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詰将棋のルール 2012年以前の記事

[2014年11月13日最終更新]
詰将棋のルールから2012年以前の記事を分離。


迂回手順をどう扱ったものか
2012年8月28日、merom686の日記で、迂回手順をどう扱ったものか
朝日新聞デジタル:詰将棋の深さ味わおう - 将棋
下のほうに「主なルール」として、詰将棋を解くときのルールが書いてある。「攻方最短」の記述があるのは横に置いといて、なかなかわかりやすいルールだ。攻方最短を示すことで、最終手にあるかもしれない迂回手順を簡単に回避できる。攻方と玉方の2つに分けて記述し、持ち駒に関することを玉方のほうに示しており、攻方が持ち駒を使い切ろうとしてしまうような誤解が起こりにくくなっている。 ・・・」

TETSU: 最終手余詰も迂回手順も作品救済のための創作に関する規約なので、いずれもその順を解答しても正解である。もっとも、解答審査を煩雑にするだけなので、分かったときは作意と思われる順を解答するのがエチケットだ。 

ルール「持ち駒が余らないようにする」
2012年7月9日、merom686の日記で、ルール「持ち駒が余らないようにする」
「・・・ 詰将棋で、「持ち駒が余らないようにする」というルールがある(あえて曖昧な言い方)。このルールの意味は、なかなか難しい。 ・・・」

同手数駒余りの別詰を発見しないと不正解?
2012年5月24日、∞零∞の詰将棋etc.で、そろそろ再開します。
2012年5月26日、EOGさんのコメント「23玉と逃げると33龍で詰みますから、21玉と逃げるのが正しい手順ですね。もっとも、これでは34歩が不要駒になってしまいますが。」
2012年5月28日、休眠します。
「・・・ 詰将棋にそんな専門的ルールが有るなら、作る気がしません。まだブログに掲載していない作品も有るのですが、また、作る気になるまでブログを休眠します。 ・・・」

TETSU: 「手数の長い方に逃げる」は納得しやすいが駒余りが絡むとわけがわからなくなる。上記の例は、32玉に42飛成で、1)21玉なら22龍まで、2)23玉なら22龍までと33龍まで駒余りの二つの詰め方がある。駒余りの順もあるから23玉は不正解といわれても、何それ、というのが普通の反応。今後の詰将棋の普及を考えると、駒余りに関するルールは撤廃すべきではないかと思う。詰上りの駒余りは、完全不完全や正解不正解に関係なく、作品の評価や解答のエチケットとして扱えばよい。変長作品は、変化の方が長いのでこれが本手順になる。

将棋フォーカスで詰将棋
2012年4月29日、merom686の日記で、将棋フォーカスで詰将棋
「将棋フォーカスでは、今のところ初心者向けの内容が主。今回は、詰将棋について特集していた。ルールの説明をしたのだが、「攻め方は最短の手順で!」という字幕が出た。王手を続けて詰めばいいというわけではないらしい。 ・・・」

詰将棋のルールは、なぜこういうルールなのか
2012年3月28日、merom686の日記で、詰将棋のルールは、なぜこういうルールなのか
「詰将棋の解答として、「1つの詰み手順を示す」という形式は妥当だと思う。「初手のみを示す」では、あてずっぽうで正解できてしまう可能性が高いし、「全ての変化の詰み筋を示す」では煩雑すぎる。その上で、一般には複数ある詰み手順のうち、どれを示すのがいいだろうか。 ・・・」

攻方最短について
2012年3月14日、風みどりの玉手箱で、詰パラ3月号
「・・・ この玉手箱では「攻方最短ルール」について書いていたかなぁとみてみたら書いていなかった。→詰将棋のルール 「攻方最短ルール」は作品の許容範囲を拡大する為の創作の為の補助ルールであろう。例えば、この作品のように最後22金でなく、13金~22金としても詰むのを許容する為のルールだ。迂回手順の存在を許容することも出来る。では迂回手順の解答は不正解かというと、これは作者側を援助する為のルールだから解答者側に不利にする必要はない。正解とするべきだと思う。 ・・・」

ルールについて
2012年3月14日、おもちゃ箱掲示板で、アロエさん ルールについて
「・・・ 市販の詰将棋書のほとんどに「連続王手」、「攻方最短」、「玉方最長」、「無駄合禁止」などが基本ルールとして書かれています。多くの人がこれを基本ルールと思っています。定着した基本ルールは変えるべきではない、というのがぼくの意見です。 ・・・」

攻方最短について
2012年3月6日、おもちゃ箱掲示板で、アロエさん 攻方最短について
「>「攻め方は最短手数で詰ます」
 僕は、このルールは、寄り道をしてはいけない。つまり「同一局面(盤面と持駒がすべて同じ)の禁止」という意味も含んでいると思います。 ・・・」

ルールを標準セットとオプションに分ける
2012年3月3日、ひっぽ・ぽたます on Twitter
「詰キストのみなさんは是非、リンク先の神無七郎(橋本孝治)さんの文章を読んで下さい。詰将棋のルールに関する優れた見解だと思います。  」

詰将棋の立ち位置
2012年3月2日、merom686の日記で、詰将棋の立ち位置
「詰将棋はルールが難しい。下のように、そもそもが複雑である。
迂回手順(1手詰みがあれば遠回りせずに詰ます)、無駄合(無駄な合駒はしない)、持ち駒が余らないように(玉方はそういう手を選ぶ)、変化同手数(なるべく妙手があるほうへ逃げる)、非限定(なるべく飛び道具は玉の近くに打つ)、2手変長(駒が余る2手長い変化を選ばない)。
初心者が解くような1手詰や3手詰では、これを知らなくてもほぼ問題ない。5手詰ハンドブックにもある表現だが「王手を続けて詰めばよし」だけでいい。だけど、もっと詰将棋それ自体を楽しもうとしたとき、ルールが壁になる。 ・・・」

TETSU: 解答のエチケットとルールが混ざっているような・・・ 明文化されたルールの制定と公開が望まれる。表面的に現在有効なルールは、大昔作られた綿貫ルールだが、これは現在の慣習とはかなりずれがあって、実質つかいものにならない。改訂を目指した川崎ルールはたなざらしのまま放置状態。まずは基本的なルールを決めようとした金子ルールも進展なし? 詰棋界はルールが存在しないことが詰将棋の普及、発展に大きな障害になっていることをもっと認識すべきである。

チェス・プロブレムにはルールブックがある
2012年2月28日、Problem Paradise on Twitter
「当然ながら、チェスにはルールブックがある。国際チェス連盟(FIDE)で制定されているもの。
「そしてこれまた当然ながら、チェス・プロブレムにもルールブックがある。正式名ではCodexと呼ばれているもの。
「こうしたあちらの例をある程度真似し漫才すれば、将棋や詰将棋でも同様の規約はできそう。ただし、かなりの時間がかかります(逆に言えば、チェスやチェス・プロブレムの規約には、それだけの時間が費やされているということ)。」

内応中合
2012年2月21日、my cubeで、内応中合
「・・・ この意味付けの中合は、おそらく初出なのではないでしょうか。もし前例がなければ、「内応中合」とでも呼びたいところです。過去作をご存じの方は、コメント頂けると嬉しいです。 ・・・」

TETSU: 将棋ソフトがよくやる「駒余らずで詰めるための合駒」。詰パラでも問題提起されたことがある。35飛、34金合、同飛、33角合、32金まででもいいかな。

完全と不完全の境界
2011年12月25日、冬眠蛙の冬眠日記で、完全と不完全の境界
「・・・ 「詰上り図の3手前に、5手詰で駒が余る別の手順が成立する作品」に対して、山下氏が余詰ではないか、と指摘していました。それに対する作者・編集部の見解は「見る人の詰棋観によって判断がわかれるケース」というものだったのですが、眺めていて釈然としないモノを感じました。 ・・・」

詰将棋のルール(変化について)
2011年10月19日、将棋のブログで、詰将棋のルール(変化について)
「皆さんが大好きな詰将棋にも実はルールがあったりします! 王様がどう逃げても詰めば作品になる、というわけではなかったりするのです! 将棋ファンでも知らない方が意外に多い詰将棋のルールについて私なりにまとめてみました。 ・・・」

詰将棋のルールについて質問
2011年9月23日、‡ クラブサン ‡で、詰将棋のルールについて質問
「1,2年前に作った詰将棋です。基本的な質問で恐縮ですがこれは何手詰でしょうか。。 ・・・」

TETSU: 合駒をしないと3手詰、桂合だと15手詰で駒も余らない。明快な有効合で15手詰だが、なぜ無駄合かもと思ったのかな。

詰将棋の規定に疑問(2)
2011年6月2日、yosh's blogで、詰将棋の規定に疑問(2)
「・・・ 中田七段の文を次に引用します。
◇ 詰将棋の規定に疑問
図(下)は3四桂に1二玉とかわした局面で、詰むかどうか。設定の仕方に問題あるが、あなたは見抜けますか。答えは11手歩余りで詰む。詰将棋は「余詰めダメ」、「駒余りダメ」が規定。しかし、最近疑問に思うようになった。詰将棋は詰めばよいのだ。 ・・・」

