推理将棋第4回解答(3)
[2007年9月28日最終更新]
推理将棋第4回出題の4-3の解答と、第4回出題の当選者を発表します。推理将棋は将棋についての会話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル。はじめての方は どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 をごらんください。
関連情報: 推理将棋第4回出題 推理将棋第4回解答(1) (2) (3)
推理将棋(隣の将棋) どんな将棋だったの? - 推理将棋入門
4-3 恐怖の9手 (ミニベロさん)
「さっきの隣の将棋は怖かったね」
「ああ、静かな出だしからいきなり9手で詰んだね」
「歩頭の大駒が2回も出現したしね」
「最後のとどめも大駒だったね」
「駒を成る手は無かったみたいだね」さて、どんな将棋だったでしょうか?
推理将棋4-3 解答
7六歩、5四歩、5五角、7四歩、
8二角不成、4二玉、9二飛、5一金右、
6四角不成 まで9手で詰み
とどめが小駒でよければ、76歩、54歩、55角、52玉、44角、62銀以下ぐらいで簡単。最短7手での詰上りは11通りありますが、この中には生の大駒で詰む順はないので、このように単純に2手延長して条件を満たすことはできません。
生の大駒での詰上りと、歩頭の大駒2回を満たすのは、普通に考えると9手では難しい。
推理将棋では、ちょっと変わった詰上りが現れることがあります。一つは推理将棋1-3「とどめは香 9手」のような合駒なしの詰上り、もう一つは両王手の詰上りで、高坂さんの名作があります。
本作では、両王手の詰上りにすることで、9手目にも歩頭の大駒を入れて巧みに条件を満たしています。両王手の詰上り思い当たれば、完全限定だけに手順を構成するのは難しくありませんが、問題文からは想定しにくく、私はギブアップしました。
複雑で難しいのではなく、キーを思いつかないと解けない問題はパズルとして好ましく、鮮やかな詰上りで解後感も良いと思います。
まささん 「やりたい放題の手順。」
Normanさん 「恐怖の最終兵器は両王手。」
香箱さん 「3問中最速、両王手の筋を追ってすんなり。前回のロイヤル角詰めの残像でしょうか。」
たくぼんさん 「一番の難問はこれ。3三角・3四角型の詰上りと考えて苦戦。次に5一角・5四飛型。最後にやっと両王手を見つけました。歩頭の大駒の1回が詰上りが現れるのが盲点でした。」
小五郎さん 「角のカゲからここしかないという両王手狙いの飛車打ち。歩頭の大駒という条件で手順を限定しつつ華々しさを醸し出しているのがいいですね。」
S.Kimuraさん 「2回目の歩頭大駒を9手目 (最後なので王手) にすると,その駒が歩で取られて駄目だと勘違いしたので苦戦することになりました.両王手を実現する9二飛に気付いたときは感動しました.」
本作は「詰工房オールカマー」でも出題されていますが、作者「楽しんでもらえればよいので解答は発表してかまわない」とのことで、解答を発表しています。
正解:6名
S.Kimuraさん 香箱さん 小五郎さん たくぼんさん
Normanさん まささん
推理将棋第4回出題全解答者: 7名
igatoxinさん S.Kimuraさん 香箱さん 小五郎さん
たくぼんさん Normanさん まささん
当選: Normanさん
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