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第99期塚田賞

[2007年6月2日最終更新]

近代将棋2007年7月号(5月26日発売)で第99期塚田賞が発表された。

  • 短編賞 野村 量 (9月号 15手詰)
     簡素図式の難解作。奇跡的な邪魔駒消去。
  • 中編賞 岩崎守男 「エスカレーター」 (11月号 23手詰)
     作者「玉がエスカレーターのように動いて元の位置で詰みます。6手目に七色図式になるのもポイントで、うまく36銀合が入ったと思います」
  • 長編賞 添川公司 「バッカス」 (10月号 125手詰)
     金2枚による斜め追いの大規模趣向入りで、手順中に龍も馬も出てこない斬新な煙詰。

投票者の評も作品解説も一切ないという異例の発表。これでは受賞作のすばらしさが伝わらない。2年前の塚田賞発表の悲惨な状況(これでいいのか、塚田賞を参照)から、伝統ある塚田賞の行く末を心配していたが、本年も更に末期的な状態になっているようで、残念である。昨年の詰将棋全国大会で、編集長が詰将棋に力を入れると宣言していたので期待していたのだが・・・

関連情報: 6月の詰将棋  これでいいのか、塚田賞


塚田賞発表について
2007年6月1日、ふしんなぺーじ
「塚田賞発表について、いくつかのコメントを読みました。上田さんや、若島さんが中篇で競っていた1980年代の半ばに詰将棋創作をはじめた者にとって、塚田賞は看寿賞より質が高いんじゃないかと思うこともありましたが、最近はどうでしょうか。選考委員のコメントは是非読みたいところですね。点数制は明快でいいんでしょうが、数字にこだわるのは典型的な官僚主義だとマックス・ウェーバーが書いていたような。北風老人(北原義治氏)のコメントなんか、味がありましたね。」

第99回塚田賞
2007年5月29日、風みどりの玉手箱で、第99回塚田賞
「数人の方が塚田賞の発表について苦言を述べられています。 ・・・ たくぼんの解図日記:塚田賞 ・・・ 将棋雑記:第99期塚田賞に思う 一昨年の塚田賞についてですが、冬眠蛙さんもこう書いています。 ・・・ 冬眠蛙の冬眠日記:塚田賞について なにかコメントしようかとも思ったけれど、今夜はとりあえずメモだけ。」

塚田賞の発表
2007年5月30日、Ma vie quotidienneで、塚田賞の発表
「・・・ どの作品に何点入ったかという集計表がないので、知りたかったら自分で足してみるしかない。さらに受賞作のどこがすごいのか、何が評価されたのかが全く解説されていない。去年は出ていた各選考委員の短評も今年はないから、作品内容についてはまさに手順だけということになる。 ・・・ 何より詰将棋が好きで、今まで生み出されてきた名作がどれほどすごいのかを自分の感覚で実感しているような人だったら、集計表や解説を載せずにすませるということは生理的にできないのではないかと思うのだ。しかし今の編集部の編集方針では、結局塚田賞はこれくらいの扱いが妥当という感覚なのだろう。それはもう仕方ないことで、そのことを批判しようとは思わない。ただ、ちょっと作品は投稿しにくいなという感じを持ってしまうのは否めない。昨年、詰将棋全国大会の記事は書かせてもらったが、未だに作品を投稿したことはない。」

塚田賞
2007年5月28日、たくぼんの解図日記で、塚田賞
「・・・ 最近は私、よく愚痴言いますが、やっぱり言っておかないと思い言いますが、どうして作品の解説が載っていないのでしょうか? (発表号を読めと・・・) どこがどう評価されて受賞したのでしょうか? ものすごく機械的な発表に感じられて仕方ないです。 中編賞は愛媛県の岩崎さんが受賞されました。おめでとうございます。写真を見る限り私よりお若いようで、もっと年の方かと勝手に想像していました。何とか詰四会にお誘いできないかな? 近代将棋に会合案内を出すと言うのがいいかもしれませんね。」

第99期塚田賞に思う
2007年5月28日、将棋雑記で、第99期塚田賞に思う
「・・・ 塚田賞は年1回になり、しかも昨年の塚田賞を何ヶ月も発表がずれこんで、7月号にもなって発表である。(何ヶ月「次号で塚田賞発表」の記事を出し続けたのか?)こんなに作家や詰将棋ファンを馬鹿にした話があるだろうか?しかも発表形式も受賞作家の言葉と採点者の点数が出ているだけの、手抜きの記事。 ・・・ せめて受賞作が何点で次点作が何点の誰々の作品、と解るようにするのが常識と思う。また選評や総括が無いので、昨年はどういう作品があって話題になったかや、他の候補作についての言級が全くない。これでは作家のモチベーションも下がるというものである。 ・・・」

Nomura 詰工房4月例会
2007年5月27日、詰将棋天旗手記のページで、第198回東京詰将棋工房例会
「・・・ 1)第99期塚田賞(近代将棋7月号所載)が、いろいろ話題になっていました。 ・・・」

TETSU: 詰工房に行ったら、あちこちの盤でこの図が並べられてみんな考え込んでいる。簡素な形だが紛れが多く、作意手順がまた途中ではぜんぜん詰みそうな気がしない形で、かなり難しいようだ。初見の方は是非自力で詰めてみてください。それにしても、みんな考えているということは、詰工房のメンバでも近代将棋見てない人が多いのね(^^;

近代将棋7月号
2007年5月27日、風みどりの玉手箱で、近代将棋7月号
「塚田賞が発表されている。恐れ多くも今回は投票に参加させていただいた。 ・・・ 短編は三浦司氏作19手詰と野村量氏作15手詰のどちらにしようか悩んだ。長編は悩まなかったが、やっくんの101手詰も中野和夫氏の69手詰も良かった なぁ。受賞作がどの作品かは是非、本誌を購入または立ち読みしてご確認ください(^^)。本号は第4回詰将棋選手権で出題された作品がチャンピオン戦・初 級戦・一般戦すべて掲載されている。お買い得である。」

近代将棋7月号
2007年5月26日、詰将棋天旗雑記のページ
「・・・ 第99期塚田賞が発表され、短篇賞/野村氏、中篇賞/岩崎氏、長篇賞/添川氏が受賞しました。 ・・・」

7月号26日発売
2007年5月25日、近代将棋
「5月26日(土)7月号発売 価格 680円」
「最優秀詰将棋作品発表! 第99回塚田賞」

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