[2009年11月8日最終更新]
詰将棋パラダイス2008年12月号で、中村宜幹さん・芝勇輝さん合作の「アトランティス」が超長編特別出題として出題され、2009年4月号で角建逸さんの解説で結果発表された。951手の歴代3位の長手数作品である。「アトランティス」は独自に創作された作品であるが、過去に似た構図の作品が発表されていた。近代将棋1995年4月号で出題された広沢芳香さんの「古時計II」である。「古時計II」は残念ながら不詰であった。両者の手順は、おもちゃ箱の超長編作品リストに掲載されている(下記リンク)ので、ぜひご鑑賞ください。
また、「古時計II」の原作「古時計」は図面が掲載されたのみで、しかも不完全作だったため謎の作品だったが、橋本孝治さんが詰将棋パラダイス2009年8月号で詳しく解説し、修正案を示した。橋本さんは古時計IIの修正案も示している(詰将棋劇場 blog)。
![Cho001b Cho001b](http://toybox.tea-nifty.com/photos/uncategorized/2009/04/20/cho001b.gif)
手順の構成
両者とも反転型竜追いをベースに持駒変換とと金はがしを組み合わせた巧妙な作品である。
- 「アトランティス」は3往復で1枚と金をはがし、それを5回繰り返す
- 「古時計II」は更に巧妙で、5往復で1枚と金をはがし、それを3回繰り返す
「アトランティス」は3×5で15往復、「古時計II」は5×3で15往復とこの部分はほぼ同じ手数だが、「アトランティス」は更に21歩の配置などで手数を稼いでいるため「古時計II」より手数が長くなっている。
「アトランティス」は非限定箇所が多い。その非限定箇所および「アトランティス」、「古時計II」両者の手順の構成を中村宜幹・芝勇輝 「アトランティス」 951手に記述したので、手順を並べながら確認されたい。
「アトランティス」は還元玉の長手数記録951手、竜の王手回数422回、1枚の竜の王手回数422回の記録作品でもある。これらの記録はこれまではいずれも奥薗幸雄「新扇詰」 873手が保持していた。「アトランティス」は最初はおもちゃ箱の記録展示室向けに投稿されたが、歴代3位の超長編であり、水上編集長と相談して詰将棋パラダイス誌で出題した。
「古時計II」の修正案
詰将棋劇場の平井康雄さんが、「古時計II」の手順を分析したところ、不詰箇所が2か所、余詰箇所が1か所あることが判明した。平井さんは更に、これらの不完全箇所をすべて修正した847手の修正案を作成した。このあたりの経緯および修正案をブログで書かれているので、参照されたい。
作者の広沢芳香さんは、「古時計II」以降発表作品がなく、あるいは詰将棋から離れられているのかもしれないが、これを契機に復活を期待したい。ぜひ作者自身による修正図をみたいものである。
古時計IIとアトランティスの違い、古時計
二つの詰将棋の違いについても、平井康雄さんが詳しく分析されているので、あわせて参照されたい
「・・・ まとめると、 復路捨合型のアトランティスは、歩3枚を順不同に香2桂1に変換する機構と、桂1香2でと金1枚歩1枚を剥がす趣向を組み合わせたものであるので、3サイクルで1枚剥がせる計算になる。(ハガシ趣向の部分だけ見ると収支が1枚損になっているが、2回目以降は、最初の龍追いが、歩→香の変換ではなく、単に合駒を稼ぐだけのサイクルになるので、最終的な収支はバランスが保たれている。) それに対して、往路捨合型の古時計Ⅱは、持駒変換の部分で、歩を香に変換する機構3回の間に、さらに香を桂に変換する機構が組み込まれている。ハガシ趣向の部分はほとんど同じだが、と金を取るのとは別に、43歩を取るためだけの1サイクルが必要になるので、計5サイクルが必要である。 なお、復路捨合型に香→桂の変換を組み込むことは理論的に不可能である。 ということになるようだ。 ・・・」
