推理将棋第36回解答(参考出題)
[2010年9月7日最終更新]
推理将棋第36回出題の参考出題の解答です。推理将棋は将棋についての会話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル。はじめての方は どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 をごらんください。
関連情報: 推理将棋第36回出題 推理将棋第36回解答(1) (2) (3) 参考
推理将棋(隣の将棋) どんな将棋だったの? - 推理将棋入門
解答不要 上級 タラパパ作 順番に大駒 9手
(条件)
- 9手で詰み
- 3手目は3筋に大駒
- 4手目は4筋に大駒
- 7手目は5筋に大駒
- 9手目は6筋に大駒
推理将棋36-参考出題解答(タラパパ)
▲7六歩、▽3二金、▲3三角不成、▽4二飛、
▲同角不成、▽4一玉、▲5三角成、▽7二金、
▲6一飛 まで9手。
3手目に3筋に大駒、4手目に4筋に大駒なら、5手目まではもっとも自然な流れ。問題はこのあとの4手です。この詰上がりを開発されたのは、実は私ではなくまささんです。53角成まで進めても、なかなか気付きにくい詰上がりが印象的な手順。手順をお借りして『大駒』で条件付けしてみました。
3つ目の条件は『5手目は4筋に大駒』が綺麗なのですが、2・4手目の手順前後が消せず、『4手目』になりました。
なお、『9手目は6筋に大ゴマ』を『9手目も5筋に大ゴマ』に一つだけ変えると、54飛までの別手順が作れそう、とのコメントがありましたが、単に大駒と謳うだけでは54飛~53飛成のような余詰を生じるようです。
解答不要の本問ですが、下記の方から正解と短評をいただきましたので、お一人だけ評を紹介させていただきます。
DD++、香箱、はなさかしろう、斧間徳子、渡辺、たくぼん、井上徹也、はてるま、ミニベロさんの各氏。
はなさかしろう 「迫りくるジョウズのような条件とはうらはらにコンパクトな詰め上がり。最小合駒なしの図といったところでしょうか、初めて見ました。4手目42飛なので2手目は歩突きか32か香しかないのですが、詰め上がりが見えなかったので妙に決めにくかったです。」
■9手で合い効かずは何通りかありますが、覚えておきたい形の一つでした。
| 固定リンク
「推理将棋」カテゴリの記事
- 推理将棋第136回解答(3)(2021.03.25)
- 推理将棋第136回解答(2)(2021.03.23)
- 推理将棋第136回解答(1)(2021.03.21)
- 推理将棋第137回出題(4月10日まで)(2021.03.13)
- 推理将棋第135回解答(8)(2021.02.27)
コメント
解説ありがとうございます。
いずれは全国大会で、「推理将棋解答ダービー」をやりたいですね。
その時のために、新「94問題」を大量に生産中です。
作る側に回れば馬にならなくていい、という読み筋ですが・・・。
4年後なら、解答強豪がたくさん存在していることでしょうから、心配いらないか。
投稿: ミニベロ | 2010.09.07 17:01
推理将棋という名前で定着し始めてまだ3年ちょっとですか。
4年後の東京での全国大会までにどこまで展開されているでしょうねえ。
私は「推理将棋解答ダービー」にポニーで出走予定。
94問題が競技種目としては適当かと思います。
ミニベロさんは「推-1グランプリ」の方に出場を。(笑)
DD++さんが9手詰めで苦労する間に差をつけるのが
必勝法です。
投稿: はらたっと | 2010.09.09 13:04