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推理将棋第33回出題(5月20日まで)

[2010年6月2日最終更新] 33-3解答、第33回出題当選者発表

将棋についての会話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル、推理将棋の第33回出題です。はじめての方は どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 をごらんください。

解答、感想はメールで2010年5月20日までにTETSUまで(omochabako@nifty.com) メールの題名は「推理将棋第33回解答」でお願いします。 解答者全員の中から抽選で1名に賞品リストからどれでも一つご希望のものをプレゼント! 1題でも解けたらぜひご解答ください。

推理将棋第33回出題  担当 タラパパ

自作はすでにコンピュータで全手順が解明されている8手問題。条件はオリジナルでも、手順は推理将棋初期に既に発見されているもの。
「いちご白書」は、私と同じ団塊の世代の頃の映画のタイトルですが、ユーミン作詞作曲で、ばんばひろふみが歌う「いちご白書をもう一度」のほうがずっと有名ですね。題名はもちろん「15白書」って洒落。
「飛車冠」は、なんといっても設定条件が抜群に秀逸!
例によって、中級と上級の難度は逆かもしれません。


追加ヒント(2010年5月15日タラパパ)

易しくなり過ぎない適度なヒントを出します(^^)
 初級:金を寄る手が出てきます。
 中級:止めは歩突きです。
 上級:「ある(同じ)筋の手」が10回出てきます。


33-1 初級 タラパパ作  束縛の飛車  8手

弟子「師匠、どうして8手で詰まされちゃったんでしょう?」
弟子「駒成のない淡白な将棋は得意なのに」
師匠「どうしてもこうしても、3手指し終わった局面見てみなさい」
師匠「君の飛車、どこにも動けないじゃないか。これで勝てるわけがなかろうよ」

(条件)

  • 8手で詰んだ
  • 3手指し終えたら先手の飛車は動けなくなった
  • 駒を成る手はなかった

33-2 中級 けいたんさん作  いちご白書  11手

「さっきの将棋11手で詰んだんだって。1筋と5筋に角打ちがあったよね」
「ああ、成る手はなかったよ。それから先手は奇数筋の着手しか指さなかったな」

(条件)

  • 11手で詰んだ
  • 1筋と5筋に角打ちあり
  • 成る手なし
  • 先手は奇数筋の着手しか指さない

さて、どんな将棋でしょう? 推理してくださいね。


33-3 上級 DD++さん作  飛車冠  12手

「昨日将棋で12手で勝ったんだ」
「圧勝だね。勝因は?」
「最初も最後も玉頭の飛の手を指したことかな。」
「へぇ、じゃあ相手の敗因は?」
「最初も最後も玉頭の飛の手を指したことかな。」
「え?」

(条件)

  • 12手で詰んだ
  • 2人とも、最初も最後も玉頭の飛の手

※ 飛の手とは、「棋譜に飛の文字が入る手」を意味とします。
  「○○飛」「○○飛不成」「○○飛成」「○○飛右」など。「○○龍」はNG。
  玉頭とは自玉・相手玉を問わず、玉のすぐ上のマス(59玉なら58地点)のこと。


推理将棋の問題も募集しています

このコーナーで出題する問題を募集します。入門用の易しい問題を歓迎。作者名、問題、解答、狙いなどを記入して「推理将棋投稿」の題名でTETSUにメール(omochabako@nifty.com)してください。

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易しくなり過ぎない適度なヒントを出します(^^)
 初級:金を寄る手が出てきます。
 中級:止めは歩突きです。
 上級:「ある(同じ)筋の手」が10回出てきます。

投稿: タラパパ | 2010.05.15 11:04

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