推理将棋第2回解答(2)
[2007年7月30日最終更新]
推理将棋第2回出題の
2-2の解答です。推理将棋は将棋についての会話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル。はじめての方は どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 をごらんください。
詰将棋パラダイス誌で推理将棋のコーナーを始めた高坂さんから、全国大会のときこっそり聞いたのですが、推理将棋の投稿が続々と、某看寿賞作家からも来ているとか。これからますます発展しそうな勢いですね。
関連情報: 推理将棋第2回出題 推理将棋第2回解答(1) (2) (3)
推理将棋(隣の将棋) どんな将棋だったの? - 推理将棋入門
2-2 突歩詰 10手 (推理将棋コミュさん)
「昨日隣で変な将棋やってたね」
「あれ? 普通に76歩、84歩の出だしじゃなかったっけ?」
「そのあと君の長考中に、10手目の歩突きで先手が詰まされたんだよ」
「へぇー、気が付かなかった。他に何か変わったことは」
「最終手も含めて王手が3回掛かったな」
「後手は歩しか動かさなかったよ」さてどんな将棋だったのでしょう。推理してくださいね。
推理将棋2-2 解答
7六歩、8四歩、6八玉、9四歩、7七玉、3四歩、
8六玉、8五歩、9六玉、9五歩 まで10手で詰み
10手とちょっと長くなりましたが、頭2手が指定されているので実質8手の問題です。歩突きで詰みということから、95歩までの詰みは予想できるので考えやすい問題だったと思います。
96玉に行くことで先手の手は決定されますが、後手の手はそれだけでは限定できず、3回の王手、指し手は歩だけの条件が付きました。
この手順を見て、「ついたて将棋だったら実際にこの手順で詰むことがあるかも」と思った人もいるかも(いないって)。
解答欄魔さん 「これはひと目。問題の最後の部分は「最終手も含めて王手が3回掛かったけど、後手は歩しか動かさなかったよ」の方がいいと思う。」
その方が問題文がすっきりしますね。
yankeeknightさん 「後手は歩突きだけという条件から詰上がりが見えました。」
きせさん 「9筋で詰む形は容易に想像できる。最初、8六、9五、9六玉で3回王手と考えたが、それでは先手が5手では全部動くには足りない。3四歩での角の王手に気づけば1つ動きが減らせてOK。」
S.Kimuraさん 「最初の2手が指定されている上に,その後は玉が9六に行くしかないと思ったので,迷うことなく解けました.」
隅の老人Bさん 「話が巧み、「3度の王手」で手順が決まる。」
諏訪冬葉さん 「「王手3回」の条件だけで限定できているのがすごい」
正解:9名
S.Kimuraさん 解答欄魔さん きせさん 鈴木康夫さん 隅の老人Bさん
諏訪冬葉さん 躑躅さん Normanさん yankeeknightさん
(当選者は全題の解答発表後に発表)
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