推理将棋第122回解答(3)
[2019年12月27日最終更新]
推理将棋第122回出題の122-3の解答、第121回出題の当選者(ほっとさん)を発表します。推理将棋は将棋についての会話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル。はじめての方は どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 をごらんください。
関連情報: 推理将棋第122回出題 推理将棋第122回解答(1) (2) (3)
推理将棋(おもちゃ箱) 推理将棋(隣の将棋) どんな将棋だったの? - 推理将棋入門
122-3は余詰の修正と会話の誤解釈回避のための修正が出題後に行われました。
粗検、申し訳ありませんでした。
今年は休載中の推理将棋の担当を買って出て、8月の119回の個展は問題なかったもののその後の4ヶ月の出題全てで余詰を出してしまい担当失格です。
2020年は気持ちを改めて精進していきたいと思いますので今後も推理将棋とのお付き合いをよろしくお願いします。
それでは、良いお年をお迎えください。
122-3 上級 緑衾 作 三度目は駒打ち 12手
(10手目まで進んだ後)
「ほほう、すでに後手は自分が不成で駒取りをしたマスで再び成りで駒取りをしているんだ」
「先手の方はすでに大駒の手とその直後の手を同じ筋に指しているね」(さらに手が進んだ後)
「12手目に自分が2回駒取りをしたマスへ今度は駒を打ったよ。後手はよっぽどそのマスが好きなんだな。」
「その駒打ちが初王手でなんと詰んでいるね」(条件)
- 10手目の時点で後手は自分が不成で駒取りをしたマスで再び成りで駒取りをしていた
- 10手目の時点で先手は大駒の手とその直後の手を同じ筋に指していた
- 後手は12手目の自分が2回駒取りをしたマスへ駒を打つ初王手で詰ませた
出題のことば(担当 Pontamon)
同じ地点への着手で駒取り2回と駒打ちを実現できるのは?
追加ヒント
後手は2つの地点の行き来で4回駒取りして、最後に取った駒を打ちます。
余詰修正
会話と条件での先手の「大駒の手」を「飛車の手」に修正
会話修正
「12手目に自分が2回駒取りをしたマスへ今度は駒を打ったよ。後手はよっぽどそのマスが好きなんだな。」(2つの文の順序を入れ替えました)
「その駒打ちが初王手でなんと詰んでいるね」(「駒打ちが」を挿入しました)
推理将棋122-3 解答 担当 Pontamon ▲68飛、△34歩、▲66歩、△同角、▲58玉、△77角不成、 |
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後手は、同じ地点で2回駒を取って、3回目のその地点への着手は駒打ちで先手玉を詰めるというミッションです。 同じ地点で駒を連続で取って、一方は不成でもう一方は成の着手をするなら、角道にある77地点が思い浮かびます。参考1図は後手の7筋の歩を突き進めて来て、先手は▲77角と上がった(次の手番で同じ筋の着手をしないといけないので先に角が動きます)ところです。この後、△77同角不成、▲同桂、△同歩成とすれば、わずか3手で77地点での駒取り2回でしかも不成と成を実現できます。その後、△67とと寄ってから△77桂と打って吊るし桂のできあがりです。 しかし、この参考1図までの手順は、▲76歩、△34歩、▲58玉、△74歩、▲59金左、△75歩、▲69玉、△76歩、▲77角までの9手を指した局面でした。その後の3手で2回の駒取りを不成し成で実現できて、吊るし桂までの詰み形が見えていても手数オーバーでした。後手の歩の代わりに△73桂、△65桂と跳んでも手数に変わりはありません。 |
