詰将棋メモ(2020年6月30日)
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[2020年6月27日最終更新]
推理将棋第128回出題の128-3の解答、第128回出題の当選者(諏訪冬葉さん)を発表します。推理将棋は将棋についての会話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル。はじめての方は どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 をごらんください。
関連情報: 推理将棋第128回出題 推理将棋第128回解答(1) (2) (3)
推理将棋(おもちゃ箱) 推理将棋(隣の将棋) どんな将棋だったの? - 推理将棋入門
128-3 上級 ミニベロ 作 11手目の初王手の両王手 11手
「両手でとどめとか、8本の手で尻を掻くとか、恐ろしい話だな」
「違うよ。とどめは両王手、8手目は打った角の尻という意味だよ」
「それなんの話?」
「11手目の初王手の両王手で詰んだ推理将棋の話」(条件)
- 11手目の初王手の両王手で詰んだ
- 8手目は打った角の尻
出題のことば(担当 Pontamon)
8手目の角尻までの手順を考えるか詰み形を考えるか。手掛かりが少ない難問です。
締め切り前ヒント
▲32角と打った角尻に△33玉と指した玉をそのまま33で詰めます。
余詰修正
会話、条件とも「8手目は角の尻」を「8手目は打った角の尻」に修正
推理将棋128-3 解答 担当 Pontamon ▲46歩、△34歩、▲45歩、△44角、▲同歩、△42玉、 |
詰み上がりは両王手という以外には8手目に角尻の着手の情報しかありません。実現が難しそうな条件の場合は攻める側ではなく、詰まされる側の余裕手を使って実現することが多いのですが、この「8手目に角尻への着手」は難題です。後手が△34歩、△33桂、△32銀、△21銀で自分の居角の尻へ着手するには4手かかります。△55角、△54歩で▲53銀を打っての詰みとか、△34歩、△33角、△32金の壁作りなら9筋側からの攻めへの協力はできますが、両王手にはなりそうにありません。解図を角尻着手から攻めるのではなく、両王手の形から角尻着手が可能なものを探すのが良いかもしれません。
推理将棋のトップページに掲載されている推理将棋講座にミニベロ講師の「6 開き王手・両王手」があるので両王手の形を見てみましょう。
両王手最短手数の9手の形なら、▲76歩、△74歩、▲55角、△84歩、▲82角不成、△72銀、▲92飛、△83銀 の順によって8手目に角尻の着手が可能ですが、後手だけで余分な3手を使っているので手数が足りません。
5筋の飛角による11手の両王手の原理図の場合は、手順次第では▲55角に対して角尻への△56歩が可能で、先手は△56飛の1手を追加すればよいのですが、後手の余裕手2手を先後へ1手ずつ振り分けることはできません。
解図が進まず困っていた時におもちゃ箱を見て、条件が修正されていることに気付かれた方も居るでしょう。角尻着手は、打った角の角尻着手だと情報が追加されていたのでグッと取り組み易くなりました。
角を打って両王手となると思い浮かぶのは、端の5段目へ角を打ち、角筋を止めていた3段目(7段目)の飛を5筋へ横移動して成る形です。▲95角だと後手が96の着手は難しいですが、▲84角だと△85桂がピッタシの配置になります。参考1図はこの方針で手を進めてみたものです。
参考1図:▲78飛、△34歩、▲68銀、△77角不成、▲同飛、△94歩、▲84角、△93桂、▲73飛不成、△64歩、▲53飛成 まで11手
7手目の▲84角と打った角の角尻への△85桂が出来れば条件クリアなのですが、間に合いませんし△64歩も指す必要があるので手数が足りていませんでした。
講座に戻ってみると、中段玉を両王手で詰める10手の原理図がありました。後手は△86角と打って75地点を抑えていますが、75地点は△74歩で抑えるこも可能です。そうなると△78角の1手を増やして玉移動が角尻を通るようにすることができそうです。この角打ち追加で11手になるので先後を入れ替えた手順が参考2図です。
参考2図:▲78飛、△34歩、▲36歩、△77角不成、▲同飛、△42玉、▲32角、△33玉、▲46歩、△44玉、▲74飛 まで11手
7手目に▲32角と打ち、8手目は角尻の△33玉で条件クリアしての両王手で詰みになっているのですが、4手目の△77角不成が先手玉に対する王手になっているため、「初王手」の両王手になっていませんでした。
ここまでの両王手は両王手の主流の飛角によるものでしたが、講座に戻って再度見てみると、飛び道具同士だけでなく、片方が歩や桂馬の場合もあるとの解説で、43歩成までの11手の手順が示されています。この手順を並べてみてください。最終手の▲43歩成のと金を支えているのは初手の▲48飛ですが、他の方法を考えてみます。後手は角を2手動かして24地点の退路を塞いでいますが、退路封鎖は△24歩にして、先手へ角を渡すことができれば、先手は▲32角と打って、△33玉が角尻着手になるのは参考2図と同じになりますし、最終手の43歩成のと金の支えにもなります。
先手は5手目までに角を入手して、7手目に▲32角と打つ必要があります。最終手の43歩成が両王手になるためには先手角を使って後手の角を取ることはできないので、初手の▲46歩から歩を進めて行く途中で角を取る必要があります。初手から▲46歩、△34歩、▲45歩、△44角、▲同歩で4手目の44角を同歩で取ることができます。7手目は▲32角で8手目は△33玉を指すために6手目は△42玉と上がります。先手の残り着手は▲76歩と角筋を開けてからの最終手の▲43歩成ですが、後手は△24歩で玉の退路を塞ぎます。23地点が空いたようですが、ここは▲32角が抑えています。
はなさかしろうさんから指摘があった元条件での余詰は、11の香を角で取って56香へ打ち、55角からの両王手の筋で、角尻着手は12飛とする手順でした。
▲76歩、△34歩、▲22角不成、△54歩、▲11角不成、△55歩、▲56香、△12飛、▲55角不成、△62飛、▲33角不成
それではみなさんの短評をどうぞ。
(短評)
ミニベロさん(作者)「充分時間をかけて検討した作品なのですが、だめでした。担当先生ならびに解答者の皆様に深くお詫び申し上げます。一応テーマとしては、<飛香を使わない両王手>だったのですが、力不足でした。」
■8手目での角尻着手は数多くて検討に時間が掛かったのに、11角生に12飛がまったく見えてませんでした。担当の力不足、申し訳ありません。
はなさかしろうさん(双方解)「(余詰手順解答時)両王手の詰みは最短9手だけに11手だといろいろありそう。本手順は8手目まで一意ですが、その後は成生や左右など選択肢が広いので、余詰かな、と思います。
(作意順解答時)この両王手は頭の片隅にはあったのですが、どういうわけか角+もう一枚を取りに行く順にすっかり嵌ってしまいました。手順の限定が簡潔で素晴らしいです。」
■9手詰では「両王手」を条件にしませんが、11手だと「両王手」を明かしても支障がないくらい沢山の形がありそうです。条件が簡素になる利点があるので「両王手」条件は有りですね。11手での両王手の詰み形って一体どのくらいの種類があるのでしょうね?
