推理将棋第51回解答(3)
[2012年1月28日最終更新]
推理将棋第51回出題 「平成24年(龍年)の新春推理将棋」 の51-3の解答です。推理将棋は将棋についての会話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル。はじめての方は どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 をごらんください。
関連情報: 推理将棋第51回出題 推理将棋第51回解答(1) (2) (3) (4)
推理将棋(おもちゃ箱) 推理将棋(隣の将棋) どんな将棋だったの? - 推理将棋入門
51-3 上級 館長さん作 連続24回歩の着手 48手
「お互いに最初は同じ筋にあった駒を動かしたあの将棋すごかったね」
「後手は歩の着手24回のみで、成ることもなく20回の王手で詰ませたよ」
「後手は連続して同じ段の駒は動かさなかったんだ」さて、どんな将棋だったのだろうか?
(条件)
- 後手は歩の着手24回のみで、20回の王手で先手玉を詰ませた
- 初手と2手目は同じ筋にあった駒の着手
- 後手が連続して同じ段にある駒を動かすことはなかった
- 成る手なし
出題のことば(担当 DD++)
暗算だとうっかりしやすいところがあるので気をつけて。
追加ヒント:
先手玉を端五段目に移動させた時に後手歩が三段目に9枚揃っていれば、そこから怒涛の18連続王手!
7手目と10手目に待ち手のような手を入れつつ13手目に15玉へ移動、歩を突く開き王手を見逃さないように。
推理将棋51-3 解答 担当 DD++
▲3六歩 ▽3四歩 ▲4八玉 ▽3五歩
▲3七玉 ▽3六歩 ▲3八玉 ▽3七歩不成
▲同玉 ▽3二歩 ▲2六玉 ▽3三歩
▲1五玉 ▽1四歩 ▲1六玉 ▽1五歩
▲2五玉 ▽2四歩 ▲2六玉 ▽2五歩
▲3五玉 ▽3四歩 ▲3六玉 ▽3五歩
▲4五玉 ▽4四歩 ▲5五玉 ▽4五歩
▲3三歩 ▽5四歩 ▲5六玉 ▽5五歩
▲6五玉 ▽6四歩 ▲6六玉 ▽6五歩
▲7五玉 ▽7四歩 ▲7六玉 ▽7五歩
▲8五玉 ▽8四歩 ▲8六玉 ▽8五歩
▲9五玉 ▽9四歩 ▲9六玉 ▽9五歩 まで48手。
おもちゃ箱過去最長の長編です。何手からを長編というのか明確な規定はありませんが、30手以上の出題はこれが初。繰り返し趣向は長編の中でも手がつけやすいので、二度のヒントでなんとかなるかと思ったのですが撃沈。かなりの正解者数減となってしまいました。
こういう長編では、まず手数そっちのけでどういう機構で手順を構成するのか探るのがポイントです。この問題の場合「歩の手だけ」「同じ段が続かない」「連続王手」となる手順はどうやれば実現できるか考えるわけです。答えは簡単ですね。1枚の歩を2度ずつ突いていく形でそれにあわせて玉に動いてもらうわけです。もちろんこれが長く続けば続くほど正解には近づくのでしょう。
ではこれを最長に繰り返すにはどうすればいいでしょう。端から逆の端まで続ければ35手かけて18連続王手がかけられそうですね。つまり「13手目15玉」「そこまでに王手2回」「三段目以外に後手歩がない」という状況を作れればいいわけです。
問題は王手2回をどうかけるか。複数の歩を動かすと復元が大変なので、同じ歩を六段目と七段目に突いて連続王手するくらいしか方法がなさそうです。とすると先手玉は七段目から八段目に下がってまた同じ七段目に戻って歩を取るという動作が必要になります。これで13手目15玉に間に合うのは「36歩~48玉~37玉~38玉~37同玉~26玉~15玉」の手順だけ。
その間後手は「34歩~35歩~36歩~37歩不成~何か~何か」。さて10手目と12手目は完全に待ち手です。後の手順の邪魔にならない歩の手なら何を指してもいいのですが、よく探すと32歩と打って33歩と復元する手しか残されていません。なのでこれで完成、14手目14歩から48手目96歩まで順に追っておしまい!