「21日の記事に、「アトランティスの構図に往路捨合を組み込むことは不可能なようだ」と書いたのですが、これはとんでもない誤解でした。 某氏から、「古時計Ⅱ」の原作に当たる「古時計」の図面を教えてもらったのですが、その折り返し機構がアトランティスのとほとんど同じ構造だったのです。 ・・・ なお、「古時計」は序盤からあまりにも簡単に余詰んでしまうので、作意を追うのが非常に困難。大まかなことはわかるのですが、細かいところはわからないままです。 ・・・」
原作「古時計」は、近代将棋1995年6月号の古時計IIの結果発表時に図面だけ掲載された(右図)。作意は1011手だが早詰あり。しかし「あの橋本孝治氏が、配置をほんの少しいじるだけで、原作意通りの1011手詰作品として修正できることを確認したのです!!」とのこと。詳しくは下記を参照。
「広沢芳香作「古時計」「古時計II」の研究」
橋本孝治さんが詰将棋パラダイス2009年8月号で、「古時計」「古時計II」の研究を発表、1000手超え作品「古時計」の修正案を示した。また、橋本孝治さんは889手の「古時計II」の修正案も考案していて、こちらは詰将棋劇場 blogで紹介されている。
広沢芳香さん(近代将棋1995年6月結果発表時) 「龍追い+持駒変換+置駒消去という使い古した仕掛けによる長編物です。
古い柱時計のゼンマイを巻いて
チック タック チック タック
チック タック チック タック
何時の間にやら止まってた?
というイメージで命名しました。
左図は、同じ趣向でなりふり構わず千手越えを狙った図です。(千11手詰)桂、香の成駒がある、自陣成駒がある、手順非限定があるなど姉はそばかすだらけですが、その後生まれた妹は、まあまあ見られると思います。」
作者追伸 「本作は初め4回転1サイクル×5として一応完成しておりましたが、5回転で1サイクルとしたくてしばらく考えておりました。幸い18角の配置でこれが成立し、完成図を得ることができました。これからもマイペースで創作していきたいと思います。」
![Cho004b Cho004b](http://toybox.tea-nifty.com/photos/uncategorized/2009/08/02/cho004b.gif)
「古時計」の修正図は完全?
2009年11月7日、Yahoo! 知恵袋で、詰将棋「古時計」は1011手詰ですが・・・
「詰将棋「古時計」は1011手詰ですが早詰があるそうです。しかし、最近になって早詰を解消した修正図が提案されたそうですが修正図は本当に完全作なのでしょうか?」
古時計IIの修正別案
2009年8月5日、詰将棋劇場 blogで、 古時計2修正別案について
2009年8月3日、詰将棋劇場 blogで、古時計IIの修正別案
「・・・ ところで、昨日、おもちゃ箱に古時計Ⅱの修正別案が載っておりましたが、これがなかなか素晴らしい。 ・・・ 手数は889手で橋本案と同じですが、作者曰く「橋本案より原作に近いと思う。」確かにそんな感じであり、橋本案のようなキズもないようです。 ・・・」
詰パラ8月号
2009年8月2日、ATGCの日記で、詰パラ8月号
「・・・ 面白い機構ですねー。「古時計」は49香と33桂がカギの開け閉めみたいです。「古時計II」は・・・なんというか、不思議な手順です。「盤上に持駒を蓄え、後で取り出して使う」機構・・・。なるほど納得です。解説がとても分かりやすかったです。 ・・・」
古時計IIの889手案
2009年8月2日、【詰将棋】これが神局だ!!! その4 623-
「本当は貼りたくなかったけど・・・。古時計Ⅱの889手案。某所で紹介された889手案よりは原作に近いと思う。
後手の持駒:香 歩
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香v金 ・ ・ ・ ・ と ・ ・|一
| ・ ・ ・ ・v玉 ・ ・ 銀 ・|二
| ・v桂 ・ ・v桂 ・ ・ ・ 歩|三