詰将棋のルール
2011年1月31日、チルの詰将棋プログラムで、詰将棋のルール その1
「詰将棋のプログラムを作るには詰将棋のルールがわからないと作れません。そこで詰将棋のルールについて調べてみました。 ・・・」

詰将棋の規則(詰将棋のルール)
2011年1月10日、小さな資料室で、資料355 詰将棋の規則(詰将棋のルール)
「詰将棋を解いてみて、気づいた詰将棋の規則(詰将棋のルール)について書いてみました。専門的な事項は、別のサイトを参照していただくとして、ここにはごく普通の規則を記載してあります。 ・・・」

詰将棋のルールを更新
2010年9月6日、merom686の日記で、詰将棋のルールを更新
http://www.geocities.jp/nanami_486/tume.html
ルールの厳密な定義がされていないのは大問題だが、いくつかの文書と実例を読めば、数学的に自然な解釈というのが見えて、自分が大体納得できるくらいには理解できた。しかし、無駄合だけは難しい。理念のようなものは何となくわかるが、それを詰将棋作家に作用させて何が出てくるかは、「楽しむための詰将棋」を知らない自分のような者には、わからないことだと思う。 ・・・」

詰将棋の「玉方最長」について
2010年8月12日、merom686の日記で、詰将棋の「玉方最長」について
「・・・ 「玉方最長」は「攻方最短」を内包している。詰将棋に「攻方最短」などというルールはないのに、「玉方最長」の説明のためだけに「攻方最短」をルールとして付記するのは馬鹿げている。もっと言えば、最長の説明としての「攻方最短」も個人的には気に入らない。 ・・・」

詰将棋のルールについて
2009年9月7日、温故知新掲示板で門脇芳雄さん、詰将棋のルールについて
「貴稿を拝見しました。貴見に今までの所賛成です。一年ぐらい前、詰パラの「全詰連の頁」に規約の私案(たたき台)を載せましたが、私の考えは
①現在右派と左派の論客が対立したまま結局「無法状態」でいるのは良くない。
②世の中が公認している一般則に対し「詰パラだけの孤立ルール」は良くない。
③世の中は細部に亘る専門的な理屈っぽい規約は求めていないし必要でもない。
④一般単行本などのルールと大筋で違わないルール(簡易則)を決定し、本誌独特の細部の細部は運用則で決めれば良い。
と言うことでした。 ・・・」
2009年8月30日、温故知新で、詰将棋のルールについて
「詰将棋のルールは難しい。詰将棋を創作し、かつ解答をしていて、可也マニアな私でもよく解らない。一応公式ルールとして1963年3月に全日本詰将棋連盟(実質的に詰将棋パラダイスルール)が発表した、詰将棋規約(俗に言う「綿貫規約」)があるが、パラのHPのどこにも書かれていない。それどころか、綿貫規約の内容を今の詰将棋パラダイスの関係者でも知らないようだ。これは著しく問題だと思う。そこで、本稿では詰将棋のルールについて少なくとも、現在公式ルールとされている、綿貫規約を紹介すると共に、若干の考察を加えたいと思う。 ・・・
一般的なプロの詰将棋の本に載っているルール  綿貫規約 ・・・」
2009年8月30日、将棋雑記で、「詰将棋のルールについて」アップ

詰将棋創作のルール
2009年6月14日、全詰連会長のブログで、創作のルール(2)
「さて詰将棋創作のルールの続きです。詰将棋は将棋のルールが適用されます。(二歩、打歩詰、行き所なき駒の禁止など) また詰将棋だけのルールもあります。 ・・・」
2009年6月12日、全詰連会長のブログで、詰将棋創作のルール
「前回のブログで、詰将棋では最終手以下の余詰はOKだという事を書きました。この際だからちゃんと詰将棋創作についてのルールを説明しておきましょうか。 ・・・」

持ち駒が余らないように?
2009年3月21日、将棋おたくのつぶやきで、持ち駒が余らないように?
「詰将棋のルールを伝えるのは難しいもので。「持ち駒が余らないように詰ます」というとうそになってしまう。 ・・・」

将棋ニュースプラス 魅惑の詰将棋
2009年3月21日、風みどりの玉手箱で、将棋ニュースプラス 魅惑の詰将棋
「・・・ 第1話を観てみたけれど,私にはルールとして「持駒が余らない」を強調しているところが気になった。解答の採点という仕事はしたことがないのだが,作意を答えるのは当然○。変化同手数駒余らずも当然○。変化同手数駒余りも○だと思っていたが,実際にはそうではないということなのかなぁ。変化長手数駒余りを答えても○だと思っていたのだけれど。。。」

TETSU: 変化同手数駒余りは、詰パラでは×とされている。変化長手数駒余りはほとんど不完全扱いなので出題されないことが多いが、出題されたら変化長手数駒余りの解答は○になるだろう。前にも書いたが、駒余りをルールに入れることが、ルールを複雑化し、詰将棋の普及の阻害要因になっているので、私は解答ルールから駒余りをなくすことに賛成である。

なぜここに書く
2009年3月20日、詰将棋について語る掲示板で、でこぽんさん
「将棋ニュースプラス 3月6日号/魅惑の詰将棋 #1で北浜さんが詰将棋のルールを「攻方最善」で説明してますね。 ・・・」

TETSU: 何が問題かわからない方は詰将棋のルール-よくある間違いを参照。

ルールについて
2009年1月3日、YOMUKA FAIRY MEMOで、TTTとか
「・・・ 詰将棋のルールの件でおもちゃ箱の記事を見させてもらって「へえ」と思った2点。ある程度公式に明文化されているのは「受方最長」であり、「受方最善」ではない、ということ。それで同手数駒余りの変化別詰で駒の余らない詰ませ方が正解かどうか議論になるわけですね。 ・・・ もう一つは詰パラに乗っているルールの適当さ。まず、攻方が詰まない手を選択したときに、不詰となる手を選択する義務が明示されていない。もう一つ、無駄合の禁止の説明。実質「透かし詰めはそれで詰みですよ」としか書いていない。 ・・・」

ルール
2009年1月1日、YOMUKA FAIRY MEMOで、ルール
「・・・ 規約問題で議論したいとかそーゆーことではなく、現状の確認ってことで。例によってこれが正しい、じゃなくて、「私はこう思ってますよ」です。 ・・・」

同人室。優勝作の解説について
2008年9月2日、詰将棋パラダイス(掲示板)で、らいあんさん
「飛合いの変化は割り切れていないということでしょうか? しかし、私が調べてみた限りでは、攻守が最善を尽くすと、正解と同手数の駒余り(香合いの場合の枝分かれといっしょ)になるようです。つまり割り切れていて、作意の香合いについては問題なく限定であるように思えます。 ・・・」

TETSU: 香合は15手駒余らず(作意)、飛合は15手駒余らずと15手駒余りの二つの詰め方がある作品。詰パラの慣習では飛合の15手駒余らず順は変化別詰とされ、原則不正解、場合により正解。ただし、いろいろなルールの表記で、このケースはほとんど明示されていないので、同人室の担当のような大御所でも別の意見だったり、統一されていないのが現状。ルールの決め方で作品価値が変わってしまうので、このような作品は作らない方が無難ではある。

存在しない局面
2008年8月8日、詰将棋 駒の舞(別館)で、存在しない局面
「・・・ さて、詰パラ8月号に結果発表の大学院10が、取り上げたかった作品です。あくまでも単玉の規約ですが、1:指将棋ルールに従う必要があります。従って、ルール違反なしに存在出来る局面かどうかが問題です。私には、該当作品の多重王手の局面は、1:指将棋ルールでは存在出来ないと思います。故に、これは単玉規約では詰将棋の条件を満たしていないと判断します。 ・・・」

『絶対強くなる実戦詰将棋100』(大山康晴、日本文芸社)
2008年7月22日、コーヘイの読みぬけ日記
「・・・ この本の冒頭に「詰将棋の規則」として、こんなのが掲載されている。
一、攻め方王手の連続で追うこと。
一、攻め方最短手数で詰めること。
一、玉方最長手数に逃げること。
一、玉方最善手に逃げること。
一、玉方駒余りに逃げないこと。
一、盤面以外の余り駒はすべて玉方の持ち駒とし、合駒に使用してよい。
一、玉方無意味な合駒はしないこと。
一、攻め方最後どの駒を使っても詰みのときは、位の高い方の駒で詰めること。(飛角金銀桂香歩の順)
一、玉方最後どの駒で取っても詰みのときは、位の高い方の駒で取ること。(玉飛角金銀桂香歩の順)
一、その他はすべて指し将棋の規定と同様ですから、千日手、打ち歩詰めなどは、正解とは認められません。
「最善手」って何よ?とか、「無意味」って何よ?とか、つっこみどころが多く、「位の高い方の駒」に至っては失笑モノのトンデモ規則だが、なんといっても著者は大山、推薦は羽生である。今も詰将棋の規則を整備しようとケンケンガクガクの議論を展開している、詰キストの一部の方々が存在する。仮にそういう議論が規則の形で整理できたとしても、彼らは所詮アマチュアである。「大山+羽生」のパワーには敵わない。ちとオーバーかもしれないが、彼らの努力は、本書の再刊により10年くらい世の中的には後退したかもしれないと、思った。」

