夢の詰将棋
[2023年2月2日最終更新]
オンリーワンの詰将棋をあげたので、ついでに、話にはよくでるが未だに実現されていない「夢の詰将棋」も書いてみよう。実現できれば、看寿賞も夢ではないかも。
参考: どなたか作って下さいな (詰将棋マニアックス)
1.全格巡り(玉が81マス全部通過)
- 近い作品: 49格巡り (橋本孝治)
2.都玉の裸玉完全作
- 近い作品: 5筋は51玉が1作だけ (岡村孝雄「驚愕の曠野」)
真ん中25マスの裸玉完全作はなし。ただし、38玉裸玉(岡村孝雄)で2手進めた局面が47玉裸玉完全作になっている。
3.2000手超え
- 近い作品: 1525手 (橋本孝治「ミクロコスモス」)
4.300手超えの煙
- 近い作品: 239手 (近藤真一)
手順未発表だが、添川公司「妖精2」の改良図もあり。
5.2手毎に必ず駒が消える究極の短手数煙(73手) 2015.8.1オンリーワンに移動
これは、もう夢ではなくなった。詰パラ2015年8月号で解答が発表されたので、オンリーワンの詰将棋に掲載した。
- 近い作品: 75手 (新ヶ江幸弘 「伏龍」別案)
6.途中裸玉の煙詰
- 近い作品: 昔、詰パラに投稿があったが不完全だったという話を聞いたことがあるが、裸玉煙自体がほとんど存在しないので本当かどうかは疑問。
7.全駒市松煙
- 近い作品: 23枚 (伊藤正)
8.七種連合
竹本健治「将棋殺人事件」で赤沢真冬が創作したとされている。
- 近い作品: 順列小駒五種連合 (高田豊通「夢の飛行船」:修正図あるも早詰)
移動合なら六種連合がある (変幻自斉:早詰)
9.トリプル七種合 2023.2.2オンリーワンに移動
これは、もう夢ではなくなった。詰パラ2023年2月号で解答が発表されたので、オンリーワンの詰将棋に掲載した。 new !
10.究極の短手数七種合(15手)
- 近い作品: 17手 (田島秀男)
11.13種移動合(生駒7種+成駒6種) 2021.12.11オンリーワンに移動
これは、もう夢ではなくなった。詰パラ2021年12月号で解答が発表されたので、オンリーワンの詰将棋に掲載した。
- 近い作品 七種移動合の作品が何作かあるぐらいで、この条件に挑戦した作品は見当たらない。
12.双方六種不成(計12種)
- 近い作品: 攻方六種不成、受方六種不成は多数あるのに双方六種不成はなぜかない。挑戦しやすい条件かも。
13.完全周辺巡り2回転
- 近い作品: 準周辺巡りなら約5回転の作品が登場 (糟谷祐介「百千帰」)
完全に周囲全マスを通る周辺巡りはまだ2回転も実現していない
14.1サイクルに七種合が入る趣向 2023.2.2オンリーワンに移動
これは、もう夢ではなくなった。詰パラ2023年2月号で解答が発表されたので、オンリーワンの詰将棋に掲載した。 new !
- 近い作品: 六種合が入る持駒変換趣向 (近藤真一)
15.最小公倍数型の趣向
3回で元に戻る趣向と4回で元に戻る趣向を組み合わせ12回繰り返すようなタイプの趣向
- 近い作品: 拡大盤で実現した作品 (糟谷祐介「遊ぶ鵲」 「電子鵲」 (A Nice Problem))
16.別の駒の一色詰になる一色図式(生→成はNG) 2015.6.16追加
「作ろうというわけではないが、一色図式→別の駒の一色詰というのはどれくらいの難易度なんだろうか。できれば飛角以外がいい。」 (飼い鼠@ikiron)
- 近い作品: 途中で別な駒の一色図式になる一色図式 (eureka)
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