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駒場和男「ゆめまぼろし百番」

[2023年12月13日最終更新]
以前から期待されていた駒場和男さんの作品集「ゆめまぼろし百番」がついに完成した。

 ・ゆめまぼろし百番 (MYCOM BOOKS)

・著者:駒場和男 ・予価:3,990円(税込) ・A5判 384ページ
・ISBN4-8399-2104-0 ・発売日:2006年06月28日
■内容紹介 大物作家駒場和男氏による、初の詰将棋作品集です。問題はカバー表紙作を含めて全部で101問。「図巧」「無双」と同じく※全格玉配置の作品集になっています。 駒場氏は、史上初となる※都煙詰を1967年に発表(作品名「夕霧」)するなど、常に詰将棋の可能性に挑んできた詰棋作家です。本書は氏の代表作とその評、そして本人による解説を載せましたので、ぜひその構想の妙と美しい手順を盤に並べて味わってください。

 ・駒場和男 (将棋パイナップル
 ・駒場和男 (虚空の雲(仮)


駒場和男は凄い作家なんだ
2023年12月13日、つみき書店で、 駒場和男は凄い作家なんだ

詰将棋の鬼、道なき道を行く 「ゆめまぼろし百番」
2017年11月9日、将棋情報局で、詰将棋の鬼、道なき道を行く 「ゆめまぼろし百番」
「オンデマンド版として復活することになった「ゆめまぼろし百番」について看寿賞作家の角さんに語っていただきました ・・・」

「詰将棋の鬼」駒場和男さんの作品集がオンデマンドで復活
2017年10月2日、将棋情報局編集部@mynavi_shogi
「「詰将棋の鬼」駒場和男さんの作品集がオンデマンドで復活しました!「ゆめまぼろし百番 プレミアムブックス版」先行予約受付中。 ・・・」

御殿山囃子は余詰?
2014年1月19日、おもちゃ箱掲示板で、anonymousさん 駒場和男氏「ゆめまぼろし百番」第98番(「御殿山囃子」)のキズ
http://hirotsume.blog.fc2.com/blog-entry-226.html
↑上記で、駒場氏「ゆめまぼろし百番」第98番(「御殿山囃子」) について、127手目9四銀成のところ、8五歩でも、以下本手順に準じて詰むとの指摘がありますが、このキズは余詰と評価するか、中岐れの一種と見るか、どちらの見方が一般的でしょうか。」
2014年1月27日、桃燈さん
「・・・ 詰将棋の欠片において指摘されている手順が正しいのであれば、本手順とは異なり127手目85歩の手順は玉方85歩が盤上から消えることになります。手順前後や迂回手順、中分かれ余詰が「同一局面への合流」を前提とした概念であるとするならば、この手順は手順前後や迂回手順、中分かれ余詰と言うことは出来ないことになります。 ・・・」
2014年1月27日、anonymousさん
「・・・ 私としては「御殿山囃子」は好きな作品のひとつですので、余詰であるなら大変残念です。」

TETSU: ゆめまぼろし百番はコンピュータ検討されていて、この順も検出されているはずなので、駒場さん(あるいは検討者)はキズと判断してそのまま修正しなかったのかもしれない。余詰をどこまで許容するかはルールで厳密に決められているわけでなく出題者の裁量になるので、人によりいろいろな考え方があるし、解答募集する場合と解答付きで作品集に収録する場合では判断が異なるかも。

六冠馬に余詰
2013年12月6日、おもちゃ箱掲示板で、カスヤさん 六冠馬について 
「・・・ 駒場和男氏の「六冠馬」(『ゆめまぼろし百番』収録図、以下「ゆ図」、画像添付しました)には早詰があります。 ・・・ 近代将棋発表図(以下「近図」)はこの早詰を逃れています。(近図と作意手順:http://hirotsume.blog.fc2.com/blog-entry-139.html) しかし近図、ゆ図共に作意誤設定ならびに余詰があります。 ・・・」

ゆめまぼろし百番、変化が割り切れていない
2013年2月26日、おもちゃ箱掲示板で、EOGさん 駒場和男「けものみち」及び「春雷」の変化について
「「ゆめまぼろし百番」第72番「けものみち」及び第77番「春雷」は変化が割り切れていないようなので記しておきます。 ・・・」
2013年2月27日、EOGさん 「かぐや姫」は煙っていない?
「「ゆめまぼろし百番」第87番「かぐや姫」(97手詰)の変化にも疑問が。 ・・・」
2013年3月14日、かぐや姫弁護人さん RE: 「かぐや姫」は煙っていない?
2013年3月15日、TETSU RE: 「かぐや姫」は煙っていない?
2013年3月15日、かぐや姫弁護人さん RE: 「かぐや姫」は煙っていない?