RINTAROさん「76歩34歩22角成32飛同馬の筋が詰まないので、別の詰上図を考える。76歩34歩22角成同飛44角55角22角成54歩12飛62玉44馬のような筋も考えました(笑)。本詰上図に気付いてからは早かったです。」
■後手の△55角に△54歩で、9手の両王手反転パターンの▲44馬までは担当も考えました。△51金左が間に合いませんでした。
NAOさん「歩の遅早。角尻が玉とは意表。」
■投稿があった際に即思い浮かんだのが解説の参考2図の手順。その後、角尻の着手条件に翻弄されました。
ほっとさん「飛+角の両王手を考えてハマる。43歩成が間に合うとは。」
■両王手の主流は「飛+角」で間違いないですね。
リーグ戦ファンさん「両王手系は大好きで過去いろいろ分類したことがあったので自信を持って取り組んだところ、そのルートでは解に行き当たらず、別掲の余詰候補が発見できたのみ。その手順をヒントに「32角に33玉」にこだわったら私の知らない形の両王手詰がありました。歩の両王手詰めで11手があったとは。 知ってみればほぼ同じパターンでもう一種できますねメモメモ。」
■担当は過去作の条件と手順を書き出してあるのですが、作品の特徴を書いていないので、両王手等での検索ができない状況です。列を追加して作品の整理をやり直そうかな。
飯山修さん「120-3の変形かと思ったが全然違いました。歩の行進は結構強力で侮れないですね」
■角と歩の連携という意味では120-3と同系ですね。
けいたんさん「76歩を遅らせる効果か、なるほど」
■44歩を配置した後なら76歩を突くことができて、両王手へ持って行けます。
山下誠さん「両王手と聞くとどうしても飛角の組み合わせを考えてしまう。歩が主役とは予想外。」
■両王手の片方は必ず飛び道具になります。すぐ思い浮かぶのは飛角でしょう。香と歩のコンビはあり得無いので、弱い駒での両王手としては香と桂のコンビ。(16手は幾つかあるけど、短くなるかな)
原岡望さん「前回に続く歩の活躍」
■前回とは、ミニベロさん作の120-3の12手目の両王手のことですね。
波多野賢太郎さん「これは難しくてヒントが出るまで全然わかりませんでした。ずっと考えたのは3手目に角を取る筋で、その後飛車を取ってみたりしてもうまくいきませんでした。11手でこの条件の少なさはなかなかすごいですね。」
■両王手を隠そうとすると条件が一気に増えますが、両王手を明かす英断でシンプルな条件に。と言っても追加された条件は「打った角尻への着手」なのであまり解図の参考にならない難問でした。
S.Kimuraさん「ヒントを見て,32角33玉の局面から両王手になる手段を考えましたが,答えは見つかりませんでした.」
■33の玉を両王手で詰めるという目標が定まったはずですが、44歩で角道を止めておくという構造が見え難かったようですね。
諏訪冬葉さん「前2題から「初手66歩」と読んで失敗しました」
■上級も初手66歩にしたかったのですが在庫がありませんでした。出題コメント「今回の選題のテーマは…。」が初手66歩を匂わせたかな。
緑衾さん「何故か居玉だと決めつけてしまいヒント待ちになりました。暗算だと24歩の一手で詰み形だと分かりづらかったです。」
■絶妙な協力手△24歩! 23と22がスカスカになるので「これで詰んでいるの?」となります。
正解:12名
はなさかしろうさん RINTAROさん ミニベロさん
NAOさん ほっとさん 飯山修さん けいたんさん
山下誠さん 原岡望さん 波多野賢太郎さん 諏訪冬葉さん
緑衾さん
総評
RINTAROさん「今回の出題は親切設計で楽しめました。」
■担当としては、いつも同じ調子でやっているつもりなのですが...。
リーグ戦ファンさん「128-2、「8手で負けない」的メタパズルは大好きです。論理パズルとして手が決まるのは楽しいフュージョンと思いました。
128-3、会話はこれでよいとして、条件のところでも「初王手」で済ませてしまったのは私には疑問の残る表現でした。
「初王手」という言葉は、主語が「対局」でなく「攻め手側」である、という感覚が強いのは私だけでしょうか?
