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阿部重治郎さん逝去

[2007年5月28日最終更新]
道将連ブックス 「阿部重治郎大道詰将棋70年」、「大道詰将棋みたり聞いたり70年」の著者であり、詰将棋全国大会での大道詰将棋出題でもおなじみの大道詰将棋作家、詰将棋七段阿部重治郎さんが逝去との報。今年も7月の全国大会でお会いするのを楽しみにしていたが、かなわぬことになった。謹んでご冥福をお祈りいたします。

北海道将棋連盟 2007年5月24日

訃報
北海道将棋連盟ブックス著者で詰め将棋作家の阿部重治郎さんが5月23日に逝去されました。
謹んでご冥福をお祈りいたします。
通夜 5月25日(金)午後6時  葬儀 5月26日(土)午前9時
於 札幌市清田区北野3-5円楽寺

D01

2006年、横浜での詰将棋全国大会で大道詰将棋を実演する阿部重治郎さん。毎回新作大道詰将棋を用意し、詰将棋ファンに挑戦した。(写真クリックで拡大)

大会アルバム(5)大道詰将棋も開店 (詰将棋全国大会) より)

・2002年:福島竜胆のとっておき裏話(2)
       大会アルバム(8) 第二会場
・2004年:第20回詰将棋全国大会アルバム(4)
・2006年:10倍楽しむ大会情報(7)大道詰将棋に挑戦
       大会アルバム(5)大道詰将棋も開店


阿部重治郎さん逝去
5月28日、冬眠蛙の冬眠日記で、阿部重治郎さん逝去
「…の報をネットで見ました。昨年の全国大会での大道詰将棋で元気一杯なお姿を拝見しておりましたが…。今年から見れなくなると思うと寂しいですね。謹んでご冥福をお祈りいたします。 ・・・」

最後の大道棋
5月28日、おもちゃ箱掲示板で、福島竜胆さん
「阿部さんの訃報を知りました。全国大会の度に長寿を願ってギャグで、「これで見納めになるかもしれないので是非見ておいて下さい」と言ってきたのですが、本当に横浜が見納めになってしまいました。阿部さんと大道棋とのかかわりは、このおもちゃ箱の全国大会のコーナーで書かせてもらいました。よかったらもう一度見ていってください。
http://www.ne.jp/asahi/tetsu/toybox/taikai18/ura02.htm
謹んでご冥福をお祈りいたします。」

楽しい思い出をありがとうございました
5月27日、taka-oさんよりコメント
「昔、詰パラの鶴田諸兄主幹らの筆で読んだような、真剣勝負で張り詰めていた感じがありありの大道棋とは、阿部さんのそれはまるで違っていたのでしょうね。とても穏やかで明るかった。
まあ、そんな勝負にかかわる「空気」の違いはともあれ、生で見られるというのは貴重な経験でした。詰将棋作家としても、「大道詰将棋の問題はどう創るべきか?」ということを自問できる良い機会だったのでは。 そんな「楽しい大道詰将棋」を、全国大会で毎年見せて頂いていました。(特に府中の時が印象に残るのですが、)他のコーナーが進行中であるにもかかわらず、人垣がずっとできてたりしてましたっけ。 札幌全国大会の前日に大勢で飲んだ晩に、清田区まで帰られる阿部さんと、地下鉄の駅までご一緒させて頂いたことも思い出します。 もうお会いできないかと思うと残念ですが、天寿を全うされたと思いたい。楽しい思い出をありがとうございました、と言いたい。ご冥福をお祈りいたします。」

唯可信斯高僧説
5月25日、北海道将棋連盟道場日誌2007
「・・・ 会館に戻り、子供の指導を1件半終えて通夜に向かう。雨の中、高齢者の同好会、詰め将棋の会等で30名弱がお参りしていた。大往生だったと思うのでしんみりした感じはなかったが、寝たきりの奥さん(数年前に会ったときはすごく元気だったのだが)車椅子で入ってこられ、阿部さんが既に遺影の人になってしまったことを理解した瞬間は……… 20年位前の彩棋会の初めての例会で会ったのが最初だった。菊田君(当時高校生だった?)と二人で阿部さんの大道詰め将棋の余詰めを指摘しまくった。やりすぎたかと思ったが「いや、愉快愉快」と満面の笑みで応対してくれた。あの笑顔を今も思い出す。今ころは田利さんと一献傾けながら詰め将棋談義だろうか。 合掌」