ゆめまぼろし百番
2012年8月25日、おおた 葉一郎のしょーと・しょーと・えっせいで、ゆめまぼろし百番
「・・・ どうやって作れるのか見当も付かない力作揃いなので作品についての評は書けないが、ちょっと感じたのは、作品に対する作者自身の評価。結構、「こんな難しい問題は自分以外にはできないだろう」的な自賛型の記述が多いように思える。逆に、巨椋鴻之介氏の詰将棋本、「禁じられた遊び」では、自作について、謙虚過ぎる自虐的な評価ばかり並んでいたような気がする。 ・・・」

ゆめまぼろし百番
2012年1月9日、バビル3世の PC関連 & お勧め映画、書籍そして将棋で、ゆめまぼろし百番
「・・・ 舟江4段が以前に 駒場和男著のゆめまぼろし百番は、素晴らしいと絶賛している記事を読んだことをふと思い出しました。そこで その本を取り出してきて、1局並べてみると絶句するくらい精密に勝つ巧妙に作られている詰将棋を目にしました。百番とも素晴らしいのですが、指し将棋には向きませんが芸術です。その30番を紹介します。 ・・・」

波乱万丈
2012年1月7日、おもちゃ箱掲示板で、 通行人Bさん 波乱万丈
「・・・ 今年の干支でも有る龍の追廻は易しいパターン。ところが収束に入る590手前後が急に難しくて手が停止して苦心惨憺。すなわち難解派が作る長手数物の波乱盤上が波乱万丈の由縁だと思いました。」

波乱は盤上でのみ
2012年1月6日、 ZEROのゆるやかクライミングで、波乱は盤上でのみ
「本年の将棋駒の指し始め、、、ならぬ駒の置き始めは615手詰 難解派の詰将棋作品集「ゆめまぼろし百番」から第97番「波乱万丈」 今年の干支に当たる龍で玉を追廻す趣向作品だったのだが趣向に有りがちな平易さは2箇所の核心部で吹き飛び苦労の末に解図。 ・・・」

ゆめまぼろし百番 10 まぼろし城
2011年12月6日、将棋・上達の探求(将棋入門・初段・五段・将棋が強くなるブログ)で、ゆめまぼろし百番 10 まぼろし城
ゆめまぼろし百番 [単行本] / 駒場 和男 (著); 毎日コミュニケーションズ (刊)
最近この本を手に入れた。早速取り掛かっている。意外と何とかなりそうな問題もある。その中でも手数の短い問題を載せてみる。マニアやコレクターは、是非手元において挑戦してほしい。今回は、「10 まぼろし城」で39手詰である。 ・・・」

ゆめまぼろし百番 作品リスト
2007年11月15日、afroblue2001の日記で、ゆめまぼろし百番 作品リスト

「天才」詰将棋作家厳選の百番
2006年12月4日、yicr日記で、「天才」詰将棋作家厳選の百番
「・・・ 将棋をよくやっていた頃も詰め将棋の本はほとんど読んでいなかった。(ここ何年かはほとんど将棋をやっていない)そのせいかこんな人知らなかった。“100年に1人の天才詰将棋作家”らしい。とにかく凄い人だそうです。 ・・・」

ゆめまぼろし百番
2006年9月16日、だっちょの「成すがままに」で、ゆめまぼろし百番
「僕もこの間買いました、ゆめまぼろし百番 。カバーにも詰将棋がありましたが、ひとまず解こうと思ったのが第二番の「妖棋伝」(作品の『妖しい手順、以下捌きに捌く』というコメントにひかれました)。図はこちら。 ・・・」

ゆめまぼろし百番と長編詰将棋の世界
2006年9月14日、将棋タウンで、ゆめまぼろし百番と長編詰将棋の世界
「内容をちょっと見てみたら・・・。うーん、すごい。凄すぎる。まだ、全体の感じと3問しか解いてないのに。そこで、今回は、この本の話にかけて長編詰将棋のすばらしさを伝えられたら、と思い書いてみることにした。(長いよ) ・・・」

