添川公司さん「新桃花源」
[2007年4月22日最終更新]
詰将棋パラダイス2006年8月号で出題された、添川公司さんの超巨編、「新桃花源」(1205手詰)の話題。12月号の解答発表では、橋本孝治さんによる解説や座談会など20頁の特集。
近代将棋2006年9月号に、添川公司さんのインタビューおよび作品紹介が掲載されている。これについての話題は8月の詰将棋-近代将棋9月号を参照。
「妖精2」など、添川公司さんの他の作品についてはこちら ===> 添川公司さん「妖精2」
関連情報: 8月の詰将棋-詰将棋パラダイス 12月の詰将棋-詰将棋パラダイス
橋本孝治「ミクロコスモス」 コンピュータ向け超難解詰将棋作品集
・添川公司「新桃花源」 添川公司「桃花源」 ミクロコスモス (おもちゃ箱)
新桃花源の図
2007年4月21日、将棋雑談で、新桃花源の図
「・・・ 上図がそれです。これが1205手詰の作品です。 ・・・
ついでに橋本孝治氏の『ミクロコスモス』の発表図も載せます。後に1525手詰に改良されましたが発表図は1519手詰でした。」
図面からの声
2007年2月10日、将棋雑談で、図面からの声
「
今月の詰パラの首猛夫さんのエッセイの最後の部分を引用します。
「桃花源」を作者自身が見つめたときに、きっとその図面から「声」が聞こえたのでしょう。きっと、どこかにもう少しの可能性があるはずだと。その「声」を聞き逃さなかった作者のコミュニケーションの高さが、名作「新桃花源」の完成につながったと思われます。
「桃花源」767手詰が「新桃花源」1205手詰と改良された訳ですが、その改良の余地を感じ取った事を『図面からの声を聞いた』と表現されています。 ・・・」
「新桃花源」 解図レポート
2007年1月6日、岡部文洋さん
「岡部文洋です。ご無沙汰しております。超難解作品集で「新桃花源」のプログラム解図募集を拝見しましたのでレポートいたします。 ・・・」
レポートはこちら ===> コンピュータ向け超難解詰将棋作品集
「新桃花源」をコンピュータ向け超難解詰将棋作品集に登録
2006年12月23日、詰将棋メモのコンピュータ向け超難解詰将棋作品集に「新桃花源」を登録した。市販の将棋ソフトでは解けない。
史上2番目に長い詰め将棋「新桃花源」が公開中
2006年12月21日、囲碁・将棋ソフト開発日誌で、史上2番目に長い詰め将棋「新桃花源」が公開中
「詰め将棋で手数が1番長いのは「ミクロコスモス」という作品で1525手ですが、最近になって「新桃花源」という作品が発表されて史上2番目に長い作品となったそうです。その手数は1205手。そもそも1000手を超える作品はこの2作品しか無く、20年ぶりの大物登場とのこと。両作品は詰将棋おもちゃ箱の超長編作品リスト(1000手以上)で見ることができます。玉がちょこまかと往復するのを見るのはなかなか面白いです。ところでこの作品はコンピュータで解けるのだろうか?ミクロコスモスは解いていたと思うけれども…。 ・・・」
添川公司さん
2006年12月19日、たかおうさん情報
週刊将棋2006年12月20日号の「ズームアップ詰棋人」は、“「新桃花源」1205手の夢【第28回=添川公司】”でした。なお、次回は来年、1月24日号とのことです。
超長編作品リストに「新桃花源」を追加
2006年12月16日、おもちゃ箱で、「超長編作品リストの1000手以上に添川公司「新桃花源」 1205手 を追加。
ミクロコスモス
2006年12月12日、詰将棋パラダイスで、メモ
「12月号で添川公司氏作「新桃花源」の結果稿を掲載しました。史上2作目の千手超えということで、非常に歴史的価値の高い作品と言えるでしょう。橋本孝治氏による解説も分かりやすく、20頁のボリュームは満足していただけたかと思います。 ・・・ 「新桃花源」記念連動企画?のようなおもむきで、ミクロコスモスの結果稿をWeb上で公開することになりました。桔梗(角建逸)氏の解説、ミクロコスモスに立ち向かった解答者の短評などを近日中に公開しますので、当時の熱気をお楽しみください。」 ===> ミクロコスモス
新桃花源
2006年12月11日、はんぴんちぇんで、新桃花源
「・・・ さて「新桃花源」、並べてみるととにかく懐かしいんである。九段目の飛車と馬での追いかけ方、左中段の駒の固まり具合、駒を動かす指が憶えてるって言うん
ですか、機構的なことは一切考えずに、気が付くとひたすら手順を追うことに専念していました。音楽や映像で過去を一気に思い出すことは良くあるけれど、詰