ナルホド!変化別詰(その3)
2007年2月18日、詰将棋天旗別段のページ
「・・・ 変化別詰を二つのパターンに分けると、一つ目のパターンは短手数変化のなかの同手数以上の別詰、二つ目は同手数駒余り変化のなかの同手数以上の別詰。「ナルホド!変化別詰」「ナルホド!変化別詰(その2)」は一つ目のパターンで、今回の「ナルホド!変化別詰(その3)」は二つ目のパターン。 ・・・」

ナルホド!変化別詰(その2)
2007年2月15日、詰将棋天旗別段のページ
「・・・ この図であれば、誰でも詰手順Cや詰手順Fが変化別詰であると判り、言わば変化別詰の原理図となっているでしょう。 ・・・」

ナルホド!変化別詰
2007年2月6日、詰将棋天旗別段のページ
「・・・ 「変化別詰は誤解」とされますが、正しくは玉方最長のルールに基づかないから「誤解」と言うべきでしょう。上記の図では34玉が誤解なのです。ルールは玉方最長だけで、詰方最短はルールではありません。 ・・・」

「変化別詰の一例」に関する自己批判
2007年2月5日、詰将棋天旗別段のページ
「本欄2月4日付「変化別詰の一例」には誤りがありました。ここで、その誤りを自己批判し、訂正すべきところを訂正します。 ・・・ 作意手順より短手数または同手数駒余り変化手順のなかに、作意と同手数または長手数の詰手順がある場合に、これを変化別詰と言います。 ・・・」

変化別詰の一例
2007年2月4日、詰将棋天旗別段のページ
「 作意手順  32飛行成、14玉、12龍、13歩、同龍、同桂、15歩、23玉、32飛成まで9手詰。
  変化同詰  32飛行成、14玉、12龍、13歩、同龍、同香、15歩、23玉、32飛成まで9手詰。
  変化別詰  32飛行成、14玉、12龍、13歩、同龍、同香、同桂成、同玉、14歩、同玉、12飛成、13合、15香まで13手詰(14歩に23玉は32飛成、14玉、15香まで)。
  作者の見解 6手目は同桂に限定されています(7手目15歩の一通りだけが詰むので)。 
          6手目同香は、7手目に15歩と同桂成の二通りの詰みがあるので変化です。 ・・・」

TETSU: 希望限定といわれるパターンで、いずれの解答も正解として扱われる。解答者には余詰発見の義務はないので、同桂・同香はどちらを選んでも良い。同香のあとは詰方の着手は自由なので15歩も同桂成も正解。これは、同手数変化に余詰があるということで、一般には変化別詰とは呼ばないと思う。変化別詰は、短手数変化か同手数駒余りの変化(この順を答えると×になる順)に、作意と同手数かそれ以上の別詰があるときに使われる。したがって、本局を変化別詰の一例として取り上げるのは不適切な感じがする。

詰将棋ルールについて少しメモ
2006年12月20日、勝手に将棋トピックスで、詰将棋ルールについて少しメモ
「・・・ 詰将棋においては3種類の手が存在するということです。
 (A) 合法な手 (B) 禁手 (C) それ以外の手
フェアリー詰将棋のいくつかのルールはこの分類によって説明できます。 ・・・」

解く人に負担になるようなルールは排除すべき
2006年11月20日、とろんと世間を眺めるで、詰将棋
「・・・ 何よりも考えられなくてはならないのは、詰将棋を解く人に負担になるようなルールは、詰将棋の本質に関わる部分を除いて、極力排除すべきということではな いでしょうか。 ・・・ そうすると、解く側にとってのルールは、以下のように、ある程度単純になります ・・・」

千日手定義私案
2006年10月1日、おもちゃ箱掲示板で、小峰耕希さん
「僕の見解では、大道棋の実戦を別とすれば、詰将棋界における「千日手」の定義は、「同一局面の出現」で良いと思います。 ・・・ それと本局の場合は、そもそもが「連続王手の千日手(=攻方の禁手)」なので、多分成立していないでしょうね。 ・・・」
2006年10月1日、TETSU
「指将棋での千日手のルールは不明確なところがあるので、準用するのではなく詰将棋としてルールを決めた方がよさそうですね。「同一局面に戻る手順は不詰とみなす」がシンプルかな。 (「最後の審判」は不詰になってしまいますが)」

これは詰将棋といえますか?
2006年9月30日、おもちゃ箱掲示板で、ドうえもんさん
「・・・玉方:27金、28金、29角、37銀、47銀、59飛、67銀、69玉、77銀、87金、89角
攻方:49飛、57玉、88金 持駒:なし
手順:▲59飛、▽同玉、
      ▲7九飛、▽6九飛、▲同飛、▽同玉、▲4九飛、▽5九飛、▲同飛、▽同玉、
      ▲7九飛、▽6九飛、▲同飛、▽同玉、▲4九飛、▽5九飛、▲同飛、▽同玉、
      ▲7九飛、▽6九飛、▲同飛、▽同玉、▲4九飛まで23手詰
最終手▲4九飛の後に、▽5九飛と合駒すると、0手目の局面が合計で4回出現して、
その局面が後手が王手している局面で千日手の反則負けなので、後手は▽5九飛と
打つことができず、他に指し手がありません。つまりこれで詰み(?)です。
これは、詰将棋として成立していますか。 教えてください。」
2006年9月30日、TETSU
「・・・ この図の場合、先手が王手の連続で迫っているので、千日手になった時点で先手の反則負けになると思います。したがって、24手目の59飛は後手から見ると反則ではなく、逆に勝つ手なので指すことができます(これも王手ですが、後手は王手が連続していないのでOK)。これは詰方の失敗で、他の手でも詰まないので、本図は不詰ということになります。」

還元的変同
2006年3月22日、All by myselfで、還元的変同
「現在の局面(いま詰方が着手したところ)においてAとBという応手があったとします。
・Aは「a→b→c」という手順でC図になります。
・Bは「c→b→a」という手順でC図になります。
・どちらも同手数です。
これは長編ではやはり重度のキズでしょうか?」

TETSU: 「中分かれ」と呼ばれるもの。変化同手数の一種なのでルール上は問題ないが、作意がどちらかわからないので評価上はマイナスと見られることがある。程度は主にその手順の重要度による(単なるつなぎの手順なら気にならないが、その作品の狙いとなる手順なら気になるということ)。

2月号p3⑥について
2006年2月10日、詰将棋パラダイス掲示板で、詰ファンさん
「4手目以降14玉、24銀成、15玉、12飛(成)迄の駒余りなしの同手数の変化があるように思われます ・・・ このような問題が万が一出題になった場合どう解答すればよいのでしょうか?一方は正解で一方が不正解という対応ではかなり解答に迷ってしまうのです が・・・」
2006年2月10日、老花現象さん
「同手数の手順がある場合には、1)自分の正しいと思う手順を解答する、2)作意手順を汲んで解答する、ということになるでしょう。手順の内容から判断するものです。 ・・・」
2006年2月10日、管理人さん
「同じ手数で駒の余らない手順が複数あるとき……どれを選んでいただいても正解です。「作意」はあくまで「作者の意図した手順」ですから、正誤の判定基準にはなりません。 ・・・」

続・変同あれこれ
2006年2月8日、詰将棋天旗別段のページ
「「変同あれこれ」の続篇を書きます。今回は変同について考えたり議論する場合に、関連すると思われる事柄を大ざっぱに拾いあげてみました。 ・・・」

変同あれこれ
2006年1月17日、詰将棋天旗別段のページ
「2006年1月16日に、詰将棋パラダイスHP掲示板へ投稿し掲載された「変同あれこれ」は削除されました。ここに内容を再現します。 ・・・」

TED2256:重箱の隅
2006年1月12日、詰将棋パラダイス掲示板で、ほの字さん
作意と変化同手数の最終手からの余詰について。
2006年1月15日、管理人さん
「最終手余詰はキズ扱いで、これもまた作家の甘えにあたるものですね。
解答でよく見かけるのは、最短の手順を答えておき、最終手余詰を指摘するパターンです。
仮に最短に気づかずに最終手余詰順を答えても、正解扱いとなっております。」

教えてください
2006年1月12日、詰将棋について語る掲示板で、小林尚樹さん
「この最終3手の場合、成生の非限定になるのでしょうか?それとも余詰めになるのでしょうか?
よろしくお願いします。 ・・・」
(72と73角/74歩83玉92飛/飛角)

創作するときの注意
2006年1月12日、おもちゃ箱で、将棋と詰め将棋の詰将棋のルールの記述に創作するときの注意を追加(少し下で書いた内容)。

「駒が余る」について
2006年1月10日、詰将棋パラダイス掲示板で、老花現象さん
「①へっぽこ大吾郎さんが、この掲示板の「1/6の詰め将棋」のなかで、「詰将棋は持ち駒あまらせては×なんですか?」と質問を出されました。私が回答する立場にはありませんが、お節介心から一つの回答を示します。 ・・・」
2006年1月10日~13日、詰将棋天旗雑記でも触れている。