『ゆめまぼろし百番』の書評
2006年8月22日、勝手に将棋トピックスで、『ゆめまぼろし百番』の書評
  ・今週の本棚:若島正・評 『ゆめまぼろし百番』=駒場和男・著(毎日新聞)
  ・書評 駒場和男『ゆめまぼろし百番』Problem Paradise
  ・詰将棋メモ: 駒場和男「ゆめまぼろし百番」
「若島正氏による『ゆめまぼろし百番』の書評。 ・・・ 私もこの作品集を買って読んでみたのですが(解いてはいません)、何というか圧倒されて言葉が出ませんでした。『図巧』や『無双』と違うのは、本の中に作者本人のことばが含まれていること。その部分を読むだけでもすごさが伝わってきます。 ・・・」

毎日新聞に「ゆめまぼろし百番」の書評
2006年8月21日、風みどりの玉手箱で、毎日新聞に「ゆめまぼろし百番」の書評
「・・・ これは,いわゆる「最大級の賛辞」でしょうね。入手したまま,積読になっているのですが,キューを組み替えて読んでみようかな。(解いてみようかな,と言えない所が恥ずかしい)」

書評 駒場和男『ゆめまぼろし百番』
2006年8月21日、Problem Paradiseで、ただし書き書評 駒場和男『ゆめまぼろし百番』

詰将棋の「長編小説家」が作った芸術
2006年8月21日、詰将棋 駒の舞(別館)で、詰将棋の「長編小説家」が作った芸術
「2006/8/20の毎日新聞の本の書評欄で、若島正氏が駒場和男氏の「ゆめまぼろし百番」を取り上げています。今回の本ブログのタイトルが、その書評のタイトルです。専門誌の紹介よりも詳しい紹介が一般新聞に載る事自体が珍しく、専門誌の扱いの小ささをあらたに疑問に感じます。 ・・・ 第53番:純と歩図式 ・・・」

今週の本棚:若島正・評 『ゆめまぼろし百番』=駒場和男・著
2006年8月20日、MSN毎日インタラクティブで、今週の本棚:若島正・評 『ゆめまぼろし百番』=駒場和男・著
「◇詰将棋の「長篇小説家」が作った芸術 ・・・ 昭和に入って、詰将棋の世界が華やかな進歩を遂げ、アマチュアの詰将棋作家たちが輩出したとき、彼らがまず目標にしたのは看寿と宗看であり、『図巧』や『無双』を超えることであった。ここで取り上げる、昭和を代表する詰将棋作家である駒場和男の『ゆめまぼろし百番』は、そのような夢を実現した、後世に伝えられるべき作品集である。 ・・・ 今後、将来の名人を目指す人間は、『図巧』と『無双』に加えて、この『ゆめまぼろし百番』を自力で解くことが必修科目になるだろう。いやそれだけではない。本書を繙(ひもと)き、駒場和男の思考の軌跡をつぶさに追う者はみな、盤と駒が生み出す妖(あや)しい魔術に驚嘆し、詰将棋という「ゆめまぼろし」の芸術に一生を捧げても惜しくないと思うだろう。」

毎日新聞に
2006年8月20日、おもちゃ箱掲示板で、やなさん
「若島さんの書いた「ゆめまぼろし百番」の書評が出ています。毎日インタラクティブでも読めます。」
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/gakugei/dokusho/news/20060820ddm015070063000c.html

「ゆめまぼろし百番」書評
2006年8月15日、one day,one reviewで、「ゆめまぼろし百番」書評(bk1)
「・・・ 本書は前掲「夢の華」と共に新しい「無双」「図巧」として記憶され、詰将棋史にとって記念碑となる作品集であろう。本書には煙詰の名作「朝霧」「夕霧」「父帰る」等から、「六冠馬」「六法七変化」といった奇跡的な記録作、さらには著者の代名詞でもある超難解作まで、まさに珠玉の百題が収められている。将棋のルールがわかる方であれば、ぜひ一読をお薦めしたい。 ・・・」

ゆめまぼろし百番の67番秘宝について
2006年8月6日、おもちゃ箱掲示板で、山口成夫さん
「間違っていたら申し訳ないのですが、どうも本に載っている手順は変別手順のような気がします。作品そのものの完全性には問題はなさそうですが。詳しくは、私のサイトで。
http://www.asahi-net.or.jp/~xr9s-ymgc/tume/hakken3.html
楽しい詰将棋の世界 - 私の小さな発見

