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推理将棋第22回解答(1)

[2009年5月28日最終更新]
推理将棋第22回出題の 22-1の解答です。推理将棋は将棋についての会話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル。はじめての方は どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 をごらんください。

関連情報: 推理将棋第22回出題  推理将棋第22回解答(1)  (2)  (3)
  推理将棋(隣の将棋)  どんな将棋だったの? - 推理将棋入門


22-1 初級 まささん作     4筋が急所       8手

「たった8手で詰んでしまいました。K九段、講評をお願いします。」
「4筋への大駒の着手2回がポイントだったと思います。不成が出るなど、面白い一局でした。」

さて、どんな将棋だったのでしょうか?

(条件)

  • 8手で詰んだ
  • 4筋への大駒の着手が2回
  • 不成があった

出題のことば(担当 タラパパ)
  4筋への大駒の着手を急がないことです


推理将棋22-1 解答   担当 タラパパ Suiri221

▲7六歩、▽3四歩、▲7七角、▽同角成、
▲5八玉、▽4五角、▲4八飛、▽6七角不成

まで8手で詰み

8手で詰む条件の手順は、すでに全局が解明されています。本局はそれらが解明される前の作品。ただ、解明されているからといって、出題できないわけではありません。7手問題もまた然り。推理将棋は手順半分、条件半分、新しい条件により既存手順に光が当たります。

「4筋が急所」は、まささんらしいウイットに富んだタイトル。そしてウイットに富んだ条件。というのも出題条件の全てが、一方で手順限定を兼ねているからです。皮肉というより、巧み過ぎることに、条件の全てを否定しても、ほぼ同様の手順を構築することができます。45角は56や78にも打てますし、48飛車は金銀で代用できます。不成条件がなければ最終手は67角成でも詰み。

「どこが、4筋が急所やねん!」と突っ込みを入れたくなりませんか?巧者の条件付けの極みと言えるのではないでしょうか。

今月の3局、いずれも同程度の難度だと思います。手数順で初級としましたが、本音では本局が一番難しいかな?と初級に。またまた難易度設定を間違えたようですが(汗)

急所が4筋と言われれば、76歩、34歩、44角、同角とか、76歩、34歩、66角、同角、48飛、46角といったように、条件を早目にクリアしたくなるものですが、4筋の大駒が出てくるのは6、7手目という捻った作りでした。

たくぼん 「考えやすい条件で入門編には最適でしょう」

■入門編には難しかったようです。

はなさかしろう 「最強のストッパー右四間飛車。頼りにしてます。
さっぱりした2条件でした。」

■すると48飛は、阪神の藤川投手というところでしょうか。

ミニベロ 「使い古しの詰み形のはずなのに、これが一番の難問でした!全手順3420通り解明されている8手作を知らん顔で出題とは、条件次第でまだまだ使えるのですね。」

■解明されてるとはいえ、3420通りですから覚えきれるわけもない。それでも高々8手ですから虱潰しにあたっても解ける筈なのですが、巧妙な条件に惑わされ、そうそう見破らせないテクニック。

はてるま 「盲点にはまり、結局一番最後に解けました・・・。76歩から77角という立ち上がりは私にはあまり見覚えがなかったので、余計にそうだったのかもしれません。8手詰も奥が深いものです。 」

■初級とは真っ赤なウソ(結果的にですよ)で、今回一番の難問でしたから(汗)

渡辺 「これは巧い。これで限定されているんですね。」

■惚れ惚れします。特に条件設定は見習いたいものです。

隅の老人B 「不成の条件はインチキくさいな。でも、これで指し手が決まります。」

■インチキ臭いんですって、まささん(^^)

リーグ戦ファン 「48に角を置いて57打か成でトドメ、が第一感ですが、どちらにしても先手が大ゴマの手を指せない。かなりイライラさせられました。「不成があった」は、成はトドメで最初は不成、と盲点になって、解きあがるまでなんと一週間。」

■実は担当も解くのにかなり時間がかかりました。それでも8手を「上級」には置きにくい(汗)

竹野龍騎 「42飛や44角から考えてしまった。条件が巧みで新鮮な印象を受けました。」

■条件付けというものが、いかに好局への重要な要素になるかと再認識します。

鈴木康夫 「一番苦労しました。不成りが有ったと言う条件で4手目が見えませんでした。」

■4筋の大駒も不成も、できるだけ早く済ませたくなる意識。解答者の思考回路を読んで、条件設定したのでしょうか。

○術師 「手数が短いのに10日以上ハマりました。主にハマったのは、▲48飛~△48角不成とする順と△88角不成とする順でしたが、これらでは後手の大駒を連結させる形がどうしても作れませんでした。「4筋の大駒を急がない」だけでなく「不成も」急いではいけなかったとは。」

■条件の後出し。特に手数の短い作品では、有効な手になりそう。

高坂研 「早く条件を満たそうと焦って44角-同角などとやってしまい、しばらく悩まされた。」

■またヒント飛ばししまいたね。急いじゃダメって書いたでしょ(笑)

S.Kimura 「結局、答えが分かりませんでした。8手詰めで簡単なはずなのに残念です。」

■初級に設定した担当のせいでした。簡単ではなかった(><)

魚熊 「初日からさんざん考えましたが、思いつきませんでした。他の2問は初見で解けたのに・・・。もう難度設定信用しない!」

■ようやく気付かれました?(笑)私は難易度設定なんか、ハナから信用していません・・・・って、自分でこんなこと言っていいのか?


正解:13名

  高坂研さん  鈴木康夫さん  隅の老人Bさん  たくぼんさん
  竹野龍騎さん  躑躅さん  はてるまさん  はなさかしろうさん  まささん
  ○術師さん  ミニベロさん  リーグ戦ファンさん  渡辺さん

(当選者は全題の解答発表後に発表)

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