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推理将棋第63回出題(2月20日まで)

[2013年2月28日最終更新] 63-3解答、第63回出題当選者

将棋についての話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル、推理将棋の第63回出題です。はじめての方は どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 をごらんください。

解答、感想はメールで2013年2月20日までにTETSUまで (omochabako@nifty.com) メールの題名は「推理将棋第63回解答」でお願いします。 解答者全員の中から抽選で1名に賞品リストからどれでも一つご希望のものをプレゼント! 1題でも解けたらぜひご解答ください。

推理将棋第63回出題  担当 DD++

あけましておめでとうございます(旧暦)! というやや無理矢理な理由とともに今月は年賀推理将棋特集(後半)です。全体的に手数がかなり長めですが難易度が手数に比例するかというと……?

初級は担当から。2013を条件にねじ込んだほぼ一本道な作品。長くとも手を出せば絶対に解けます。中級はチャンプさんの年賀推理。巳年の表現の仕方が推理将棋ならではの作品で、解き味もまたあまり見ないものかも。上級は渡辺さんからの年賀推理第二弾、一見簡単そうですが担当は年賀の投稿作で一番長時間悩まされました。みなさんはどうでしょうか。


Suiri630 ■練習問題

「さっきの将棋、▲76歩△34歩▲22角不成△44歩▲同角不成△42玉まで見てたけどどうなった?」
「9手で詰んだよ、って言えば残りの3手は分かるよね」

さて、残りの3手はどんな手だったでしょうか。


■本出題


■締め切り前ヒント (2月16日 DD++)

締め切り前ヒントです。

初級:龍では強すぎて失敗。飛は不成で使いましょう。
中級:「79歩成」から横に動いて「39と」まで。問題は紐駒ですが、後手陣から大駒を持ってくるのが早そうです。
上級:条件の「34歩」に惑わされないように。後手が33の歩を突いたとは限りませんよ。


63-1 初級 DD++作        大当たりの歩を求めて   20手

「あけましておめでとう。新年から何してるんだ?」
「さっき指した将棋の棋譜並べ。
 棋譜見てもらえればわかるけど、今年の指し初めに相応しい奇跡が起きたんでね」
「▲76歩△34歩▲66角△44角まではともかく、その後の▲36歩△74歩▲48玉ってなんだ。
 しかも8手目以降に着手された駒は3枚だけじゃないか」
「でもすごいだろう、2人あわせると20手で13枚の歩を取って詰んだんだぜ」
「君らは福袋を漁る主婦か何かなのか?」

さて、どんな将棋だったのだろうか?

(条件)

  • 20手で13枚の歩を取って詰んだ
  • 指し始めの7手は▲76歩△34歩▲66角△44角▲36歩△74歩▲48玉
  • 8手目以降に着手された駒は3枚だけ

※途中で成っても1枚は1枚です。


63-2 中級 チャンプさん作    2013(巳年)指し初め式の一局とは? 18手

「毎年恒例の指し初め式に参加してきたんだって?」
「それがさ、僕が3手目に7筋の歩をぶつけてトイレに立って帰ってきたら終わってたんだよね」

「せっかく参加できたのにどんな将棋だったのか解らないまま帰ってきたの?」
「一緒に参加してた友達の話では18手で後手側が詰まして勝ってたらしいんだけどね」

「あら~そんな短手数で終わっちゃったんだ、内容については何か聞けなかったの?」
「駒成りは九段目に歩が成っただけって聞いたよ」

「ということは先手側はその“と金”にやられたのかな?」
「そういや4回連続“と金”で金駒(かなごま)を取ってたって言ってたな」

「となるとこの手順だね」
「なるほど、こんな将棋だったのか」

「これは有名な【マムシのと金】だね!」
「意外にも巳年に相応しい将棋だったんだね(笑)」

さて、どんな将棋だったのだろうか?

(条件)

  • 18手で詰み
  • 3手目に7筋の歩と歩がぶつかった
  • 駒成りは歩が九段目へ成った手のみだった
  • 4手連続“と金”で金駒(銀or金)を取った

※4回連続“と金”を動かして金駒(銀or金)を取って下さい(歩成で駒を取るのはカウントしません)


63-3 上級 渡辺さん作      歩と駒成         10手

「さっきの将棋34歩に対して成る手で応じていたよね」
「うん。3回目の成る手より後にも歩の着手があったよ」
「それで結局どうなったの?」
「10手目25の着手で詰んだよ」

さて、どんな将棋だったのだろうか?

(条件)

  • 10手目25の着手で詰み
  • 34歩に対して駒成で応じた
  • 3回目の駒成の後に歩の着手があった

Suiri630a ■練習問題解答

問題以下、▲62角  △52玉  ▲53角上成まで。

詰める形としては後手が2手(44歩と42玉)余る手順です。推理将棋では条件を満たすために一度詰みに無関係な寄り道をしてから詰み形に向かう独特の手順が生じることがあります。今回の場合だと例えば「3手続けて4筋に着手した」といった条件を満たすためにうまく無駄手を使って手順構成した感じでしょうか。

このような筋は作意よりむしろ余詰に非常に現れやすく、問題を作る時にはこういった筋にご注意を。


推理将棋の問題も募集しています

このコーナーで出題する問題を募集します。入門用の易しい問題を歓迎。作者名、問題、解答、狙いなどを記入して「推理将棋投稿」の題名でTETSUにメール(omochabako@nifty.com)してください。

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締め切り前ヒントです。

初級:龍では強すぎて失敗。飛は不成で使いましょう。
中級:「79歩成」から横に動いて「39と」まで。問題は紐駒ですが、後手陣から大駒を持ってくるのが早そうです。
上級:条件の「34歩」に惑わされないように。後手が33の歩を突いたとは限りませんよ。

投稿: DD++ | 2013.02.16 22:50

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