推理将棋第127回出題(5月10日まで)
[2020年5月24日最終更新] 127-3解答、第127回出題当選者
127-3再修正
会話修正
「先手に駒を取る手はなかったね。また、先手は同じ筋に3連続で着手したね」
条件追加
・先手は、同じ筋に3連続で着手した
(5月4日 Pontamon)
127-2再修正
127-2の余詰修正でも余詰みましたので下記の通り修正いたします。粗検、申し訳ありません。
127-2再修正
会話:「9、11手目の連続王手で詰みだね」⇒「9手目が王手で11手目の駒打ちで詰みだね」
条件:9、11手目の連続王手で詰み ⇒ 9手目が王手で11手目の駒打ちで詰み
(4月30日 Pontamon)
余詰修正
127-2と127-3に余詰がありました。
粗検深くお詫び申し上げます。会話と条件を以下のように修正いたします。
127-2余詰修正(4月19日)
会話、条件とも「4手目は金駒ではなかった」⇒「4手目は大駒だった」
127-3余詰修正
会話の最後に「先手に駒を取る手はなかったね」を追加。
条件に「・先手に駒を取る手はなかった」を追加。
なお、解答につきましては元の条件を満たしていれば正解とさせていただきます。
(4月18日、19日 Pontamon)
将棋についての話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル、推理将棋の第127回出題です。はじめての方は どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 をごらんください。
解答、感想はメールで2020年5月10日までにTETSUまで (omochabako@nifty.com) メールの題名は「推理将棋第127回解答」でお願いします。 解答者全員の中から抽選で1名に賞品リストからどれでも一つご希望のものをプレゼント! 1題でも解けたらぜひご解答ください。
推理将棋第127回出題 担当 Pontamon
今回は「〇手前」が条件になっている作品を選題しました。ゴールデンウイークもあることですので少し難し目になっています。
初級は担当からの9手詰。4手前ならわかりますが、2手前と同じ棋譜とは?
中級は、緑衾さんからの11手詰で詰み上がりの形が指定されています。
上級は、三日京さんの12手詰。同じ地点への2回目着手で駒成はできません。
■本出題
- 127-1 初級 Pontamon 作 2手前と同じ棋譜 9手 解答
2手前と同じ棋譜の手は可能なのでしょうか?カラクリを解明しましょう。 - 127-2 中級 緑衾 作 国 11手 解答
6手前と同じ筋の着手にならないように手順をやり繰りしてください。 - 127-3 上級 三日京 作 4手前のアリバイ 12手 解答
4手前は最終手と同じ地点の同じ駒なのに詰んでいなかったことになります。
■締め切り前ヒント (5月3日 Pontamon)
127-1初級:地点表記が不要な同の着手が2手前と同じ棋譜になりますが角ではうまくいきません。
127-2中級:玉の隣の金を桂成で取ります。どちらの金をどちらの桂で取るのかで10経路あります。
127-3上級:金銀の間への着手は▲58金上なので、3枚の金気が無い9段目の飛で仕留めます。
127-1 初級 Pontamon 作 2手前と同じ棋譜 9手
「棋譜で駒種の後ろに付く「不成」とかは補助記号って言うのかな」
「何て言うのかな、で、どうしたの?」
「9手で詰めた棋譜で「不成」がひとつだけで他の補助記号は無かったんだ」
「特に珍しくは無いね」
「でも、補助記号を無視すると2手前と同じ棋譜になる手があったのは珍しいと思うよ」
(条件)
- 9手で詰み
- 棋譜で、駒種の後ろに付く補助記号は「不成」がひとつだけで他には無かった
- 「不成」を無視すると、2手前と同じ棋譜になる手があった
127-2 中級 緑衾 作 国 11手
「9、11手目の連続王手で詰みだね」
「9手目が王手で11手目の駒打ちで詰みだね」
「詰上がり図で後手玉の周囲8マスすべてに駒があったよ」
「6手前と同じ筋への手はなくて、4手目は金駒ではなかった大駒だったね」
(条件)
- 9、11手目の連続王手で詰み
9手目が王手で11手目の駒打ちで詰み- 詰上がり図で後手玉の周囲8マスすべてに駒があった
- 6手前と同じ筋への手はなかった
- 4手目は
金駒ではなかった大駒だった
127-3 上級 三日京 作 4手前のアリバイ 12手
「8手目にいた地点に12手目に戻って詰ませることができるのだろうか」
「できるね。レアケースだけど可能だよ。最後に成ればいい」
「いや、成る手はないんだ。同一駒が同一地点に戻って初王手詰」
「それだとちょっとやっかいかな」
「金と銀の間に着手があったらしいけど、これは縛り条件かもしれない」
「ヒントになるとも言えるね」
「先手に駒を取る手はなかったね。また、先手は同じ筋に3連続で着手したね」
(条件)
- 12手目の初王手で詰み
- 8手目と12手目は、同一駒を同一地点に着手
- 金と銀の間に着手があった ※
- 成る手なし
- 先手に駒を取る手はなかった
- 先手は、同じ筋に3連続で着手した
※「2筋と7筋の間」や「22の角と88の角の間」のように場所が指定されていなくて、単に二つの駒の「間」なら、縦・横・斜めのいずれかの一直線の配置で、間に1マスだけがある配置になります。
推理将棋の問題も募集しています
このコーナーで出題する問題を募集します。入門用の易しい問題を歓迎。作者名、問題、解答、狙いなどを記入して「推理将棋投稿」の題名でTETSUにメール(omochabako@nifty.com)してください。
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コメント
締め切り前ヒントです。
127-1初級:地点表記が不要な同の着手が2手前と同じ棋譜になりますが角ではうまくいきません。
127-2中級:玉の隣の金を桂成で取ります。どちらの金をどちらの桂で取るのかで10経路あります。
127-3上級:金銀の間への着手は▲58金上なので、3枚の金気が無い9段目の飛で仕留めます。
投稿: Pontamon | 2020.05.03 00:12