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推理将棋第41回解答(3)

[2011年3月4日最終更新]
推理将棋第41回出題の41-3の解答、第41回出題の当選者(斧間徳子さん) を発表します。推理将棋は将棋についての会話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル。はじめての方は どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 をごらんください。

関連情報: 推理将棋第41回出題  推理将棋第41回解答(1)  (2)  (3)
  推理将棋おもちゃ箱)  推理将棋(隣の将棋)  どんな将棋だったの? - 推理将棋入門


41-3 上級 タラパパ作     止めはどれも銀(2)    15手

中級と同じ会話

(B君の見た将棋:条件)

  • 15手で詰み
  • 先手は3手目に3筋で王手をかけると、次々に左隣に着手を移して王手をかけ続けた
  • 大駒を成る手なし
  • 止めは銀の着手

出題のことば(担当 タラパパ)
  玉が8~9筋まで逃げるために必要な2手目は?

追加ヒント:
  止めは角筋に銀を打つ手。


推理将棋41-3 解答 担当 タラパパ Suiri413

▲7六歩、▽7四歩、▲三角不成、▽4二銀、
角不成、▽6二玉、▲三角不成、▽7三玉、
四角不成、▽8四玉、▲三角不成、▽8五玉、
六歩、▽9四玉、▲9五銀 まで15手

手数から止めは9筋の銀の着手となります。少なくとも玉を8筋以遠に追うとなると、4手目に42飛と動かすか、2手目に6~9筋の歩を突いて上に逃がしてやるか、どちらか又は両方です。

4手目に42飛と動かした場合、71銀を取る手段は71飛不成に限られます。詰上がりは95銀と打つか、96銀と打つくらいなのですが、71飛不成の次の手がこれに繋がりません。

96銀と打つ場合、94の逃げ道をどう塞ぐのかが課題。95銀と打つ場合には、95にどうヒモを付け、85の逃げ道を塞ぐのかが課題になります。一方は解決可能で、もう一方は解決不能。そして可能なのは後者のほうです。

94を塞ぎかつ96銀を止めにするには、75角~86桂~96銀や85銀~96銀打くらいしか思いつきませんが、銀銀も銀桂も事前に手にするのは無理。73角不成~86歩~95銀が省エネの解決手段になります。

まさ 「案外41-2よりこっちの方が見えやすかった(笑)。」

■94玉の頭に銀と決めつければ、一瞬かもしれません。

魚熊 「私にとっては中級と上級の難度が逆。こちらが先に解けてしまいました。」

■魚熊さんも上級が先でしたか。

NAO 「8筋の王手実現が難しく悩みました。64から73への角生の活用がいい感触です。7手詰と合わせて3局セットの良問。いずれも後の銀活用を見越した2手目が鍵になりますね。」

■2手目がどれも違うのは面白いと思います。飛車で追う筋ですと、どうしても8筋での王手で挫折。

斧間徳子 「前問と本問は、ペアとして非常に面白い試みと思います。(これらの作品をそれぞれ単独で評価しても意味がないですね)」

■単独では手順が弱いので、ぜひペアで評価を(汗)

KG 「実は最初、止めは銀と言う条件を忘れていたので▲3三角不成△4二飛▲同角不成から後手玉を隅に追いやる手順を考えていました。途中でそのことを思い出して、それなら後手玉を中段におびき出すしかないな、と思い直しました。すべての指し手がうまい具合に限定されているのがいいですね。」

■実は私もはじめ、その筋で3局同条件を探していました(^^;

宮谷保可楽 「玉を9筋方面まで運ぶために、74歩と道を作ってやれば、あとは追い詰。それにしても、上級問題が40秒で解けるとは、思いもしなかった…。」

■いえいえ、そんなもんです。ある程度手数が長い問題は特に。

superkuppabros 「こっちは時間がかかり、4手目△4二飛を考えたりしてました(王手限定なので実際は無理なのですが)。13手目▲8六歩がなかなか感触のいい手でした。今回は全体的に簡単で解きやすかったです。ツインの片方は解けないことも多々あるのでこれぐらいの問題は丁度いい感じでした^^では、よろしくお願いします。」

