第1回週将アマCOM平手戦
[2006年5月13日最終更新]
2006年2月5日、東京・一ツ橋の毎日コミュニケーションズ本社で、週刊将棋主催の「第1回週将アマCOM平手戦」が行われた。アマ強豪5人と将棋プログラム5作の団体戦というユニークな大会。結果は週刊将棋で順次掲載され、持ち時間の長い1回戦が2-3、短い2回戦が1-4といずれもCOMの勝利に終わった。通算アマ3勝、COM7勝。
1回戦 持ち時間60分、切れたら1分 人間奇数先、COM偶数先
第1局 加部 康晴 VS 勝 ボナンザ 五将(週刊将棋3月1日号)
第2局 細川大市郎 勝 VS YSS 四将(週刊将棋3月8日号)
第3局 美馬 和夫 VS 勝 IS将棋 三将(週刊将棋3月15日号)
第4局 横山 公望 勝 VS KCC 副将(週刊将棋3月22日号)
第5局 小林 康俊 VS 勝 激指 大将(週刊将棋3月29日号)
2回戦 持ち時間20分、切れたら30秒 人間偶数先、COM奇数先
第1局 細川大市郎 VS 勝 ボナンザ 五将(週刊将棋4月5日号)
第2局 美馬 和夫 VS 勝 YSS 四将(週刊将棋4月12日号)
第3局 横山 公望 VS 勝 IS将棋 三将(週刊将棋4月19日号)
第4局 小林 康俊 勝 VS KCC 副将(週刊将棋4月26日号)
第5局 加部 康晴 VS 勝 激指 大将(週刊将棋5月3日号)
・週刊将棋のアマ強豪-COMの団体戦の写真 (YSSと彩のページ)
・週将アマCOM平手戦 (将棋パイナップル)
関連情報: コンピュータ将棋2019 2018 将棋ソフト・コンピュータ将棋
2006年5月12日
2006年5月3日
- 激指 意表手連発で加部を翻弄 自戦記 加部康晴 (週刊将棋 5月3日号)
「・・・ 1回戦は2-3で敗れた人間側が、持ち時間の短くなった2回戦でリベンジを図ったが1-4で敗れ返り討ちにあった。 ・・・」
2006年5月2日
- 第1回週将アマCOM平手戦 最終結果はコンピュータの7勝3敗 (勝手に将棋トピックス)
「・・・ 週刊将棋5月3日号で第1回週将アマCOM平手戦の掲載が一通り終了しました。双方5名ずつの団体戦で、持時間60分+秒読み60秒の1回戦がコンピュー
タの3勝2敗、持時間20分+秒読み30秒の2回戦がコンピュータの4勝1敗と、コンピュータが強さを見せる結果となりました。 ・・・」
2006年5月1日
2006年4月29日
- 週間将棋4月26日号を斜め読み (囲碁・将棋ソフト開発日誌)
「・・・ ほぼKCC将棋の勝ちだというところまでいったが、KCC将棋のミスと小林氏の「自陣を危険にして攻めさせる」という巧みな終盤術で逆転してしまった。 ・・・ もう一つ注目すべき記事が載っている。それは「COM将棋の先駆者たち」という囲み記事。 ・・・」
2006年4月27日
- 第1回週将アマCOM平手戦その3 (将棋の時間ですよ)
「アマ逆転で1勝!!! 小林アマがKCCに逆転勝ち。 ・・・」
2006年4月26日
- 小林 終盤術で逆転勝利 自戦記 小林庸俊 (週刊将棋 4月26日号)
KCC将棋が持ち味を発揮、一時は形作りの心境だった小林さんだが・・・
2006年4月22日
- 週間将棋2週分を斜め読み (囲碁・将棋ソフト開発日誌)
「買ったけど読んでいなかった4月12日、4月19日号の週間将棋を一気に読んだ。購入の目的は「週将アマCOM戦*1」が見たいから。 ・・・」
- 平成版名人戦移行問題とコンピュータ将棋で考える (一棋客の思考の欠片)
「・・・ 面白かった記事はアマCOM平手戦の記事。IS将棋のプログラマーの棚瀬さんが書いた記事だった。コンピュータはすでにアマトップを凌駕しつつある。 ・・・」
2006年4月20日
- 第1回週将アマCOM平手戦その2 (将棋の時間ですよ)
「2回戦COM、3連勝! ・・・ 将棋ゲームや本、用品などをいろいろな角度かられびゅーするブログを立ち上げてみました。 ・・・ 将棋びゅーびゅーれびゅー」
2006年4月17日
- 第1回週将アマCOM平手戦 (将棋の時間ですよ)