「天才」詰将棋作家厳選の百番
2006年8月4日、asahi.comで、「天才」詰将棋作家厳選の百番
「駒場和男著の詰将棋集「ゆめまぼろし百番」は、毎日コミュニケーションズ刊、税別3800円。“100年に1人の天才詰将棋作家”とうたわれる著者は元商社員で72歳。自作の中から厳選した百番は芸術作品の香り高い傑作ぞろいで、箱入り上製本の保存版。」

第三十五回 ゆめまぼろし百番
2006年7月25日、報國挺身日記で、第三十五回 ゆめまぼろし百番
「・・・ 一番気になっていたのは、無防備煙詰「36人斬」はどうなったのかということ。 ・・・ 呆れたのはキズ指摘に対する作者の主張。「詰方最短」ルールによって、キズではないと言っているのだ。 ・・・」

ゆめまぼろし百番
2006年7月20日、風みどりの玉手箱で、ゆめまぼろし百番
「アマゾンで注文したら翌日には届いた。
じっくり読む余裕はまだないのだが,ぱらぱらと頁を繰っているうちに,
近将に連載されていた「詰将棋トライアスロン」を無性に読みたくなってきた。
どなたかお持ちの方,コピーさせていただけないでしょうか? 「名局リバイバル」「続・名局リバイバル」もちゃんと読んでいないのです。
こちらもお持ちの方,よろしくお願いします。」

『ゆめまぼろし百番』(駒場和男、毎日コミュニケーションズ)
2006年7月17日、コーヘイの読みぬけ日記で、『ゆめまぼろし百番』(駒場和男、毎日コミュニケーションズ)
「これは4000円くらいと高い本だが、それ相応の価値があると思う。命名は変だ、という方は作者のミスディレクションにはまっていると思う。 ・・・」

「ゆめまぼろし百番」について
2006年7月16日、ひげのおじさん(弁理士受験生です) で、「ゆめまぼろし百番」について
「・・・ 名作品の数々についての出典があまりきちんと表示されていないものがあります。非常に有名な作品で出典未表示のものもあり、調べればわかるはずですが、できれば出典と原図は記録のために残して欲しかったところです。 ・・・」

ゆめまぼろし百番が売り上げ11位に
2006年7月15日~、2ちゃんねるの【詰将棋】これが神局だ!!! その3
「売れてたんだ。値段を考えると、けっこう凄いのかも。
http://www.yaesu-book.co.jp/best-seller/bf.htm

久しぶりの更新
2006年7月16日、All by myselfで、久しぶりの更新
「・・・「ゆめまぼろし百番」を購入。福岡のジュンク堂には6冊ありました。手数の短い作品を中心に短評を書かせて頂きましたが、いやー恥ずかしいものです。買われた方は僕の短評をちらっとみて、作品をじっくり見てください。」

「ゆめまぼろし百番」
2006年7月10日、ふしんなぺーじで、詰将棋雑感「ゆめまぼろし百番」
「・・・ 書誌的に不満なのは、初出誌の記載があったりなかったりすることである。作者には考えがあってのことだと思うが、鑑賞する側にしてみれば、やはりこの一点は押さえて欲しかったと思う。そこで『ゆめまぼろし百番』の初出を掲示してみた。いくつか初出誌が分からなかったが、調べ方が悪かったかもしれない。 ・・・」

駒場和男氏の詰め将棋作品集
2006年7月9日、MSN毎日インタラクティブで、こまおと:駒場和男氏の詰め将棋作品を集めた…
「駒場和男氏の詰め将棋作品を集めた「ゆめまぼろし百番」(毎日コミュニケーションズ刊、3990円)が出版された。1955年の初投稿以来100作をまとめた。玉を盤上の81枡に配置、煙詰めなど。 毎日新聞 2006年7月9日 東京朝刊」

ゆめまぼろし
2006年7月8日、Ma vie quotidienneで、ゆめまぼろし
「・・・ 「盤上のファンタジア」(若島正)、「極光21」(上田吉一)、「夢の華」(山田修司)などと並び、絶対に持っておかなければいけない作品集の一つである。出版までに時間がかかったのは、ひとえに推敲と修正作業をひたすら続けておられていたからのようだ。完成までにいかに力が注がれたか、パラパラと眺めるだけでも強烈に伝わってくる。ほとんどが長編のうえに超難解作が多く、まともに鑑賞するには相当の時間が必要になりそうだ。作品解説も、作者の詰将棋に対する考え方が随所に色濃く浮き出ていて興味深い。また、すべての作品に名前がつけられているのも大きな特徴と言えると思う。 ・・・」