将棋でもあるとは思わずちょっと足をすくわれました。 ・・・」
おじゃましまーす
2006年12月11日、おもちゃ箱掲示板で、でこぽんさん
「・・・ 歩合で手数を2倍に伸ばすというロジックが橋本孝治さんの作品( http://www.geocities.jp/k_7ro/o16.html )と似てるなあと思いました。なぜかこの作品が解説されている詰パラを読んだことがあるんですが、たしか橋本さんはこの仕組みは大きく化ける可能性があるといったようなことを作者の言葉で書かれていたはずで、それが今回の新桃花源につながっているのかなと。まあ、合駒で手数を稼ぐのは超長編の常套手段なのでたいしたことじゃないのかもしれませんが。「メタ新世界」も言ってみれば「2/3と金はがし」だと思いますし。(歩→香→角が、歩歩→香歩→香香→角香になったという点で) 「新桃花源」の改作案のひとつにも香合の挿入がありそうですね。橋本さんのまた別の作品( http://www.geocities.jp/k_7ro/o36.html )のような感じで。ところで1手馬鋸の第一号は「赤兎馬」でしょうか。」
新桃花源に感動
2006年12月8日、おもちゃ箱掲示板で、マッドナーさん
「・・・ この作品は入玉図式の最長手数になるのでしょうか?その事を思い付いて気になって仕方がないのですが・・・・・・」
2006年12月9日、TETSU
「・・・ 「新桃花源」はご指摘の通り入玉図式の最長手数になります。ただ、入玉というのは緩やかな条件なので、「記録に挑戦!」で項目を立てるかどうかはちょっと考えてしまいますね。 ・・・」
「新桃花源」1205手詰
2006年12月5日、将棋雑談で、「新桃花源」1205手詰 VOL.1
「今月号=12月号の詰将棋パラダイスに添川公司氏作の「新桃花源」の結果発表がありました。正解者は13名。歴史的な傑作です。 ・・・」
2006年12月6日、「新桃花源」1205手詰 VOL.2
2006年12月7日、「新桃花源」1205手詰 VOL.3
新桃花源
2006年12月5日、詰将棋パラダイス掲示板で、池田ママス&パパスさん
「12月号楽しみに待っていましたが、何とか新桃花源、正解でホッとしております(長い短評は面映い限りですが...)。橋本さんも渾身の解説で、読みごたえもバッチリでした。 ・・・」
2006年12月7日、管理人さん
「・・・ 連動企画?のようなものを当サイトで計画中。お楽しみに!」
新桃花源: 続報
2006年12月6日、コンピュータ将棋や囲碁の掲示板で、山田 剛@対局サーバ担当さん
「詰将棋パラダイス12月号に、『新桃花源』の結果発表が行われています。私がGPWで話題にした通り、1,205手詰でした(一番難しい変化は読んでませんでしたが(笑))。結果発表によると、「パソコンでは解けない」そうです。これは、本格的な証明数2重計上対策を備えた市販ソフトがない、ということなんでしょうか? そのことを除けば、コンピュータにとって難しい要素はなさそうに思われますので。 ・・・」
1205手詰「新桃花源」解答発表
2006年12月5日、勝手に将棋トピックスで、1205手詰「新桃花源」解答発表
「12月1日発行の詰将棋パラダイスで、8月号で特別出題された「新桃花源」(添川公司氏作)の解答発表がありました。この作品は1205手詰と史上2位の長手数となっています。(なお、この作品の元になった「桃花源」を含め、これまでの長編作品は詰将棋おもちゃ箱の超長編作品リストでご覧になれます。) ・・・ 今月号では橋本孝治氏が14ページにわたる解説を担当しています。この作品の肝である「1/2手馬鋸」の機構を、過去の作品に触れながらわかりやすく説明されていますので、興味ある方はぜひ読んでみて下さい。さらに解説の後には6ページにわたって「記念座談会」が収録されており、この作品ができた過程や今後の長編詰将棋の可能性など興味深い話題が並んでいます。」
詰将棋パラダイス
2006年12月4日、アマレン伝言ダイヤル12月分で、水上仁さん
「千手を超える傑作が誕生しました。 添川公司作
『新桃花源』。 馬鋸を織り込んだ趣向作、 1205手詰。
小誌12月号に本作の解説と記念座談会を20ページにわたり一挙掲載しております。
『新桃花源』 は史上2番目の長手数作品。 最長手数は、
'86年に橋本孝治氏が発表した 『ミクロコスモス』
で1525手詰。
その橋本氏が今回の解説を担当しています。」
