推理将棋第2回解答(1)
[2007年7月28日最終更新]
推理将棋第2回出題の
2-1の解答です。推理将棋は将棋についての会話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル。はじめての方は どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 をごらんください。
詰将棋パラダイスで7月号から推理将棋のコーナーが始まりました。また 「Mixi内の推理将棋コミュでもの凄い問題が立て続けに出題されて」 いるそうです(高橋農園詰め将棋掲示板より)。発展の兆しが見える推理将棋ですが、あまり高度化すると手を出しにくくなりますね。詰将棋メモの推理将棋の出題は、気軽に考えられる問題を中心にしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
関連情報: 推理将棋第2回出題 推理将棋第2回解答(1) (2) (3)
推理将棋(隣の将棋) どんな将棋だったの? - 推理将棋入門
2-1 詰キストの将棋 7手 (余多老さん)
「昨日隣でおかしな将棋を指してたよ」
「どんな将棋?」
「たった7手で後手の玉が詰んだんだ」
「そりゃずいぶん早いね」
「先手は詰将棋の作家らしくて、不成の王手が2回もあったよ」さて、どんな将棋だったでしょうか?
推理将棋2-1 解答
7六歩、5四歩、3三角不成、4二銀、
同角不成、5二玉、5三銀 まで7手で詰み
指し始めの形から7手で詰む順は29通り(詰上りの形としては11通り)ありますが、飛車先の歩を突いていく1通り以外はすべて角を使う手順です。
角を使うには76歩とする手と、96歩から97角とする手があります。そのうちで、不成の王手が2回入るのは、と考えていけば、この手順の発見は難しくないと思います。
解答欄魔さん 「朝見たら第2回がアップされていたので、早速トライ。初手96歩だと不成1回なのね。」
トップ解答は解答欄間さん。出題日の朝9時台という超速解答でした。
96歩でも7手で42角53銀の詰上りは可能ですが、不成の王手が2回は入りません。
yankeeknightさん 「この詰上がりは7手PGの定跡といえそう。」
きせさん 「第1回でだいぶ慣れたので簡単に解けました。
5三に打てるように2手目5四歩と開けておけば良い。」
S.Kimuraさん 「角不成で2回王手する手を考えている内に,先手に銀を取らせる手を思いつき,詰ませることが出来ました.」
隅の老人Bさん 「これは、昔に詰パラで見た記憶あり。ボケかけた頭で思い出すのに、一苦労。」
正解:9名
S.Kimuraさん 解答欄魔さん きせさん 鈴木康夫さん 隅の老人Bさん
諏訪冬葉さん 躑躅さん Normanさん yankeeknightさん
(当選者は全題の解答発表後に発表)
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