……という誤答をした方が一名。私も最初暗算してうっかりしました。44歩、46玉、45歩としたところで、55玉は角が利いているので指せないのです! じゃあ逆からならどうだ、と76歩以下15歩までという誤答が一名。こっち側だと飛の紐がないので最後に25玉と逃げられます。ではどうすればいいのか。
条件は「歩を突く手だけ」「ひたすら王手」であり、歩が直接の王手をかける必要はないことに気がつくかどうか。つまり、55に角が利くならこれを開き王手として利用してやればいいという発想です。44歩に対して46ではなく55玉と逃げ、45歩の開き王手に33歩合!! 以下54歩から再び二段追いを再開して見事条件達成となります。
と、ここで終わればよかったのですが、なんと解答締め切り当日にお二方から相次いで余詰指摘。少し長くなってしまいますがご紹介させて頂きます。
鈴木康夫さんよりご指摘の手順
▲2六歩 △2四歩 ▲4八玉 △2五歩
▲3八玉 △1四歩 ▲2七玉 △2六歩
▲1六玉 △1五歩 ▲2六玉 △3四歩
▲1六歩 △2五歩 ▲1七玉 △1六歩
▲1八玉 △1七歩不成▲2七玉 △2六歩
▲3六玉 △3五歩 ▲4五玉 △4四歩
▲5五玉 △4五歩 ▲同 玉 △4四歩
▲5五玉 △5四歩 ▲5六玉 △5五歩
▲6五玉 △6四歩 ▲6六玉 △6五歩
▲7五玉 △7四歩 ▲7六玉 △7五歩
▲8五玉 △8四歩 ▲8六玉 △8五歩
▲9五玉 △9四歩 ▲9六玉 △9五歩 まで48手。
後手が歩を2枚取ることで44歩46玉45歩の後に同玉44歩と挟んで角筋を止めることを可能にしています。28手目と30手目に同じ段に連続着手しているのですが、条件が「後手が連続して同じ段にある駒を"動かす"ことはなかった」なので、28手目が駒打ちであるため問題ないのですね。
はなさかしろうさんよりご指摘の手順
▲3六歩 ▽3四歩 ▲4八玉 ▽3五歩
▲3七玉 ▽3六歩 ▲同 玉 ▽5四歩
▲3三歩 ▽3二歩 ▲2五玉 ▽2四歩
▲3四玉 ▽3三歩 ▲2四玉 ▽2三歩
▲1五玉 ▽1四歩 ▲1六玉 ▽1五歩
▲2五玉 ▽2四歩 ▲2六玉 ▽2五歩
▲3五玉 ▽3四歩 ▲3六玉 ▽3五歩
▲4五玉 ▽4四歩 ▲5六玉 ▽5五歩
▲6五玉 ▽6四歩 ▲6六玉 ▽6五歩
▲7五玉 ▽7四歩 ▲7六玉 ▽7五歩
▲8五玉 ▽8四歩 ▲8六玉 ▽8五歩
▲9五玉 ▽9四歩 ▲9六玉 ▽9五歩 まで48手。
あらかじめ54歩と突いておき、44歩に対して56玉55歩と筋を一つ飛ばしてしまう方法ですね。15玉にたどり着くまでに王手が4回必要になるのですが、33で歩の受け渡しをすることでそれを実現しています。鈴木さん解と同じく16手目が駒打ちなので条件違反ではありません。
探してみると同じように駒打ちで制限を回避する手順が見つかること見つかること。今回の余詰見逃し、罪が大きいのは私が検討時にもそのうちのいくつかをちゃんと見つけていたことです。なぜか「連続で同じ段の着手をしなかった」で勘違いしたまま検討してしまったので、条件に不一致と誤って判断してしまいました。最初の条件誤記とあわせ、言葉の解釈の違いへの配慮が著しく欠けておりました。館長さん並びに解答者の皆様に深くお詫びいたします。
それではみなさんの短評をどうぞ。
斧間徳子 「年の終わりを飾る傑作。32歩~33歩として初形を再現する手順はすばらしい。27手目から危うく46玉、45歩、55玉、とやるところでした。」
■やはりその間違いは絶対にやりますよね。
NAO 「オリジナルの中村さん作の余詰順?を活かした年賀詰。44歩~54歩のところが捻った手順。」
■その余詰順にさらに手を加えた手順ですね。この開き王手はハッとします。
ron 「いやー48手は!こんな問題もあるのだなあと驚きました。手数は長くとも最終形の想像は容易ですので解けましたが、△3二歩に気づくまで時間がかかり、苦労しました。手数はあっていても条件を上手く満たせなかったり、手数を超過してしまったりして。」