「3勝2敗でCOMチーム勝利 ・・・」
2006年4月12日
- 撃破 hiroさん (コンピュータ将棋や囲碁の掲示板)
「週将アマCOM戦の第2回戦はYSSが美馬さんを撃破しましたね。詰めろのがれの詰めろで勝つとは実に恐れ入りました。 ・・・」
2006年4月5日
- 今週の週刊将棋に森田さんが 山下さん (コンピュータ将棋や囲碁の掲示板)
「今週(4月5日号)の週刊将棋には「細川大市郎さん - ボナンザ戦」が掲載されているのですが、囲み記事で森田さんが記事を書かれています。最近出版された「蘇るPC-8801伝説 永久保存版」でも森田さんがかなり大きく取り上げられています。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4756147305/
囲碁将棋ソフトさんの記事はこちら。
http://d.hatena.ne.jp/igo_shogi_soft/20060324
ちなみに来週の週刊将棋では「美馬和夫さん-YSS戦」の私の操作記? が載る予定です。 」
- 凶暴! ボナンザ攻めが炸裂 観戦記 松本博文 (週刊将棋 4月5日号)
ボナンザは2回戦でもアマ強豪(細川大市郎さん)を破る
2006年4月1日
- 週刊将棋の企画はアマ2勝、COM3勝で前半戦終了 山下さん (コンピュータ将棋や囲碁の掲示板)
「・・・ 来週以降は2回戦(持ち時間20分30秒)となります。次週は「細川大市郎さん- ボナンザ」戦が掲載される予定とのことです。 ・・・」
2006年3月30日
- だ~か~ら~・・・・(笑) (かおりんふぁんこてくんのひまつぶし自分史)
「最近『将棋ソフト』とアマ強豪(こてくんだと『2枚落ち』でも歯が立たない超強者です)の対決が『週刊将棋』と言う新聞に書かれていて、なんと今の所・・・・ソフト君が勝ち越してします。 ・・・」
2006年3月29日
- 週将アマCOM平手戦 1回戦はコンピュータの3勝2敗 (勝手に将棋トピックス)
・詰将棋メモ: 第1回週将アマCOM平手戦
「アマチュア強豪と将棋ソフトによる5名1組の団体戦「第1回週将アマCOM平手戦」の1回戦までの結果が出揃いました。結果は3勝2敗で将棋ソフトの勝ち越し。1回戦では持ち時間60分秒読み60秒でしたが、2回戦では持ち時間20分秒読み30秒に短縮してまた同様の対局を行います。将棋タウンのメールマガジン「週刊・将棋タウン便り」第17号では次のように分析されています。
「手数を見ると面白いのですが、ソフトの勝った手数は、84手(激指)、92手(東大)、84手(ボナンザ)と比較的短手数なのに比べると、人間の勝った手数は180手(横山さん)、182手(細川さん)と長手数です。実は自分がソフトと指す時でも、勝つ時は150手を超えますが、逆に負ける時はやはり100手以下であることが多いのです。これはどういうことかと言うと、切り合いに持って行くと、ソフトの鋭い攻めに受けきれずに土俵を割ってしまい短手数で負けてしまう。勝つ時は、中盤大差を付けて、じりじりと差を詰められないように終盤まで持って行く。それでもソフトは腐らずに丹念に受け続けるので、長手数になってしまう、ということなのでしょう。 週刊・将棋タウン便り 」 ・・・」
2006年3月15日
- コンピュータも時間がある方が自信あり (Cablog Annex)
「・・・ 先般書いた(http://d.hatena.ne.jp/musmmd/20060305)ように当初前半の5戦はアマ有利だと確信していたのだが、かなり苦しくなってきた。 ・・・」
- 壁銀IS 寄せで1手勝ち 1回戦第3局 美馬和夫 vs IS将棋戦 自戦記 美馬和夫
(週刊将棋 3月15日号)
1回戦第3局(三将戦)▲美馬和夫△IS将棋の結果は、92手でIS将棋の勝ちでした
2006年3月13日
2006年3月8日
- 宣言通りソフトを攪乱 1回戦第2局 細川大市郎 vs YSS戦 自戦記 細川大市郎
(週刊将棋 3月8日号)
2006年3月5日
- 対コンピュータ、ヘボの対策 (Cablog Annex)