先に話題になった「二回目の王手」に比べてもさらに読む側の認識が分かれそうな表現だと思います。
しかも、今回の問題についていえば「初王手」を「この対局最初の(唯一の)王手」等、より厳密に解説したとして、余詰候補解がはっきりと余詰と認識できるだけで、なんら解題の楽しさを失わないですから、その旨記載すべきだったと思います。
(余詰候補解)▲36歩▽34歩▲78飛▽77角成▲同飛▽42玉▲32角▽33玉▲37桂▽44玉▲74飛 まで(手順前後等非限定多数)。 」
■推理将棋の用語集を本結果稿の末尾に掲載しました。
飯山修さん「直前ヒントが出てからすぐ解答が出せる時はヒントが大甘だった証拠かな」
■上級はヒントが出ても解けないくらいがいいですかね。1週間でギリギリ解けるようにするのは至難の業。
原岡望さん「久々の期日前解答でほっとしています。」
■募集中の9手特集の回では、ヒント投入前での解答を期待します。
波多野賢太郎さん「今回もなかなか手強かったです。次回こそはノーヒントで解けるといいなあと思います。」
■この結果稿を読まれている時点でヒント投入まで1週間を切っているはずです。解けたかどうか。
変寝夢さん「気づいたら締め切りでした。」
■月日の流れを速く感じる今日この頃。3日前くらいに「今日は週末」と思ってた感じ。倍速モードです。
占魚亭さん「相変わらず、低調です……(汗)」
■マイペースでどうぞ。
緑衾さん「送り忘れてました。よろしければコメントだけでも載せてください。」
■セーフでした。寝てる間に届いていたメールは前日扱い!?
《128回のおまけの解答》
コロナに負けるな
条件:
・9手詰
・5手目5筋、6手目6筋、7手目7筋と着手
・後手の手順だけを拾っても、5・6・7筋に連続で着手
・大駒3回、不成りなし
作意順:
▲76歩、△74歩、▲75歩、△52飛、▲55角、△62玉、▲74歩、△73桂、▲同角成 まで9手詰
7手目と最終手の両方とも7筋なのが詰形が見えない原因かも。詰形が見えていないと指し難い3手目▲75歩がキーポイント。
5手目の5筋、7手目の7筋が先手の着手なので、5手目▲51角で金を取って、6手目△61玉、7手目▲73角のあと頭金で仕留める筋が気になりますが、不成なしの条件なので成立しない筋でした。
推理将棋第128回出題全解答者: 18名
はなさかしろうさん RINTAROさん ミニベロさん NAOさん
ほっとさん リーグ戦ファンさん 飯山修さん べべ&ぺぺさん
けいたんさん 山下誠さん 原岡望さん 波多野賢太郎さん
S.Kimuraさん 諏訪冬葉さん 変寝夢さん 占魚亭さん
神在月生さん 緑衾さん
当選: 諏訪冬葉さん
おめでとうございます。
賞品をお送りしますので、賞品リストから選んだご希望の賞品と送付先をメールでお知らせください。
《推理将棋のルール》
推理将棋は将棋についての会話をヒントに将棋の指し手を復元するパズルです。実戦初形から指し始め、与えられた条件を満たす手順を見つけてください。
《推理将棋用語》
誤解が起きやすい用語について簡単に説明しておきます。
成について
駒を成る手を指した場合、その着手は成る前の駒種になります。つまり、棋譜に記載される駒種になります。
「33への角の着手で王手を掛けた」では、着手したのは角だと明記されていますが角成したのか角不成だったのかは限定されませんので思い込みは失敗のもとになります。不成・成の回数条件との組み合わせやその後の手順によって不成・成が限定されることになります。
回数・個数等について
王手、駒成、不成、駒取りなどの回数に関して手番が示されていない場合はその対局を通して実行された回数になります。
大は小を兼ねません。「2回だった」の解釈で「3回なら2回が含まれる」との解釈は間違いです。ちょうどの数になります。また、「初」は対局開始から1回目の意味です。対局者にとっての「初」の場合は手番を指定する必要があります。初王手ではなく対局を通して2回目の王手だけど先手にとっての初めて王手で詰ませたのであれば、「先手の初めての王手で詰んだ」や「2回目の王手で詰んだ」の表現になります。後者の文章の先頭に「先手の」を付けると修飾は「先手の⇒2回目の⇒王手」になるので意味が違ってしまいます。詰みまでの手数で先手が詰めたのかは分かりますので、丁寧に説明しようとして間違いを起こさないように作家の方は気を付けましょう。
一枚の駒
一枚の歩を5連続で指したという条件の場合、4手目に歩成をして5手目が成った「と金」の着手も可能です。つまり、駒成があっても物理的に一枚の駒であれば、駒の表裏は不問になります。
通常は駒が取られた時点で「一枚の駒」の効力は失われることが多いですが、状況によっては駒を取られても一枚の駒であることが論理的に成立する場合はあります。
たとえば、「一枚の角で不成・成・打の付く着手があった」では取った相手の角を「打」「不成」「成」の順で指すことができます。
空き王手と開き王手について
ウィキペディア(Wikipedia)での「王手」の説明では、「空き王手・開き王手(あきおうて)」の項目の記載があります。ネットで調べても「あきおうて」の漢字はどちらが正しいというものではなく両方が使われているようです。
担当(Pontamon)は、「開き」だと「ひらき」と読んでしまうので、「空き王手」に統一して使っています。出題は作者の原文のまま出題していますが、結果稿では「空き王手」になっているのはこのような理由からでした。
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[2020年6月25日最終更新]
