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eureka作品集(37)

[2017年4月12日最終更新]
eurekaは、詰将棋創作プログラミングの取り組みで、コンピュータとTETSUが協力して創作した作品で使用しているペンネームである。作品は詰将棋創作プログラミング 17 eureka作品集でまとめている。各作品について解答、解説を順次掲載していく。

eureka作品集(37) 創作プログラミング 作品37

Tst037 作品37 eureka 21手

飛角図式

  • 詰将棋デパート1
     (詰将棋パラダイス 2017年1月)

▲1六銀打  △同 馬(17)▲3五龍(34)△1四玉(15)▲4七馬(38)△2五金打
▲2三銀打  △同 玉(14)▲5六馬(47)△1三玉(23)▲2二銀打  △同 玉(13)
▲1四桂打  △1三玉(22)▲2二銀打  △1四玉(13)▲2三馬(56)△同 玉(14)
▲3三龍(35)△1四玉(23)▲1三龍(33)
まで21手詰

詰将棋パラダイス誌で、詰将棋デパートが2016年1月から新担当者になったとき、作品不足なのでなにかないか、ということで、2016年前半にいくつか創作して提供したのが作品37から41の5作である。幸い作品が集まったようで、出番はなくなったかなと思っていたら、2017年1月号で5作同時発表された。同号の「ちえのわ雑文集」にリンクして発表したものだろうか。

本作は、詰将棋創作プログラミング 11 ランダムに自動創作の技術を応用して、飛角図式を自動生成したもの。 既存の飛角図式約2000作の中でランダムに選択した5作品から玉と飛角4枚の配置をコピー(飛角は玉との相対位置でコピー)し、生成した盤面に持駒サーチで完全作を探索した。

16銀、同馬(同玉は25銀)と頭を塞いでから35龍とすれば合駒はできない(25馬は26銀以下)。14玉に47馬が飛の縦筋を消す好手。同飛成や25歩合なら23銀、同玉、24銀以下で、それを防いで25金合が絶対。金合には24銀は打てないので56馬と覗き、以下22銀を無理矢理据える。23馬がとどめの捨て駒で、清涼詰で気持ちよく収束する。

いかにも人間らしい作品ということで提供したのだが、結果発表時の解説で、「この限定合が創作の起点だろうか」「初めから終わりまで緩みのない飛角図式は初入選とは思えない出来栄えだ。」「頭の2手はよく入ったもの。作者も会心の逆算だろう。」とお褒めいただき、生成したコンピュータも喜んでいることだろう。

詰将棋パラダイス2017年4月号で、作品37から41の解説と解答者の短評を読むことができる。詰将棋パラダイス誌の入手方法は下記を参照。


柿木義一さんの Kifu for Flashを使わせていただいています。手順が鑑賞できない場合はFlash Playerをインストールしてください。

棋譜ファイルはブラウザで表示すると表示が乱れることがあります。ダウンロードしてKifu for Windows(柿木の将棋ソフトウェアにあります)や柿木将棋などで開いてください。

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