「週刊将棋のアマCOM戦の初戦、加部さんがまず一敗したのにはちとショックを受けた。 ・・・」
2006年3月3日
- 週将アマCOM平手戦 Bonanzaがまず1勝 (勝手に将棋トピックス)
「2月6日に週刊将棋で将棋ソフト対アマ強豪の団体戦企画と
して紹介した第1回週将アマCOM平手戦の1回戦第1局の観戦記が、2月27日発売の週刊将棋3月1日号に掲載されました。▲加部康晴氏
対△Bonanzaの対局は持ち時間1時間秒読み60秒で行われ、結果は84手で後手の勝ちでした。(この対局で使われたBonanzaは未公開の開発中
バージョンです。) ・・・」
2006年3月1日
- COMの終盤力信じ敗着 噂のボナンザ 強豪加部を倒す 観戦記 松本博文
(週刊将棋 3月1日号)
ボナンザ作者、保木邦仁さんの記事も掲載
2006年2月27日
- 『UMAハンター馬子 闇に光る目』(田中啓文、Gakken) (コーヘイの読みぬけ日記)
「週刊将棋で、アマチュアとコンピュータが対決するという、非常に興味深い企画が行われている。第1戦は加部康晴氏VSボナンザで、なんと、ボナンザが
勝ってしまった。棋譜を見る限り、ボナンザらしい、一見無手勝で筋悪だが力強いという特長が出ていると思う。ところで対ボナンザには最近、初手▲5八飛が
いいということを発見 ・・・」
2006年2月25日
- KCC将棋が新潟県新春将棋大会に参加 山下さん (コンピュータ将棋や囲碁の掲示板)
「週刊将棋の22日号からですが、KCC将棋が新潟県新春将棋大会に参加して
予選を通過して、本戦準決勝で早川俊さん(県代表の常連)に敗れた、という記事が出ています。
また、週刊将棋主催のアマ強豪-コンピュータ戦は5局の序盤の様子が掲載されています。
29日号から自戦記・観戦記が掲載される予定とのことです。」
2006年2月23日
- めでたい話など (松本博文ブログ)
「・・・ 「週刊将棋」来週号(3月1日号)に掲載される加部康晴アマ-ボナンザ戦の観戦記を担当させていただいたのだが、その中で、10秒将棋におけるボナンザは
奨励会二段半の実力があると書いた。何人もの棋士や奨励会員に意見を求めたところ、異論はほとんどない。それなりのPCで動くボナンザに何番も棒で勝てる
のは、強い三段クラス以上だと思う。 ・・・」
2006年2月6日
- 将棋ソフト対アマ強豪の団体戦の話題
・週刊将棋の企画に参加してきました(FPGAで将棋プログラムを作ってみるブログ)
・昨日の話し (パパグマ日記)
・アマとコン君の対抗戦 (かおりんふぁんこてくんのひまつぶし自分史)
- 週刊将棋で将棋ソフト対アマ強豪の団体戦企画 (勝手に将棋トピックス)
・週刊将棋の企画に参加してきました(FPGAで将棋プログラムを作ってみるブログ)
「週刊将棋の企画でで将棋ソフト対アマ強豪の5対5の団体戦が行われたそうです。週刊将棋2月22日号から掲載が始まります。将棋ソフトチームの陣営は、
激指、KCC将棋、IS将棋、YSS、Bonanza。つまり、これまでの四強+Bonanzaという構成ですね。5月の第16回世界コンピュータ将棋選
手権を前にどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか、そしてアマ強豪がソフト相手にどんな対策を見せるのか注目されます。 ・・・」
- 週刊将棋でアマ強豪対コンピュータの団体戦の企画 山下さん (コンピュータ将棋や囲碁の掲示板)
「週刊将棋の企画で、アマ強豪5人対コンピュータ5チームの団体戦の記事が
2月22日号からしばらく連載されるとのことです。
2月8日号には予告が載っていて、
アマ強豪側は
横山公望さん、加部康晴さん、小林庸俊さん、美馬和夫さん、細川大市郎さん、の5人で
コンピュータ側は激指、KCC将棋、IS将棋、YSS、Bonanza、の5チームです。
対局は2回戦で1局目が60分60秒、2局目が20分30秒となっています。」
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