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平成29年度門脇芳雄賞

[2018年6月7日最終更新]

平成23年度より新設された門脇芳雄賞。「詰将棋の普及・発展に貢献された方」を表彰する。単年度の活躍だけでなく、継続した貢献が評価されることが多い。これまでの受賞者は下記の通り。

第1回:加藤徹  第2回:若島正  第3回:該当者なし
第4回:筒井浩実・石黒誠一  第5回:金子清志
第6回:宮田敦史・藤井聡太

第7回となる平成29年度は、多くの詰棋書を編集・出版することで詰将棋の発展に大きく貢献したとして、角建逸さんの受賞と決定し、詰将棋パラダイス6月号で発表された。7月15日東京開催の第34回詰将棋全国大会で表彰される予定。

角建逸さんは、詰将棋作家で看寿賞、塚田賞を受賞しているが、解説者としても著名で、「詰将棋探検隊」は詰将棋の楽しさ、奥深さを伝えた名著。将棋世界の編集長として活躍したときには、「ミクロコスモス」の解説や小林敏樹さん、上田吉一さんなど超一流の作家の詰将棋作品集を付録に付け話題になった。

「将棋魔法陣」など角さんの編集で出版された詰将棋作品集も多く、近年は角ブックスとして自ら詰棋書の出版を手掛け、詰将棋解答選手権の年鑑や短編名作選、詰将棋作品集(「信濃路」「からくり箱」「一番星」・・・)など多数の詰将棋本を編集、出版している。

夕刊フジで詰将棋を出題したり、詰将棋入門書を執筆したり、詰将棋の普及という観点でもいろいろ活動している。

柳田選考委員「角さんは、多くの詰将棋集の出版に携わってきて、間違いなく斯界の第一人者です。」

これからも興味深い詰棋書を続々発行して、詰将棋ファンを楽しませてくれることだろう。個人的には、「詰将棋探検隊」の、週刊将棋で連載された続編の出版も期待したい。


2018年6月7日

  • 詰パラ2018年6月号 ちょっとした感想 (詰将棋の欠片
     「今年は角氏が受賞。実績を考えますと、十分受賞に値すると思います。
    それとは別の話で、数名の候補が挙がった中から1または2名を選ぶ形の方が、より選考に深みが出るのかなとも思いました。」

2018年6月3日

  • 詰パラ6月号到着 (創棋会通信+α
     「・・・ 門脇賞(34P~)。今年は角建逸さんに決定。出版というよりも本づくりを通しての貢献が評価されたとのこと。紙書籍の愛好家としては心からおめでとうと言いたい。個人的には「ミクロコスモス」が将棋世界の付録になったことが印象的で、また「詰将棋探検隊」は後世に残る良書だと思います。 ・・・」

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