ゆめまぼろし百番
2006年7月3日、詰将棋パラダイス掲示板で、のんさん
「昨日「ゆめまぼろし百番」を購入しました。 ・・・ これが出版されるの先月か今月のパラに載ってましたっけ? ・・・ 長年待たされた、戦後最高の詰将棋作家の作品集がいよいよ出版されたというのにあっさりしたものですね。普通の業界なら特集だと思うんですが。それとも編集部も知らなかったのでしょうか? 以前近代将棋で連載してたコラムを再録してほしかった。」
2006年7月5日、編集長さん
「駒場和男さんの「ゆめまぼろし百番」凄い作品集です。10年以上前から話はあって、いつになるのかマニアは皆楽しみにしていたのですが、不完全作の修正に時間を費やされていた様です。あの名作「かぐや姫」も修正されてお目見えです。たぶん、ぎりぎりで発表と、マイコミ側はかん口令をしいていたのでしょう。私共に連絡を頂いたのは、7月号締切りの1日後でした。」
2006年7月8日、のんさん
「緘口令ですか?またなんででしょうね。5往復馬鋸「ギアーチェンジ」が入っていいなかったので意外でした。」

「ギアーチェンジ」は修正図が掲載されている(第68番「世界大戦」)。出展も書いてなく題名も変えていたりするので、発表図との対応を取るのが大変。

長期計画
2006年7月6日、ある棋士の日常で、長期計画
「購入はしたものの、そのほとんどに手をつけていない詰将棋作品集は多い。飾っておくだけではもったいないので、「夢まぼろし百番」の第1問と第2問を解く。さっそく、正解と思った手順が逃げ方を間違えていた。10年がかりで検討・準備した作品集だから、解くほうも長期計画でボチボチと鑑賞の予定。数年計画となりそうか?」

長手数作品
2006年7月6日、おもちゃ箱掲示板で、魚熊*さん
「・・・ 駒場さんの「ゆめまぼろし百番」の97番「波瀾万丈」は615手詰めですがこのサイトの長手数作品リストには問題が掲載されていません。 ・・・」
7月7日、TETSU
「新規発表ですね。いずれコンピュータ検討を行って追加する予定です。」

ゆめまぼろし百番
2006年7月1日、若島正の読書日記
「・・・ 本屋でお目当ての駒場和男さんの作品集『ゆめまぼろし百番』を購入。さっそくホテルのベッドに寝転がって、とりあえず解いてみようと第2番の「妖棋伝」を考える。 ・・・ これから暇があれば、1日1題くらいのペースで解いてみようかなと思う。もしかすると、眠っている創作欲を刺激してくれるかもしれない。実際のところ、百局並んだ問題図をぱらぱらと眺めているだけで、ぼんやりとしたアイデアがいくつか浮かんだが、それがまた頭の中に浮上してくるのはいつのことやら。 ・・・」

ゆめまぼろし百番
2006年7月1日、戎棋夷説
「・・・ 作品解説を読みながら、作者の実現するとは思えぬ構想、信じられない途中図たちの出現に、素直に敬意が湧いてきた。私でも話せるような例を挙げる。たとえば第30番、20手までの局面と70手までの局面を比べてみよう。50手も進めていながら、本質の一点にしか違いが生じてないのだ。」

ゆめまぼろし百番の話題
2006年7月2日、2ちゃんねるの【詰将棋】これが神局だ!!! その3で、「ゆめまぼろし百番」の話題。
「駒場和男氏作品集「ゆめまぼろし百番」、買いました。 初型の玉位置は81格全てに配置されています。 裸玉とか615手とか今まで見たことがない作品もありました。 まだざっと見ただけですが、これからじっくり鑑賞していきたい。」

駒場作品集購入
2006年7月2日、詰将棋天旗雑記のページ
「本日、さいたま市内(旧浦和市内)の書店で、駒場作品集を購入しました。6月28日の発売日から毎日通って5日目に、ようやく購入できました。平台に5冊積んでありました。 ・・・」