TETSU: 同手数駒余り順は×にされることが多いが、なぜ×なのか問題提起されている。駒余りをルールに入れることが、ルールを複雑化し、詰将棋の普及の阻害要因になっているので、私は解答ルールから駒余りをなくすことに賛成である。ただし、詰パラのように同手数駒余り順を×にするところがあるので、現状ルールを説明するときには書かざるを得ない。早くすっきりさせてほしいものだ。

無駄合
2006年1月9日、詰将棋について語る掲示板で、北北東さん
「小林さんの言われた無駄合は、たぶん図のような局面だと思います。24香で詰みなのでしょうが、個人的には合駒をしたくなります。(王手をかけている駒を替えるという理由から)」
(43龍/11金12歩22玉31金/香)

変化同手数は不完全?
2006年1月9日、詰将棋パラダイス掲示板で、銀さん 教えてください
「・・・ 詰方:▲13と、▲24桂、▲32角、▲52銀 受方:△11香、△12飛、△31玉、△42金
作意は▲21角成△同玉▲12桂成△32玉▲31飛△同玉▲22と、までの7手詰ですけれど、3手目▲12桂成に△同香▲23飛(22以外非限定)以下の同手数詰みがあります。こうした場合は不完全作とみなすのでしょうか? ・・・」
2006年1月9日、ドルヒラさん
「・・・ まず、この作品は不完全作です。作意について、最後の「22とまで」を「22成桂まで」とするのは問題ありませんが、玉方の応手(4手目)が違い、それぞれ7手でぴったり(駒余らず)詰むのはいけません。 ・・・」
2006年1月9日、廣瀬崇幹さん
「・・・ この作品はキズはあるけれども一応完全作になってると思います。(こちら側から手を替えて詰むわけではないので) ただし変同があるままでは限りなく不完全に近いですので、修正が必要です。 ・・・」
2006年1月9日、ゴルゴ40さん
「・・・ 受け方が手を替えて詰む(詰まないと不詰です)場合は結構面倒です。
①短手数で詰む場合は何の問題もありません。ただの変化です。
②同手数で詰むが持駒が余る場合も問題ありません。変同駒余りといいます。
③同手数で詰み持駒も余らない場合(銀さんの作品ですね)変化同手数、略して変同といい、不完全ではありませんが、評価減の対象になることもありま す。
④長手数で詰む場合変化長手数、略して変長といい、不完全です。ただし、変長でも持駒が余る場合(2手長なら1枚)は大きなキズでも不完全とまでは 扱わない場合もあります。 ・・・
ここからは私見ですが、変同は不完全ではありませんし、必ずしもマイナスとも限りません。同じ変同でも手数 が初めの頃からのものは罪が重く、手数が進んでからの変同はあまり問題にならないことが多いです。さらに変同の手順が作意に劣らない好手順だった場合にはプラス要素になることさえあります。 ・・・」

TETSU: 変化同手数はルール上問題ないが、「不完全」「不完全に近い」と誤解している人が多いのはなぜだろうか。一つの原因は、ルールの説明がだいたいは解答者向けに書かれていて、創作者向けに書かれたものがほとんどないことがあげられるだろう。例えば下記のような、創作する人が守らなければならない簡潔なルールが必要と思う(下記の記述は、近日中に「将棋と詰め将棋」内の詰将棋のルールに追加予定)。

創作するときの注意 - 守らないと投稿しても採用してもらえません。
  作意(作者が意図した詰手順)は、次の条件を満たさなければなりません。
 ・持駒は余らない: 作意で詰んだとき、詰方の持駒はなしであること。
 ・詰方の作意以外の手(紛れ)は詰まない:
  手数に関係なく、紛れが詰んだら通常は出題不可です。
    *香をどこから打っても詰む場合など、手順が作意と本質的に同じなら、
      許容されることもあります。
 ・受方の作意以外の手(変化)は作意手数と同じか短く詰む:
  変化が詰まない、または作意より長い場合、出題不可です。
    *作意と同じ手数で詰むのは問題ありません
      (評価上は内容によりプラスになったりマイナスになったり)

変別について~現在規定はありますか?
2005年12月30日、詰将棋パラダイス掲示板で、北の勇者さん
「・・・ 理論的には…。
・作意は、玉方は最善を探しますが、攻方は「最善を探さなくてもいい」(余詰探しを除く)
・一方、変化枝葉の場合、攻方も「最善を探さないとならない」(これを探さないと変別にひっかかる)
解いている解答者は、もちろん、どれが作意でどれが変化を模索しているのですから見極めが難しいですね。 ・・・ 変別問題の場合、現在のところ何か規定はできあがっておられるのでしょうか。専ら以前は、担当者の判断に委ねる傾向でしたね。 ・・・」
2005年12月30日、管理人さん
「・・・ 現在でも特に規定はなく、担当者の判断に任せている状況です。 個人的には、線引きの曖昧な一部容認よりは、全部ペケが分かりやすいんですけれど(^^;、まあ難しい問題です。」
2005年12月31日、老花現象さん
「①これは、単純な解答判定の問題です。担当者(ないし編集部)が解答を判定します。これが現在規定であり、将来規定でもあるでしょう。 ・・・
④正解か誤解か(満点か零点か)二つしかないところにも問題があるでしょう。例えば、99手詰の80手目あたりからの変化別詰解は、現在誤解とされるでしょう。仮に正解を10点とすれば、こういう変化別詰解は7点位と採点すればよいでしょう。」

TETSU: 今は昔、大論争の末「変化別詰は不正解」と決めたが、解答者の負担が大きすぎるということで、現在は担当者の判断で正解扱いにすることもある状態。コンピュータでもできないことを人間に要求する規約は明らかに無理があり、詰将棋の発展のためには無理のない形でのルールの明確化が望まれる。変化別詰を利用して誤解を誘う作品も見受けられるが、こういうのは、「作らない採用しない評価しない」ことで、なくしていきたいものだ。ちなみに、おもちゃ箱では、本手順を読んでいると推測できれば正解扱いにしている。

余詰めについて
2005年12月27日、詰将棋パラダイス掲示板で、kaeruさん
「7手詰めの詰将棋作ったのですが、攻め方が手を変えて11手で詰みました。これって余詰めなんでしょうか?それとも不完全作でしょうか?」
2005年12月27日、管理人さん
「最後の7手目で別の手段があった……ならば、「キズ」の範囲ですみます。ですが、それ以前でそのような手段があれば、「余詰」となり、作品は「不完全作」と判断されます。」

TETSU: kaeruさん、将棋道場24の詰め将棋専用で詰将棋を出題しているが、詰方最短手順だけが正解と思っていたようだ。

作品の価値について
2005年10月7日、詰将棋パラダイス掲示板で、ハンさん
「ちょっとした質問なんですが、ある作品(短編)の変化のほとんど、又は全てが変化同手数駒余りだとしたら、その作品の価値(というと大げさかもしれませんが、例えば手順以外の評価のされ具合)は標準的な作品よりも劣るのでしょうか?」
2005年10月7日、管理人さん
「作品の手数の長さにもよると思いますが、基本として作品価値にはなんら影響はありません。 ・・・ 」
2005年11月3日、こまりんさん
「変同駒余り順に余らない詰め方もあったときに、それを答えると不正解というのは、余詰探しを義務付けられてるようでちょっといやかも。。。 変同はどちらも正解なのだから、その一方に駒余りで詰む順があるのは作品の欠陥のような気がする。同手数駒余りでなく短手数の順がある場合は(それが難しい詰め方でも)見つける義務があるわけですが... 11月号で結果発表の臨時中学校1です。」

TETSU: 臨時中学校1(近藤郷)は「56銀、同銀不成、57桂以下9手」が作意。2手目同銀成でも同じ手順で詰む。ところが、同銀成のときは55金以下9手駒余りの詰め方もあるという理由で、この解答は誤答とされた(57名中16名誤答)。駒余りを解答ルールにも入れた弊害がここにもでている。作家にとっては、都合のよいルールであるが、これに甘えた作品は作るべきではないと思う。詰将棋の発展のためにルールをシンプルにしようとすれば、いずれなくなるルールで、そのときこれらの作品は非限定やキズとして扱われることになるだろう。

「攻方最短」?
2005年10月23日~、2ちゃんねるのNHK詰め将棋 僕には解けませんで、23日NHKで出題された詰将棋について、最終手余詰と攻方最短の議論。
「最終手の代わりに▲○○銀不成△○○玉▲○○馬という順は余詰めとは言わないの?」
「最終手からの別詰は基本的に問題なし。」
「「攻方は、王手の連続で攻め、最短手順で詰める。」のルールに反する。」
「たまに誤解されるけど「攻方最短」は攻方の着手をしばるルールではないよ。攻方の着手は詰みさえすれば基本的に自由。 ・・・」
「マニアにとってはいくら複雑でも厳密なルールがいいんだろうが、NHKとかの問題なら便宜上「攻方最短」と思っておくほうが無難だと思う。 (理論的におかしいとマニアは口を揃えるだろうが無視) ・・・」

