沖縄の伝統将棋、象棋(チュンジー)
[2018年10月22日最終更新]
沖縄には「象棋(チュンジー)」という伝統将棋がある。チュンジーは中国将棋「シャンチー」を琉球(沖縄)で独自に発展させたもの。仲村顕による入門書「はじめての象棋」が8月1日に発行された。ボードウォーク・コミュニティーにある下記の説明によると、チュンジー(Chun-zi)は中国の象棋(シャンチー)とほぼ同じルールのようだ。
「沖縄の将棋。シャンチー(中国将棋)と同じ道具を使い、下記の例外以外シャンチーと同じ遊び方をする。
1.駒は赤と白で年長者が赤を持つ。
2.千日手は仕掛けた方から変える。3回同一局面が現れたら仕掛けた方の負け。」
2018年10月21日
- 沖縄将棋「象棋」に夢中 中国から伝来 駒やルールにしまくとぅば (沖縄タイムス)
「琉球王国時代から沖縄に伝わる伝統将棋「象棋(チュンジー)」が、県内で小学生を中心に少しずつ人気が高まっている。中国発祥の盤上遊戯だが、駒(タマ)の名称や決まり手などの用語にしまくとぅばが使われるなど、沖縄で独自の発展を遂げた。 ・・・」
2017年2月4日
- 沖縄の伝統将棋、復活へ一手 愛好家ら教室や入門書出版 (朝日新聞)
「かつて沖縄の街角で男性たちが楽しんでいたものの、第2次大戦後に急速に廃れていった娯楽がある。地元の伝統将棋、チュンジー(琉球象棋〈しょうぎ〉)だ。なんとか細々と命脈を保ってきたこの遊びを、いま愛好家らが再び広めようとしている。 ・・・」
2011年11月25日
- ◆沖縄ローカルニュース◆ - 伝統将棋「チュンジー」の魅力 (YouTube)
「2011年11月25日(金)にRBC THE NEWS内で放送。」
2011年11月24日
- 「島ネタCHOSA班」2011年11月24日[No.1391]号 (週刊レキオ)
「趣味で将棋をやっているのですが、沖縄には古くから伝わる別の将棋があると聞きました。本当でしょうか? ・・・」
2011年11月20日
- 象棋 世代超え体験 県博で教室 (沖縄タイムズ)
「琉球王国時代から伝わる伝統将棋「象棋(チュンジー)」の体験教室が19日、那覇市の県立博物館・美術館で開かれた。主催した象棋普及会会長の仲村顕(あきら)さん(38)が歴史やルールを解説した後、家族連れや愛好者ら23人が対局を楽しんだ。 象棋は1人7種類16個の駒(タマ)を盤上に並べ、2人一組で互いの王を詰む遊び。王が動く範囲を城(グスク)と呼ぶなど、決まり手や駒の名前にウチナーグチが使われている。 参加者は駒の動きをノートに書き留め、勝敗に一喜一憂。父親と参加した金城拓登君(銘苅小5年)は 「動きが将棋と違っていて、作戦がものすごく多く作れるところがおもしろい。最初の動かし方が勝負だと思うので、もっと勉強したい」と目を輝かせた。仲村 さんによると、中国の象棋が沖縄に伝わった時期は分かっていないが、戦前は久米村を中心に県内全域に愛好者がいたという。 東京でオンラインゲームの事業を展開する「インゲーム」の段卓社長が同日までに、駒と盤100セットを普及会へ寄付。仲村さんは県内の小学校に配布し、「クラブ活動として定着させたい」と意気込んだ。」
2011年11月19日
2011年11月10日
2011年10月29日
2011年10月16日
- orion presents 島人ぬ宝: 10/16 象棋(チュンジー) (RBC)
「沖縄に古くから伝わるゲームの入門書が出版されました。ゲームの名前は「象棋(チュンジー)」。琉球王国時代から行われてきた遊びですが、いまでは打つ人が少なくなってしまったため、愛好家を増やそうと、普及会が制作・出版しました。 ・・・」
2011年10月2日
- 「はじめての象棋(チュンジー) -沖縄の伝統将棋-」 (象棋(中国将棋)を楽しもう! 【日本象棋普及会】)
「・・・ ルールの説明は子供にも分かりやすいように書かれており、さらに資料として、写真、歴史、年表、琉球の盤上遊戯についての解説等があるため、象棋に興味がある人にとっては、非常に貴重な内容の本となっています。 」
2011年9月24日
- 象棋(チュンジー) (九想話)
「仕事が終わって車に乗りラジオをつけると「沖縄熱中倶楽部-9月号-」をやっていた。月に一度のNHK沖縄局のラジオ番組です。 ・・・ 沖縄将棋の象棋の話をしていた。チュンジーは中国将棋「シャンチー」を琉球(沖縄)で独自に発展させたものだという。しかし、現在の沖縄の人もあまり知らないらしい。残念なことだ。 ・・・」
2011年8月31日
- 「象棋(チュンジー)資料展」開催中 (沖縄県立図書館)
「・・・ 期間: 平成23年8月31日(水)~9月12日(月) 場所: 沖縄県立図書館1階エントランスホール ・・・」
2011年8月30日
- 「はじめての象棋(チュンジー)」が届いた (twitpic @ginsho)
「「はじめての象棋(チュンジー)」が届いた。象棋入門書なわけだが、全体の1/3くらいのボリュームを占める「資料編」がかなりディープなことになっております。琉球の盤上遊戯史、象棋史、象棋伝来史などなど、ちょっと他じゃ読めない内容だ!」
2011年8月3日
- チュンジーを次世代に 沖縄の伝統将棋 (琉球新報)
「戦前は那覇市久米を中心に多くの家庭で親しまれた沖縄の伝統将棋「チュンジー」。近年は愛好者が約30人までに減り“絶滅の危機”にひんしているため、子どもたちにも広め、次世代に引き継ごうという動きが出ている。
県立芸術大学付属研究所共同研究員(歴史)の仲村顕(あきら)さん(37)は10年以上前にチュンジーを知り魅力にはまった一人。仲村さんはルールなどを分かりやすく解説した入門書「はじめての象棋」をまとめ1日に発刊した。
仲村さんによると、チュンジーは中国将棋「シャンチー」を琉球(沖縄)で独自に発展させたもの。琉球に伝わった時期は1453年以前とみられるという。 ・・・」
2011年8月2日
2011年8月1日
- はじめての象棋<チュンジー> (東洋企画印刷)
「編集工房 東洋企画 仲村 顕 編著、 島袋百恵 イラスト B5版 96頁 定価1,575円(税込・送料別) ・・・」
- お知らせ! (東洋企画印刷)
『はじめての象棋(チュンジー)』発売記念として県立図書館で体験コーナーが設けられます(8月30日から9月12日まで)
2007年1月22日
2006年11月19日
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