推理将棋第128回出題の128-2の解答です。推理将棋は将棋についての会話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル。はじめての方は どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 をごらんください。
関連情報: 推理将棋第128回出題 推理将棋第128回解答(1) (2) (3)
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128-2 中級 Pontamon 作 8手で負けない初手 10手
「8手で負けてばかりで悔しくて、研究したら8手では負けない初手を発見したよ」
「8手では負けない初手?初手で何を指しても7手詰め手順で詰むと思うけど…」
「その初手を指しても59地点の駒成りの10手で負けちゃった」(条件)
- 10手目に59への駒成で詰んだ
- 初手は8手では負けない手
出題のことば(担当 Pontamon)
連立条件の初手を解くことから始めるか、詰み形を考えるのが先なのか。
締め切り前ヒント
初手は▲66歩。△59角成で詰めるためにサポートする駒が必要です。
推理将棋128-2 解答 担当 Pontamon ▲66歩、△34歩、▲65歩、△77角不成、▲68金、△同角不成、 |
本作では初手の条件はあるものの、駒種や地点などの明確な情報はなく、他の将棋パズルを解かないと初手がわからないという連立条件になっています。将棋に関する会話をもとに手順を再現するのが推理将棋の基本で、本作では8手で負けない初手を発見したという先手の会話が連立条件になっています。
会話のように初手に何を指しても7手詰手順を2手目から指せば詰む手順がありそうな気がしますが、実はこの初手が邪魔をして7手詰手順を実施できなかったり、玉の逃げ道になる初手があるのです。
7手詰の全29手順の初手は26歩、76歩、96歩の3つ。26歩の場合は最終手は23歩成の1通り。96歩から始まる4手順では最終手は53銀になります。残りの24手順は76歩からで3手目が22、33、44への角の手で最終手は53銀の他にも2段目の金打ちまでや31馬や31角成までの手順があります。もし、44歩が突かれていると、23歩成の時に32の玉は43へ逃げることができ、53銀と打たれても52の玉は43へ逃げることができます。最初から44歩が突かれていると、先手の3手目で33や22への角移動ができません。44の歩を取る44角からの詰みは53銀までなので、96歩からの53銀までと同様に玉は43へ逃げることができます。したがって、8手で負けない初手とは先後を入れ替えた66歩になります。
初手は66歩だと分かりましたが、最終手が59地点への駒成で詰ますことができる駒や手順は何でしょう?
駒成可能で10手で行けそうなのは、飛、角、銀、桂くらいでしょう。
参考1図は一番強い59飛成までで詰めた局面です。
参考1図:▲66歩、△34歩、▲65歩、△77角不成、▲68飛、△同角不成、▲58玉、△77角成、▲78金、△69飛、▲59金、△同飛成 まで12手
67へ脱出されないように、飛を取った後に△77角成する必要があるため、△59飛成までの手順は12手になってしまって失敗です。
最初から77角成で駒を入手して打った後59で駒成する手順はどうでしょう。桂であれば ▲66歩、△34歩、▲76歩、△66角、▲77桂、△同角成、▲58玉、△67桂、▲48金 で次の10手目に59桂成ができますが、▲78金が間に合っていません。68で銀を取る場合は飛の手順と同様に△77角成の手が入り、結局、飛でも桂でも銀でも12手掛かってしまいます。
では、△59角成の最終手はどうでしょう。参考2図は2枚の角の連携で△59角成を目指した手順の9手目までの局面ですが、69の金が居座ったままなので次の10手目の△59角成では詰んでいません。
参考2図:▲66歩、△34歩、▲76歩、△66角、▲77角、△同角成、▲58玉、△68角、▲48金 まで9手目局面
これまでのところ、先手玉は58の位置に居るため67への脱出を阻止する必要があったのでうまく行かなかったのかもしれません。67へ玉が移動できない48や49地点の玉を詰める手順を検討してみます。49の金が居る状態なので▲49玉とはできないので、▲58玉以外だと▲48玉になりそうです。
初手から▲66歩、△34歩、▲65歩、△77角不成の後、飛を68地点で角不成や角成で取って▲48玉とすると、飛をすぐに打つことができず詰みまでは12手掛かってしまいます。68で銀を角で取って▲48玉に△58銀と打って▲38金に△59銀成としても王手にはなりませんが、銀を68角不成で取った場合には△59銀成ではなく△59角成がいい線行っていることに気付きます。69に居座っている金が邪魔なので、△68角不成で取るのを銀ではなく金にすれば△69金と打つことができるのでうまく行きそうです。5手目から▲68金、△同角不成、▲48玉、△69金、▲38金、△59角成 までの詰みになりました。
それではみなさんの短評をどうぞ。
(短評)
はなさかしろうさん「8手で負けないためには後手角の動きを制し、8筋歩突きにも逃げ道を用意する66歩が大本命ですが、確かに他の29の初手では全て詰みがあるんですね。その後10手目の条件だけで一意に決まるのも素晴らしいです。」
■出題翌日の解答にもかかわらず、初手30種中の大本命の66歩以外の残り29種を確認されたようですね。
