安達康二「夢の車輪」
[2015年3月2日最終更新]
2013年12月に亡くなられた詰将棋作家安達康二さんの詰将棋作品集「夢の車輪」が出版された。安達さんが部長を務めていた千代田化工建設株式会社将棋部の部員が中心になってまとめたもの。看寿賞作品「夢の車輪」、三段曲詰「NHK」など将棋専門誌発表作をはじめ、千代田化工建設の社内報「ちよだ」掲載作品も含め全発表作約300作が収録されている。
縁のある方に配るための自費出版だが、読みたい方もいるだろうと若干部多く作成したとのことなので、欲しい方は早めに。
- 夢の車輪 安達康二詰将棋作品集 (双峰社)
A5判232ページ、ハードカバー。デビュー作から未発表作まですべてを収録。自費出版なので書店で販売する書籍ではありませんが、弊社が「夢の車輪」編集委員会の事務局となっております。ご希望・お問合せの方は弊社まで。頒布価格2500円+送料350円(振込手数料はご負担ください)。 - 書籍情報 (詰将棋パラダイス)
- 夢の車輪 安達康二 詰将棋作品集 (日本将棋連盟Digital Shop)
2016年3月1日
- 夢の車輪 (バビル3世ブログ)
「・・・ 看寿賞の夢の車輪は、素晴らしい作品で、よくもまあ あんな作品が創れるものだと感心しました。この詰将棋集には、社内報に載せた簡単な詰将棋も多数載っているので、そちらをいくつかご紹介します。 ・・・」
2016年2月28日
- 相馬慎一@torus1968
「「夢の車輪」新宿将棋センターにて2冊、店頭販売しております。欲しい方はお早めに。」
2016年2月24日
- 肉饂飩子@nikuudonnko
「安達康二作品集『夢の車輪』について。出版協力者よりパラ斡旋分も含め完売のお礼のメールあり。その方の手元に残部僅少ありとのこと。希望者がいれば私あてDMにてお知らせください。郵送方法検討中。3月の詰工房でお渡し出来るかも。順番で対応しますので無くなってしまった場合はご容赦ください。」
2016年2月18日
- 夢の車輪 (あーうぃ だにぇっと)
「・・・ 安達さんは私より10年の年長者。初入選は15か16歳高校生のとき。それから10年くらいの間に発表作が集中している。わたしは、彼の作品はあまり解いていない。中には印象に残っている 「エ」 の字詰めなどを発見。なつかしかった。異色なのは次の必至作品。 ・・・」
2016年2月6日
2016年1月10日
- 第56回九州G例会報告 (ストンリバーの日記)
「・・・ 安達氏と言えば私は三段曲詰「NHK」の印象が深い。この作品の存在があればこそ、これを上回る作品の数々がより輝いて見える。 ・・・ 本のあとがきにある奥様の言葉によると、<将棋が大好きだった主人の夢は「いつか作品集を作る」ということでした>とある。安達さんのように顕著な実績のある作家は、やはり生前に作品集の構想を最低限練るべきであり、また、もっと踏み込んで自ら出版を手掛けるべきだろう。そうでなければ、残された関係者の方々にとてつもないエネルギーを強いる(特に、厳選された作品集を作るとしたら)ことになるからである。未発表を含む全作品の収録に踏み切ったのはその辺の事情を物語っているのかもしれない(それはそれで全作みれて私はうれしいのだが)。 ・・・」
2016年1月9日
- 正月を振り返る (将棋よろず屋の徒然日誌)
「・・・ 河野肇さんから「夢の車輪・安達康二詰将棋作品集」を頂いたので詰棋書コーナーに置かせてもらった。安達さんは三段曲詰め「NHK詰め」で有名だ。初形がN、途中でHになり、詰み上がりはKという文字になる。 ・・・」
2016年1月1日
- 第301回詰工房+第83回のんびり会参加記 (my cube)