残念なニュース
5月25日、Ma vie quotidienneで、残念なニュース
「もう1つは訃報である。北海道の詰将棋界の重鎮、阿部重治郎氏が亡くなられたとのこと。北海道は3月の田利廣さんに続いて大物詰キストを失ったことになる。昨年の夏、横浜で行われた詰将棋全国大会の場で、11歳の男の子を相手に大道詰将棋をうれしそうに出題されていたことをよく覚えている。ご冥福をお祈りしたい。」

追悼の意を込めて大道棋
5月24日、コーヘイの読みぬけ日記
「北海道将棋連盟ブックスの著者であり、大道詰め将棋作家で活躍されていた阿部重治郎さんが5月23日に亡くなられました。
http://shogi-pineapple.com/bbs/mibbs.cgi?mo=p&fo=tume&tn=0085&rn=30
全国大会では大道棋コーナーで矍鑠とした姿をお見せになられていた。年を取るならああいった感じに取りたいものだと思った。慎んでご冥福をお祈りします。追悼の意を込めて大道棋を作ってみた。57手詰。ただ迂回があり、既存の筋かもしれない(調べてない)。 ・・・」

最高齢の現役詰め将棋作家
5月25日、EMIとTABOの将棋世界で、最高齢の現役詰め将棋作家
「今朝ネットをしていたら、「北海道将棋連盟ブックス著者で詰め将棋作家の阿部重治郎さんが亡くなられた」というニュースがあったので、EMIに読んであげたら「ええっ、そうなの…」とすごくがっかりしていた。EMIは懸賞詰め将棋で当たったブックスをよく読んでおり、「いつか会えると思っていたのになあ…」といいながら登校していった。すごい人なんだと以前EMIが言っていた。詰め将棋という世界を極める人たちというのはどんな方たちなんだろうか。・・・」

訃報(阿部重治郎さん逝去)
5月24日、詰将棋パラダイス掲示板で、新井田基信さん
「北海道将棋連盟ブックスの著者であり、大道詰め将棋作家で活躍されていた阿部重治郎さんが5月23日に亡くなられました。
通夜は5月25日(金)18時 葬儀は26日 9時からです 於 札幌市清田区北野3-5 円楽寺
詰め将棋関係者の方でお知り合いの方は横展開していただければありがたいです。」
5月24日、管理人さん
「ここ数年、全国大会では大道棋の実演をしてくださいました。現役最高齢作家として活動されていただけに残念でなりません。ご冥福をお祈りいたします。」
5月25日、やなさん
「謹んでご冥福をお祈り申し上げます。」

訃報 阿部重治郎さんご逝去
5月24日、詰将棋天旗
「謹んで哀悼の意を表します (5月24日新井田基信氏通報) 詰将棋パラダイス「掲示板」」

阿部重治郎さんが5月23日に亡くなられました
5月24日、将棋パイナップル社団法人 北海道将棋連盟からのお知らせで、新井田さん
「訃報 北海道将棋連盟ブックスの著者であり、大道詰め将棋作家で活躍されていた阿部重治郎さんが5月23日に亡くなられました。
通夜は5月25日(金)18時 葬儀は26日 9時からです 於 札幌市清田区北野3-5 円楽寺
詰め将棋関係者の方でお知り合いの方は横展開していただければありがたいです。」

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昔、詰パラの鶴田諸兄主幹らの筆で読んだような、真剣勝負で張り詰めていた感じがありありの大道棋とは、阿部さんのそれはまるで違っていたのでしょうね。とても穏やかで明るかった。
まあ、そんな勝負にかかわる「空気」の違いはともあれ、生で見られるというのは貴重な経験でした。詰将棋作家としても、「大道詰将棋の問題はどう創るべきか?」ということを自問できる良い機会だったのでは。

そんな「楽しい大道詰将棋」を、全国大会で毎年見せて頂いていました。(特に府中の時が印象に残るのですが、)他のコーナーが進行中であるにもかかわらず、人垣がずっとできてたりしてましたっけ。
札幌全国大会の前日に大勢で飲んだ晩に、清田区まで帰られる阿部さんと、地下鉄の駅までご一緒させて頂いたことも思い出します。
もうお会いできないかと思うと残念ですが、天寿を全うされたと思いたい。楽しい思い出をありがとうございました、と言いたい。ご冥福をお祈りいたします。

投稿: taka-o | 2007.05.27 21:50

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