RINTAROさん「初手66歩の確定に10分。3手目65歩に1分。以下10秒。」
■初手からの高速の寄せ。
ミニベロさん「この「8手では負けない初手」は、過去に渡辺さんから聞いたことがあり、作家として一応知ってはいたが、これが作品になるとは驚いた。7手詰の基本をおさらいしましょう!」
■初手30種の全てを7手詰手順で検討してみると、変なところの駒が動いているのが理由で7手詰手順を実行できない場合がありますが、それでも詰む形があればその初手は除外されます。
NAOさん「7手詰手順のお復習い。87歩成と57銀の双方の詰筋を防ぐ66歩。」
■詰み上がりの玉位置から考えると逃げ道を作っておく▲66歩に到達できますね。
ほっとさん「初手だけの出題で良かったのでは?初手30通り中、残りの29通りに8手で先手玉が詰む順があることを確認するのが大変だった。」
■論理で行けば初手確定は10分だったようです。初手30通りを厳密に検証すると時間が掛かります。
リーグ戦ファンさん「「8手で負けない」が俄然パズル心をくすぐって、即刻考えたくなった楽しい問題。初手絞り込みのため7手詰手順の構成をいろいろ考えたおかげで、この受け側66歩!という初手の優秀さが強ぉく認識でき、「3手目▲65歩として無効化するしかなさそう」との第一感であっさり解けました。」
■先手は、初手▲66歩なのだけを覚えていたようで3手目▲65歩を指しては研究が台無し。
飯山修さん「『8手で詰まない初手は』という初級問題を出せば1問のみ解答者が増えたのでは?」
■客寄せ用の1手作品ですか。
けいたんさん「角道を止め空間をあけるのか、なるほど」
■解答に誤記だと思われる手がありましたが正解扱いとさせていただきました。皆さん、「誤記あるある」の左右筋反転や先後の段反転にご注意。
山下誠さん「初手の発見というより、8手では詰まないという証明が難しい。」
■「初手〇〇の時に8手で詰む手順はない」と言う仮説の時に、詰む手順をひとつでも提示すればこの仮説が間違っていたという証明になります。8手で詰む3420手順を求めよという問題ではないので、例外をひとつ提示すればいいので、初手30種を順に検討すれば確実です。おすすめは△84歩から△87歩成での詰み手順です。初手▲68銀だと78への玉移動ができないので別の手筋(57銀まで)を検討します。
原岡望さん「せっかくの守りの66歩を動かしたのが悪かった。」
■せっかく初手を研究したのに3手目で御破算に。
波多野賢太郎さん「これは思わず7手詰29手順を探して復習してしまいました。それでも8手で詰まない初手が何かを考えるのは難しかったです。」
■7手詰29手順の復習をしていただくのも目的のひとつ。
S.Kimuraさん「初手66歩とした局面から,7手詰の手順で詰まないようですが,初手66歩とする8手詰の手順がないことは確認していません.」
■▲66歩と突いてあるからこそ到達できる▲67玉、▲56玉、▲76玉の3地点の玉を後手の4手だけで詰ませる形が無いことを確認すれば検証終了です。
諏訪冬葉さん「2手目から△14歩▲56歩△13角 以下解答と同じ順で失敗したのでこの回答を読むのが遅れました。」
■解説では取り上げませんでしたが、△13角からの攻めは最終手△59角成とした時に57への脱出が可能な紛れ筋になります。
神在月生さん「8手詰防止の初手が10手詰には邪魔駒になるというわけですね。」
■はい、そうとは知らず先手は研究成果をふいにする3手目▲65歩を指して邪魔駒を排除してしまいました。
緑衾さん「66歩は分かったのですが、詰み形が分からなくて、別の初手があるのではないかと心配しました。」
■1分10秒で見える場合もあるし、数時間必要だったりもします。寝不足などのその日の体調とか頭の冴えの違いで調子は変わります。
正解:13名
はなさかしろうさん RINTAROさん ミニベロさん NAOさん
ほっとさん リーグ戦ファンさん けいたんさん 山下誠さん
原岡望さん 波多野賢太郎さん S.Kimuraさん 神在月生さん
緑衾さん
(当選者は全題の解答発表後に発表)
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[2020年6月23日最終更新]
推理将棋第128回出題の128-1の解答です。推理将棋は将棋についての会話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル。はじめての方は どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 をごらんください。
関連情報: 推理将棋第128回出題 推理将棋第128回解答(1) (2) (3)
推理将棋(おもちゃ箱) 推理将棋(隣の将棋) どんな将棋だったの? - 推理将棋入門
推理将棋第128回解説 担当 Pontamon
初級のけいたんさんの投稿コメントからテーマのヒントを貰い、初手76歩・26歩・96歩以外の作品を特集してみました。
今回は、自作への回答も含めて棋譜の誤記が多く見られました。
128-1 初級 けいたん 作 9筋に打った駒を動かして詰み 9手
「9筋に打った駒を動かして9手で詰みか」
「3手目と5手目は生の同じ駒の着手だったな」
「後手は2回玉を動かしたね」(条件)
- 9手で詰み
- 最終手は9筋に打った駒を動かした
- 3手目と5手目は生の同じ駒の着手だった
- 後手は2回玉を動かした
出題のことば(担当 Pontamon)
5手目までに入手した駒を9筋へ打ちますが、詰みに効果的な駒と取り場所は?
