« 詰将棋メモ(2012年12月3日) | トップページ | 詰将棋メモ(2012年12月4日) »

推理将棋第62回出題(1月20日まで)

[2013年2月4日最終更新] 62-5解答、第62回出題当選者

将棋についての会話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル、推理将棋の第62回出題です。はじめての方は どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 をごらんください。

解答、感想はメールで2013年1月20日までにTETSUまで (omochabako@nifty.com) メールの題名は「推理将棋第62回解答」でお願いします。 解答者全員の中から抽選で2名賞品リストからどれでも一つご希望のものをプレゼント! 1題でも解けたらぜひご解答ください。

推理将棋第62回出題 「平成25年の年賀推理将棋特集(前編)」  担当 DD++

今回は出題期間2ヶ月となります。内容は予告していた通り平成25年の年賀推理将棋特集(前編)。10月の結果発表時に募集したところ、11月末までに5名の方から7作の投稿をいただきました。それらをまず今回全員1作ずつ、2月に2作投稿いただいた方の残り1作ずつにわけて出題します。今月は「上級→中級→初級→初級→上級」という出題順なのでご注意ください。

1問目は今年後半積極的に作品投稿して下さったチャンプさん作。平成25年の年賀ではなく平成24年の年の瀬をテーマにした作品なので、上級でありながらトップバッターです。2問目の橘圭伍さん作のタイトルまでは年の瀬で、橘さん作の問題内容からが新年、まずは1月1日にちなんで「11」に徹底的にこだわった作品です。mixiで橘さんがそのような条件付を提案したのに乗ったのが3問目のNAOさん作。同様に2013年の「13」で統一した条件の問題。4問目はベテラン渡辺さんから。「25」の手で詰ませる、投稿作の中でおそらく一番簡単なお年玉問題ですかね。そしてラストを飾る作品は解答強豪である斧間徳子さんから。「13」手で「25」地点の玉を詰めるかなりの難問!


Suiri620 ■練習問題

「さっきの将棋、▲76歩△42飛▲33角成△44歩▲22馬△62飛まで見てたけどどうなった?」
「25の手まで9手で詰んだよ、って言えば残りの3手は分かるよね」

さて、残りの3手はどんな手だったでしょうか。


■本出題


■お年玉ヒント (1月1日 DD++)

あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願いいたします。
では早速お年玉ヒントを。

62-1:条件上取らざるを得ない歩と飛(龍)の2枚で詰めましょう。玉位置をよく考えて。
62-2:11角と打って詰められそうなのは33玉か44玉。まわりを塞ぎやすいのはどっち?
62-3:21桂と22角をどかすのに「後手が動かす」だけでなく「先手が取る」方法もあるのをお忘れなく。
62-4:「14の駒は?」常識的に後手の手だとすれば、駒打ち以外で8手目までにそれが可能なのは5枚だけ。
62-5:最大の問題は34地点をどう塞ぐか。駒打ちの方がクリアしやすそうですね。


■締め切り前ヒント (1月16日 DD++)

締め切り前ヒントです。

62-1:12手目に打った飛をトドメで歩頭に成り返る、ということは玉は中段に出たほうがよさそうですね。
62-2:24地点を塞ぐには▲25歩。手番通りに考えるよりも、先に11手の内容を全て明かすと楽です。
62-3:4連続着手は先手歩ではなく後手玉。22角は不成で進んで31で初めて成るのがポイントです。
62-4:こういう問題で5筋の着手を捻り出すには▲58玉が定石。すると玉は1筋に届かず、トドメには金がほしいところ。
62-5:駒打ちは1枚では足りません。銀で退路を絶ち、トドメに大駒をさてどこから打つ?


62-1 上級 チャンプさん作    一年の締めくくり     14手

少年A「指し掛けだった将棋を再開したって聞いたけど、どんな将棋だったのか教えてよ。」
少年B「大晦日に指した将棋のこと?王手が3回あって14手で詰ませて勝っただけだよ。」

少年A「それだけでは何も分からないよ。」
少年B「まぁそうだろうね、僕(後手)は4筋の手しか指さなかったよ。」
   「それと相手(先手は)は5筋の手があったね。」

少年A「王手が3回あったんだよね?それを教えてよ。」
少年B「そう言うと思って今日はちゃんとメモしてきたよ。」

少年A「そうこなくっちゃ。」
少年B「飛成りの王手があった」
   「飛打ちの王手があった」
   「竜を動かしての王手があった」

少年A「これは全て君が指した王手なの?」
少年B「それは教えられないね。ただ終局時、僕の持ち駒は無かったよ。」

さて、どんな将棋だったのだろうか?

(条件)

  • 14手で詰んだ
  • 後手の着手は4筋のみ、先手は5筋への着手があった
  • 終局時、後手の持ち駒は無かった
  • 王手は3回で、その内容は以下の通り
    • 飛を成っての王手
    • 飛を打っての王手
    • 竜を動かしての王手

※指し掛け局面から14手ではなく、指し掛け前とあわせて14手です。また、各条件は指し掛け前の手順にも適用されます。解答は指し掛け前も含め全ての手順をお答えください。


62-2 中級 橘圭伍さん作     良いお年を        11手

謹「今日の新春対局、11角迄11手、11箇所着手だったね」
賀「成る手はなかったね」
新「先手が同じ筋に続けて着手するのはなかったね」
年「2手目に42に着手してたね」

さて、どんな将棋だったのだろうか?

