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象戯舞玉など新刊紹介

[2020年4月18日最終更新]
「将棋を孫に伝える会」の三宅さんから、3冊の新刊詰棋書が届きました。いずれも興味深い本で、欲しい方もいらっしゃると思いますので、紹介します。

20200418031)解けてうれしい7手詰(下)やさしい7手詰100題!

定期的に発行されているミニ詰将棋誌「解けてうれしい詰将棋」の増刊号で、7手詰(上)・7手詰(中)の続編。

「肩ならし」20問、「おさらい」40問、「チャレンジ」40問の合計100問のやさしい7手詰が収録されています。

勝浦修九段の監修。作者名は書かれていませんが、解けうれの編集部でしょうか。

「解けてうれしい詰将棋」は、増刊号も含めて令和元年度は8冊発行。令和2年度も8冊発行の予定とのこと。

入手されたい方は、「将棋を孫に伝える会」の三宅さんにご連絡ください。

「将棋を孫に伝える会」三宅英治 メール:kaitou6678@yahoo.co.jp

20200418022)九代大橋宗桂 象戯舞玉 (河内勲著)

江戸時代、無双、図巧で詰将棋の技術がクライマックスを迎えたあと、果敢にそれに挑戦したのが八代宗桂の大綱、そして九代宗桂の舞玉です。その後図式集の献上自体が中止されたため、九代大橋宗桂の舞玉は最後の献上図式になりました。

古図式は、現在とは詰将棋に対する価値観が異なり、また当然コンピュータ検討もできないので、現在からみると不完全作がかなり多いのが普通です。舞玉も例外ではなく、不詰、余詰などが40数作あります。

致命的なキズが多いわけではなく、必ずしも鑑賞の妨げになるわけではありませんが、やはり完全作の方が気持ちよく鑑賞できる、というわけで、本書では、不完全作箇所を詳しく指摘し、そしてそれに対して河内勲さんが補正した図を提示しているのが最大の特徴になっています。

ところで、私は舞玉を「ぶぎょく」と呼んでいましたが、本書では「まいだま」ではないかとの説が提示されています。門脇芳雄氏によれば、「舞玉」は岩木・小林氏の命名とのことで、このときどういう読み方がされていたのか、ご存知の方がいましたら教えてください。

本書は送料込み1200円とのことで、お問い合わせは上記の三宅さんまで。

なお、舞玉の作品は、下記サイトで鑑賞することができます。

20200418013)AI定跡 呉ゆかり詰棋家競作集30番

第25期呉将棋団体戦を記念して、日本将棋連盟呉将棋愛好会支部からの発行。呉にゆかりの作家3名(宮浦忍、三宅英治、谷本誠一)の作品、合計30作を収録した小冊子です。3手~19手の短編が中心です。

AI定跡という名前がついていますが、AIには関係ありません。

このシリーズ、これまでに30冊以上発行されているようなので、どこかきりの良いところで、全部の合本とか発行していただくとうれしいのですが。

本書は送料込み300円とのことで、これもお問い合わせは上記の三宅さんまで。

 

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