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推理将棋第18回解答(1)

[2009年1月27日最終更新]
推理将棋第18回出題の 18-1の解答です。推理将棋は将棋についての会話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル。はじめての方は どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 をごらんください。

関連情報: 推理将棋第18回出題  推理将棋第18回解答(1)  (2)  (3)
  推理将棋(隣の将棋)  どんな将棋だったの? - 推理将棋入門


18-1 初級 渡辺秀行さん作  連珠将棋   9手

「隣の将棋変じゃない?なんか33と44ばっかり指してるみたいだけど」
「本当だ。6回もあるよ。おっと、もう詰んじゃったのか。9手とは短かいね」
「そう言えば、成った手の直後で飛車が動いていたね」

(条件)

  • 9手で詰んだ
  • 33と44の着手が合計6回あった
  • 成る手の直後の手で飛車が動いた

出題のことば(担当 タラパパ)
  33と44の手ばかりで、本当に詰むのでしょうか?


推理将棋18-1 解答   担当 タラパパ Suiri181

▲7六歩、▽5二玉、▲3三角不成、▽4四歩
同角不成、▽3三桂、▲同角成、▽6二飛
4四桂 まで9手で詰み

渡辺さん、新人とは名ばかり。解図力も抜群な上に条件付け巧者で、すでにベテランの域にある作者です。次々に優れたアイデアを発掘し、推理将棋の次代を背負う担い手と見ています。今後の登場機会も多いと思いますのでご期待ください。

さて本作、わずか9手のうち6手が33と44の着手といえば、これしかない手順ですが、いかにも目の付け所が素敵です。問題文を見て「ん?」と注目させる。「そんなことができるの?」そして知らずに解き始める(笑)

「成った手の直後で飛車が動いた」も、少条件で成るタイミングを限定させる手馴れたものでした。

33や44の言葉から連想される『連珠』。推理将棋では工夫をこらしたタイトルもまた楽しめます。

はなさかしろう 「角打ちの詰みは連珠手が一手足りず断念。76歩、飛車の移動手、それに玉が危険地帯に動く手で連珠手以外の3手が費やされてしまうのですが...44桂があった! 狭いエリアでの手順の遣り繰りが面白い問題でした。」

■33桂で33角の手順ですね。

ミニベロ 「これは軽妙な手順です。条件もいい。掘り出し物ですね。連珠の場合、33や44では先手(黒)の負けですが。」

■推理将棋の世界では、33や44は先手の勝ちが定着しております。ホントか?

リーグ戦ファン 「この条件は先手角がダンスするしかないので、初級にふさわしくロジカルです。素晴らしい。角がどこで成るか、と、62の駒選択(飛か銀)を、1条件で片付けるところがうまいです。」

■おっしゃる通り、ロジカルに解ける作品で、慣れた人なら条件を見ただけで34桂までの詰みに気づく?

渡辺 「締切が長いから問題のレベルを上げましたね。本作(拙作)以外は難問だと思います。」

■上げたつもりはないのですが、新年だというのに解答者数が減ったということは...(汗)。

はらたっと 「先手は76歩が必須なので残り4手が「33」か「44」。後手は「33」か「44」を2手指すことになるので、33で桂を44で歩を取らせてフィニッシュは44に桂を打つ手順だろうとみえてきた。あとは、成る手の直後に飛車が動くようにすれば。。。クリアです。」

■後手が33や44の手を3回指すことは不可能。これはロジカルに決まりますものね。

神無七郎 「2手目に焦って44歩としてはいけないんですね。条件に合わない手を指す不利感をうまく使った問題。」

■先に44歩を突いてしまうと、33桂と跳ねて貰う余裕がなくなってしまう。うまいですよね。

S.Kimura 「角が往復することに気付いて、どうにか解けました。」

■軽趣向のような味もあって。

たくぼん 「こんな条件が成立するとは夢にも思わない。拍手。」

■たくぼんさんも、こんな条件を見つけましたらぜひ投稿してください。即採用ですから。

竹野龍騎 「先手の33,44は禁手なので、43桂で詰ますのかと思いました(嘘)」

■ふふふ、題名は『連珠禁手将棋』でしたか(笑)

はてるま 「とどめも「44」で仕上げたのが洒落てますね。」

■こうでなくてはねぇ。

高坂 研 「考えやすい条件で、理想的な客寄せ作。」

■こんな作品、詰パラでも欲しいのでは?(笑)


正解:12名

  S.Kimuraさん  神無七郎さん  高坂研さん  諏訪冬葉さん
  たくぼんさん  竹野龍騎さん  はてるまさん  はなさかしろうさん
  はらたっとさん  ミニベロさん  リーグ戦ファンさん  渡辺さん

(当選者は全題の解答発表後に発表)

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