« 詰将棋メモ(2008年1月23日) | トップページ | 詰将棋メモ(2008年1月24日) »

推理将棋第7回解答(1)

[2008年1月23日最終更新]
推理将棋第7回出題の 7-1の解答です。推理将棋は将棋についての会話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル。はじめての方は どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 をごらんください。

関連情報: 推理将棋第7回出題  推理将棋第7回解答(1)  (2)  (3)
  推理将棋(隣の将棋)  どんな将棋だったの? - 推理将棋入門


7-1 初級 馬で金を2枚続けて取った 9手 (タラパパ作)

「玉の守りに、やはり金は大切なんだね」
「どうしたの、急に」
「馬で金を2枚続けて取って、9手で詰ましたからさ」

たったこれだけの会話で全ての手順が分かるはずなんです。
楽しく推理してくださいね。


推理将棋7-1 解答   担当 ミニベロSuiri71

7六歩、5二金右、3三角成、4二金寄、同馬
6二玉、
4一馬、7二飛、5ニ金 まで9手で詰み

推理将棋界の重鎮の登場です。
詰工房の「オールカマー」にも出品された神局「ワープドライブ」の原型は、この人の頭脳から生まれたもの。
もちろん本作はあんな恐ろしい作品ではなく、啓蒙用に作って頂いた可愛い小品。

逆側の金を先に取る、たったこれだけのことなのだが、これで作品になっていることが不思議。
馬で連続で取る、という旨い条件付けで、非限定をすべて解消している。
解き始めて、あれっと2、3回やり直してもらえれば作品の目的は達成している。

Normanさん 「易しく、前回の1番に似ているのが良いと思いました。」

ご明察。こっちが先で、前回の拙作がパクリでした。

たけとひでさん 「角は成る方がめずらしい?」

推理将棋の場合、どちらでもいい時は普通「不成り」に限定するようですが、何も条件がないということは、訳があるんですね。

館長さん 「7二飛が絶妙手!」

1条件で完全に限定されているんですね。

たくぼんさん 「馬で・・・という言葉で上手く成生限定にしているところに感心しました。条件が少ないのも好印象。」

1条件作品は貴重品です。条件が少ないということは、詰将棋だったら「使用駒が少ない」ということですね。

名越健将さん 「これしか解けません・・解けたら後日メールしますね。」

解答有難うございます。1作でも解いてもらえたら充分です。

高坂研さん 「61金が連続して移動するのには、ちょっとした意外性がある。客寄せに最適!」

こういった啓蒙作は、難解作を作るよりはるかに大変なんですよね。

S.Kimuraさん 「6一の金が4二に来て王手を防ぐとは思いませんでした.」

ネタはこれだけなんですけど、旨いですよね。

はてるまさん 「最初に右金を動かしていくのが意外性十分。なかなか見えませんでした。」

一度はみんな玉に72に逃げられる?!

香箱さん 「爽快にスカッと解けた。」

初級は毎回こういったシンプル作品を予定しています。

鈴木康夫さん 「1問のみですが推理将棋に解答させていただきます。」

解けた分だけでも結構です。またお願いします。

まささん 「手数+1条件でうまく手順限定された好作」

1条件作品、あとどれくらい存在するのでしょうか。

けいたんさん 「実戦的推理将棋(?)ちょっとゴツゴツしている。」

金が団子になっている?

橘圭伍さん 「初級用の易しい作品。金の取り方の基本問題」

2枚目の金は王手で取らない!

まじーさん 「いかに王手でなく、金を取るかが鍵。易しいながらも楽しめます。」

王手をすると挨拶が必要になる。推理将棋の基本ですね。


正解:15名

  S.Kimuraさん  館長さん  けいたんさん  高坂研さん  香箱さん
  鈴木康夫さん  たくぼんさん  たけとひでさん  橘圭伍さん  タラパパさん
  名越健将さん  Normanさん  はてるまさん  まささん  まじーさん

(当選者は全題の解答発表後に発表)

|

« 詰将棋メモ(2008年1月23日) | トップページ | 詰将棋メモ(2008年1月24日) »

推理将棋」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 推理将棋第7回解答(1):

« 詰将棋メモ(2008年1月23日) | トップページ | 詰将棋メモ(2008年1月24日) »