双玉詰将棋
2005年9月14日、gogakuで、双玉詰将棋
「・・・ 成るか成らないかで意味が生じる場合には明記が必要です。例えば、打ち歩詰め回避とか・・・ この場合には成る必要がないので 3一飛だけでOKです。ここで3一飛成と投稿した場合、間違いか否かとの質問のようですが、厳密には間違いでは有りません。しかし、「成る」は書かなくてもよく、不要です ・・・」 

初歩的な質問ですが
2005年8月25日、詰将棋パラダイス掲示板で、大野孝さん
「最近見た問題の最後のところです。 玉側 12香 13歩 15飛 21桂 攻側 31龍 35歩  持駒 金 作意は24金 同玉 34龍 でしょうが 34金 14玉 24金以下というのは厳密には余詰なのか、それとも許容範囲なんでしょうか。 ・・・」
8月25日、とさん 「最終3手目の余詰は許容範囲 認めないとたくさんの名作がつぶれる」
8月26日、管理人さん 「短編なら論外、中編なら内容次第、長編ならキズというところでしょうか。個人的には許容範囲とは思えませんので、創作時にこの収束形を選ぶことはないですねー。」

TETSU: 余詰の許容範囲もルール化が難しい項目の一つ。私見としては、解答、鑑賞する上で影響が大きければ出題不可。影響の大小は解答者・鑑賞者によっても変わってくるし、出題形式(解答提示・解答募集・大道詰将棋のような対戦型など)によっても変わってくるので、それを考慮して出題者が判断することになる。

詰める手が複数ある詰将棋の扱い
2005年8月16日、勝手に将棋トピックスで、詰める手が複数ある詰将棋の扱い
「・・・ もし作意手順とは別の詰手順があった場合、その詰将棋は余詰ということになり、解答競争が行われているケースでは出題不適・全員正解となるのが通常です。 ・・・ 上の段落で「原則として」ということばを使いました。これは、現実には作意手順以外の手で詰むのに問題とされない場合があるためです。例を使いながら見て みます。 ・・・」

詰め将棋のルール (トラックバック)
2005年8月15日、Weblog on mebius.tokaichiba.jpで、詰め将棋のルール
「某 所で詰め将棋のルールを勘違いして出題している人が居た。いわく、「最短手順でも持ち駒が余るように詰める手順は不正解」だそうだ。 彼が出した問題は11手で駒余りで詰む(玉方がどう応じても11手で詰む順がある)のだが、彼は17手で駒が余らない手順を正解としている。 ・・・ 「最短でなくても正解となる」を主張している人もいる。玉方がどう逃げても詰む手順なら、どれでも正解というわけだ。 ・・・ 上記のWebページを読んでも、『「攻方最短」は誤解』という主張には納得できる根拠が無く、無理筋のようである。 ・・・」

TETSU: 詰将棋のルールが分かりにくいことが、いろいろなところで誤解を招いている。過去の作品にとらわれずにシンプルなルールを制定することが望まれる。シンプルにするには、解答規約と創作規約を分けることがポイントになるだろう。
解答規約:詰方の王手義務、詰方最短、受方最長、例外としての無駄合
創作規約:詰むこと、解答者を混乱させる余詰の禁止
ぐらいにすれば、かなりすっきりできる(駒余りがルールを複雑にする元凶なので、ルールにはいれない)。

詰め将棋のルール。
2005年8月2日、日記というか何というか・・・で、詰め将棋のルール。
「・・・ ちょっとした疑問。飛車,成らなくても同じ手順で詰むと思うのですが。「成っても成らなくても同じなら,成る」とかいうルールってあったっけ? それとも成らなくても「正解」なのでしょうか。 ・・・」

TETSU: 成不成の非限定で、どちらでも正解。非限定は厳密には余詰の一種だが、あとの手順が本質的に変わらなければ許容されることが多い。

遊びに来ました。(^-^)
2005年6月15日、詰将棋天旗交流! 詰将棋天旗掲示板で、
冬眠蛙さん 「・・・ ルール案。見せていただきました。非常にシンプルで良いと思います。ただ、作意と同手数で駒が余る変化がある場合に作意が優先される部分が明文化されてないようです。 ・・・」
稲葉元孝さん 「・・・ ルール条文に、「作意の優先」は入れてないです。私見では、作品・解答の募集者(雑誌の編集部)が募集要項に掲げるべきこととしております(付則第2条)。このあたりは、みなさんで議論されたいと思います。 ・・・」

TETSU: 同手数駒余りを不正解とすることが、ルールを分かりにくくしている要因だと考えていたが、これをルールに入れないという選択は卓見。それで困る雑誌はローカルルールを作れば良いと。

将棋と詰め将棋
2005年6月5日、詰め将棋おもちゃ箱将棋と詰め将棋(将棋ファンのための詰将棋入門)の中で詰将棋のルールを書いたことを思い出した。

詰将棋のルール
 ・先手(詰方といいます)は必ず王手する。
 ・後手(受方といいます)は必ず王手をはずす。王手をはずせなくなった局面を「詰み」という。
 ・詰将棋は最初の局面(問題図)から「詰み」に至る手順(解答)を求める問題である。
基本はこれだけ。簡単ですね。 あと、次のことも覚えておきましょう。
 ・受方最長:受方の手が複数あるとき、短く詰む方を選んじゃいけないよ、ということ。
 ・同手数で詰む受け手が複数あるときは、詰んだときに持駒なし になる手順が優先です。
 ・無駄合:すぐ取られて、あとの手順が実質的に変わらないなら、その合駒はしない。

詰将棋天旗
2005年6月5日、風みどりの玉手箱で、詰将棋天旗
詰将棋天旗 稲葉元孝さんのサイト。詰将棋ルールの提案と議論をメインにされる模様。 私も初心者向きサイトを標榜している以上,詰将棋のルールを避けては通れないとは思っているものの, 自分が初心者の頃を思い起こしても,別にルールで悩んだ記憶はないのである。 まず基礎的な資料集みたいな物(歴史と判例集)を作ってみたいなということは考えてみたことはあったのだが, もしできたとして,自分は読まないだろうと思うと。。。 とりあえず,このサイトの議論の行方に進展に注目していきたい。」

私案・詰将棋のルール
2005年6月2日、稲葉元孝さんが詰将棋天旗(tenbata)を開設、私案・詰将棋ルールを提案。
「・・・ 【本文】
第1条 [詰方と玉方] 詰将棋では将棋規則の一部が変更され、王手をかける側を詰方、はずす側を玉方といいます。
第2条 [将棋規則の準用] 詰方と玉方に将棋規則が準用されます。
第3条 [問題] 問題は出題図で示めします。出題図に詰方および玉方の配置駒ならびに詰方の持駒を示します。出題図で示されなかった駒は玉方の手で合駒として使えます。詰方を手番とし、その詰手順と詰手数が問われます。
第4条 [詰方の手] 詰方の手は王手をかける手を選びます。
第5条 [玉方の手] 玉方の手は王手をはずし逃れる手を選び、逃れられない場合、手数の長くなる手を選びます。
第6条 [解答] 解答は初手から詰上りまでの手順と手数を示します。
第7条  [解答の判定] 解答が第4条および第5条に基づいて導かれていれば、出題図の設定にかかわりなく、正解と判定されます。 ・・・」

詰将棋のルール
2005年6月2日、勝手に将棋トピックスで、詰将棋のルール
  ・tenbata
「詰将棋作家の稲葉元孝氏が、新規にサイトを作られました。私案・詰将棋ルールを 提案されています。 全体に簡素を心がけているのが特徴と言えるでしょうか。 「玉方の手は王手をはずし逃れる手を選び、逃れられない場合、手数の長くなる手を選びます。」という部分で「手数の長さ」をどうやって決めるのかという点でこみいった議論が展開されることがときおりありますが、そういったことはあえて記述しないというのも一つの方法というのは確かだと思います。私は逆に、徹底的に詳細に記述したらどうなるだろうかということを考えているところなのですが、基本的に思考実験の域を出ません。」

詰将棋ルール問題の三階層
2005年5月15日、詰将棋パラダイス掲示板で、稲葉元孝さん
「1.私は詰将棋ルール問題には三階層があると見ております。①条文(ルールの本体)②解釈(ルールの周辺)③判定(実際のジャッジ)の三つの階層に分けられるでしょう。①条文の問題と②解釈③判定の問題は峻別されるべきことでしょう。 ・・・
5.全詰連が現行のルールを集成して、詰将棋ルール(条文)を採択すべきことでしょう。私は以前、詰パラに条文案を書きました。あの程度の簡潔なものがよく、全詰連がその気になれば1年位で採択できるでしょう。
6.条文が採択されてから、作品・解答募集の当事者として雑誌の編集部が条文(ルール)の解釈を決めるべきことでしょう。
手順前後、迂回手順、非限定、変同、変長(そのなかに「ムダ合」)、変別解、等々の問題について解釈を決めるものです。また、ルールに関連して理念(余詰なし・手余りなし)についても触れることになるでしょう。何が正しいかではなく、大ざっぱに当面の運用上の目安をその雑誌の作品・解答募集要項などのなかに示せばいいものでしょう。
7.個々の問題については、その都度、編集部および選者・担当者が条文(ルール)と解釈に基づいて判定することになるでしょう。
条文があり解釈が決められていれば判定しやすくなるでしょう。最後は判定に委ねることになるので、判定を尊重する気風も大事でしょう。」