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2枚の駒で同一地点での駒取りは効率が良いのですが準備に時間が掛かり過ぎてしまうことが分かりました。となると、ひとつの駒で何度も同じ地点へ着手すること考えることになります。それが可能なのは角です。たとえば、4手目に△77角不成で歩を取って、6手目は77地点から離れる手、先手の7手目は77地点へ駒を補充する手、8手目は△77同角成で2回目の駒取りで今度は成で取ります。10手目は馬を77から移動する手で、12手目は8手目で取った駒を77へ打って先手玉を詰めるといった手順のはずです。つまり、後手の同一地点の3回の着手は、4手目、8手目、12手目の4手毎になります。不成と成のことを考えると、それが可能なのは77か88のはずです。 まずは77地点を考えてみます。77地点には角と桂が利いているので、4手目の△77角不成での歩取りから始まると12手目の駒打ちを同で取ることができてしまうので、先手番で角か桂の77への利きを外しておく必要があります。初手から▲76歩、△34歩、▲77桂/角、△同角不成では、4手目が王手になってしまうので、初王手にならないようにする対応も必要なので4手目は歩取りで決まります。 初手から、▲68銀、△34歩、▲79角、△77角不成、▲58金左、△88角不成、▲77桂、△同角成、▲69玉、△67馬、▲59銀、△77桂だと12手目の△77桂の吊るし桂が初王手になって詰みなのですが、先手の大駒着手の次の手番で同じ筋の着手をする条件をクリアできません。(という解説を用意しておきながら3手目と5手目の入れ替えで、▲79角の次の手番で▲77桂が可能なのに気付かなかった。) 余詰修正後の大駒着手が飛であることが判明している場合、▲58金左、△34歩、▲69玉、△77角不成、▲59金引△、88角不成、▲77桂、△同角成、▲18飛、△67馬、▲16歩、△77桂 のように先手の飛の着手と次の手番での同じ筋の着手は、9手目と11手目になってしまい、10手目の時点では条件をクリアできなくて失敗します。 |
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王手の対処が不要な88地点での駒取り2回はどうでしょう。参考2図は、▲78飛、△34歩、▲76歩、△88角不成、▲68金、△79角不成、▲88飛、△同角成、▲69玉、△87馬、▲79玉、△88角の12手で詰めた局面ですが、10手目の△87馬が王手になっているため2回目の王手での詰みでした。88への他の駒種での詰みもないようです。 77地点も88地点もうまく行きません。何か見落としがあったのでしょうか?実は作者による罠がありました。同じ地点での駒取り2回の一方が不成でもう1回は成での駒取りという条件と、2回駒取りをした地点への3回目の着手が駒打ちで詰みというのが当然ながら同じ地点のことだと思い込んでいました。最終手は4手目に駒取りした地点になることに間違いはありませんが、その地点で不成と成をしなくても良いのです。そう考えると4手目に駒を取れる地点として、55や66があることに気付きます。55の場合は初手から▲56歩、△34歩、▲55歩、△同角、▲76歩、△22角、▲55角、△同角の手順で55地点で2回の駒取りができ、12手目に△55角を打つことができても先手玉を詰ます形が思い浮かびませんし、同じ地点で不成と成で駒を取るという条件もクリアできません。 |
△34歩と最終手を除いた4手は、4手目で駒取りを開始する地点と、不成と成で駒を取れる地点の77地点とを行き来して駒取りを4手連続ですることで条件をクリアすることができるはずです。
4手目は66地点で駒を取るので、▲66歩が必須ですが、それは初手でしょうか、3手目でしょうか?初手を▲68飛として3手目に▲66歩を指せば先手の着手条件をクリアできます。初手から、▲68飛、△34歩、▲66歩、△同角までの4手が決まります。5手目は不明ですが、6手目からは△77角不成、▲66飛、△同角不成、▲77角か▲77桂、△同角成、▲何か、△66に10手目で取った角か桂を打って詰みになる手順のはずです。先手の未確定着手は5手目と11手目で、12手目が66への角ならば、玉は48で△56歩の着手も必要だけど玉の退路が塞がれていないので失敗します。となると最終手は△66桂なので玉は58。77の馬が利いているので59はカバーできているので11手目は△48銀で玉の退路を封鎖すればよいことになります。
それではみなさんの短評をどうぞ。
(短評)
緑衾(作者)「角を引く筋が全く見えてませんでした。すみません。」