ゆめまぼろし百番
2006年6月30日、ある棋士の日常で、ゆめまぼろし百番
「・・・
販売で、詰将棋パラダイス7月号と、駒場和男さんの作品集「ゆめまぼろし百番」を購入。昨日より入荷とのこと。すごく詰将棋を解くというエネルギーを持っていた頃、駒場さんの詰パラの特別出題を、何問か取り組んだ記憶があるが、解けた数よりも、解けなかった記憶だけが強く残っている。難解ということについては、作者のまえがきで触れられているので、これから購入のかたには、作品だけではなくてまえがきも読んでいただきたいと思う。こういうことを言える作家も駒場和男さん以外にはそんなに多くはいないと感じた。 ・・・」

ゆめまぼろし百番
2006年6月29日、将棋パイナップル駒場和男スレッドで、mtmtさん
「早速買いました。あとがきにこうありました。
無双・図巧は後世へメッセージを発信し続けている。それは受信者が居るからである。私も後世へメッセージを残したい。受信者がいると信じて。
・゚・゚・(ノД`)・゚・゚・ 」

ゆめまぼろし百番
2006年6月27日、All by myselfで、ゆめまぼろし百番
ゆめまぼろし百番がAmazonでも表示されるようになりました。発売日は明日だそうです。 ・・・」

駒場和男氏の「ゆめまぼろし百番」が発売に
2006年6月24日、勝手に将棋トピックスで、駒場和男氏の「ゆめまぼろし百番」が発売に
  ・ゆめまぼろし百番(MYCOM BOOKS)
  ・詰将棋メモ: 駒場和男「ゆめまぼろし百番」
「何年も前から出るという話がありながらなかなか発売されなかった駒場和男氏の詰将棋作品集が、6月28日にようやく発売になります。タイトルは「ゆめまぼろし百番」。購入予定です。」

駒場さん作品集
2006年6月21日、All by myselfで、駒場さん作品集
「待ちに待った駒場さんの作品集「ゆめまぼろし百番」ですが、どうやらもう予約できるみたいです。ちなみにAmazonはまだ検索しても表示されないよう。
 ・MYCOM BOOKS - ゆめまぼろし百番
 ・【楽天市場】【予約】 ゆめまぼろし百番:楽天ブックス
はるか昔の詰将棋全国大会で、駒場さんに「煙詰は1つ作れば感覚がわかる」とのお言葉を頂戴しました。最近、その意味がほんの少しわかった気がします。作品集、収録作品は手許にあるのですが、楽しみです。虚空の雲(仮)を見ると作品集について何かがわかるかも?」

駒場さんの逸話
2006年6月21日、将棋パイナップル駒場和男スレッドで、首猛夫さん
「・・・ 煙詰って普通逆算(詰上がりの局面から問題図まで遡ること)で作りますよね。ぬあんと、駒場さんはどうやら勘を頼りにバァーッと作るんですよ。話を聞いているとそういう作り方ですよ、まったく恐ろしい。 ・・・」

駒場さんの作品集
2006年6月15日、イノ・テーツの怪事件で、雨の日は
「・・・ ついに毎コミから駒場さんの作品集が発売されるみたいですね。発売間近と言われて早10年。待ったかいがあったがあったと言うもの。詰将棋に詳しくない人のために紹介すると、駒場さんは現代の宗看と言われる難解派長編作家です。特に代表作の還元玉都煙詰「父帰る」では難しいとか難条件とかそんなチャチじゃない恐ろしいモノの片鱗を味わう事が出来ます。また、作品の質もさることながら「一万局の駄作よりもたった一局の傑作が勝る」など鋭い切り口の文章も面白く、好きな作家の一人。 ・・・」

駒場和男氏の長手数作
2006年4月23日、おもちゃ箱掲示板で、KAMUさん
「雲虚空氏のHPを見ていると、駒場和男氏の作品で寿の手数を超える作品があるようなのですが、どなたか知っておられますか? 超長編リストにもありませんし、未発表作品なのでしょうか?」
4月24日、TETSU
>「波乱万丈」往復型龍追いで寿の手数を超えたのだから、立派としか言いようがないです。
「これですね。見たことはなさそうなので、未発表作でしょうか。」
4月24日、雲虚空さん
「駒場作品集はいつ出るのでしょうか?
短評の依頼をされたのが府中での全国大会のときですから、もうすぐ4年になりますが…。」

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ゆめまぼろし百番の第87番「かぐや姫」の79手目14歩に対し22玉または23玉で作為の都煙より手数が長くなりそうです。折角の看寿賞作品の修正図にいいがかりをつけるようでいやですが、どなたも何もおっしゃっていないようなので少し気になっています。

投稿: オキムトル | 2011.11.14 18:05

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