推理将棋第5回解答(3)
[2007年10月30日最終更新] 余詰のお詫び
推理将棋第5回出題の5-3の解答と、第5回出題の当選者を発表します。推理将棋は将棋についての会話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル。はじめての方は どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 をごらんください。
関連情報: 推理将棋第5回出題 推理将棋第5回解答(1) (2) (3)
推理将棋(隣の将棋) どんな将棋だったの? - 推理将棋入門
5-3 とどめは玉 11手 (推理将棋コミュ作)
「さっきの11手で終わった隣の将棋、すごかったね」
「ああ、最後は玉が動いてみずから止めを刺したやつだろ」
「初手は奇数筋の歩の手で、3手目まではずっと歩の手だったね」
「成る手はなかった」さて、どんな将棋だったのでしょう。手順を推理してくださいね。
推理将棋5-3 解答 担当 ミニベロ
3六歩、3四歩、4六歩、4二玉、
6八玉、7七角不成、同玉、3三玉、
6六玉、4四玉、6五玉 まで11手で詰み
本作も私のミスで、成生を限定するのを忘れていました。
作者名の「推理将棋コミュ」は、MIXI内にある推理将棋の総本山のコミュで、そのメンバーがいろいろいじくって出来た作品を私がもらって、「推理将棋コミュ作」としてここで紹介させてもらっている。
タイトルから玉の開き王手はすぐに分かるが、お互いの玉をどう中段に持ってくるか、そしてどう詰ますか、という問題。
問題文の三行目は手順前後防止用で、後回し。先ずは詰み形を想像すれば自然と手順は決まる。角の王手以外は考えにくいので、44に引っ張り出せば33には戻れない。これが分かれば後は逃げ道ふさぎで、割と簡単だったと思う。
「とどめは○○」を皆で探していて最後に出てきたのが「とどめは玉」でした。
Normanさん 「指将棋 いつかは玉で 詰ませたい」
まささん 「6手目成生非限定。条件1個追加で簡単に限定できるのだから、当然限定すべきと思う。」
*問題文訂正前の解答。出題当日の超速解答でした(TETSU)
香箱さん 「最後の玉移動はあき王手と考えれば詰上がりは案外見えやすい。」
たくぼんさん 「頭の中では解けず盤駒を取り出しました。詰上りを考えると、構想が分かりましたが、76歩を入れて手数オーバー。後手から77角成が好手で解決しました。」
余詰のお詫び
充分気を付けてはいたのですが、とうとう余詰を出してしまいました。申し訳けありませんでした。
5ー3の「とどめは玉」ですが、余詰がありました。9手目の66玉に代えて、45角・65角・76角、どれでも、54の地点さえ押さえていれば、最終手で玉がどこに開き王手しても詰みます。
今村修さんからのご指摘でした。ありがとうございました。この順は全く考えていませんでした。粗検お詫びします。
修正は「駒を打つ手はなかった」とでもするのでしょうが、ちょっと汚らしいですね。ギブアップです。
10月30日 ミニベロ
正解:4名
香箱さん たくぼんさん Normanさん まささん
推理将棋第5回出題全解答者: 5名
香箱さん 諏訪冬葉さん たくぼんさん Normanさん まささん
当選: まささん
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