| ・ ・ ・vとv歩vとv歩v銀vと|四
| 角 ・v歩v歩vと ・v金 ・v銀|五
| ・ ・ ・ ・ 金v歩vとv金 桂|六
| 玉v歩v香 ・ 歩 ・ ・ ・ ・|七
| ・ ・ 歩v香 ・ ・ ・ ・ 角|八
| ・v飛 ・v銀 ・ ・ ・ ・ ・|九
+---------------------------+
先手の持駒:飛 桂 歩二 」
『広沢芳香作「古時計」「古時計II」の研究』
2009年8月2日、全詰連会長のブログで、詰将棋おもちゃ箱「展示室」
「さて詰パラ8月号が到着したばかりです。橋本孝治氏の論考『広沢芳香作「古時計」「古時計II」の研究』が力作で、早くもアチコチで話題になっています
ね。こうした論考がもっと載ってほしいのですが、なかなか書き手がいない(ネタもですが)というのが現状ではないでしょうか。 ・・・」
古時計、古時計IIの橋本修正案
2009年8月2日、おもちゃ箱の詰将棋研究室で、超長編作品リストに広沢「古時計」「古時計II」の橋本修正案追加
・広沢芳香 「古時計II」 889手(不詰) + 「古時計」「古時計II」橋本修正案
古時計IIの修正案(橋本案)
2009年8月1日、詰将棋劇場 blogで、古時計IIの修正案(橋本案)
「昨日約束した通り、古時計2の画期的修正新案(橋本案)を紹介させていただきます。実は今月号の論考よりも前に完成していたのですが、今回はあくまでも原作を尊重する立場で書かれた論考であるため、その主旨にそぐわないということで、掲載を遠慮されたものです。その替わりとして、これまでの経過から、当ブログを発表の場としてくださったわけです。パラの論考と合わせてご鑑賞ください。 古時計II修正案 橋本孝治氏(889手) ・・・」
詰パラ8月号など
2009年8月1日、詰将棋劇場 blogで、詰パラ8月号など
「・・・ 今月の目玉は何と言っても、橋本氏の古時計・古時計2の研究です。実は原稿自体は事前に読ませてもらっていたので、私にとって初見ではないのですが、単に修正図を展示するだけではなく、両作の奥深くに至る解説は橋本氏ならではのものがあります。絶対に読み応えのある内容であることをお約束いたします。な
お、橋本氏は今回の原稿では掲載を遠慮されているのですが、古時計2の画期的な新修正案を創っておられます。それについては、次回ここで紹介させてもらいますので、お楽しみに!! ・・・」
詰将棋パラダイス2009年8月号届く。
2009年7月31日、ゴルゴ40の、ただの日記じゃねえか、こんなもんで、詰将棋パラダイス2009年8月号届く。
「・・・ 長手数作品の第一人者橋本孝治さんの「古時計」研究稿は読み応え十分。唯一の詰将棋専門誌に相応しい内容だ。 ・・・」
詰パラ8月号
2009年7月31日、my cubeで、詰パラ8月号
「・・・ 古時計・古時計IIの解説。複雑そうなので時間があるときに並べてみます。しかし橋本さんの修正案で1000手超の作品、一丁上がりじゃないですか。こんなにマイナーだったのが不思議です。 ・・・」
詰パラ8月号
2009年7月31日、たくぼんの解図日記で、詰パラ8月号
「・・・ 広沢芳香作「古時計」「古時計II」の研究 素晴らしい論考です。読み応え満点。 ・・・」
関連記事
古時計修正案
2009年5月2日、詰将棋劇場 blogで、古時計
「前回、「古時計」について少しもったいぶった書き方になってしまいましたが、実はその裏で劇的な進展がありました。 ・・・ あの橋本孝治氏が、配置をほんの少しいじるだけで、原作意通りの1011手詰作品として修正できることを確認したのです!! ・・・ この事実を踏まえて、この「忘れられかけていた幻の名作」に市民権を与える方法を模索中です。 ・・・」
古時計の話題
2009年4月30日~、将棋・チェス@2ch掲示板の【詰将棋】これが神局だ!!! その4 457-