■出題時点では解説も完成させているのでが、解説文を作成した時点で担当が気付いていなければいけない余詰手順でした。粗検、申し訳ありませんでした。
DJカートン(余詰解)「何故か「上級」の122-3が最初に解けた(出題者と「読みが合った」?)ので1と2はまだ解けていません。」
■早々に余詰手順を解答いただきました。
渡辺(余詰解)「指摘された余詰解はこれですね。作意解は頂いているので省略します。」
■誌面に制限がある詰パラでの採用が難しく、こちらへ回ってきたようです。
小山邦明(余詰解)「6手目の角の不成の位置は88以外にいろいろあるが、先手の銀の動きは気付きにくく楽しめました。」
■余詰手順で68銀から59銀へ移動して玉の退路封鎖ですね。
リーグ戦ファン「私は叙述トリック大好き。本作は叙述トリック系の超名作と思います。推理将棋の叙述トリックは、作者が誘導したい方向には解がないということが解答者にメタ的に想像できてしまう(一番多い例が、限定条件の不在から手順前後が多数成立することで可能性を消せる)ことが原因でバレ易いのですが… 本作は「初手▲78金~▽77桂打まで」等の いかにも本解っぽく見える手順がいくつもあるので、▽77桂打を本線と誤解させたまま追わせる効果が増しています。
作者サイドで眺めると、メインテーマの叙述トリックで意図解を活かすためには 4手目を77不成or88不成とする山ほどの余詰(なにしろ守備側4手・5手で成り立つ順がたくさんある)を全部きちんとつぶして、意図解に2個ある手順前後も消す必要がある。 それがすっきりした2条件【初王手】【飛の直後に同じ筋】だけで実現できているとは。 この作品、どれだけ推敲を重ねたんだろう。恐れすら感じます。」
■まさか2回の駒取りをする地点が2つもあるなんて思わないから、不成と成をした地点へ駒打ちするのだと勘違いします。
斧間徳子(余詰解)「作意解が難しくてなかなか分からないので、余詰解の方を回答します。」
■余詰手順は正解となります。解答強豪の斧間さんから作意順の解答が無かったのは意外。
NAO(余詰解)「作意の"飛車の手"は未だわからないのでヒント待ち。」
■ヒント待ちとのことでしたが、ヒント後に作意手順の解答送付は無かったです。他のフェアリー問題の解図とか年賀詰の作図で忙しいのかな。
諏訪冬葉「最初にこの回答にたどり着いたとき「最初の66角は不成じゃないけどいいのか」と思いましたが、「不成と成で駒取したマス」≠「最後の駒打ちのマス」だったのか。」
■7手目から▲66飛、△66同角成、▲77桂、△77同馬で最終手△66桂の手順でしょうか。そこまで行けば77で不成と成をすれば良いのはすぐ気づいたでしょう。
のくせに(余詰解)「77桂の吊し詰めと予想し、飛車を動かすもギリギリ条件を満たせず、試しに角で考えてみると余詰順は見つけることができました。追加ヒントを見ても詰め上がりの形が見えず、作意順はギブアップ。」
■77桂までや88銀までは辛うじて余詰を逃れている紛れ筋。駒を取る地点を考えると66は出てきにくい。大駒着手の次の手番で同じ筋の条件の方から考えると、初手68飛、3手目66歩がすんなり出てくるのですが。
ほっと(双方解)「直前ヒントと会話文を何度も読み返してようやくトリックに気付いた。1番目の発言のマスAと3番目の発言のマスBが別だったのか!これに気付くまでは修正前の余詰の類似手順を延々と探していた。」
■でも、双方解はほっとさんお一人でした。
RINTARO「条件を壮大に勘違いしていました。そりゃ、全然解けないわけだ。勘違いしていた条件とは、不成で駒取りをして、成で駒取りをして、最後初王手で駒を打ったマスが同じマスだというもの。これも一種のミスディレクションなんですかね。先程、改めて条件を眺めていたら、「不成」「成」のマスと最終手のマスが同じとは、どこにも書かれてないじゃんと気付き、初手68飛を検討してみたら、数秒後に詰んだ。本作は、条件を勘違いさせる点において、上級でした。」
■投稿時、「大駒着手の次の手番で同じ筋着手」の条件を見て、68飛からの66歩が浮かんだので簡単に解けてしまい、難易度を見誤った感じです。
たくぼん「皆さんそうだと思いますが、駒取りする地点は77とか88で考えますね。さんざん考えた挙句68飛~66歩を思いつき66地点でもいけると気付き解決しました。この好作で初登場とは驚きの新人ですね」
