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どんな将棋だったの? - 推理将棋入門

[2017年11月14日最終更新]
推理将棋は、将棋についての会話をヒントに将棋の指し手を復元するパズルです。はじめは「会話型将棋プルーフゲーム」と呼ばれていましたが、このパズルを楽しんでいるミクシィのコミュニティの皆さんの投票で「推理将棋」と名前が付けられました。あの詰将棋パラダイス誌にも推理将棋のコーナーがあります。この最先端を行く将棋パズル、あなたもトライしてみませんか。

毎月推理将棋を出題しています。第44回から第80回では3手や4手の練習問題も。

これまでの出題は推理将棋からごらんください。

推理将棋講座 ===> 易しい推理将棋  推理将棋の基礎知識  推理将棋の各駒手筋
推理将棋のいろいろな話題は ===> 推理将棋(隣の将棋)


はじめての推理将棋

最近、こんな問題が流行っています。

「昨日将棋センター行ったら、隣の奴らがおかしな将棋指しててさ」
「へえ、どんな将棋だったの?」
「いや、自分の対局に集中していたもんであんまり覚えていないんだけど、たった7手で後手が詰まされたんだ」
「そりゃすごく短いね。他に覚えていることはないのかい?」
「そうだな。先手の最後の手は、歩を成る手だったよ。」

さて、どんな対局だったのだろうか?

これだけじゃ分からないって? いやいや良く考えてみましょう。
7手ということは、先手が4手、後手が3手指したということ。
歩が成るには4手かかりますから、先手の手は全部歩突きと歩成りです。
歩が成って詰みということは、歩にヒモがついてなきゃいけない。
「分かった、2筋の歩だ」
そう、飛車の利きを使って、26歩・・・25歩・・・24歩・・・23歩成 まで詰み、という手順。
23歩成で詰みですから、後手は42玉、32玉と移動してきたことになります。
23歩成に42玉と逃げ道があっては詰まないので、ここを塞がなければなりませんが、42飛がぴったりの手(42金や42銀では41や31が空くのでダメ)。

正解: 26歩、42玉、25歩、32玉、24歩、42飛、23歩成 まで7手で詰み

Pg00a

そこで問題です。

「昨日将棋センター行ったら、隣の奴らがおかしな将棋指しててさ」
「へえ、どんな将棋だったの?」
「いや、自分の対局に集中していたもんであんまり覚えていないんだけど、たった7手で後手が詰まされたんだ」
「そりゃすごく短いね。他に覚えていることはないのかい?」
「そうだな。先手の最後の手は、を成る手だったよ。」

さて、どんな対局だったのだろうか?

最初の問題とほとんど同じですが、最終手が角成りです。考えてみてください。

このような会話の内容から将棋を再現するパズルは「会話型将棋プルーフゲーム」と呼ばれていました。チェスから来た用語なのですが、難しい名前なので、最近「推理将棋」と名前が付けられました。

推理将棋(会話型将棋プルーフゲーム)は、あじゃ盤やミクシィのコミュニティで盛んに出題、研究されています。ミニベロさんによると、指し始めから7手で詰む形は11通りあるそうです。最終手歩成りの7手は昔からよく知られていた手順。最終手角成りの7手はNormanさんの発見。ただ、7手で詰めるのは昭和40年代に詰パラで研究されたことがあるとのことで、これも知られている手順かもしれません。

将棋プルーフゲームでは、会話で問題を示す以外に、最終局面を示して手順を求める問題もあります。実はこちらのタイプがもともとあったもので、それで上のような問題は「会話型」と呼んでいたわけです。でも、「推理将棋」の方が分かりやすくていい名前ですね。


とどめは桂 8手 (ミニベロさん)

「昨日隣で面白い将棋を指してたよ」
「どんな将棋?」
「超急戦で、8手目の桂を使った手で後手が勝ったんだ」
「へえー、とどめは桂か。で、どんな手順?」
「ほぼ一本道の見事な順だったよ」

さてどんな手順だったのか、推理してください。
(2箇所非限定があります)

注)勝った、というのは相手玉を詰めた、ということ。相手が投了した、というのはダメです(^^; また、無駄合でも応手が残っている場合は詰みとはしません。以下の問題でも同様です。


とどめは香 9手 (ミニベロさん)

「昨日将棋センターで変な将棋を見たよ」
「どんな将棋?」
「隣の将棋だったんだけど、9手目の香を使った手で先手が勝ったんだ」
「へえー、とどめは香か。で、どんな将棋?」
「途中は見てなかったんだけど、最終手だけは憶えているよ」

さてどんな最終手だったのか、9手目の香を推理してください。
(途中手順には非限定があります)


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