「古時計の話題が出ていたので便乗します。 (91香→92香)として、34手目まですすめた局面です。 ・・・ ここから柿木先生は7分ほどで、計1011手を答えてくれますが、 34手目以降にも、どこかに早詰が隠れてたりするのでしょうか?? 」
「「64と」と「65歩」を入れ替えたらどうでしょう? アトランティスは、「44歩」「45金」型で余詰ないので、大丈夫かも。 」
古時計修正案
2009年5月2日、詰将棋劇場 blogで、古時計
「前回、「古時計」について少しもったいぶった書き方になってしまいましたが、実はその裏で劇的な進展がありました。 ・・・ あの橋本孝治氏が、配置をほんの少しいじるだけで、原作意通りの1011手詰作品として修正できることを確認したのです!! ・・・ この事実を踏まえて、この「忘れられかけていた幻の名作」に市民権を与える方法を模索中です。 ・・・」
古時計II修正図別案
2009年4月29日、詰将棋劇場 blogで、訂正
「21日の記事に、「アトランティスの構図に往路捨合を組み込むことは不可能なようだ」と書いたのですが、これはとんでもない誤解でした。某氏から、「古時計II」の原作に当たる「古時計」の図面を教えてもらったのですが、その折り返し機構がアトランティスのとほとんど同じ構造だったのです。香がこの構造に必要不可欠と思っていたら、その替わりに角を置くことで実現できていました。(その替わり、剥がされると金は4枚になる。) アトランティスの短評に、「古時計IIよりもむしろ古時計の方に似ている」というのがあったのもうなずけるところでした。 ・・・」
古時計II修正図別案
2009年4月28日、詰将棋劇場 blogで、古時計II修正図別案
「・・・ 前回の失敗をふまえて、最初の43香生のタイミングを限定するために43桂の配置にしました。1回転少なくなったので手数は847手止まり。前回の修正案よりは多少伸びましたが、新扇詰には届かないことになりました。作者のオリジナリティーを侵害してまで創った価値があったかどうかは微妙なところですので、あくまでも参考図として見ていただきたいと思います。 ・・・」
古時計II:まとめ?
2009年4月26日、詰将棋劇場 blogで、古時計II:まとめ?
「・・・ 原点に帰って、不規則性を元に戻して、規則的な趣向を歩→香変換から始めるようにしたらどうなるのかを確認してみたくなった。 ・・・ 申し訳ないです。午後になって確認したら、上記の図では、最初のサイクルで43香生の時期を限定できず、当然、43香生のためだけの1サイクルも必要ないことを確認しました。 ・・・ 結論として、36とが存在する状態では規則的な趣向を繰り返すことはできないことになり、作者が最初のサイクルを極めて不規則なものにした理由もそんなところにあったらしいのです。 ・・・」
2009年4月27日、中村宜幹さんよりコメント
「・・・ 実際、アトランティスの作者の私でさえ、2作品の差が何処から来るものなのかさっぱり分からずにいたので、違いを調べて下さったことは、古時計を深く理解する上で、また、自分の作品を見直す上でも大いに役立ちました。ありがとうございます。ちなみに、ここでの研究を基にしてアトランティスの改造(?)を試みているところです。 ・・・」
古時計IIとアトランティスの違い:続き
2009年4月22日、詰将棋劇場 blogで、古時計IIとアトランティスの違い:続き
「・・・ 昨日、「2作品の違いは往路捨合か復路捨合の違いである」と述べましたが、これは間違いない事実です。ただ、次の「折り返し地点で駒を打つ段階では持駒に1枚の差があることになり、これが決定的な違いになっている」という件については納得されましたで
しょうか。 ・・・ 実はこの部分、攻方の持駒ではなくて玉方の持駒の方に注目するべきだったようです。 ・・・」
古時計IIとアトランティスの違い
2009年4月21日、詰将棋劇場 blogで、古時計IIとアトランティスの違い
