eureka作品集(51)
[2018年6月12日最終更新]
eurekaは、詰将棋創作プログラミングの取り組みで、コンピュータとTETSUが協力して創作した作品で使用しているペンネームである。作品は詰将棋創作プログラミング 17 eureka作品集でまとめている。各作品について解答、解説を順次掲載していく。
eureka作品集(51) 創作プログラミング 作品51
作品51 eureka 23手
飛角図式
- アート展示室 No.62 ★出題
(おもちゃ箱 2018年5月)
「4六で詰む 23手」 - 詰将棋創作プログラミング 24 飛角図式のランダム生成
(詰将棋メモ 2018年1月)
▲3八金打 △同 馬(47)▲2六金打 △2八玉(27)▲3八飛(35)△同 玉(28)
▲2七角打 △2九玉(38)▲6九龍(66)△3九銀打 ▲3八角(27)△同 玉(29)
▲4九金打 △2八玉(38)▲3九金(49)△3七玉(28)▲2七金打 △4七玉(37)
▲6七龍(69)△5七馬(46)▲5六銀打 △4六玉(47)▲3六金(27)
まで23手詰
変化:4手
△1七玉(27)▲2七金打 △同 馬(38)▲同 金(26)△同 玉(17)▲3八角打
△2八玉(27)▲2九金打 △1七玉(28)▲3七飛(35)△2六玉(17)▲4六龍(66)
△2五玉(26)▲4七角打 △2四玉(25)▲2六龍(46)△1三玉(24)▲1七飛(37)
まで21手詰
変化:8手
△3七玉(38)▲3八金打 △2六玉(37)▲4六龍(66)△2五玉(26)▲3六龍(46)
△2四玉(25)▲1五角打 △1三玉(24)▲3三龍(36)△2三飛打 ▲2四金打
△1二玉(13)▲2三金(24)△2一玉(12)▲2二金(23)
まで23手詰駒余り
- 棋譜ファイル: tst051.kif
2018年5月のおもちゃ箱の展示室では「eureka飛角図式展」として、eureka作の飛角図式を5作品出題した。アート展示室での出題ということで、昨年、詰将棋創作プログラミング 24 飛角図式のランダム生成の手法で創作した飛角図式の中から、アート的な作品を選んだ。
本作はその3番目の作品で、金一色持駒の飛角図式である。
持駒に金4枚もあるので、変化紛れが多く、かなり詰めにくい。38金捨てから26金捨てが46龍を狙った3手一組の好手だ。角を取って27角と打って一段落だが、その角をすぐに捨てるのは味のよい一手。最後は馬の移動合がはいり、ヒント通り46で詰む。
変化が多く、作意順は持駒が多い割にあまり捌けないので、解後感はいま一つかも。一色持駒の飛角図式は盤面の自由度が大きいので、アート的には、純飛角図式とか対称などもう一つ何か趣向を加えたいところ。
詳細な解説および解答者の感想をアート展示室 No.62 eurekaで見ることができる。
柿木義一さんの Kifu for Flashを使わせていただいています。手順が鑑賞できない場合はFlash Playerをインストールしてください。
棋譜ファイルはブラウザで表示すると表示が乱れることがあります。ダウンロードしてKifu for Windows(柿木の将棋ソフトウェアにあります)や柿木将棋などで開いてください。
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