推理将棋第1回解答(2)
[2007年6月21日最終更新]
推理将棋第1回出題の1-2の解答。
関連情報: 推理将棋第1回出題 推理将棋第1回解答(1) (2) (3)
推理将棋(隣の将棋) どんな将棋だったの? - 推理将棋入門
推理将棋1-2 とどめは桂 8手 (ミニベロさん)
「昨日隣で面白い将棋を指してたよ」
「どんな将棋?」
「超急戦で、8手目の桂を使った手で後手が勝ったんだ」
「へえー、とどめは桂か。で、どんな手順?」
「ほぼ一本道の見事な順だったよ」さてどんな手順だったのか、推理してください。
(2箇所非限定があります)
推理将棋1-2 解答
7六歩、3四歩、7七桂、同角成、
5八玉、5五桂(7五桂)、4八飛(4八銀)、6七桂成
まで8手で詰み
指し始めの形から7手で詰む順は29通り(詰上りの形としては11通り)あるが、8手と1手増えただけでこの数は急速に増加する。それは7手順にどこに無駄手を1手入れても良いからだが、推理将棋としてはそれではおもしろくなく、やはり8手かけないと詰まない形にしたいところだ。
この問題の最終手桂の詰上りは7手では存在せず、8手が最短。桂を取るのに4手かかるから、そこから実質4手だが、桂打までと思い込むと苦戦するかもしれない。4手あれば桂打から桂成の順が可能であることに思い至れば解決。非限定が2箇所あるが、本質的には同じ手順なので、さほど気にしなくてもよいだろう。
躑躅さん 「1と3はすぐ解けたんですが、2は最初は桂を打つ詰上がりを探してしまいました。」
解答欄魔さん 「桂打ちの非限定は仕方なし。入門用にちょうど良い。」
小峰耕希さん 「「とどめが桂」と言われると、吊るし桂と思ってしまうのは僕だけ?
ただその筋は無理そうだとすぐ気付いたので、難しくはなかったです。」
隅の老人Bさん 「馬と桂で詰ますには?囲い作りに精を出す。」
Normanさん 「解図時間20分。桂馬の成りで良いことに気づくまで時間がかかりました。」
S.Kimuraさん 「後手に桂を取らせる手は限られているので4手目まではすぐに分かりました.
その後,△5五桂に気付いたので,比較的早く答が分かりました.」
きせさん 「最初、出題では1箇所非限定とあったので、そのことを指摘しようと思いましたが、2箇所非限定ありと修正されていますね。」
投稿では55桂の非限定しか書かれてなかったので最初1箇所と書いたのだが、並べてみたら48飛・銀の非限定もあったので2箇所に訂正した。混乱させてすみません。
諏訪冬葉さん 「最初の4手はすぐ分かったのに残りの4手が全く浮かばなかった。
きっと吊るす順ばかり考えていたからでしょう。」
正解:10名
S.Kimuraさん 魚熊さん 解答欄魔さん きせさん 小峰耕希さん
隅の老人Bさん 諏訪冬葉さん 躑躅さん Normanさん yankeeknightさん
(当選者は全題の解答発表後に発表)
| 固定リンク
「推理将棋」カテゴリの記事
- 推理将棋第186回解答(3)(2025.06.29)
- 推理将棋第186回解答(2)(2025.06.25)
- 推理将棋第186回解答(1)(2025.06.23)
- 推理将棋第187回出題(7月10日まで)(2025.06.13)
- 推理将棋第185回解答(3)(2025.05.25)
コメント