締め切り前ヒント
飛車で角を取り、96へ打った角を後手陣で成ります。
推理将棋128-1 解答 ▲66歩、△34歩、▲68飛 、△66角、▲同飛 、△62玉、 |
玉着手が2回だけだと7筋へ行くのがいっぱいなので、9筋に打った駒が最終手で動いての詰みとなると9筋に打つのは飛か角のどちらかしかない。つまり、先手は5手目までに大駒を取って7手目に9筋へ打ち、最終手の9手目にその駒を動かすことになります。
先手が飛を取って9筋に打つ手順を考えてみたのが参考1図です。
参考1図:▲76歩、△74歩、▲55角、△52金右、▲82角不成、△61玉、▲92飛、△42金寄、▲71角不成、△51玉、▲62飛成 まで11手
3手目と5手目は角を動かして、5手目に82の飛を取り、7手目に▲92飛と打ちます。後手玉は△61玉、△51玉と2回動いて、▲62飛成までの詰みですが、62の龍の支えのために82で飛を取った角を71へ移動する手が入るために手数は11手になってしまい失敗です。
本命の大駒はやはり角のようです。3手目と5手目の駒が同じで、5手目までに後手の角を取る手順は幾つかあります。初手については何も言及されていないので3手目や5手目と同じ駒であっても良い条件なので、▲46歩、△34歩、▲45歩、△44角、▲同歩 で角を取ることも可能ですが、7手目に9筋へ角打ちして9手目に移動してもその駒を支える駒がありません。▲56歩、▲55歩で55の角を取るのも同様です。
先手が角を動かして後手の角を取る手順だと、2枚の角で左右からの挟殺の筋がありそうです。参考2図は先手の角で後手角を取ったあとに▲23馬として41地点に利かせて、▲96角からの▲41角成を支える手順で先手玉を9手で詰ませていますが、3手目と5手目は同じ駒ではあるものの駒成した後の▲23馬なので条件を満たしていません。
参考2図:▲76歩、△34歩、▲22角成、△52玉、▲23馬、△42玉、▲96角、△64歩、▲41角成 まで9手
となると、何処でどの駒で後手角を取るのが正解でしょうか?9筋への角打ちは96が最有力です。95だと9手目が桂が利いている73になるし、94からだと飛が利いている83への移動になり、どちらにしても角あるいは角成した馬を支えることができません。▲96角と打つ場合は参考2図のように41地点を支え目には馬の着手が必要になるため、最終手は▲63角成が有望で、この駒を支える必要があります。初手から6筋の歩を進めて行き、△55角、△64角とした角を64地点で取れるのであればこの64の歩が63地点の支えになります。しかし、初手から▲66歩、△34歩、▲65歩、△55角 では次の▲64歩の着手前に64へ角を持っていけません。(先後を変えた10手なら25-2の作品の手順になるのですが...。)
正解は、飛で後手角を66地点で取る手順になります。初手から▲66歩、△34歩、▲68飛、△66角、▲同飛 です。66の飛が63地点を支えているので、6手目から△62玉、▲96角、△72玉、▲63角成 で詰みとなります。
それではみなさんの短評をどうぞ。
(短評)
けいたんさん(作者)「これは完全なら喉から手が出るほど欲しい、初手76歩以外の9手詰と思います。」
はなさかしろうさん「96角が大本命ですが、63にどうやってひもをつけるか考えているうちに92飛に惹かれて寄り道しました。「生の」という条件がなければ…など、案外易しくなかったです。」
■解説の手順も検討されていたようです。
RINTAROさん「最初、生を不成と勘違いしていました。」
■生の手なら不成の手ですが、生の駒なら成る前の駒のことですね。
ミニベロさん「飛車を世に出す基本手筋だが、通常は後手飛車が多い。後手の形(51金左)や角の打ち場所など、限定の仕方が作者の腕の見せ所。」
■▲76歩、△44歩、▲同角、△42飛は鉄板手順ですが、先後逆は思いの外少ないようです。
NAOさん「第一感は合い効かずの角の筋だったけど外れ。俗に角成か。」
■9手だとあまり凝った詰み上がりは難しいようです。
ほっとさん「複数の解釈ができる条件が多くて難儀した。」
■どの辺りのことだろう?「玉を動かしたのは後手の2回だけ」とはなっていないので先手も玉を動かせる。後手が9筋へ駒を打つのも禁止されていない。諸々の行間を解釈すると検討しなければいけない手の範囲は拡大しますね。
リーグ戦ファンさん「今回この問題に一番時間がかかりました。「生の手」がうまくて、当然に先手角の成・不成を縛る目的と思い込むじゃないですか。主目的は手順前後の限定だったとは。これは巧みな叙述トリック。」
■「初手(3手目)は飛」では手順前後回避がバレバレ。桂の二段跳ねの可能性もあるけど、角や桂の着手ならわざわざ3手目と5手目と言う必要はないとの裏読みもありそうです。でもその裏読みも正しくはなく、5手目と7手目の桂・角の連続着手を除外する目的の可能性もあります。
飯山修さん「5手目同○ では余詰があるのかな」
■作意順の初手と3手目を入れ替えると3手目から▲66歩、△同角、▲同飛になるので、「3手目と5手目は生の同じ駒の着手」の代わりに「5手目は同の手」では余詰みます。
べべ&ぺぺさん「6筋に飛車を持ってきて、66角という手順はたまにありますね。」
■解図の時には考える手筋かもしれませんが、6筋に飛を振って4手目の△66角の作品は少なく、殆どは後手が先手玉を詰める偶数手の作品です。最近の作品だと緑衾さん作122-3上級です。唯一先手が後手玉を詰める作品は、奥野眞さん作の詰パラ#71(2010/4)の11手詰だけのようです。
山下誠さん「角を取る駒が飛車と気づかなければ超難問。」
■上記コメントのように、過去作での経験が無い手順なので気付き難かったでしょう。
原岡望さん「ヒント前は角を角で取ると思いこんでいました。」
■3手目で角を取って、5手目は取った角を打つのは同じ駒ではない(同種の駒ではあるが)ので、▲22角不成としておいてから5手目はこの22の角が連続で動く。そう考えるのは正常な論理的思考です。