「位の高い方の駒で取る」という誤解
2005年5月14日、勝手に将棋トピックスで、「位の高い方の駒で取る」という誤解
「詰将棋の最後の2手で「取っても逃げても詰み」というような、玉方の応手が限定されない場合がしばしばあります。(というよりも、そうでないことの方が少ないですね。) このような場合は、どの手を解答しても正解となります。しかし、どれか特定のものを解答しなければならないと誤解している方もいるようです。これは大山康晴十五世名人の詰将棋本に書かれたルールが原因になっているのかもしれません。 ・・・」

詰将棋の作法
2005年4月8日、イーピオルスの島で、詰将棋の作法
「詰将棋が「問題」として成立するためには、出題者と解答者の共通認識(ルール)が必要です。 一読して、わかりづらい所もあるかもしれませんが、 要は、『解答者に負担をかけるものであってはならない』 ということです。
 ・解は、存在しなければならない (不詰の禁止)
 ・解は、一つでなければならない (余詰の禁止)
基本的には、これだけです。
 ・駒が、余ってはいけない (手余りの禁止)
もありますが、ルール化されたのは、歴史的には最近でしょう。 古作では駒が余るのは珍しくありません。 (現代でも、大道将棋は、駒が余っても構いません) むしろ、注意すべきは、攻方と玉方の考え方です。 よく作品の完全性を表すとき、「完全作」「不完全作」と言いますが、 有段者でも、誤解されている方が少なくありません。 詰将棋は、攻方の手(王手)と玉方の手(応手)が交互に繰り返されますが、 攻方は、王手である限り、何を指しても構いません。 最短である必要もありません。 一方、玉方は、最長手数で王手から逃れなければなりません(玉方最長)。 以上の点を踏まえて、 解が不存在(不詰)or解が作意以外にも存在(余詰)すれば、「不完全作」となります。 ・・・」

詰手順のルールは数学の解法
2005年5月9日、詰将棋パラダイス掲示板で、稲葉元孝さん 詰手順のルールは数学の解法 「ーー5/8メモを読んで ・・・ 第x条[詰方の手] 詰方の手は王手をかける手を選びます。 第Y条[玉方の手] 玉方の手は王手をはずし逃れる手を選び、逃れられない場合、手数の長くなる手を選びます。 ・・・ 一部でルールだと言われる「詰方最短」「詰方最善」「玉方最善」等々は、少なくとも私には不要です。 ・・・ 」

再び「詰方最短」の正しい使い方
2005年5月2日、詰将棋パラダイス掲示板で、 稲葉元孝さん 再び「詰方最短」の正しい使い方 「詰方最短」は応手を選択するときの用語であり、作意にはでてこないことの説明。 「・・・ このAには「詰方最短」は出てきません。もし出てきたら早詰(余詰)で、作者としては想定の範囲外となり、お詫びすることになります。」

詰将棋の拡張
2005年4月11日、Fairy BBSで、神無六郎さん 詰将棋の拡張
「OsFM の巻頭言には共感を覚えます。TETSUさんの「最短手数で詰めよ」と、七郎さんの「駒余りもOK」は、合理的な考え方で、詰将棋の手順を、今よりも飛躍的に豊かにする可能性があります。ただ、これらのルールでは、チェス・プロブレムに相当する手順は表現し易いですが、エンドゲームに相当する、実戦らしさを基本とする手順を表現するには、やや不向きであるような気がします。そこで、次のようなルールはいかがでしょうか?
(1)玉方は、詰んだ時に攻方の駒数が最小になるように抵抗する。攻方は自由に攻める。
(2)駒数には持駒も含める。「詰んだ」は「厳密な即詰」のみ。
(3)手数に関係なく、余詰は不完全とみなす。
(4)駒余りはOK。1と2に反しなければ、即詰みの手前を終局とみなしても良い。「すかし詰」はその一例。 ・・・」

計算機的攻方最短の意義
2005年4月15日、State of the Digital Shogics [最先端計数将棋学]で、計算機的攻方最短の意義
「・・・ 大山の詰将棋100の 中には詰将棋の規則が書かれてあり、その一つに「一、攻め方最短手数で詰めること」と明記してある。私はこれを信じていたのだが、10年くらい前に「そんなルールはない」と言われたことがある。更には「一、攻め方最後どの駒を使っても詰みの時は、位の高い方の駒で詰めること」、また「一、玉方最後どの駒で取っても詰みの時は、位の高い方の駒で取ること」とあり、これも信じ切っていた。しかし「そんなルールはない」ということらしい。 ・・・」

「詰方最短」の正しい使い方(ご参考)
2005年4月13日、詰将棋パラダイス掲示板で、稲葉元孝さん
「① 「詰方最短」はルールではないので使う必要はないでしょう。また、現在、誤解ないし誤用されているので使わない方がいいでしょう。私の記憶によれば、昔、「詰方最短」が正しく使われていたこともあったようでした。 ②ご参考までに、現在の使われ方が誤解ないし誤用であることを示すために、正しい使い方の実例を書いておきましょう。 ・・・」  手数の長い応手を探すために最短の詰め方を見つける、「詰方最短」の正しい使い方の実例。

「攻方最短・受方最長」と「手余り禁止」
2005年4月10日、Onsite Fairy Mate(第96回出題のことばの中で)
 「 詰将棋メモでも話題になっていますが、詰将棋のルールに関する誤解で最も多いと思われるのが「攻方最短・受方最長」という規則でしょう。もちろん、正式な規則は「攻方任意・受方(攻方最短の前提で)最長」なのですが、なかなか一般の将棋ファンには浸透していないようです。
 これに対しTETSUさんは、「攻方最短」をルールにしてしまってはどうか、という大胆な提案をしています。確かにこうすれば、ルールもシンプルになり、作る側も楽になります。それに「攻方最短」を利用した新しい表現の可能性もあるでしょう。
 ただ、この種の提案はデメリットも検討しなければいけません。このルールは作る側は楽になっても、解く側は確実に負担増になります。特に、追い詰めや並べ詰めで簡単に詰むところを、苦労して最短手数にしなければいけない、というのは実戦派には受け入れ難いことでしょう。現在、詰将棋の人材の主要な供給源は間違いなく指将棋であり、もしここからの人材流入がストップすれば、詰将棋界にとって致命的な打撃になりかねません。
 また、私個人にとってもこの提案はあまり魅力のあるものではありません。というのは、私の主な活動分野である長編の世界では「攻方最短」の効果があまり大きく利いてこないからです。結局、「攻方最短」ルールはフェアリーとして実験を重ねてみて、デメリットを上回るだけのメリットがあることを確認してからでないと、従来のルールに置き換えるべきかどうかの議論の対象にならないでしょう。
 ただ、ルールの「誤解」は新しいルール誕生の源泉にもなります。例えば詰将棋のルールで「攻方最短」に肩を並べるほど誤解の多い「手余り禁止」はどうでしょう? もし「手余りOK」にルールを置き換え、それに伴い「無駄合い」のルールも消せば、長編分野であからさまな表現領域の拡大が見込めます。持駒の消費に四苦八苦しないで済むという「作り易さ」だけに止まらず、「持駒増幅(と言うより、受方の駒切れ待ち)」など、今まで利用出来なかったタイプの長手数原理も使えるようになります。現在の長手数記録などの更新もたやすいことでしょう。長編に限らず短編においても「手余りOK」となれば、妙ちくりんな作品がどんどん生まれてきそうです。……ただ、あまり妙ちくりん過ぎて、やはりフェアリーとしてしか容認されない可能性は大きいですが。」

初歩的な質問で恐縮です ^^;
2005年4月7日、詰将棋パラダイス掲示板で、寅吉さん 「・・・ 詰め将棋を作る上で、手順中取った駒は使わないといけませんか? 詰め上がり図で取った駒が余ってしまって困ってます。 ・・・」
2005年4月7日、管理人さん 「雑誌などで出題する場合、駒が余る作品が採用されることはありません。これは、解答者が正解手順を選び取れないからです。(詰パラでは大道棋教室という特殊なコーナーもありますが) なんとか、駒が余らないように収束を工夫するしかないですねえ。」
2005年4月8日、寅吉さん 「早速の回答ありがとうございました。 ・・・」
2005年4月8日、稲葉元孝さん 「詰方が駒を取れば使い切るように作るーー創作理念
①詰手順の中で詰方が駒を取れば、工夫してその駒を使い切るように作ります。これが詰将棋創作の理念です。取った駒を使い切れば、その結果として詰上がり図で詰方の手駒が余らないようになります。
②短編作などでは、詰方が駒を取る手は野暮ったく、詰手順が面白くないものになります。それで、駒を取る手を避けて、捨てる手を多く入れるようにします。駒を取る手がなければ、詰上がり図で駒が余ることはありません。
③駒を取る手が避けられなくて、その取った駒が詰上がり図で余るというのは、まだ創作途上にあり、未完成と見られるでしょう。
駒が余って困るというよりも、その余った駒を使い切る方法があるかもしれません。改良や推敲の余地があり、作品がよりよくなりそうです。
④詰上がり図で駒が余るーー極端に言えば、ここから本当の創作が始まると言えるかもしれません。ここから創作が面白くなってくるでしょう。駒を取る手を避けられないか、取って余った駒を使い切れないか、なとと工夫します。工夫することが面白いのです。たった一枚余る駒を使い切るために工夫を凝らして何時間も費やすこともあるでしょう。みんな、そうやって創作してきたでしょう。
⑤駒を使い切る(余らない)ように作ることは、あくまでも創作理念です。これはルールとか規約とかではありません。」