(条件)

  • 11箇所の着手で11角迄11手で詰んだ
  • 成る手はなかった
  • 先手が同じ筋に連続で着手する事はなかった
  • 2手目は42の着手

62-3 初級 NAOさん作     2013年の指し初めは?   13手

「さっきの将棋、どうだった」
「駒を着手した地点が13カ所あって、13歩不成まで13手の詰みで勝ったよ」
「へえ、それは2013年の新年からめでたいね」
「一つの駒を4回続けて動かす手もあったよ」

さて、指し初めのめでたい一局とはどんな将棋だったでしょうか?
手順を推理してみましょう。

(条件)

  • 着手点が13カ所あり、13歩不成まで13手で詰んだ
  • 一つの駒を4回続けて動かした

62-4 初級 渡辺さん作      14の駒は?        10手

「さっきの14に歩以外の着手をしていた将棋はどうなった?」
「10手目25の着手で詰んだよ」
「変な将棋だったね。5筋の着手も変だったし、それより前にあった3筋の着手も変だったよ」

さて、どんな将棋だったのだろうか?

(条件)

  • 10手目25の着手で詰んだ
  • 14に歩以外の着手があった
  • 5筋の着手より前に3筋の着手があった

62-5 上級 斧間徳子さん作    平成25年年賀推理将棋   13手

「正月に指した将棋、わずか13手で2五にいる相手玉を詰ましたんだって?」
「うん。今年は2013年で平成25年だよね。正月から縁起が良さそうだな。
 そういえば、1手目と3手目と13手目が同じ筋への着手だったのも、
 2013年と語呂が合っていた・・・いや、これは考えすぎかな。
 とにかく、駒を成る手が1回もなかったし、不思議な将棋だったなあ」
「2五で詰ましたってことは、とどめは3筋に金でも打ったのかい?」
「いや、3筋への着手は、相手の4手目と10手目だけだったよ」

さて、どんな将棋だったのだろうか?

(条件)

  • 13手で詰んだ
  • 後手玉は2五で詰んだ
  • 1手目と3手目と13手目は同じ筋への着手だった
  • 3筋への着手は、4手目と10手目だけだった
  • 駒を成る手はなかった

Suiri620a ■練習問題解答

問題以下、▲33馬△52玉▲25角まで。

25の手まで9手の順はこのように角で詰ます形と、54-1のように25桂と打って詰ます形があります。さて10手以上になると他にどんな形が可能になるでしょうね。


推理将棋の問題も募集しています

このコーナーで出題する問題を募集します。入門用の易しい問題を歓迎。作者名、問題、解答、狙いなどを記入して「推理将棋投稿」の題名でTETSUにメール(omochabako@nifty.com)してください。

|

« 詰将棋メモ(2012年12月3日) | トップページ | 詰将棋メモ(2012年12月4日) »

推理将棋」カテゴリの記事

コメント

あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願いいたします。
では早速お年玉ヒントを。

62-1:条件上取らざるを得ない歩と飛(龍)の2枚で詰めましょう。玉位置をよく考えて。
62-2:11角と打って詰められそうなのは33玉か44玉。まわりを塞ぎやすいのはどっち?
62-3:21桂と22角をどかすのに「後手が動かす」だけでなく「先手が取る」方法もあるのをお忘れなく。
62-4:「14の駒は?」常識的に後手の手だとすれば、駒打ち以外で8手目までにそれが可能なのは4枚だけ。
62-5:最大の問題は34地点をどう塞ぐか。駒打ちの方がクリアしやすそうですね。

投稿: DD++ | 2013.01.01 00:20

申し訳ありません。ヒントの訂正です。

62-4:「14の駒は?」常識的に後手の手だとすれば、駒打ち以外で8手目までにそれが可能なのは5枚だけ。

先手の助けを借りればこれが可能な駒がカウントから漏れていました。
訂正し、お詫びいたします。

投稿: DD++ | 2013.01.01 01:21

締め切り前ヒントです。

62-1:12手目に打った飛をトドメで歩頭に成り返る、ということは玉は中段に出たほうがよさそうですね。
62-2:24地点を塞ぐには▲25歩。手番通りに考えるよりも、先に11手の内容を全て明かすと楽です。
62-3:4連続着手は先手歩ではなく後手玉。22角は不成で進んで31で初めて成るのがポイントです。
62-4:こういう問題で5筋の着手を捻り出すには▲58玉が定石。すると玉は1筋に届かず、トドメには金がほしいところ。
62-5:駒打ちは1枚では足りません。銀で退路を絶ち、トドメに大駒をさてどこから打つ?

投稿: DD++ | 2013.01.16 23:01

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/22735/56248081

この記事へのトラックバック一覧です: 推理将棋第62回出題(1月20日まで):

« 詰将棋メモ(2012年12月3日) | トップページ | 詰将棋メモ(2012年12月4日) »