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eureka作品集(11)

[2017年2月14日最終更新]
eurekaは、詰将棋創作プログラミングの取り組みで、コンピュータとTETSUが協力して創作した作品で使用しているペンネームである。作品は詰将棋創作プログラミング 17 eureka作品集でまとめている。各作品について解答、解説を順次掲載していく。

eureka作品集(11) 創作プログラミング 作品11

Tst011 作品11 eureka 15手

実戦型簡素図式

▲3一角打  △同 玉(22)▲4二角打  △4一玉(31)▲5二銀打  △3二玉(41)
▲4三銀(52)△2二玉(32)▲3一角成(42)△1二玉(22)▲1三歩打△2三玉(12)
▲3四銀(43)△2四玉(23)▲2五金打
まで15手詰

これまで3種類のサーチ(持駒サーチ、置き駒サーチ、駒位置サーチ)を開発してきた。原理的には3種類のサーチを組み合わせることですべての詰将棋を生成できるわけだが、時間も3つの掛け算でかかってくるので、何らかの形で限定しなければ実用的な時間内には終わらない。そこで、限定できる条件の一つとして、実戦型簡素図式を考えてみた。

作品11から作品13がこの取り組み(詰将棋創作プログラミング 8 実戦型簡素図式を作る)で創作した作品。

本作は詰パラの表紙でも恥ずかしくない好形の作品。手順はそれなりというところ。

23にたたいて34銀(角)と攻めたくなるが、いったん一段目に落として52銀から43銀不成、34銀不成としなければならないのがおもしろい。


柿木義一さんの Kifu for Flashを使わせていただいています。手順が鑑賞できない場合はFlash Playerをインストールしてください。

棋譜ファイルはブラウザで表示すると表示が乱れることがあります。ダウンロードしてKifu for Windows(柿木の将棋ソフトウェアにあります)や柿木将棋などで開いてください。

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