詰パラ12月号が届く
2006年12月3日、イノ・テーツの怪事件で、うは
「・・・ 新桃花源の結果発表。史上二作目(三作目?)の千手超え作品。
今まで・・ 手数の記録に関しては「ミクロコスモス」が凄すぎてみんな( ゜Д゜)ポカーン
これから・・ 新桃花源で他の手法でも千手超えが可能な事が立証されたので長編作家は(`・ω・´) シャキーン
これからどんな新しい作品が飛び出してくるのか、非常に楽しみです。私自身も今回の件で放置してある長編のネタに再チャレンジする気力が湧いてきました。
【参考】(以前このブログで新桃花源を取り上げた記事)
詰パラが届いた。(ネタバレ注意) 馬鋸ノコノコのーこのこ 馬鋸講座二回目 馬鋸講座も三回目 ・・・」
詰パラ12月号
2006年12月2日、Ma vie quotidienneで、詰パラ12月号
「・・・ 今月号の目玉は何と言っても、8月号で発表された添川公司氏の超長編「新桃花源」の橋本孝治氏による解説と、それに続く記念座談会だろう。これだけでも今月号を買う価値があると思う。史上第2位、1205手詰という手数もさることながら、この作品の中核となる「1/2手馬鋸」という機構が素晴らしい。解説ではこの機構の仕組みや意義について馬鋸の歴史とともに詳しく説明されていて、すっかり読み入ってしまった。これからの長編は、「n/m手」でサイクルを増やすという方向で発展していくのだろうか?常人には及びもつかぬ世界である。 ・・・」
「新桃花源」結果発表
2006年12月2日、たくぼんの解図日記で、詰将棋パラダイス12月号
「いや~一挙20ページ・読み応えのある内容で素晴らしいですね。久しぶりに詰パラで読み入ってしまいました。橋本さんご苦労様でした。何とか正解者に名前が載ってホッとしました。
・・・」
新桃花源の解答発表
2006年12月1日~、2ちゃんねるの【詰将棋】これが神局だ!!! その3で、新桃花源の解答の話題。
詰パラ最新情報
2006年11月21日、詰将棋パラダイス の 最新情報で、11月号の情報。
「新桃花源:史上2作目の千手超え、添川公司氏作「新桃花源」の結果稿+座談会を一挙20頁掲載!
短編コンクール:今回は9手詰。怒涛の60作が登場!」
「新桃花源」の結果発表
2006年11月16日、詰将棋パラダイスのメモ
「・・・ 12月号はいよいよ添川公司氏の超長編「新桃花源」の結果発表です。橋本孝治氏によるわかりやすい解説、そして新桃花源をめぐる座談会と、一挙20ページの掲載となります。お楽しみに! ・・・」
「新桃花源」記念座談会
2006年10月29日、Onsite Fairy Mateで、第116回出題(10.29)
「先週「新桃花源」の記念座談会を開きました。メンバーは「新桃花源」作者の添川公司氏の他に、角建逸氏、相馬康幸氏、そして筆者の4名です。現時点では
まだ原稿執筆中(パラ12月号に掲載予定)ですが、ここではその原稿に載らない「余談」をひとつ紹介します。それは「不利逃避」の1号局は誰の作品か、と
いう話題です。こう聞かれたら、ほとんどの方が山田修司氏の名前を挙げるでしょうし、筆者も深く考えずにそう信じていました。ところが、添川氏は「酒井桂
史の作品にすでに不利逃避がある」ということを教えてくれたのです。具体的に言うと酒井桂史作品集の第3番。 ・・・」
新桃花源の解答
2006年9月30日~、2ちゃんねるの【詰将棋】これが神局だ!!! その3で、新桃花源の解答の話題。
「そろそろ解禁?? 新桃花源、詰めた人、解答書き込んでくださいな~」
「全然自信無いが ・・・ ▲22馬 まで1205手 最後79飛が取り残されるので誤解の恐れ大 「54馬」から「64馬」の間に成香を36→37→47→35と動かすことにより、「A」「B」「B」の3サイクルを入れたのが奇跡的。」
「35→36→46→35だった。脳内で書いたもんで・・ orz」
「・・・ ▲48銀 △同玉 ・・・ ▲63馬 まで185手で中断 以下繰り返し」
新桃花源
2006年9月21日、たくぼんの解図日記で、新桃花源
「・・・ 桃花源という下敷きがあるので、手順を構築するのは難しいことはありませんでした。何とか解けた様です。約3時間でした。しかし実に巧みな構成で感心すること仕切りでした。まあ正解かどうかは分かりませんが、1200手は超えますね。 ・・・」
新桃花源
2006年8月18日、風みどりの玉手箱で、新桃花源
「
佐藤和義さんと二人で考えました。