■詰パラ10月号での初登場の413番の短評に「初登場とは思えない作品に驚いた」と書いていたのですがコメントが長くなったので割愛しました。緑衾さんから年賀詰も投稿いただいています。
変寝夢「最終手は77桂に絞って考えましたが、ダメでした。詰むのは詰むんですが、飛の直後の手が同じ筋と言う条件がきつかったです。前後の手が関係するコマンドは、まだ出来ないので(間違えるとえらいことになるのです)、PC解答も出来ませんでした。残念。」
■駒尻の手とかも難しいのかな?初形のまま居座っているとは限らないし。
神在月生「122-1のおかげで時間なしのためあきらめて無解で解答送信後ちょっと考えたら解けちゃった。詰上がりを考えてみて、77角は最終駒取りの角が無理・88飛はちょっと無理・66飛の詰みは周辺の駒移動に手数要、というとで66桂がひらめいた。」
■すみません、ヒント投入を考え直します。と言うより選題時の難易度判断が適切ではないですね。
はなさかしろう「77への桂打ちで詰ましたくて嵌ってしまい、結局ヒントを頂戴しました。難問でした。解けて良かったです。」
■誰もが引きずり込まれる77の吊るし桂の魅力。
飯山修「成生条件がある為66を選びずらいところがミソですね」
■66で不成と成をすると66に馬が残る形なので詰みへ持って行くのは難しそうです。
S.Kimura「4手目に77か88に角が成るパターンをさんざん考えたのですが,答えにたどり着きませんでした.正解発表を楽しみにしています.」
■なんと、66が正解でした。
正解:15名
DJカートンさん 渡辺さん 小山邦明さん リーグ戦ファンさん
斧間徳子さん NAOさん 諏訪冬葉さん のくせにさん
ほっとさん 緑衾さん RINTAROさん たくぼんさん
神在月生さん はなさかしろうさん 飯山修さん
総評
リーグ戦ファン「12回から50回まで皆勤でお世話になっておりました「リーグ戦ファン」です。仕事の関係でずっと推理将棋を封じておりまして8年ぶりの投稿になります。今回、本当にひさびさに推理将棋を堪能しました。」
■私は74回からの参加ですので「初めまして」です。作品の投稿もお待ちしております。
斧間徳子「3ヶ月連続余詰め発生となってしまいましたが、余詰めは基本的に作者の責任ですので、Pontamonさんは気落ちなどされぬよう願っています。」
■どの余詰も検討筋だったのに見過ごしていたのでショック倍増で凹んでました。まるっきり検討していない意外な筋での余詰なら諦めもつくのですが...。
諏訪冬葉「今回は全く答えが浮かばず完全にヒント待ちでした。」
■出題中の123回は易問の初級と中の上2題という感じなので行けますね。年賀推理は20手超があるのでヒント待ち(もしかすると中間ヒントも投入か?)になるかもしれません。
のくせに「追加ヒント前は122-3の余詰順しか解けませんでした。全部上級クラスの所用時間でした。」
■初級と中級がヒント待ちで上級クラスの感じですか。手数以外のクラス分けの基準に使えそうなのは、紛れ筋の多さかな。逆に紛れがひとつもないのも見当がつかないので難しい気がする。
ほっと「今回は122-3の紛れ筋に嵌って大変なことに……。」
■紛れ筋が多いと、出題を機に突き詰めたくなります。他の余詰手順が見つかるかもしれないと思うと止められない。
緑衾「122-3について、駒成と駒打のマスが違うと気がつかれたら簡単すぎると思い、ひっかけを入れてみましたが、あまりこういうことはしないようですね。もっといい出題のしかたがあったかもしれません。」
■投稿持コメントは「駒成りと駒打ちが同じマスだと思わせることが狙いです。」でした。解答者が勝手にミスディレクションするのは出題者の責任ではありませんが、誤解されやすい表現は避けるべきですね。
RINTARO「3にかけた膨大な時間を返してほしい気持ちで一杯です。」
■すみません、完全に難易度設定の間違いです。と言っても超上級はないので上級での出題しかできません。
たくぼん「解答が少ないということでしたので、一時は諦めていましたが考え直して何とか解答できました。今回は良作揃いで過去最高の出題かなと思いました。」
■Twiterで愚痴った効果で解答していただいたようです。愚痴と言うかヒントが足りなかったのかなというボヤキでしたが。