■手数を減らそうと思うとこういう遠回りな手は見つけにくいものです。
チャンプ 「これはいい作品ですね。単純な後手の動きとは対照的な先手の巧妙な手順に感心。」
■38玉といい、55玉といい、33歩といい、先手はかなりがんばっています。
中村雅哉 「詰パラ2009年11月号推理将棋コーナー#57(拙作47手)の余詰順(結果稿で指摘)とほぼ同じ。基本部分は同一手順で条件設定も酷似しており、新作とは呼べないと思う。」
■「その余詰順が中村さん作の作意順とは角筋の処理方法という後半の根本に関わるところで差異がある手順であること」「前半に手を加えて王手回数を19回から20回に増加することに成功したこと」の2点を持って私は新作としての価値があると判断しました。
諏訪冬葉 「昔後手は歩のみの問題をやった記憶があるので96で詰むのはすぐ分かりましたが、38玉に気付かず王手20回に苦労しました。27手目を手拍子で46玉とした人は私だけではないだろう。」
■玉を上がることを考えるとこの38玉は意外と指しづらいです。
たくぼん 「角のラインを上手く歩合で逃れる順や王手回数での限定順。程よい難易度で楽しめる作品ですね。」
■私も(ヒントを合わせれば)程よい難易度と思ったのですが意外と難しかったようです。
宮谷保可楽 「追加お年玉ヒントが出た途端、スタートからゴールまでほぼ一直線。ただ、後手角の利きがジャマで、玉が5筋近辺を移動するにあたり、55玉~33歩は一考させられた。」
■歩の手のみとあると角で王手をかけるのは気づきにくいですよね。
飯尾晃 「33歩に気付き20回の王手を達成。うまく出来ています。」
■19回と20回でかなり達成難度に開きがあります。
渡辺 「第二ヒントを見るまでずっと20連続王手と思い込んでいたので解けませんでした。(第一ヒントも思い込みのために誤読していましたー18連続は20連続の一部だから当然だと…)先手33歩が旨いですね。」
■条件表記がわかりづらかったようで、申し訳ありません。
鈴川優希 「難しかった……。締切前ヒントを見てようやく方針を立てることができました。しかし29手目の3三歩合が全く浮かばず。歩突きに玉移動だけと考えると泥沼にはまってしまいますね。」
■ええ、まさかの合駒です。先入観に囚われると泥沼。
テイエムガンバ 「27手目に4六玉と動かしてしまう、という罠にはまってしまい、締め切り前ヒントを見るまでどのように開き王手にならないよう指すのかと考えていました。」
■逆に利用してしまうというのが正解でした。盲点だったでしょう。
S.Kimura 「ぎりぎりまで考えてようやく答えが分かりました.▲3八玉と開き王手が見えませんでした.」
■両方苦労しながらも正解にたどり着いたのは素晴らしいです。
鈴木康夫 「機械検討した結果10万以上の余詰解が有りました。私が条件を誤解しているのでしょうか?」
■ご指摘通り余詰でした。「駒打ち含めて後手の同段連続着手禁止」だとどうなるんでしょう。2枚打ち手順はかなり複雑なのでそれでもまだ検討漏れがあるかも……。
はなさかしろう 「もう少し行けそうだけどで、行き過ぎてしまうと後が続かない...ほど良いところでバランスを取る感じがなんとも難しい問題でした。」
■余詰指摘でした。33で歩を渡してしまう発想はお見事。
正解:16名
飯尾晃さん S.Kimuraさん 斧間徳子さん 館長さん 鈴川優希さん
鈴木康夫さん 諏訪冬葉さん たくぼんさん チャンプさん
テイエムガンバさん NAOさん 中村雅哉さん はなさかしろうさん
宮谷保可楽さん ronさん 渡辺さん
(当選者は全題の解答発表後に発表)
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コメント
今回は(1)~(3)まで解けていたのですが
プライベートが忙しくなり投稿できませんでした。すみません……
(3)は以下の解答を考えていたのですが、これも余詰でしょうか