なんとか解けたと思ったのだけれど,
家に帰ってもう一度調べてみたら,
趣向部分も少しわからないところもまだあるし,
収束も○合まではよさそうだけど,
34銀は成立しないみたい。 ・・・
桃花源の意味も今回初めて調べました。 ・・・」
「新桃花源」と「馬鋸講座」と「行き詰まっている?」
2006年8月17日、ある棋士の日常で、「新桃花源」と「馬鋸講座」と「行き詰まっている?」
「・・・ 「馬鋸」についての「馬鋸講座」をブログで開いてくれている作家のかたもいらっしゃるようだ。 イノ・テーツの怪事件。
新のつかない「桃花源」や、「複合馬鋸」といったことについて、学ぶのに最適で読みごたえがありそう。 ・・・
このいのてつさんのブログには、詰将棋作家の上田(吉一?)さんの言葉が紹介されていた。「(詰将棋が)行き詰まっていると言っている人の頭が行き詰まっ
ている」 なかなか良い言葉だと思った。 ・・・」
馬鋸講座も三回目
2006年8月14日、イノ・テーツの怪事件で、馬鋸講座も三回目
「・・・
前回解説したとおり普通の複合馬鋸では「」内の手順=(ある趣向サイクル)を一回繰り返す間に馬鋸はニマス動きます。これに対して一手馬鋸は「」内の手順
を一回繰り返す間に馬鋸が一マスしか動かない複合馬鋸です。 ・・・
今思ったけどミクロコスモスもさりげなく六分の一手馬鋸くらいやっている気がする。 ・・・」
馬鋸講座二回目
2006年8月10日、イノ・テーツの怪事件で、馬鋸講座二回目
「前回は馬鋸の最も基本的な形の解説をしました。今回は馬鋸に別の趣向を掛け合わせる「複合馬鋸」について説明します。 ・・・」
例題の河原泰之作「SWING II」の手順をみたい人はこちら
馬鋸ノコノコのーこのこ
2006年8月6日、イノ・テーツの怪事件で、馬鋸ノコノコのーこのこ
「この前の馬鋸の話の続き。そもそも馬鋸自体を知らない人がいたのでそこから説明するよん。
詰将棋初心者向きの記事です。 ・・・」
チェスプロブレムの超長編作品
2006年8月4日、Ma vie quotidienneで、長手数の追及
「・・・ 今年の5月にMarc BourzutschkyとYakov Konovalより、517手かかるというプロブレムが発表された(TalkChess.comに投稿された本人のメッセージ参照)。517手というのはチェスの手の数え方だから、将棋流に言うなら1034手詰ということになる(これは勝敗の明らかな盤面に到達するまでの手数で、実際にメイトになるにはさらにもう少しかかる)。「新桃花源」とどちらが長いのだろうか?」
森茂氏作の1965手
2006年8月3日、小峰耕希さんよりコメント(全文は下のコメントで)
「・・・ 今年6月号の「神無一族の氾濫」では森茂氏作の1965手が発表されたました。これは記録作ではないものの、明らかに今回の「新桃花源」よりも長手数です
し、内容も手順・配置が計算され尽くしている文字通りの大作だったのですが、確かパラは予告のような事は殆どしなかったのではないでしょうか? ・・・」
びっくりしたこと
2006年8月2日、冬眠蛙の冬眠日記で、びっくりしたこと
「・・・
来ましたねえ~、添川氏の「新桃花源」。全国大会で聞いたうわさによると、○手を超えるとか…。う~ん、解いてみたい。今まで解いたもので最長は
「FAIR WAY」。さあ、更新できるでしょうか。(誰だ、無理とか言ってるヤツは) 原作?である「桃花源」は並べて鑑賞しました。確かに、機構が優
秀なのでもう少し手が伸びるのでは…と思わないでもなかったです。果たしてどうやって今回の発表作になったのか、ワクワクしますね。 ・・・」
詰パラ
2006年7月31日、将棋雑記帳で、詰パラ
「・・・ 今月号の目玉企画は「史上第2位!?」という添川公司氏作の超長編特別出題だろう。2位というからにはミクロコスモスには及ばない手数(1600手は超え
ない?)ということなのだろうが1000手以上なんだろうなあ。ひとつチャレンジしてみるか。夏休みの宿題としておこう。」
詰パラ8月号届く
2006年7月31日、風みどりの玉手箱で、詰パラ8月号届く
「・・・
でも,感想は後日。
きっと,今頃みんな「新桃花源」を解いていることだろう。
私も表紙とヤン詰・小学校が案外あっさり片付いたので,「新桃花源」考え始めた。」
詰パラ8月号
2006年7月31日、たくぼんの解図日記で、詰パラ8月号
「・・・
【超長編特別出題】 お~っ盤面に影が付いている・・・(そんなところに驚くな!)
