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eureka作品集(47)

[2018年2月8日最終更新]
eurekaは、詰将棋創作プログラミングの取り組みで、コンピュータとTETSUが協力して創作した作品で使用しているペンネームである。作品は詰将棋創作プログラミング 17 eureka作品集でまとめている。各作品について解答、解説を順次掲載していく。

eureka作品集(47) 創作プログラミング 作品47

Tst047 作品47 eureka 17手

飛角図式

▲3八歩打  △同 玉(37)▲3九馬(57)△3七玉(38)▲2七馬(17)△同 玉(37)
▲2五飛打  △2六香打  ▲1七金打  △3七玉(27)▲2九桂打  △同 香成(26)
▲2七金(17)△4六玉(37)▲5八桂打  △5六玉(46)▲6六馬(39)
まで17手詰

「一」の字の飛角図式。17手とそう長手数ではないが、ヒントがなければ解きにくいかも。歩はとりあえず叩いてみても、左側を抑える57馬を動かす39馬左がちょっと指しにくい。そして27馬切り。一見広くて詰みそうに見えないが、25飛で一挙に狭くなる。それに対し26香合は29桂を取るための合駒。きれいな初形から思い切った攻め方。限定打に限定合が好評だった。

「一」の字になっているので、飛角図式の曲詰を目指して創作したと思われるかもしれない。だが、曲詰を目指すなら作品2作品32のように最初から中央に配置することを考えるとしたもの(詰将棋創作プログラミング 4 初形曲詰を作る参照)。本作は、作品37作品45と同じく、詰将棋創作プログラミング 24 飛角図式のランダム生成によって、飛角図式を自動生成した作品である。「一」の字になったのは偶然で、田舎の曲詰になっているのはそういう事情である。

おもちゃ箱展示室で出題。詳細な解説および解答者の感想をアート展示室 No.52 eurekaで見ることができる。


柿木義一さんの Kifu for Flashを使わせていただいています。手順が鑑賞できない場合はFlash Playerをインストールしてください。

棋譜ファイルはブラウザで表示すると表示が乱れることがあります。ダウンロードしてKifu for Windows(柿木の将棋ソフトウェアにあります)や柿木将棋などで開いてください。

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