「・・・ 古時計IIは可能な限り非限定を排除した上で、と金1枚はがすのに5サイクル必要。それに対し、アトランティスは攻方にも玉方にも非限定が多数ある上にと金1枚はがすのに3サイクルしか必要ない。 ・・・
正解を言うと、捨合の発生時期が、龍追いの往路か復路かの違いである、ということだったようです。一見、往路でも復路でも関係ないように思えるのですが、実際にはとてつもない違いがあったのです。 ・・・
それなら、アトランティスの構図に往路捨合を組み込むことができるでしょうか?実はそれは不可能なようなのです。 ・・・
ということで、昨日無責任に書いたことは取り消すしかないみたいです。 ・・・」
古時計II続き
2009年4月20日、詰将棋劇場 blogで、古時計II続き
「・・・ 改めて「アトランティス」の構図と比べてみたところでは、下半分の構図に限って言えば、「アトランティス」のものが実に効率のよい配置になっていることに感心するばかりである。もしかして、「アトランティス」の構図と「古時計II」の機構を組み合わすことができさえすれば、飛躍的に手数を伸ばせる可能性があると思われる。 ・・・」
「古時計II」修正図(案)
2009年4月19日、詰将棋劇場 blogで、古時計II
「おもちゃ箱の超長編作品リストに「アトランティス」が追加されていましたが、そのページを見ていて、参考図として掲載されていた「古時計II」の存在が気にかかった。 ・・・先の不詰順がある以上、原図の作意通りの序奏を付けることは不可能。だからといっても、全然別の序奏を付けるとか、基本構造を変更するなどというのは、作者自身にしか許されないことであろうと考えます。あくまで原図の作意を尊重した逆算をするのなら、最初の歩→香の変換サイクルを省略して、原図の序奏を付けるしかない、という考えで、試しに創ってみたのが下図となります。「古時計II」修正図(案) ・・・」
超長篇2つ・・・
2009年4月13日、将棋雑談アレコレ(SDI)で、超長篇2つ・・・
「「アトランティス」(上図9の解答が今月号の詰パラに出ていました。手数はなんと951手で、これは「メタ新世界」を抜いて史上3位の記録となります。
還元玉では「新扇詰」を抜いて1位となります。双玉でも1位ですが・・・これは評価出来るのかどうか・・・? ・・・」
「アトランティス」など
2009年4月5日、詰将棋 駒の舞(別館)で、短編作家の長編作品の理解の限界?
「・・・ 「古時計2」を鑑賞しました。構図・構想・収束の類似性から、同じ作者の修正図と思ってしまいました。別作者だったとは・・短編作の共用手筋と同じ感覚でしょうか? ・・・」
詰将棋パラダイス2009年4月号届く。
2009年3月31日、ゴルゴ40の、ただの日記じゃねえか、こんなもんで、詰将棋パラダイス2009年4月号届く。
「・・・
超長編「アトランティス」の結果発表。解くことをせず読むだけの人間だが、「古時計Ⅱ」とは懐かしい名前が出て来たもの。そのアイディアの類似性と、作品
の非限定箇所の多さから、無条件で価値が認められるわけではなさそうだが、発表作者が新人と言うのが凄いところである。 ・・・」
詰パラ4月号
2009年3月30日、詰将棋劇場blogで、詰パラ4月号
「・・・ アトランティスの解答発表。 ・・・
いろいろ問題はあっても、無名の新人作家がこれを創ったということは、それなりに意義あることだと思われます。 ・・・」
詰パラ4月号
2009年3月30日、たくぼんの解図日記で、詰パラ4月号
「・・・ アトランティス結果発表 解説も何だか歯切れが悪そうですね。私は誤解のようです。 ・・・」
アトランティス結果発表
2009年3月21日、詰将棋パラダイス掲示板で、金少桂さん
「2008年12月号の超長編特別出題(アトランティス)の結果発表、何月号になりそうでしょうか。 ・・・」
2009年3月21日、須藤@詰パラさん
「次号(4月号)にて12ページ掲載!です(^-^)」
変化別詰なのか?迂回手順に入っているのか?