■実は夜中にハッと飛び起きて、「86歩の代わりに77桂で余詰だぁ~!」なんてことがありました(汗)読み筋だったのに。

館長 「9筋での詰みは8筋の後手玉位置は中段しかない。中段に行くには、7筋開放」

■はい、9筋に逃がしてあげなければならず、74歩が一番手っ取り早いんです。

DD++ 「76歩、92香、33角生、42飛、同角生、62玉、51角生、同金右、61飛、72玉、71飛、82玉、72飛、91玉、82銀まで」というおしい順を見つけ、飛撤去と銀入手があまりにスムーズなため、作意は遠くないのだろうと近辺を数日うろうろ。まさか73から8筋の壁の上に出るとは。」

■おお!この手順の「51角生、同金右、61飛」はカッコイイですねぇ。

はらたっと 「4手目42飛、同角生で71の銀入手から抜けられず大苦戦。追加ヒントで、頭銀打つには中段玉しかないことに気が付きました。」

■追加ヒントが役立ったという声を聞くと、それだけで嬉しくて(^^)

たくぼん 「長いけれど分かり易い手順。同一条件で手数が別の作品の1号局としては上出来でしょう」

■同一条件で3種手数は1号局だと思いますが、2種だと1号局ではないのです。直近では(偶然ですが)23手と25手というケースも。

鈴木康夫 「中級より早く解けました。推理将棋の難易度は誰にも測り難いですね。」

■それが推理将棋なんですよね。つくづく感じます。

S.Kimura 「95銀で詰ませるのは予想していましたが、角と銀だけでは玉を捕まえられないので、金を取ったり、77桂を入れたりしようと四苦八苦していました。角が巧妙に動いて、86歩でしたか。」

■腹に弱点を持つ”なまず駒”が銀。86歩がなまずの弱点をカバーする一手でした。

はてるま 「パズルチックな動きですが、勢い余って66角~75角としてしまうとハマリ。86歩が値千金の一手ですね。」

■64角~75角ですね?手の流れからは73より75に行きたくなりますよね。


正解:15名

  魚熊さん  S.Kimuraさん  斧間徳子さん  館長さん  KGさん
  superkuppabrosさん  鈴木康夫さん  たくぼんさん  躑躅さん
  DD++さん  NAOさん  はてるまさん  はらたっとさん  まささん
  宮谷保可楽さん


総評

はてるま 「今回の作品はどれもアイディア+手順発掘系と思いますが、新しい発想はつきないものですね。」

■新しい方が新風を吹き込み、推理将棋もずいぶん進化してきたと感慨深いものがあります。

KG 「今回初挑戦でしたがなかなか楽しめました。骨休め問題だったみたいですが、それでも私にとっては結構頭を使う問題でした。」

■初解答ありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。

宮谷保可楽 「第40回は、身もココロもノーミソも荒れてましたのでパスしました。スイマセン。今月は少し落ち着いたのと、予想外に早く解けたので、解答をお送りします。よろしくお願いいたします。」

■気分の乗った時だけで結構ですので、末永くよろしくお願いします。

superkuppabros 「今回は珍しくノーヒントで解けましたので、早めに送らせていただきます。」

■ファンタスティック!

DD++ 「第32回からの連続採用記録が9回でついに途絶えてしまいました。残念ではありますが、よくよく考えると9回も連続で同じ人の作品が採用になる方が異常ですよね(笑)」

■え!まじですか? 採用しておいて、ぜんぜん気付いてない(^^; う~ん、異常だ。

はらたっと 「広島への出張、新幹線の中でヒラメキました。のぞみ23号車中からメールします。」

■なんとなく嬉しいですね。こういうのって。


推理将棋第41回出題全解答者: 16名

  魚熊さん  S.Kimuraさん  斧間徳子さん  館長さん  KGさん
  superkuppabrosさん  鈴木康夫さん  たくぼんさん  躑躅さん
  DD++さん  NAOさん  はてるまさん  はらたっとさん  まささん
  みやさん  宮谷保可楽さん 

当選: 斧間徳子さん

おめでとうございます。
賞品をお送りしますので、賞品リスト から選んだご希望の賞品と送付先をメールでお知 らせください。

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