▲3六歩△3四歩▲4八玉△3五歩▲3七玉△3六歩▲同 玉△3四歩▲3五歩△同 歩
▲2五玉△2四歩▲2六玉△2五歩▲1五玉△1四歩▲1六玉△1五歩▲2五玉△2四歩
▲2六玉△2五歩▲3七玉△3六歩▲4六玉△4四歩▲3三歩△4五歩▲5五玉△5四歩
▲5六玉△5五歩▲6五玉△6四歩▲6六玉△6五歩▲7五玉△7四歩▲7六玉△7五歩
▲8五玉△8四歩▲8六玉△8五歩▲9五玉△9四歩▲9六玉△9五歩まで
投稿: KG | 2012.01.28 19:41
「駒打ち含めて後手の同段連続着手禁止」の条件で解答プログラムを走らせました。
1万以上の解を出力したところでプログラムを中断させました。
最初に出力した解です。
▲2六歩 △2四歩 ▲4八玉 △2五歩 ▲3八玉 △5四歩
▲2七玉 △2六歩 ▲同 玉 △2五歩 ▲3五玉 △3四歩
▲3六玉 △3五歩 ▲4五玉 △4四歩 ▲5六玉 △5五歩
▲6五玉 △6四歩 ▲6六玉 △6五歩 ▲7五玉 △5六歩
▲6六歩 △7四歩 ▲7六玉 △7五歩 ▲6七玉 △6六歩
▲5八玉 △5七歩不成▲同 玉 △5六歩 ▲6六玉 △4五歩
▲7五玉 △7四歩 ▲7六玉 △7五歩 ▲8五玉 △8四歩
▲8六玉 △8五歩 ▲9五玉 △9四歩 ▲9六玉 △9五歩
まで48手で後手の勝ち
投稿: 鈴木康夫 | 2012.01.28 19:50
「駒打ち含めて後手の同段連続着手禁止」だけでは多数の解が有るので
「空王手無し」も条件に加えてみても多数の解が有りました。
▲3六歩 △3四歩 ▲5六歩 △3五歩 ▲4八玉 △5四歩
▲3七玉 △3六歩 ▲同 玉 △3五歩 ▲4五玉 △4四歩
▲4六玉 △4五歩 ▲3七玉 △3六歩 ▲3八玉 △5五歩
▲4六歩 △3七歩不成▲4七玉 △4六歩 ▲同 玉 △4五歩
▲4七玉 △4六歩 ▲4八玉 △4七歩不成▲5七玉 △5六歩
▲同 玉 △5五歩 ▲6五玉 △6四歩 ▲6六玉 △6五歩
▲7五玉 △7四歩 ▲7六玉 △7五歩 ▲8五玉 △8四歩
▲8六玉 △8五歩 ▲9五玉 △9四歩 ▲9六玉 △9五歩
まで48手で後手の勝ち
投稿: 鈴木康夫 | 2012.01.28 21:39
更に王手回数を21回と厳しくしたら、ようやく解の数が18個になりました。
収束が3通り、序盤が玉の移動が48,58,68の3通り、初手と3手目の手順前後で2通り。
3*3*2=18通りです。
解の一例です。
▲5六歩 △5四歩 ▲6八玉 △5五歩 ▲5七玉 △5六歩
▲同 玉 △5五歩 ▲4五玉 △4四歩 ▲4六玉 △4五歩
▲3五玉 △3四歩 ▲3六玉 △3五歩 ▲2五玉 △2四歩
▲1五玉 △4六歩 ▲3六歩 △1四歩 ▲2六玉 △2五歩
▲3七玉 △3六歩 ▲4八玉 △4七歩不成▲5七玉 △5六歩
▲同 玉 △5五歩 ▲6五玉 △6四歩 ▲同 玉 △6三歩
▲7五玉 △7四歩 ▲7六玉 △7五歩 ▲8五玉 △8四歩
▲8六玉 △8五歩 ▲9五玉 △9四歩 ▲9六玉 △9五歩
まで48手で後手の勝ち
投稿: 鈴木康夫 | 2012.01.28 23:10
余詰のご指摘ありがとうございました。
下記のとおり修正させていただきます。
「お互いに最初は同じ筋にあった駒を動かしたあの将棋すごかったね」
「後手は歩の着手24回のみで、成ることもなく18回連続王手を含め20回の王手で詰ませたよ」
「後手は連続して同じ段への着手はなかったんだ」
(条件)
・後手は歩の着手24回のみで、20回の王手で先手玉を詰ませた
・18回連続王手があった
・初手と2手目は同じ筋にあった駒の着手
・後手が連続して同じ段への着手はなかった
・成る手なし
投稿: 館長 | 2012.01.29 09:45
この問題文は良いですね。私のような誤読も防いでいますし、鈴木さんの余詰も防いでいるように見えます。
投稿: 渡辺 | 2012.01.29 10:06
> 更に王手回数を21回と厳しくしたら、...