「ルール」とは。
2005年3月29日、冬眠蛙の冬眠日記で、「ルール」とは。
「パ ラ3月号の同人室③山田氏作の結果稿を見たら、「…変同に余詰が付いていて一部で混乱。あえて誤解と処理させていただいた。実力解答者がこの作意手順を見出せなかったからである。」…なんだこりゃ。ありえん。 変同ということは作意順とその変化順は同列なので、それに別の詰手順が存在するならそれで解答して何が悪いのか。私は変別×論者ですが、あくまでも「作意が変化より優位であることが確定している」ことが前提。まったく理解に苦しみます。こういう風にコーナーごとに基準が一致していない、というのは解答者を混乱させるばかりだと思うのですが…。 「玉方は最善の応手を選ぶ必要はあるが、詰方の着手は自由」。無論細かいところで玉方最善の定義が難しくなることはありますが、基本はこれでいいんではないのかなあ、と思っています。 ・・・ 私らしくない話でしたね、疲れちゃいました。肩の凝らない作品でもひとつ。未発表作です。 ・・・ 3000手くらいの解答希望。(笑)」

初期配置
2005年3月26日、詰将棋パラダイス掲示板で、tetuさん 「詰将棋の初期配置については、制限があるのでしょうか?  「指将棋のルール内で、発生しない局面(詰方玉は、除くとして)」の詰将棋ってあると思うんですけど。 ・・・」
2005年3月27日、管理人さん 「制限は特にないですね。初形不可能局面の詰将棋も以前に見たことがあるような……。」
2005年3月28日、とmさん 「便乗して質問します。すると、このような作品でも良いんですか? (適当に駒をならべただけなのでよづみます)  せめかた4七馬5八飛6七歩6八飛  もちごま金銀  ぎょく 2九玉3七馬3八桂4四香」
2005年3月28日、管理人さん 「とりあえず38桂はダメですねえ。ちょっとご質問の意図が分かりかねます(^^;」

「攻方最短」という誤解
2005年3月27日、勝手に将棋トピックスで、「攻方最短」という誤解
    *  詰将棋のルール詰将棋メモ
「詰将棋のルールを記述するとき、思わず次のように書いてしまうことがあります。

攻め方は王手の連続で攻め、最短手順で玉を詰まさなければならず、逆に玉方は、最長手順になるように逃げなければならない。
  日本将棋用語事典

上の記述のうち「最短手順で玉を詰まさなければならず」とあるのは誤りとも言えそうな微妙な表現です。その理由はリンク先をご覧下さい。このような誤解が生じる原因をなくす意味で、TETSUさんは2つの案を提示されています。

A案(現行ルールを守る)
 全詰連で簡潔でどこでも使えるルールを制定し、それを各方面に働きかけて普及させる
B案(ルールを変える)
 「攻方最短」をルールにしてしまう。
  詰将棋のルール

B案というのは、チェスプロブレムのルールに近いものということになるのでしょうか。どうやっても詰みそうな中から最短手順を見つけて下さいということになると、今の詰将棋とはだいぶ違ってくるような気がします。フェアリー的には面白そうですが。」

なぜ誤った「攻方最短」が書かれるか
2005年3月26日、TETSU
詰将棋のルールの説明は、下のリストに示すようにあちこちにあるが、「攻方最短」がルールとして書かれていることが多い。なぜ誤った「攻方最短」が書かれるか、そのわけを考察してみる。

1)書いた人が誤解している場合:
 あちこちに「攻方最短」と書かれているので、それを見て誤解して覚えた。
2)書いた人は正しく理解しているが、説明を簡単にするため、「攻方最短」と書いた場合
 正しいルールはややこしい。
 ・攻方は(王手であり、すべての応手が詰めば)自由
 ・受方は攻方が最短で詰めたときの手数が最長になる手を選択
 このルールの中で「攻方最短」の表現がでてきて、すぐ前で自由といったのになんで、と混乱しやすい。
 一方で、完全作の出題を前提にすれば、攻方の手は一通りしかないので、「攻方最短」としても「攻方自由」と実際には同じことになる。
 それらを考慮して、あえて「攻方最短」と書いた。

2)の場合、完全作なら良いが、誤って余詰の問題を出題してしまうと話がややこしくなる。
最終手の余詰は許容されることが多いが、これを「攻方最短」で説明している場合もあり、更に混乱する。

解決策は、二つの方向で考えられる。

A案(現行ルールを守る)
 全詰連で簡潔でどこでも使えるルールを制定し、それを各方面に働きかけて普及させる
B案(ルールを変える)
 「攻方最短」をルールにしてしまう。
 この場合、作意手順より長い余詰はあっても問題ない。

B案の場合は、解けたかどうかの判別が難しいので、手数を明示して出題すべきだろう。
A案の方向で私案として以前書いたのが詰将棋規約TETSU案
しかし、ルールを簡潔にする意味からはB案が勝るので、詰将棋の発展をはかる観点から真剣に検討すべきかもしれない。今後の全詰連の規約委員会の活動に期待したい(マニアックな議論はとりあえず置いといて、早く決めてほしい)。

「攻方最短」は誤りか
2005年3月24日、詰将棋パラダイス掲示板で、 Tomさん 質問 「初歩的な質問で、すいませんが、教えて下さい。 詰将棋は、「攻方は、最短で詰めなくてはいけない」と、ずっと、思っていました。 (最初に読んだルールが、そうだったように思います) ところが、「攻方には、最短(最善)というものはない。詰め得る限り、自由に指してよい。」と、聞きました。 そうすると、作意より長手数の詰め手順がある作品は、余詰め有りと判定され、不完全となるのでしょうか? 「攻方最短」で良ければ、キズ有りぐらいで済むのでしょうか?」
2005年3月24日、管理人さん 「「攻方最短」はよく聞く言葉ですが、同時によく誤解される言葉でもあります。詰将棋を解くだけならば、玉方のすべての応手を詰ませれば解いたことになります。が、懸賞問題に解答を送る場合には、どれか1通りの手順を書いて送らねばなりません。その時の「指針」のようなものが「攻方最短」と考えるとわかりやすいです。 たとえば「攻方-33馬、玉方-21玉、持駒金」の図の場合を考えてみましょう。「21金」の1手で詰みますが、「32金、12玉、22馬」の3手でも、「32金、12玉、22金、13玉、23馬」の5手でも詰みます。いろいろな詰め方がありますが、1手で詰む局面は1手詰の手順を答えるべき、というのが「攻方最短」の示すところとなります。「玉方最長」も同じようなもので、できるだけ手数を延ばすように応手を選びます。 「余詰」は、正解手順以外の攻め方で詰んでしまうことです。手数の長短にかかわらず余詰となります。 参考になるかどうかわかりません が、
http://www005.upp.so-net.ne.jp/tsumepara/contents/2rule/solution.htm
でも余詰に関する説明をしてありますのでどうぞご覧ください。」
2005年3月26日、金子清志さん 「「攻方は、最短で詰めなくてはいけない」というのは誤りです。ご指摘のとおり、作意より長手数の詰手順でも余詰不完全となります。管理人氏が例に挙げられた「1手詰の余詰」も、不完全の一種であることに変わりはありません(通常、寛容に見てもらえることが多い)。シビアにルールだけで申し上げれば、作意手順から分岐して詰めることができる攻方の手は、手数の如何に関わらず余詰になります。 長手数の作品では、元の局面に戻ることのできる手などの例外もありますが、短編では殆どはありません。」
2005年3月26日、TETSU 「詰将棋メモの「詰将棋のルール」に、ルールに関する情報があります。なぜ誤った「攻方最短」が書かれるか の考察を書いてみたので、ご参照ください ・・・」
2005年3月26日、小五郎さん 「便乗質問ですみません。これから創作にトライしようとしている者です。最終3手の余詰は許容範囲だと聞いたことがありますが、これは中編以上の場合でしょうか?この時のめやすとなる手数があれば教えてください。 まだまだ詰将棋歴が浅く規約に関して意見を述べられる立場ではありませんが、上記TETSUさんのページを拝見して、B案の「作意よりも長い余詰は容認する」というルールに変更されれば発表できる作品が大幅に増えるように思いますので、賛成です。」
2005年3月27日、管理人さん 「最終3手の余詰容認は、長編でないと許されないかもしれません。
中編では、やはり収束まで締まらないと評価されないように思います。」
2005年3月28日、稲葉元孝さん 「ルールは王手をかける手を選ぶ
①詰方の手は王手をかける手を選ぶ。
 これだけで、詰方の手に関するルールは必要十分です。「自由」とか「最短」とかは関係ありません。
②原理図ーー(配置)詰方23銀、玉方21玉、(持駒)金。
 王手をかける手は、12銀、12銀成、22銀、22銀成、32銀、32銀成、12金、22金、32金の9通りあります。解く人は、この9通りのうち、どれを選んでもいいものです(その意味で は「自由」なのかもしませんが、あえて言う必要はありません)。
③22金、32金以外は詰みません。解く人が、詰む手を選ぶかどうかはルール の事柄ではなく、能力の事柄です。
④22金まで1手詰。32金、11玉、22金まで3手詰。どちらも正解です。
⑤一部の人は、22金まで1手詰が「詰方最短」だから正解で、32金以下3手 詰は「詰方最短」でないから正解ではない、と言います。しかし、このような図を出題することはテキトーではない。玉方32歩でも 配置して32金が成立しないようにして出題すべきです。そうしないのは出題者の怠慢で、自分の怠慢を棚に上げて、解く側に「詰 方最短」をルールだとして押し付けてはならない。」

