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酒井克彦さん逝去

[2017年10月28日最終更新]
Sakai 詰将棋作家酒井克彦さんが、2012年7月25日肺癌のため67才で亡くなられたとのこと。酒井さんは本名および駒三十九のペンネームで詰将棋パラダイスや近代将棋に短編、中編を中心に作品を発表し、看寿賞、塚田賞を多数受賞。偽作意の入った作品を得意としていて、尊敬の念をこめて「ペテン師酒井」と呼ばれていました。あの若島さんがどうしても解けなかった5手詰も酒井さんの作品(駒三十九で発表)です。この5手詰、および看寿賞を受賞した2作(15手、13手)、下記のリンクより参照できますので、未見の方は解いてみてはいかがでしょうか。謹んでご冥福をお祈りいたします。

(写真は第242回香龍会報告 (詰将棋の会合 香龍会)より。酒井さんは50回以上出席している、香龍会の常連でした)


  • 酒井克彦さん逝去 (詰将棋の会合 香龍会 2012年8月5日)
     「・・・ 実はご本人も自分の作品集用に自作から100作選ばれていたのですが、将棋世界の付録でご本人が執筆された短編集が出て、ご本人もそれで満足されたのが今となっては心残りです。確か私の実家にはその選題された100作の控えがあると思うので、今度実家に戻った際に探してみます。ここでお願いですが、作品も含めて酒井さんに関する思い出等ありましたら、コメントにてぜひ送信をお願いします。ある程度まとまりましたら順次発表していきたいと思います。」
  • 【訃報】酒井克彦氏逝去 (詰将棋パラダイスメモ 2012年8月3日)
    2度の看寿賞を受賞された酒井克彦さんが、7月25日、肺癌のため亡くなられました。67歳。ご冥福をお祈り申し上げます。

2017年10月27日

2015年5月30日

2013年11月25日

2013年8月18日

2013年7月27日

  • 酒井克彦作品集 (詰将棋かも...
     「・・・ 自宅で見ているうちに、明け方近くまで読みふける仕儀になった。実に面白く、すばらしい。角さんの編集、本造りもとても好感が持てる。これは買いです。」

2013年7月24日

  • 酒井克彦詰将棋作品集「からくり箱」 (詰将棋の会合 香龍会
     「ここ最近は詰パラよりもこちらをかばんに入れて読んでいます。収録作品はほぼ時系列で収録されているので、若島さんが序文で書いているように短篇作家から中篇作家への変身も分かるし、角さんが巻末の解題で書いているように作品が一部芋づる式につながっていることが確認できたということもよく分かります。作品の内容は…やっぱり実際手にとって鑑賞していただくのが一番だと思います。 ・・・」

2013年7月10日

  • からくり箱 角 建逸さん (おもちゃ箱掲示板
     「昨年7月に亡くなられた酒井克彦氏の作品集「からくり箱」が完成しました。看寿賞2回、塚田賞7回、半期賞6回、ジャーナル賞3回など、数々の名作・傑作を含む、代表作100作を収録。ご本人による「私のベスト10」、若島正氏による「酒井克彦ベスト10」などの読物も?録し、作者の詰将棋歴を辿る一助になるでしょう。
    ・変形B6判(詰パラと同じサイズ)192ページ。 ・定価1575円(税込価格)
    将棋連盟販売部あるいは詰パラ通販でお求めください。名古屋で開催される詰将棋全国大会会場でも販売します。」

2013年4月12日

2013年3月26日

2013年3月25日

2013年3月18日

2013年3月16日

  • 酒井克彦さんの「私の詰将棋」 (詰将棋の会合 香龍会
      「・・・ 酒井製作所役員 酒井 克彦 (27歳)
    詰将棋を作る楽しみを知ったころが自分にとって一番忙しい時期(昼は家業、夜は定時制高校)だったが、そのころは夜中の2時~3時まで熱中したものだ。趣味でも、学問でも仕事でも、物事に熱中している時が最もしあわせなんだと、当時をなつかしく思い出している今日このごろです。  1972..11..11 ・・・」

