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eureka作品集(20)

[2017年3月6日最終更新]
eurekaは、詰将棋創作プログラミングの取り組みで、コンピュータとTETSUが協力して創作した作品で使用しているペンネームである。作品は詰将棋創作プログラミング 17 eureka作品集でまとめている。各作品について解答、解説を順次掲載していく。

eureka作品集(20) 創作プログラミング 作品20

Tst020 作品20 eureka 19手

左右対称無防備周辺正純飛角図式

▲5七飛(17)△5八歩打  ▲同 飛(57)△同 玉(59)▲4七角成(92)△5九玉(58)
▲5七飛(97)△4九玉(59)▲6七角成(12)△3九玉(49)▲5九飛(57)△2八玉(39)
▲2九飛(59)△1七玉(28)▲1八歩打  △同 玉(17)▲4五馬(67)△1七玉(18)
▲2七馬(45)
まで19手詰

飛角図式の全検は、玉位置を限定しても盤面配置だけで4重のループになり、現実的な時間では終わらない。そこで、作品19の条件で都玉の代わりに左右対称という条件にしたらと思いついた(詰将棋創作プログラミング 10 陣内竜堂はいつ出現するか参照)。玉位置は51から59まで9か所に増えるが、飛角配置は2重のループですむ。この図は、その条件、つまり左右対称無防備正純飛角図式の検討により創作した作品であり、周辺図式にもなっている。

手順は今一つだが、史上初の左右対称無防備周辺正純飛角図式という条件を考えれば、完全というだけで満足すべきかもしれない。


柿木義一さんの Kifu for Flashを使わせていただいています。手順が鑑賞できない場合はFlash Playerをインストールしてください。

棋譜ファイルはブラウザで表示すると表示が乱れることがあります。ダウンロードしてKifu for Windows(柿木の将棋ソフトウェアにあります)や柿木将棋などで開いてください。

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