト棋士は井上慶太八段、つまり船江恒平二段のお師匠さん。
囲碁将棋チャンネルのページ( http://www.igoshogi.net/ )の「番組紹介」でも触れられていたので期待して見てましたが、山田史生さん児玉多恵子さんとのトークのコーナーでセットの卓袱台の上には詰パラ7月号、そして船江さんの看寿賞のお話や、受賞作のページの見開きもありました。
そういえば昨年のこの時期にも谷川九段が出演されて、詰パラと看寿賞のページなど紹介されていましたね。
なお、再放送は今週の金曜深夜(24:00)と日曜昼(12:00)とのことです。
投稿: 岡村孝雄 | 2005.07.12 23:52