おぉ。ありましたか。中央を大きく押し下げて、これは素晴らしい手順ですね。
問題を見たときに王手でない手をできるだけ節約する方向で考え始めてしまい、
王手22回はさすがに続かないか、と思いましたが、
21回はあるいは、と思いながら手順をまとめ切れませんでした。
この手順ですと後手歩の手26回中23回王手まで行けそうですね。
・攻方歩の手のみn回、王手(n-2)回は不可能?
・攻方歩の手のみn回、王手(n-3)回の最長は総手数何手? (最短はもちろん7手 ^^)
など、思いつきですが。
投稿: はなさかしろう | 2012.01.29 14:38
>・攻方歩の手のみn回、王手(n-2)回は不可能?
成を許すと72手、許さないと60手が最長です。
条件を整えて問題にして何処かで出題したいと思います。
もちろん連続同一段着手禁止や初手と2手目の制限などは外しています。
この条件なら48手解も有ります。
>・攻方歩の手のみn回、王手(n-3)回の最長は総手数何手?
こちらは現在探索中です。
>・18回連続王手があった
これは良さそうな修正案ですね。
上記の探索を終えたら機械検算してみます。
投稿: 鈴木康夫 | 2012.01.29 20:02
・後手は歩の着手24回のみで、20回の王手で先手玉を詰ませた
・18回連続王手があった
・初手と2手目は同じ筋にあった駒の着手
・後手が連続して同じ段への着手はなかった
・成る手なし
機械検討した結果。上記の条件でも2000以上の解が有りました。
計算途中なのでもっと解があるかもしれません。
▲3六歩 △3四歩 ▲1六歩 △3五歩 ▲4八玉 △4四歩
▲3七玉 △3六歩 ▲4六玉 △4五歩 ▲3六玉 △5四歩
▲4六歩 △3五歩 ▲2五玉 △2四歩 ▲2六玉 △2五歩
▲3七玉 △3六歩 ▲3八玉 △3七歩不成▲4七玉 △4六歩
▲5六玉 △5五歩 ▲6五玉 △6四歩 ▲同 玉 △6三歩
▲6五玉 △6四歩 ▲6六玉 △5六歩 ▲4四歩 △6五歩
▲7五玉 △7四歩 ▲7六玉 △7五歩 ▲8五玉 △8四歩
▲8六玉 △8五歩 ▲9五玉 △9四歩 ▲9六玉 △9五歩
まで48手で後手の勝ち
投稿: 鈴木康夫 | 2012.02.23 00:10
修正案ができました。
「お互いに最初は同じ筋にあった駒を動かしたあの将棋すごかったね」
「後手は歩の着手24回のみで、成ることもなく一度しか駒を取らず20回の王手で詰ませたよ」
「後手は連続して同じ段への着手はなかったんだ」
(条件)
・後手は歩の着手24回のみで、20回の王手で先手玉を詰ませた
・後手は一度しか駒を取らなかった
・初手と2手目は同じ筋にあった駒の着手
・後手が連続して同じ段への着手はなかった
・成る手なし
「18回連続王手」を「一度しか駒を取らなかった」に変更
投稿: 館長 | 2012.03.10 09:35