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九州Gフェアリー別館第8回出題

[2006年8月10日最終更新]
Fairy of the Forest - 九州G作品展フェアリー別館で、第8回出題。課題は詰手数の末尾が7(協力詰)。7月28日締切。8月9日結果発表。これまでの出題は下記を参照。
 ・第1回 結果発表 清涼詰(協力詰)
 ・第2回 結果発表 持駒なし(協力詰)
 ・第3回 結果発表 還元玉(協力詰) ==> 九州G作品展フェアリー別館第3回出題
 ・第4回 結果発表 詰上りアルファベット(協力詰) ==> 九州Gフェアリー別館第4回出題
 ・第5回 結果発表 合駒三種以上(協力詰) ==> 九州Gフェアリー別館第5回出題
 ・第6回 結果発表 趣向作(協力詰) ==> 九州Gフェアリー別館第6回出題
 ・第7回 結果発表 不成三種以上(協力詰) ==> 九州Gフェアリー別館第7回出題


第8回出題の自作について
2006年8月10日、小峰耕希さんよりコメント(全文は下のコメント欄を)
「待望の結果発表がありました。酒井さん、お疲れ様です。自作に対する評価は意外でした。 ・・・ 長編を作りたい時には、'70年代の長編作品を鑑賞するのが良さそうです。 ・・・」

九州G作品展フェアリー別館第8回出題結果発表
2006年8月9日、Fairy of the Forest - 九州G作品展フェアリー別館で、第8回出題結果発表
「・・・ 解答者は、榎○・小峰耕希・隅の老人B・たくぼん・もず・森茂・若林(五十音順、敬称略)の7名。 ・・・」

皆様にお願い
2006年7月1日、おもちゃ箱掲示板で、小峰耕希さん
「今日から九州Gフェアリー別館第8回作品展が始まりました。「詰手数の末尾が7」の協力詰が12局出題されているのですが、その第10番が自作です。手数は77手と長いですが内容はくるくる級のつもりですので、皆様是非ご解答下さいますようお願い申し上げます。 ・・・」

いろいろビックリ!
2006年7月1日、詰まった!!で、いろいろビックリ!
「・・・ 九州Gフェアリー館で何かが起こっている!? はじめから持ち駒一色図式の嵐、(作者は一緒だけど) と金がたくさんある図が多かったり、趣向詰の時とそっくりの問題がでたり・・・。やはりこういう課題は自由でいいですな。」

九州G作品展フェアリー別館第8回出題
2006年7月1日、Fairy of the Forest - 九州G作品展フェアリー別館で、第8回 出題
「7 月開催にちなんで「詰手数の末尾が7」を課題としたところ、集まったのは合計12局。最短7手、最長107手です。当初は、長編が小峰氏の77手一局しか なく、バランスを懸念していましたが、締切間際に森氏の長編三局が届き、ちょうどいいバランスとなりました。なお、08-06 荻絵氏作は、受方の持駒が制限されていますので、ご注意ください。解答締切は7月28日。一題でも解けた方は、ご解答・ご感想をお寄せください。 酒井博 久」

九州Gボツ作
2006年6月29日、YOMUKA FAIRY MEMOで、九州Gボツ作
「結局応募できる作は出来ず。 ばか詰 17手 ・・・ あまりにも追い詰めの詰む将棋ってことで。簡素なのは良いんですけどね。」

九州g&看寿賞
2006年6月28日、たくぼんの解図日記で、九州g&看寿賞
「・・・ 気付いたら九州Gフェアリー別館の課題作の締切が今日ではないですか。慌てて創りかけの作品やら在庫品を吟味するもののあまり納得できるものがありませ ん。とはいえ不参加はまずいので、2作を投稿します。多分、解答者に怒られるのが必至の作品です。お楽しみに・・・。1作納得出来ずにボツにした作品 を・・・ たくぼん作 ばか詰 7手 ・・・」

九州G作品展フェアリー別館第8回課題発表
2006年5月1日、Fairy of the Forest - 九州G作品展フェアリー別館で、第8回 課題発表
2006年05月01日: 課題発表: 詰手数の末尾が7(協力詰)
2006年06月28日: 投稿締切
2006年07月01日: 出題
2006年07月28日: 解答締切
2006年08月01日: 結果発表 」

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コメント

待望の結果発表がありました。酒井さん、お疲れ様です。

自作に対する評価は意外でした。多くの方が50手目辺りまでの趣向をメイン、それ以降を付け足し(或いは蛇足)と捕らえてらっしゃるようでした。
作者の意図と違う捕らえ方をされてしまうのは、作図技術が未熟な証左なのですが、一応弁明させて頂くと、工夫したのは収束で、趣向手順は既成とか存在意義無しと言われても仕方の無い物なのです。
収束に駒を殆ど使わなかった事によって、この趣向を最大化出来たのが売りと言えばそうなのですが、僕自身で確認出来ただけでも、同類の趣向は1970年代の加藤徹氏の作品であらわれているのです(詳しくは「加藤徹全作品」を参照下さい)。また最近では、パラ5月号フェアリーランド②中出氏作が、やはり冒頭で似た趣向を使っています。ただしこれらの前例は収束で凝ったパターンが多く、そこで駒を大量に使わなければならないため、序の趣向が途中から始まってしまったような印象を受ける場合もあります。
創作過程において、強いて手数合わせと呼べそうな部分があったとすれば、それは冒頭の成桂追いです。僕はこちらを蛇足と言われないか心配だったのですが、それは無かったようです。
たくぼんさんが言及なさっている、98歩に対する応手の問題ですが、実は僕も創作当初は96に駒を置いていましたが、途中で不必要と気付き省いたのです。なのでつい96玉と引きたくなるところかも知れません。また「8四金→8五金なら79手」という提案がありました。これは僕も考えた所で、もし成立していればカピ展に投稿しようと思ったのですが、残念ながら余詰があります。

あとこれは今回の作図を通じて感じた事なのですが、長編を作りたい時には、'70年代の長編作品を鑑賞するのが良さそうです。非限定が沢山あったりして、粗削りとも言えるのですが、構想自体は全く古くなっていないし、前述の非限定の存在が、自分ならこうやって限定してみようかな、といじってみる余地を与えてくれています。
逆に現代の洗練路線の作品を解いてしまうと、完成品を前に手の出しようが無かったりするんですよね。
そういう意味では、自作を全て整理して公開して下さっているTETSUさんは、とても有り難い存在です。
他の作家の方々も是非過去作を公開して下さい。それが新人にとっては良い教材になります。宜しくお願します。

投稿: 小峰耕希 | 2006.08.10 06:15

先ほどのコメントの中で、一ヶ所間違いがありました。
たくぼんさん提案の、84金→85金の79手案について、調べたが余詰と書いたのですが、これは勘違いで、調べていなかったようです。84金→85金案は成立していました。また、84金→94金案も79手で成立していました。形は後者の方が良さそうですね。
いずれにしても、たくぼんさん、ご指摘有り難うございました。

投稿: 小峰耕希 | 2006.08.10 06:35

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