推理将棋第123回出題(1月10日まで)
[2020年1月30日最終更新] 123-3解答、第123回出題当選者
123-3余詰修正
123-3に余詰がありました。粗検深くお詫び申し上げます。次のように修正いたします。
会話と条件で、「12手で詰み」を「12手目の小駒の手で詰み」に修正します。
なお、解答につきましては元の条件を満たしていれば正解とさせていただきます。
(12月15日 Pontamon)
将棋についての話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル、推理将棋の第123回出題です。はじめての方は どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 をごらんください。
解答、感想はメールで2020年1月10日までにTETSUまで (omochabako@nifty.com) メールの題名は「推理将棋第123回解答」でお願いします。 解答者全員の中から抽選で1名に賞品リストからどれでも一つご希望のものをプレゼント! 1題でも解けたらぜひご解答ください。
推理将棋第123回出題 担当 Pontamon
2019年最後の出題では第123回に因んだ特集を組めました。
全て、1筋、2筋、3筋の着手が条件になっています。
初級は担当からの9手詰。1筋、2筋、3筋の着手地点がひとつずつ指定されています。
中級は渡辺秀行さんの11手詰。123回用に投稿いただきました。1筋、2筋、3筋の順の着手で2周します。
2019年のトリの上級は上谷直希さんの12手詰。後手の着手は1筋1回、2筋2回、3筋3回の6手です。
■本出題
- 123-1 初級 Pontamon 作 123と言えば 9手 解答
情報満載なのでサラッと解いてしまいましょう。 - 123-2 中級 渡辺秀行 作 いち、に、さん 11手 解答
最終手は玉に密着した王手ではありません。さて、どの駒種で詰めましょうか。 - 123-3 上級 上谷直希 作 ワン、ツー、スリー 12手 解答
後手着手は1~3筋だけなのに詰みに関与する6手目の角着手をするには?
■締め切り前ヒント (1月3日、5日 Pontamon)
123-1初級:6筋への大駒着手や41地点への大駒の最終手も含めて大駒着手は6回。
123-2中級:6手目に香を動かしてはいけません。9手目にこの香を取ります。
123-3上級:後手は桂を跳ねて行き、とどめは両王手です。
【誤解があるとのことなので追加ヒントとして補足します】
123-1初級:異なる大駒の駒種は、角、飛、馬。3つの大駒は初形22の角、82の飛、88の角です。3種の大駒着手回数が1回、2回、3回ではありません。
123-1 初級 Pontamon 作 1,2,3と言えば 9手
「1,2,3と言えば『1,2,3,ダー』以外に何が思い浮かぶ?」
「2桁にして12、23、31の一巡。1,2,3の3つの数字を足しても掛けても6、123は3で割り切れて商は41」
「いろいろ出たね。今日の9手で詰んだ対局は、3つの大駒による着手がそれぞれ1回、2回、3回で、12、23、31の3地点への着手は異なる大駒の種類だったんだ」
「最初は2種類しかない大駒だから、少なくともひとつは駒成したってことか」
(条件)
- 9手で詰み
- 3つの大駒による着手がそれぞれ1回、2回、3回
- 12地点、23地点、31地点へ着手した大駒は異なる駒種
123-2 中級 渡辺秀行 作 いち、に、さん 11手
「いち、に、さん、いち、に、さん」
「何を言っているんだい?」
「隣の将棋が6手目から1筋、2筋、3筋、1筋、2筋、3筋、の順に指して詰んだよ」
「そんなこともあるんだね」
「最後の11手目は駒の利きのない地点に指していたよ」
(条件)
- 11手で詰み
- 6手目~11手目は、1筋、2筋、3筋、1筋、2筋、3筋への着手
- 最終手は駒の利きのない地点への着手
123-3 上級 上谷直希 作 ワン、ツー、スリー 12手
「12手で詰みですね」
「12手目の小駒の手で詰みですね」
「後手の着手は1筋に1回、2筋に2回、3筋に3回。きれいな配分です。不成が複数回登場するトリッキーな対局と感じましたがいかがでしょうか」
「6手目の角の手が強烈でした。その角は後の手順で不動でしたが、だからこそ光る1手とも言えるかもしれませんね」
(条件)
- 12手で詰み12手目の小駒の手で詰み
- 後手の手は1筋に1回、2筋に2回、3筋に3回
- 6手目に着手した角は後の手順で動かなかった
- 不成の手が複数回あった
推理将棋の問題も募集しています
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コメント
締め切り前ヒントです。(修正版)
123-1初級:6筋への大駒着手や41地点への大駒の最終手も含めて大駒着手は6回。
123-2中級:6手目に香を動かしてはいけません。9手目にこの香を取ります。
123-3上級:後手は桂を跳ねて行き、とどめは両王手です。
投稿: Pontamon | 2020.01.03 09:56
【誤解があるとのことなので追加ヒントとして補足します】
123-1初級:異なる大駒の駒種は、角、飛、馬。3つの大駒は初形22の角、82の飛、88の角です。3種の大駒着手回数が1回、2回、3回ではありません。
投稿: Pontamon | 2020.01.05 07:48