推理将棋第101回出題(5月20日まで)
[2016年5月28日最終更新] 101-3解答、第101回出題当選者
将棋についての話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル、推理将棋の第101回出題です。はじめての方は どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 をごらんください。
解答、感想はメールで2016年5月20日までにTETSUまで (omochabako@nifty.com) メールの題名は「推理将棋第101回解答」でお願いします。 解答者全員の中から抽選で1名に賞品リストからどれでも一つご希望のものをプレゼント! 1題でも解けたらぜひご解答ください。
推理将棋第101回出題 担当 NAO
今月は第101回に因んで「10手詰1条件」特集。
初級と中級は前回に引き続き、渡辺さんの10手詰1条件作品。前回「難度ゼロ」よりは、少し難しめの作品を選題です。上級は担当からの出題。具体的な棋譜情報がない分、上級としましたがこれが1番易しく感じられるかもしれません。
初級、中級、上級と分けましたが、通常出題ならいずれも難度は中級クラスです。シンプルな1条件は解くためのヒント情報が少なく、読みの迷路に入って意外に難しく感じられることも多くあります。推理のツボを押さえて手順を導いてください。
■本出題
- 101-1 初級 渡辺秀行 作 75飛まで 10手 解答
75飛で詰む形を推理しよう。 - 101-2 中級 渡辺秀行 作 念には念を 10手 解答
取りをかけなくても取れる飛はどこに居るのか推理しよう。 - 101-3 上級 NAO 作 ダンシングクイーン 10手 解答
隣接する二つの筋だけで詰む形を推理しよう。
■締め切り前ヒント (5月13日 NAO)
締め切り前ヒントです。
101-1初級:67経由で76地点まで玉が進出。
101-2中級:48地点の飛に更に"角の効き"で取りを掛ける手が36歩。
101-3上級:初手76歩。
101-1 初級 渡辺秀行 作 75飛まで 10手
「どうだ!10手目この75飛で詰みだ」
「参りました」さて、どんな将棋だったのだろうか?
(条件)
- 10手目75飛で詰んだ
101-2 中級 渡辺秀行 作 念には念を 10手
「9手目相手の飛を取っても良かったんだけどね。念には念を入れて、36歩と指してさらにその飛に取りをかけたんだよ」
「そんな悠長なことしているから10手目に詰まされるんだよ」さて、どんな将棋だったのだろうか?
(条件)
- 10手で詰んだ
- 9手目の36歩は取れる飛にさらに取りをかける手
101-3 上級 NAO 作 ダンシングクイーン 10手
「70年代の洋楽がBGMとは懐かしいね。将棋の調子はどうだい?」
「おかげさまで右へ左へ軽やかなステップを踏んで10手で詰ませたよ。隣り合う2つの筋をA、Bとすると着手した筋は『ABBA、ABBA、AB』の順番だったんだ」さて、どんな将棋だったのだろうか?
(条件)
- 10手で詰んだ
- 隣り合う2つの筋をA、Bとすると、着手した筋は"ABBAABBAAB"の順番だった
推理将棋の問題も募集しています
このコーナーで出題する問題を募集します。入門用の易しい問題を歓迎。作者名、問題、解答、狙いなどを記入して「推理将棋投稿」の題名でTETSUにメール(omochabako@nifty.com)してください。
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コメント
締め切り前ヒントです。
101-1初級:67経由で76地点まで玉が進出。
101-2中級:48地点の飛に更に"角の効き"で取りを掛ける手が36歩。
101-3上級:初手76歩。
投稿: NAO | 2016.05.13 07:00