波多野賢太郎さん「かなり悩みました。というのも、3手目、5手目が生なのでやはり角が後手陣で駒取りをすると思ったからです。4二で飛車を取る順はずいぶん考えてしまいました。」
■攻め駒として強い飛を取りたい気持ちは分かります。その後9筋に打って最終手で動かし飛成で詰めれそうな気がするのですが
S.Kimuraさん「「生=不成」と思っていたので,ヒントを見るまで唖然としました.コメントに気付かなかったのが悪いのでしょうが,がっかりしました.」
■「生の着手」と誤解されたのですね。「生の」が掛かっているのは「同じ駒」で、「生の同じ駒の」が掛かっているのが「着手」です。助詞の「の」はその次に来る名詞(体言)に掛かります。漢の委の奴の国王印も然り。しかし、「綺麗なお姉さんの服」だと「奇麗」なのは「お姉さん」なのか「服」なのかが確定していません。こちらは複数の解釈が可能な表現になるので、一意にするには読点を付けたり括弧が必要になります。
諏訪冬葉さん「角を角で取るのは連携が難しそうなので、飛車を取る手を先に考えていました」
■なんせ9筋へ打たないといけないので後手陣で取る角や飛では連携が難しいです。
変寝夢さん「3、5手目は角しかないと思っていたのだが。飛車を活用する筋は、これっぽっちも考えなかった」
■滅多にない序の順なので仕方なかったと思います。
占魚亭さん「普通に考えれば9筋に打つ駒は角しかないので、詰み形の予想は容易でした。」
■角を取ってからの▲31角不成に最終手▲42角成で玉を詰めようとしても97へ角を打てないのでNG。となると角成の場所と支えになる駒が何になるかを考えると角を取る場所が浮かんできます。
神在月生さん「角を使おうとすると迷宮入り。」
■9筋ではなく「端」だったら1筋へ角を打つ手順が一杯あるので、序で角で角を取る手順はありそうな気がするのです。
緑衾さん「ほぼ同じ筋の問題を送っていた(余詰修正中)のですがこっちの方がいいですね。」
■条件が違えば別作品というのが推理将棋ですので同じ詰み上がりや似た図は問題ありません。
正解:18名
はなさかしろうさん RINTAROさん ミニベロさん NAOさん
ほっとさん リーグ戦ファンさん 飯山修さん べべ&ぺぺさん
けいたんさん 山下誠さん 原岡望さん 波多野賢太郎さん
S.Kimuraさん 諏訪冬葉さん 変寝夢さん 占魚亭さん
神在月生さん 緑衾さん
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[2020年7月31日最終更新] 詰パラ
2020年7月の将棋雑誌での詰将棋の話題やホームページでの7月出題について。
関連情報: ネット詰将棋・解答募集中 Web Fairy Paradise
おもちゃ箱: 詰将棋情報(他の月の詰将棋はここから) 展示室 推理将棋
===== ネット詰将棋7月の出題 =====
月刊FBニュース 詰将棋 2020年7月出題(7手詰)
2020年7月15日、月刊FBニュースで、2020年7月の出題(7手詰)
日本将棋連盟懸賞詰将棋6月解答
2020年7月15日、日本将棋連盟で、2020年6月出題分(出題・ 内藤國雄九段) 解答
日本将棋連盟懸賞詰将棋7月出題
2020年7月13日、日本将棋連盟で、2020年7月出題分(出題・ 田中魁秀九段)
6月のトップ詰将棋結果
2020年7月12日、詰将棋パラダイスで、6月のトップ詰将棋結果発表
【解答数】164名→全員正解!
オキナワグラフ詰将棋
2020年7月9日、豊田塾宜野湾将棋道場で、オキナワグラフ詰将棋7月号
詰将棋パラダイス今月の懸賞詰将棋
2020年7月8日、詰将棋パラダイスで、7月の懸賞詰将棋。締切は8月1日午前6時。
「今月の懸賞詰将棋 【作者】松田圭市 【手数】9手 → ヒント →解答送信(Response Form)」
詰将棋駒の舞7月の表紙詰将棋
2020年7月1日、詰将棋駒の舞
・ 9手詰:2020/07月・新題-1
・ 詰図の舞・23手詰(漢字):2020/07月・新題-2
おもちゃ箱、展示室で7月の詰将棋
2020年7月1日、おもちゃ箱の展示室で、7月の詰将棋出題。解答締切は2020年7月末。
「夏のくるくる特集」
・くるくる展示室 No.408 TETSU
・くるくる展示室 No.409 りらっくす
・くるくる展示室 No.410 やよい
・くるくる展示室 No.411 本間晨一
・くるくる展示室 No.412 菅野哲郎
日本アマチュア将棋連盟懸賞詰将棋
2020年6月27日、日本アマチュア将棋連盟で、懸賞詰将棋今月の出題 (須藤大輔さんの作品)と前月の解答。締切り7月15日。
7月のトップ詰将棋出題予定
2020年6月20日、詰将棋パラダイスで、メモ/トップページ詰将棋の7月出題予定について
===== 詰将棋パラダイス7月号 =====
詰パラ2020年7月号感想
2020年7月30日、詰将棋考察ノートで 、詰パラ2020年7月号感想
「・・・ ほっとのイチ押し! ・・・ ◇デパート1 宮田敦史氏作 ・・・」
詰パラ2020・7月号
2020年7月31日、コロナバ禍詰将棋作家のひとり言で、詰パラ2020・7月号
詰パラ2020年7月号 ちょっとした感想
2020年7月6日、詰将棋の欠片で 、詰パラ2020年7月号 ちょっとした感想
詰パラ7月号
2020年7月3日、富山県将棋情報 で、詰パラ7月号
詰パラ7月号到着
2020年7月3日、創棋会通信+αで 、詰パラ7月号到着
詰パラ7月号発売
2020年6月30日、詰将棋パラダイスで、7月号発売
詰パラ修正情報
2020年6月30日、詰将棋パラダイスの最新情報で、7月号の修正情報。
「7ページ、ヤン詰結果発表3番に同一図がありました。掲示板を参照ください。」
詰パラ最新情報
2020年6月20日、詰将棋パラダイスの最新情報で、7月号予告。
「看寿賞:令和元年度詰将棋看寿賞の発表!
