小西 寛 安南詰全集
[2024年8月16日最終更新]
このほど、佐藤達也さんより「安南詰全集 小西 寛」の第2版をいただきました。若干部送付いただきましたので、おもちゃ箱の賞品としても提供させていただきました(希望が多いときは早い者勝ち)。(2024年7月29日 TETSU)
謹呈
小西寛全集の第2版を製作しました。
前回と同様に、作成や送付にご協力頂いた方、原稿元のご担当者様にお送りしています。
- 初版本が余りに不出来な出来栄えで後悔があった。(本心は捨てて欲しい)
- fmza(フェアリー詰将棋検討プログラム)の使い方を覚えて検索した所、新たな余詰が見つかった。
- 作品集作品を中心に前回修正提示できなかった作品、新たな余詰作の修正図を作成(再修正)した。
- 将棋世界、詰将棋の世界の紹介記事の引用を追加。
- 柴田昭彦氏との手紙は一部掲載だったのを全文掲載にした(数独を除く)。
ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
初版から5年経っており、改めてご覧頂けると幸いです。
佐藤達也
なお、前回同様、PDFは一番星にて8月中には公開予定とのことです。製本版を入手したい方は、下記へ。
「今回は申し訳ありませんが送料をお願いします。本体¥300、送料¥180(2冊まで)。
郵便振替「01380-2-107692」加入者「佐藤達也」までお願いします。」
2024年8月16日追記
詰将棋一番星にて、詰め物・読み物のコーナーで『小西 寛 安南詰全集』第2版のPDFが公開された。
[2019年1月30日]
このほど、佐藤達也さんの編集による「小西 寛 安南詰全集」(安南詰一筋 足跡を訪ねて)が完成し、発行された。
小西寛さんは、安南詰草創期から小石広志の名で精力的に安南詰の作品を発表、2000年頃からはSubの名でたくさんの安南詰を発表した、安南詰の歴史を切り開いてきた人。残念ながら2012年8月に逝去された。
安南詰はばか詰(協力詰)と並んで、もっとも古くから創作されていたフェアリー詰将棋。ルールとその起源については、下記を参照されたい。
小西さんの作品集は2004年に作者により作成された手書き版があり、これをベースに、その後の発表作品からも収録した「小石広志(小西寛)安南詰将棋百番」が大野孝さんの編集で2016年に発行されている。
今回の安南詰全集は、それ以外の発表作も含め、小西寛さんの安南詰・安南協力詰の全発表作品236局を収録した、まさに安南詰のバイブルといえる本。付録として柴田昭彦さん、大野孝さんとの私信が掲載されていて、この中には未発表の作品も含まれている。
本文100ページの立派な本なのに、なんと実費300円のみで配布するとのことで、佐藤さんの安南詰普及にたいする意気込みがうかがえる。更に、PDF版の無料公開も予定されているとのこと。製本版を入手したい方は佐藤達也さんに直接申し込まれたい。
「本文は白黒になりますが、製本版が必要な方は実費 ¥300 にて配布しますので、郵便振替「01380-2-107692」加入者「佐藤達也」までお願いします。但し、A4原稿をA5版で製本していますので、文字が小さいのはご承知おきください。」
2019年1月30日追記
| 固定リンク
「詰将棋の本」カテゴリの記事
- 象戯勇略と象戯駒競(2023.03.25)
- 渡瀬荘次郎「將棊𣖯縄 付・必至二十題」(2023.02.25)
- 象戯大矢数(2021.08.02)
- 象戯舞玉など新刊紹介(2020.04.18)
- 小西 寛 安南詰全集(2019.01.18)
コメント