「・・・ 今回のメインは、看寿賞作NHK詰で有名な故安達康二さんの作品集、「夢の車輪」。安達さんの同僚の黒川さんの尽力で2年をかけて出版に漕ぎ着けたということです。250部しか出していないということで、この機会に購入しました。 ・・・」
2015年12月31日
- 第301回詰工房例会参加報告 (ベイと祭りと詰将棋)
「・・・ この日は故安達康二氏の作品集「夢の車輪」がお披露目されました。完成したばかりの新刊本を持参していただいたのは、故人の元同僚の黒○氏。同じ将棋部に在籍していたことから、作品集の出版に尽力されたそうで、感じのいい装丁で本文も読みやすく、まさに入魂の一冊と言うべき見事な出来栄えです。おまけに自分が書いた短評まで掲載されていて、自分にとっても記念の一冊になりました。 ・・・」
2015年12月28日
- 詰工房に行ってきました (詰将棋の会合 香龍会)
「・・・ 安達康二さんの作品集『夢の車輪』の編集委員会事務局で、会社で同じ将棋部だったという黒川さんがお越しになり、安達さんの横顔や作品集の紹介などしていただきました。私も早速その場で『夢の車輪』を1冊購入しました。 ・・・」
2015年12月15日
- 追悼 (みっち・ザ・わーるど)
「・・・ 詰め将棋をこよなく愛し、多くの作品を世に出された安達康二さんの作品集。
昨日の三段曲詰め、NHK詰めがあまりにも有名。2年ほど前、64才の若さで亡くなられた。生前、ご自身の作品集を出す事を熱望されるも、実現ならず、勤めておられ、部長もしていた千代田化工建設株式会社将棋部の皆さんが、その意思を継いで、完成されたもの。 ・・・」
2015年12月14日
- ゴリゴリ苦手 (みっち・ザ・わーるど)
「・・・ 安達康二さんの作品で、今までもいろいろなところで目にしてきた、超有名な一作。驚異の三段曲詰め、N→〇→〇? ・・・」
2015年12月5日
- 新着情報 (双峰社)
「安達康二著『夢の車輪 安達康二詰将棋作品集』が出来ました。夢の車輪 安達康二詰将棋作品集 A5 判232ページ、ハードカバー。デビュー作から未発表作まですべてを収録。自費出版なので書店で販売する書籍ではありませんが、弊社が「夢の車輪」編集委 員会の事務局となっております。ご希望・お問合せの方は弊社まで。頒布価格2500円+送料350円(振込手数料はご負担ください)。」
2014年7月23日
- 大会アルバム(2)フリータイム (詰将棋全国大会)
「・・・ 安達康二さんのご遺族も参加、アートシアターのNHK詰を感慨深くごらんになっていた。安達康二さんの作品集発行の予定があるとのこと。 ・・・」
2014年1月13日
- 安達康二氏のこと 近藤郷さん (詰将棋パラダイス掲示板)
「『たま研』に参加していて安達さんの訃報を知った。当時まだ奨励会在籍だった伊藤果さんが高柳門下に移籍するために京都から東京へ来られた時、東京の若手作家と会いたいという話になり安達康二、山本民雄の両氏が呼ばれ、当時高柳道場に出入りしていた私も同席する幸運に恵まれた。以降、渋谷の『らんぶる』という喫茶店で定期的に集まることになった。最初はこの三人だったが、安達氏が世話人的立場となって関東近辺の若手に手紙を出し、やがて有望な作家達による熱い集まりへと変貌していった。実は、私は小学生の頃から日記を書く習慣があって、いつ(何月何日)、誰が集まっていたか記録している。そんな話を柳田会長にしたら、面白いから書いてみたらと言われていた。それには安達さんへ連絡していろいろ伺いたい、でも今は般若一族作品集にかかりきりだから、一段落したらと返答した。だが、それが叶わくなってしまった。山本氏、吉村達也氏に続いて、当時のメンバーがこの世を去った。人の世の無情と寂しさとに打ちのめされそうだ。」
2014年1月9日
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