第36回詰将棋全国大会ご案内:9月21日、福岡にて開催。アマ連杯握り詰駒種発表!」
===== 将棋世界8月号 =====
内藤國雄の詰将棋
2020年7月5日、Untidy Bookshelvesで、『内藤國雄の詰将棋 盤寿記念5手~13手詰短編作品作品集』 内藤國雄 (将棋世界2020年8月号付録)
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[2020年7月25日最終更新] 129-3解答、第129回出題当選者
将棋についての話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル、推理将棋の第129回出題です。はじめての方は どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 をごらんください。
解答、感想はメールで2020年7月10日までにTETSUまで (omochabako@nifty.com) メールの題名は「推理将棋第129回解答」でお願いします。 解答者全員の中から抽選で1名に賞品リストからどれでも一つご希望のものをプレゼント! 1題でも解けたらぜひご解答ください。
推理将棋第129回出題 担当 Pontamon
初級は諏訪冬葉さんの8手、中級はNAOさんの10手、上級はミニベロさんの11手です。
今月は担当作はありません。作品投稿、ありがとうございます。
《作品募集》
以前は9月辺りで94問題が出題されていました。9月出題では9手詰特集を組みたいと思います。2桁手数の問題よりは難易度が下がると思いますので5~6題を出題できればと考えています。
作品をふるって投稿していただければ幸いです。
(94問題、93問題、92問題でも通常の9手詰問題でも結構です。)
■本出題
■締め切り前ヒント (7月3日 Pontamon)
129-1初級:推理将棋では王手した駒が相手の飛にも当たっていれば王手飛車。
129-2中級:後手が銀を19へ打ちます。他条件から、それは何手目なのかは判明します。
129-3上級:端の手5回に1筋は無く全て9筋。そのうちの4回は不成の手でもあります。
129-1 初級 諏訪冬葉 作 王手飛車は珍しい? 8手
「8手で勝ったんだって?」
「うん。最終手は△39龍」
「龍でとどめってかっこいいよね」
「ちなみに玉は一歩も動かなかった」
「8手ならそういうこともあるよね」
「さらに珍しいことに王手飛車取りの手がなかった」
「・・・それって珍しいの?」
(条件)
- 8手で詰んだ
- 最終手は△39龍
- 玉は動かなかった
- 王手飛車取りの手はなかった
129-2 中級 NAO 作 隅と端の攻防 10手
「さっきの将棋、10手目の初王手で詰んだって?」
「19地点の手より後に、1筋の手を指したよ」
「なるほど。隅と端の攻防で勝負が決した訳か」
(条件)
- 10手目の初王手で詰んだ
- 19地点への着手より後に1筋に着手した
129-3 上級 ミニベロ 作 誤解? 11手
「誤解したんだって?」
「そう、全部で5回ずつ、端の手と不成りがあったの」
「11手目の開き王手で詰んだやつだろ」
「そう、難しかったね」
「大丈夫。不正解でもおもちゃ箱の推理将棋は景品当るから」
「何か誤解しているみたい」
「ええっ、不正解だともらえないの」
「それも誤解だよ。そもそも僕は正解してるし」
(条件)
- 11手目の開き王手で詰んだ
- 端の手と不成りが5回ずつあった ※
※端の手と不成りは、一つの手で重複している場合があります
このコーナーで出題する問題を募集します。入門用の易しい問題を歓迎。作者名、問題、解答、狙いなどを記入して「推理将棋投稿」の題名でTETSUにメール(omochabako@nifty.com)してください。
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[2020年6月7日最終更新]
平成23年度より新設された門脇芳雄賞。「詰将棋の普及・発展に貢献された方」を表彰する。単年度の活躍だけでなく、継続した貢献が評価されることが多い。これまでの受賞者は下記の通り。
第1回:加藤徹 第2回:若島正 第3回:該当者なし
第4回:筒井浩実・石黒誠一 第5回:金子清志
第6回:宮田敦史・藤井聡太 第7回:角建逸
第8回:浦野真彦
令和に変わって初めての第9回の門脇芳雄賞は、詰将棋の普及の観点から石川和彦さんの受賞と決定した。詰将棋パラダイス6月号で発表、9月21日福岡開催の第36回詰将棋全国大会で表彰される。
石川さんは、ヤング・デ・詰将棋や小学校の担当、「詰将棋入門」「詰将棋の道」シリーズといった詰将棋普及のための本の発行、解答選手権長崎会場の運営など、長年にわたり詰将棋の普及に尽力されている。最近も「詰将棋の道3」の発行など、現在もブログ「ストンリバーの日記」をはじめ積極的に活動されている。
今回の受賞を記念して懸賞詰将棋が出題されている(6月15日まで)。
「受賞の原動力にもなった書籍4点「詰将棋入門」「詰将棋の道」「詰将棋の道2」「詰将棋の道3」をセットにして10名の方にプレゼントいたします。」
石川和彦さん「最初は<この私が・・・>というのが率直な気持ちだった。振り返るに、30代のころ詰将棋パラダイス誌上で初心者コーナーを担当して実績を残したことなどが受賞の大きな要因だと知り、ありがたくお受けすることにした。現在の詰将棋界には私以上に詰将棋の普及に尽力されている人が存在すると思っている。そういった方々の励みになればとも思っている。」
2020年6月6日
2020年5月31日
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