2008年12月12日、詰将棋駒の舞(別館)で、変化別詰なのか?迂回手順に入っているのか?
「詰パラ12月号は、結局「アトランティス」に取り組んでいます。締め切りが遅いので、あまり書くとまずいのですが、たぶん詰みました。しかし、たぶん・・きっと・正解ではないでしょう。
・・・ いくらかの誤差を含めて、1200手付近(新桃花源は超えていないみたい)になります。どうして300手も差が出てしまったのか?悩んでいます。 ・・・」
アトランティスは非限定あり
2008年12月8日、たくぼんの解図日記で、頑張りモード
「・・・ アトランティスは多分解けたと思いますが、あちこちで書かれている通り手順前後や非限定が多々あり、これからその検証にもっと多くの時間がかかると思います。解答者に易しくであれば、「非限定あり」とか「はがし順は限定ではありません」とか書いてくれるとうれしいんですが、それは解答者の甘えですかねえ。 ・・・」
アトランティス
2008年12月8日、将棋雑談アレコレ (SDI)で、アトランティス
「・・・ 今月号の詰パラの特別出題です。「アトランティス」。中村宜幹・芝勇輝両氏の合作。詰パラには初登場だそうです。当初は700手くらいだったのが話し合って改良を重ねていくうちに200手以上も手数が延びたとか。 ・・・」
詰パラ12月号
2008年12月1日、詰将棋劇場 blogで、詰パラ12月号
「・・・ 新人作家の新扇詰越えの超大作には驚きました。これについては解き切るまではできなくとも、大まかな本質くらいはつかみたいところです。 ・・・」
2008年12月6日、12月号続き
「・・・ 「アトランティス」も考えてみました。回転型龍追い+と金はがしという基本構造は見えてきましたが、中合の時期などでややこしいところがあって苦戦しています。 ・・・」
詰パラ届く
2008年12月2日、All by myselfで、詰パラ届く
「・・・ 超長編も載ってますね。機構はだいたいわかっ
たので、あとは順番と収束を考えれば解けそうな感じです。(珍しく冴えてる?) ・・・」
詰パラ12月号
2008年12月4日、Ma vie quotidienneで、詰パラ12月号
「・・・ 無名の新人が突如発表した超長編作の特別出題とか、あまりの難しさに話題となったTさんの作品の解答発表など、今月もいろいろ読むとこ
ろがありそうだ。 ・・・」
詰将棋パラダイス2008年12月号到着
2008年12月3日、ゴルゴ40の、ただの日記じゃねえか、こんなもんで、詰将棋パラダイス2008年12月号到着
「・・・ 超長編特別出題は、何と聞いた事のない新人お2人の合作。新扇詰(873手)の記録を超えた、とあるので、900手くらいだろうか。本物の新人としたら、前代未聞のすごい事である。 ・・・」
詰パラ12月号
2008年12月1日、たくぼんの解図日記で、詰パラ12月号
「・・・ 「アトランティス」 噂の超長編作品ですか~新扇詰が873手でそれを超えるので900手くらいでしょうか?それにしても驚いたのは作者がお二人で聞いたことがないお名前ということです。全くの新人だとすると凄いことですね。これは正解したい! ・・・」
詰パラ12月号届く
2008年11月30日、風みどりの玉手箱で、詰パラ12月号届く
「・・・ 特別出題として「アトランティス」という長編が掲載されている。「新扇詰」を超えるというから「メタ新世界」には届かない900手台ということか。機構は先月に続いてまたもや龍追い。一体どのような機構が工夫されているのか楽しみだ。そしてなにより作者が中村宣幹・芝勇輝合作と初めて聞く名前。超大型新人の誕生か。実に楽しみ!」
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