変寝夢「初級と中級の設定が難しそうですね。年賀推理楽しみにしています。フェアリー推理が解禁になったら参加させて頂く予定です。」
■担当の年賀推理は11手と20手の2作を用意しています。年賀推理は手数も長目が多くなるし、3題以上集まれば解図も時間がかかると思うので中間ヒント投入も必要かな。
神在月生「締め切り前ヒントのおかげで何とか2問解答できたが、今回は全問が上級。得手不得手・個人差があるとは思うが122-1は最上級。(私にとっては)」
■同様の総評があったので、手数に関係なく難易度は上級だったようですね。
原岡望「今回は一題だけ。長考の甲斐がなく残念です。」
■先月は解答者全問正解だったので、今月は少し難しいくらいでいいと思ったのですが。台所事情を明かせば、選題にゆとりが無いというのが実情です。
飯山修「全問正解の話題をとりあげると全問解けてない時解答を送りづらいです」
■前回、全解答者全問正解なんて書いたのが仇になりましたか。もし解けなくても、感想だけでも結構ですのでよろしくお願いします。
占魚亭「今回は完敗、白旗、白紙解答です。何も浮かばなかったです……。」
■結果稿に手を付ける前に初級の解答をいただいたので追加しておきました。
S.Kimura「今回は難しくて,全問ヒント待ちでした.122-3は結局解けなかったので,次回はもっと直球なヒントが出ることを期待しています.」
■単に「2地点の行き来」ではなく「66と77の行き来で4回駒を取る」という直球が良かったですね。
推理将棋第122回出題全解答者: 20名
DJカートンさん テイエムガンバさん 渡辺さん 小山邦明さん
リーグ戦ファンさん 斧間徳子さん NAOさん 諏訪冬葉さん
のくせにさん ほっとさん 緑衾さん RINTAROさん
たくぼんさん 変寝夢さん 神在月生さん はなさかしろうさん
原岡望さん 飯山修さん 占魚亭さん S.Kimuraさん
当選: ほっとさん
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コメント
解答を送ったつもりでしたが、私のミスで届いていませんでした。
皆勤を目指していたのに残念!
初級・中級共に、推理将棋初期の順でしたが、
こうも綺麗に条件を変えられては、全く別物でした。
推理将棋は条件だと、つくづく思い知らされました。
上級は、修正後の作意解は見えませんでした。
今解説を見て、「どうりで不可能なはずだ」と納得しました。
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リーグ戦ファンさん、お久しぶり!
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投稿: ミニベロ | 2019.12.27 13:20
ミニベロさん、ご無沙汰しています。 多分こちらだけの参加になると思いますが、時折混ぜてやってください。
投稿: リーグ戦ファン | 2019.12.27 14:52
緑衾さん、コメントにも記しましたが、本作はこのジャンルの超名作だと思います。大がかりでしかもバレにくいトリック自体ももちろんですが、77で詰むまでの筋にいかにもそこに解がありそうなマギレが多くて、脇道(この場合は正解)を検討することを忘れさせてしまうところがなんとも素晴らしいです。
ただ、私は「後手はよっぽどそのマスが好きなんだな」の位置修正がされてから問題を見たせいで、叙述トリック(10手目の発言と12手目の発言は違う場所)の可能性が最初から強く念頭にありました。 同じ場所なら「8手目」で良いのに「10手目」であるところも怪しいですしね。 まぁこれは私が叙述トリックが大好きすぎるせいかもしれませんけど(^^
投稿: リーグ戦ファン | 2019.12.27 15:18
リーグ戦ファンさん,褒めていただき光栄です。
バレたら終わりの一発芸的な所があって難易度の予想がしづらかったのですが、
みなさんそれなりに考えられたようで安心しました。
個人的には「2回駒取りをしたマス」に「その」がついていないのが気になったのですが、
うまくごまかせたのでしょうかね。
投稿: 緑衾 | 2020.01.01 06:20