ルールの説明
2004年8月24日、各サイトのルールの説明ページをまとめてみた。
 ・Chun 詰将棋の杜: 詰将棋のルールについて詰将棋用語の解説
 ・haruのデータルーム: 将棋-詰将棋のルール
 ・J-Chess: 《キャッチパズル七ヶ条の憲法》
 ・ko-he-'s eye: 詰将棋のルール
 ・Kohey's Tsume-Shogi Web: TryTanagraTsumeshogi-RULE (英語)
 ・NIFTY将棋FORUM: 詰将棋ルール
 ・青空詰将棋: 詰将棋のルール
 ・イカスミメロン: 詰将棋のルール
 ・ウィキペディア: 詰将棋ルール(書きかけ)
 ・おもちゃ箱: 詰め将棋のルール 詰将棋規約TETSU案
 ・温故知新: 詰将棋のルールについて
 ・風みどりの玉手箱: 詰将棋をいかに楽しむか詰将棋とは-ルール)、詰将棋用語辞典
 ・工夫と趣向と分別と。: 詰将棋の原則について
 ・携帯詰将棋: 詰将棋のルール
 ・コーヘイ天国の乱!: コーヘイの詰将棋入門!
 ・将棋: 詰将棋のルール
 ・将棋三昧.com: 詰将棋のルール
 ・将棋タウン: 詰将棋のルール詰将棋用語集
 ・将棋登龍門: 詰め将棋のルール
 ・初心者による、初心者のための将棋のページ: 詰将棋のルール
 ・全日本詰将棋連盟: ・・・見つからない(^^; 関連委員会として規約委員会がある。
 ・楽しい詰将棋の世界: 詰将棋のルール
 ・小さな資料室: 資料355 詰将棋の規則(詰将棋のルール)
 ・詰将棋天旗: 私案・詰将棋ルール
 ・詰将棋パラダイス: 詰将棋のルール
 ・東京詰将棋工房: 詰将棋のルール
 ・時のはざまの楽園: 詰め将棋のルール
 ・闇の研究所~将棋セクター~: 詰め将棋のルール
 ・烈也の将棋部屋: 詰将棋のルール

フェアリー詰将棋のルール
 ・KAMINA PUBLICATIONS: 無神都市ルールおよび条件について
 ・Onsite Fairy Mate: ルール説明
 ・もずいろ 風変わりな将棋の部屋: フェアリールール説明

詰将棋とは
2004年8月23日、風みどりの玉手箱(ブログ版)の詰将棋とはからトラックバック、ありがとうございます。歴史、ルール、組織、楽しみ方について分りやすく説明されている。

一般用とマニア用の複数ルールを作る
2004年8月21日、詰将棋駒の舞で、詰将棋日記
「詰将棋の規約については、内部矛盾と多すぎる特例があるために、完全性は望めません。部分的に意見があっても、いくらでも不具合は見つかります。一般用とマニア用の複数ルールを作る案は、検討の余地はあります。むしろ、マニア用が長年解決しない状況では、個人的には一般用作成はかなりの賛成派です。」

詰方の自由の意味
2004年8月21日、万叶@ 秋の童話,冬のソナタ,夏の香り,天国の階段, 朗朗18歳, ALLIN, ALIAS, Dark Angel, Buffy the Vampire Slayer,24で、詰方の自由の意味
「詰将棋に余詰があるから「自由」が必要なのだろうか。詰将棋に余詰が無いなら詰方の手は一つに決まるのだから「自由」とあっても意味がない。」

詰将棋規約TETSU案
2004年8月21日、詰将棋おもちゃ箱で、詰将棋研究室詰将棋規約TETSU案が登録。

規約論は芸術論か
2004年8月20日、おもちゃ箱掲示板で、塚本惠一さん 「詰将棋メモの変同駒余り否定論を見て古図式を見直しました。歴史認識には疑問がありますが、変同駒余りを避けるべきという意見は一理あると思います。・・・」

詰将棋のルールをシンプルに
2004年8月20日、規約委員会もあることだし、ルールに関してはうかつに口を出さないのが大人。でも一つだけコメントしたい。詰将棋の発展のためには、ルールがシンプルなことが重要と思うから。

* 玉方は、攻方が最短手数での詰みを目指した場合でもできるだけ長い手数が掛かるように応ずる。同じ最短手数で詰まされる応手が二通り以上ある場合は、攻方に駒余りとされない手を選択する。(できるだけ延命しつつ、攻方に駒を余らせない)

玉方が最長に受けるのは、直感的にも分りやすい。だが、詰方の持駒をなるべく余らせられないように逃げる(ああ、ややこしい)のが最善なのはなぜなのか?
実は、後半の部分は昔はなかった。あったのは「作意手順で詰上りに駒が余ってはならない」という、作家の創作のための規約である。それが、いつのまにか上記のように解答者のための規約になってしまった。誰かの勘違いなのか意図的なすり替えかは分らないが、理由は推測できる。この方が作家は作りやすいのである。逆に解答者には分りにくくなっただけではなく、実質的な負担も大きくなった。7手詰で正解しようと思えば、以前は(初手を除き)5手まで完全検討すればよかったが、このルールでは7手まで完全検討しなければならない。しかし、ルールの検討者も運用する担当者も作家が中心であり、明に疑問を呈することもなく、暗黙のうちにこのようなルールになってしまった。

今後の発展のために、以前のシンプルなルールに戻すことを提案したい。
自分でも、作家として、このルールにあまえた作品は作らないように心がけたいと思う。

詰将棋のルール
2004年8月19日、勝手に将棋トピックスで、詰将棋のルール

詰将棋の原則について (1)工夫と趣向と分別と。
灼燦灼丸裏kdoo王国経由で知りました。
詰将棋はみなさん普通に解いていると思いますが、改めて説明しろと言われると意外に言葉に詰まってしまうのではないでしょうか。特に「攻方最善」という言葉を誤解している人は多いと思います。丁寧に説明されていますので、細かいことが気になる方は一度読んでみて下さい。・・・

詰将棋@工夫と趣向と分別と。
2004年8月18日、灼燦灼丸裏kdoo王国で、詰将棋工夫と趣向と分別と。

詰将棋のルール(?)が分からない
・・・個人的な経験(と言っても、7手詰以下の詰将棋の本を2,3冊解いた程度だけど)では、
 駒余りせず手数も等しくなるような手順が複数ある場合、玉方の応手は、手順の分岐点で以下のルールを上から順番に適用し、手を選択する。
   * 駒を取る手と取らない手がある時は、取る手を選ぶ。
   * より強い(攻め方の)駒を取る手を選ぶ。
   * より強い(玉方の)駒で取る手を選ぶ。
みたいな法則がありそうだ、などと考えてみたけどアテが外れてそうだなあ。

追記
ものすごく詳しく解説していただいた。ありがとうございます。

詰将棋の原則について
2004年8月18日、工夫と趣向と分別と。で、
詰将棋の原則について (1)
詰将棋の原則について (2)
詰将棋の原則について (3)
詰将棋の原則について (4)
詰将棋規約に関心がある方は必読。

 詰将棋では、攻方、玉方の双方が最善を尽くすことと定められていますが、その「最善」の基準がわかりにくかったり、許容範囲にぶれがあったりします。
 専門誌で一般的に受け入れられている最善の基準は次の通りです。(すみません、何度か微妙に書き直しました)
    * 玉方は、攻方が最短手数での詰みを目指した場合でもできるだけ長い手数が掛かるように応ずる。同じ最短手数で詰まされる応手が二通り以上ある場合は、攻方に駒余りとされない手を選択する。(できるだけ延命しつつ、攻方に駒を余らせない)
 実はこれだけです。攻方には最善という概念も縛りもありません。攻方は、玉方の応手に関わらず詰むという限りにおいては、どのように指してもいいのです。普通の指し将棋と同じです。攻方の最善というのは玉方から見た概念で、想定される最悪の手順とでも言えばいいでしょうか。・・・

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