2013年2月20日

  • 酒井克彦さんの「将」発表作解答 (詰将棋の会合 香龍会
      「・・・ 出題時の解答欄魔さんのコメントにもありますが、本作は「将」発表後「近代将棋」に発表されたとのことで、確認不足をお詫びします。無理のない配置で初手の金捨てや4手目の84角に対しての捨合、そして微妙な変化 紛れを成立させているところは流石ですね。 ・・・」

2013年2月19日

  • 酒井克彦さんの「将」発表作 (詰将棋の会合 香龍会
      「先日の詰工房で、角さんから平成12年までの酒井克彦さん発表作全一覧表をいただいたのですが、これ以外で発表作がないかどうか尋ねられました。帰ってから私の知る限りで調べてみると、服部敦さんが発行されていたミニコミ紙「将」に1作、平成13年以降で詰パラに駒三十九名義で2作発表されていました。(いずれも香龍会作品展です) その中で、「将」に発表された作品を紹介したいと思います。(1991年9月15日発行の通巻55号) ・・・」

2013年2月3日

  • 酒井克彦短編集に関する質問と回答 (詰将棋の会合 香龍会
     「将棋世界平成6年5月号の付録で酒井克彦短編集が出たことは有名ですが、その後近藤真一さんが編集発行されていた香龍会会報において、この作品集に関して近藤さんが酒井さんに質問して回答した内容が掲載されていますので、長文になりますがここで紹介したいと思います。図面もアップしますが、作品集のまえがきで酒井さんご本人が「初見の読者の方々には是非自力で解いてほしいものです」と書いておられるので、あえて解答は載せ ません。 ・・・」

2013年1月9日

  • 酒井克彦さんのベストテン (詰将棋の会合 香龍会
     「酒井克彦さんは詰パラに過去2回ベストテンを載せておられます。  1回目は昭和48年1月号(通巻204号) ・・・ 2回目は平成3年6月号(通巻424号)で、前回と重ならないよう1975年(昭和50年)以降の発表作からお気に入りの10作を自選してもらったとのことですが、ご本人は筆不精 だったのか、若島さんが解説を勤めておられます。 ・・・」

2012年9月12日

  • 駒音版「ポカ・妙手」選(41) まるしおさん (駒音掲示板
     「・・・ 7月に亡くなられた酒井克彦さんの作品をもう一題。先の看寿賞受賞作よりはだいぶやさしいと思いますが、非常にやりにくい手があります。作者によると、「初期の作品の中では代表作」とのこと。」

2012年9月10日

  • 詰将棋パラダイス9月号 (81puzzler
     「・・・ 【酒井克彦氏 追悼】 酒井氏といえばあの移動中合の看寿賞。詰棋界はまたも惜しい人を亡くしてしまいました。心よりご冥福をお祈りいたします。 ・・・」

2012年9月2日

  • 酒井克彦さんの作品一覧 (詰将棋の会合 香龍会
     「今日久しぶりに実家に戻り、押入れや倉庫に保管していた箱の中から、酒井克彦さんがご自身でまとめられた自作一覧と、私がその全作品の図面をワープロで打ったものに、酒井さんご本人がお気に入りの作品に印をされたものを探し出しました。 ・・・」

2012年9月1日

  • 詰パラ9月号到着 (詰将棋の会合 香龍会
     「・・・ 酒井克彦さんの追悼記事を服部彰夫さんが書かれていますが、缶ビールを持参して 香龍会の会場で雑談されたことが思い出として書かれています。 ・・・ こんなエピソードを読むと、今月か来月あたりの香龍会例会にひょっこりと酒井さんが顔を出されそうで、本当にお亡くなりになったことが今でも信じられません。返す返すも残念です。」