これは是非解かないといけませんね。史上第2位!って書かなくてもいいと思いますが・・・
新記録??ということでネタは引っぱらない清さですかね。ミクロコスモスから20年ですか・・・もうそんなに経ちますか・・・ ・・・」
詰パラが届いた。(ネタバレ注意!)
2006年7月30日、イノ・テーツの怪事件で、詰パラが届いた。(ネタバレ注意!)
「今
月は届くのが妙に早いな・・・ パラパラと眺めていると近将で宣伝されていた添川さんの超長編が。「新桃花源」というタイトル。あーこれ桃花源とほとんど
同じ構図だよ。ちょっと改良して手数が伸びただけなんだろうなぁ、気が向いたら解くかとな布団に入る。でもね、何故かこの図面が頭の中でグルグル回って眠
れないんですよ。眠っているのか起きているのか、そんな状態でしばらくボーっとしていたのだが、ふと気付いた。これはヤバイ作品だ。ひょっとして3分の2
手馬鋸か!?いやいやよくみたら2分の1手だ!!ありえねぇええええ ・・・」
超巨編
2006年7月21日~、2ちゃんねるの【詰将棋】これが神局だ!!! その3で、添川公司氏の超巨編の話題
「「超巨編」って、千手越え?」
「掲載前に今年の看寿賞長編賞決定。」
「近将のインタビューを額面通りに受け取ると、話題の超大作はミクロコスモス超えはないが明日香以上の傑作?」
超長編特別出題
2006年7月21日、All by myselfで、超長編特別出題
「詰将棋パラダイスの最新情報によると、来月号で特別出題があるそうです。特別出題なんて久しぶりですね。ひょっとしてミクロコスモス越え?楽しみです。」
詰パラ最新情報
2006年7月20日、詰将棋パラダイスの最新情報で、8月号の情報。
「超長編特別出題:添川公司氏の超巨編が登場! ・・・」
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コメント
なんか詰将棋サイトでは、皆で「新桃花源」を解いてるだろう、この話題で持ちきりだ、と書かれていますが、そうするとまだフェアリーランドにしか手を付けていない僕は相当冷めてるのかなぁ。
当然、普通ルールで史上2位の長手数を実現する創作力は本当に素晴らしいと思うし、作者からしてきっと手順も優れているのでしょう。
しかし、これがフェアリーだとどうか、協力詰(通称ばか詰)の世界で、既に「寿限無3」によって非限定はありながらも5万手弱が達成されています。しかし「ミクロコスモス」と違って知っている人はそう多くない。完全限定の記録作「龍の顎」(森茂作、12555手)もそうです。
そして今年6月号の「神無一族の氾濫」では森茂氏作の1965手が発表されたました。これは記録作ではないものの、明らかに今回の「新桃花源」よりも長手数ですし、内容も手順・配置が計算され尽くしている文字通りの大作だったのですが、確かパラは予告のような事は殆どしなかったのではないでしょうか? いずれにしろその扱いは今回「史上第2位手数の出題」が大宣伝されているのとは雲泥の差です。
フェアリストは極めて少数派なので、このような扱いになるのも止むを得ないのかもしれません。でも僕は普通のルールもフェアリーも、盤と駒を使ったパズルゲームだとして同じ視点で鑑賞するという、余り一般的でない詰将棋感を持っているせいか、どうも差別的に感じてしまい、史上第2位だ、歴史に残る、と単純に大騒ぎする気になれないのです。
勿論ルールが違うのだから単純に比較出来ないのだし、もう一度言いますが、今回の史上第2位の長手数作誕生はとても良いビッグニュースなのです。これくらい話題になっておかしくないのですが、僕はとても複雑な気分です。
投稿: 小峰耕希 | 2006.08.03 07:02
↑で書き忘れましたが、(メールアドレスよく読めば分ると思いますが)メアドは架空です(本当のアドレスを公開しなくないので)。ご注意下さい。
投稿: 小峰耕希 | 2006.08.03 07:04