2012年8月28日

  • 酒井克彦短編集 (あーうぃ だにぇっと
     「詰将棋メモで酒井克彦氏の訃報に接した。詰将棋作家酒井克彦さんが、2012年7月25日肺癌のため67才で亡くなられたとのこと。酒井さんは本名および駒三十九のペンネームで詰将棋パラダイスや近代将棋に短編、中編を中心に作品を発表し、看寿賞、塚田賞を多数受賞。そこで本棚をひっくりかえして作品集を引っ張り出してきた。 ・・・」
  • 酒井克彦氏について (凡爺の詰めバカ日誌
     「遅ればせながら、酒井克彦について爺の記憶にあるのは、初めてお会いしたのは何時だった定かでありませんが、清水一男氏と二人で(長谷繁蔵氏も一緒だったかも)お宅にお邪魔したことがあります。その時の話の内容も全然覚えていないのですが、お宅の前に最中の皮の型を作る板状の原木が山積みにされていたのが記憶にあります。詰将棋界における氏の活躍は皆さんご承知の通りで、これから復帰活躍されるのを願っていたのですが本当に惜しい人を亡くしました。ご冥福をお祈り致します。合掌。」

2012年8月26日

  • 駒音版「ポカ・妙手」選(41) まるしおさん (駒音掲示板
     「・・・ 酒井克彦さんはこの7月に亡くなられたとのこと。享年67歳。本作は36年前に発表されたもので、この年の看寿賞短編賞を受賞しました。変化紛れも多く相当に難しい。そして、凄い一手があります。この一手には誰しもアッと驚くでしょう。傑作。」

2012年8月23日

  • 作者が変われば・・・ (詰将棋 駒の舞(別館)
     「酒井克彦さんと会った時には、既に伝説のペテン物を多数発表後だった筈です。従って、ずっと年上と思っていたので、今回初めて年齢を聞いて、あまり離れていなかった事に驚いています。その後の、代表作のいくつかは事前に見せてもらう(解かされてもらう=一人では解けない)事がありました。やっと解けると、「その変化はそれで詰むので、ここでこう逃げる」と言われるとがっかりします。 ・・・」

2012年8月17日

  • 香龍会と酒井克彦氏 (詰将棋 駒の舞(別館)
     「現在は、どこの会合にも参加していませんが、名古屋の香龍会の初期参加者でした。なにしろ、鶴田元主幹出席の第1回と、その記念5手詰展へも参加しています。 ・・・」

2012年8月13日

  • 第253回香龍会報告 (詰将棋の会合 香龍会
     「・・・ その間先日お亡くなりになった酒井克彦さんのことも話題に。やっぱり作品集を出したいけれど、皆さん解説まで書くのはさすがに無理ということなので、酒井さんが生前作品集に掲載したいと印をしていた作品の一覧をどなたかにお渡しして、解説を書いてもらえないかといった話になりました。そして可能ならば来年の全国大会及び一周忌にあわせて作品集を発行できたらというのが、皆さんの一致した思いでした。 ・・・」

2012年8月9日

  • 酒井克彦さん (たくぼんの解図日記
     「酒井克彦さんがお亡くなりになったとの事。謹んでお悔やみ申し上げます。印象に残っているのは、下段の少ない駒数で邪魔駒がある作品と、デパートで発表された趣向作で52辺りに伏線の一手が入るやつ。(調べれば図面も分かるのでしょうが・・・) あとペンネーム「駒三十九」は双玉否定しているんでしょうか? というどなたかの文章。今年は有名作家の訃報が多くて寂しい思いで一杯です。酒井さんの作品集は是非出して頂きたいですね。」

2012年8月7日

2012年8月5日

  • Problem Paradise@propara (Twitter)
     「酒井克彦さんのご冥福をお祈りします。今となっては、なぜもっと早くインタビューを申し込まなかったのか、と後悔しています。ああ。」

2012年8月4日

  • 風みどり@kazemidori (Twitter)
     「来年の全国大会では作品集にサインを貰う予定だったのに!! どちらも夢と消えてしまいました。ご冥福をお祈りいたします。」

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