推理将棋第143回出題(10月10日まで)
[2021年10月29日最終更新] 143-3解答、第143回出題当選者
143-2余詰修正 (9月15日 Pontamon)
143-2に余詰がありました(NAOさんの指摘)ので下記のように修正させていただきます。
粗検、大変申し訳ありませんでした。
内容は、たとえば▲76歩、△34歩の時に角取りを掛けている駒は22の角ではないのかという疑問点、初めて角取りを掛けた手の駒であるという点を明確にするための修正です。
なお、元条件を満たす手順は正解とさせていただきます。
会話
修正前
「玉じゃない駒で角取りを掛けられたけど、その駒の隣への成駒着手で詰めたよ」
修正後
「初めて角取りを掛ける着手をした駒の隣への成駒着手で詰んだんだ」
条件
修正前
・後手は玉以外の駒で角取りを掛け、最終手はその駒の隣への成駒着手
修正後
・初めて角取りを掛ける着手をした駒の隣への成駒着手で詰み
将棋についての話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル、推理将棋の第143回出題です。はじめての方は どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 をごらんください。
解答、感想はメールで2021年10月10日までにTETSUまで (omochabako@nifty.com) メールの題名は「推理将棋第143回解答」でお願いします。 解答者全員の中から抽選で1名に賞品リストからどれでも一つご希望のものをプレゼント! 1題でも解けたらぜひご解答ください。
推理将棋第143回出題 担当 Pontamon
今月は昨年同様に9手特集です。先月は難しかったですが、9月は全問正解を目指しましょう。
初級はNAOさんの高飛車シリーズの5回目。
担当からの中級は既出作の条件違いなのでこちらが初級だったかも。
上級はミニベロさんの94問題で、7,8手目以外の手のヒントはあるのですが…。
■本出題
- 143-1 初級 NAO 作 高飛車くん(その5) 9手 解答
高飛車くんシリーズの第5回は、どちらがどの筋の5段目への飛の着手? - 143-2 中級 Pontamon 作 角取りを仕掛ける駒 9手 解答
角取りを掛ける最速は2手目の△34歩。24や44への成駒着手で詰むのか? - 143-3 上級 ミニベロ 作 94問題 9手 解答
どの筋なのか?どの駒種なのか?という具体的なヒントがありません。
■中間ヒント (9月26日 作者)
143-1初級:高飛車くんの負け(NAO)
143-2中級:2手目は角取りを掛ける着手ではありません(Pontamon)
143-3上級:7手詰+2手無駄手(ミニベロ)
■締め切り前ヒント (10月3日 Pontamon)
143-1初級:1段目の角の手は、31地点への先手の角の手で、その次の手が後手飛の5段目への着手です。
143-2中級:角取りを掛ける手は4手目の△54歩です。つまり、初手▲76歩、3手目▲55角です。
143-3上級:「7手目は、8手目と同段」。全着手のヒントが出ましたが、駒種や地点は分からず仕舞い。
143-1 初級 NAO 作 高飛車くん(その5) 9手
「9手で詰んだんだって」
「ああ、1段目の角の手より後に5段目への飛車の手を指したぜ」
さて、どんな手順だったのでしょうか。
(条件)
- 9手で詰んだ
- 1段目の角の手より後に5段目への飛の手を指した
143-2 中級 Pontamon 作 角取りを仕掛ける駒 9手
「9手で詰めたらしいね」
「玉じゃない駒で角取りを掛けられたけど、その駒の隣への成駒着手で詰めたよ」
「初めて角取りを掛ける着手をした駒の隣への成駒着手で詰んだんだ」さて、どんな手順だったのでしょうか。
(条件)
- 9手で詰み
- 後手は玉以外の駒で角取りを掛け、最終手はその駒の隣への成駒着手
初めて角取りを掛ける着手をした駒の隣への成駒着手で詰み
143-3 上級 ミニベロ 作 94問題 9手
94問題は、「〇手目は、〇〇」の書式の条件を4つ提示する9手詰問題です。
(条件)
- 初手は、2手目と同筋同種駒
- 3手目は、4手目と同種駒
- 5手目は、6手目と同筋同種駒
- 9手目は、駒を取らない手
このコーナーで出題する問題を募集します。入門用の易しい問題を歓迎。作者名、問題、解答、狙いなどを記入して「推理将棋投稿」の題名でTETSUにメール(omochabako@nifty.com)してください。
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コメント
143-2補足
※「その駒」について
「その駒」とは角取りの着手をした駒のことです。
▲76歩、△34歩の場合、22の角は「その駒」ではなく34の歩が「その駒」なので最終手は24か44への成駒着手になります。
△34歩がその後△35歩で移動している場合は角取りを掛けた「その駒」は35に居るので最終手は25か45への成駒着手になります。
▲76歩、△52玉、▲33角不成/成の場合は33に居る角/馬が角取りを掛けた手でもあり後手角へ利いている駒にもなっていて、最終手は23か43への成駒着手になります。
投稿: Pontamon | 2021.09.14 08:46
初めて、の意味ですが、
76歩 92飛 33角生 42銀
だと
33角生が初めての角取り、42銀が2度目の角取り、ということでしょうか。
つまり3手目に動いた駒の隣に成駒を移動して詰みという理解です。
投稿: 原岡望 | 2021.09.17 03:10
原岡様
コメントの返信、遅くなりまして申し訳ございません。
お問い合わせの順ですと、ご推察の通り、▲33角不成が最初の角取りを掛ける手ですので、そのまま33の角が動かない場合には23か43への成駒着手で詰まさなければいけません。
角取りを掛けた駒の隣のマスへのに成駒着手が条件なので、たとえば続けて5手目に▲22角不成で後手角を入手した場合だと初めて角取りを掛けた駒は22に居るので12か32への成駒着手が最終手である必要があります。
投稿: Pontamon | 2021.09.17 20:32
作者からの中間ヒントです。
143-1初級:高飛車くんの負け(NAO)
143-2中級:2手目は角取りを掛ける着手ではありません(Pontamon)
143-3上級:7手詰+2手無駄手(ミニベロ)
投稿: Pontamon | 2021.09.26 00:02
締め切り前ヒントです。
143-1初級:1段目の角の手は、31地点への先手の角の手で、その次の手が後手飛の5段目への着手です。
143-2中級:角取りを掛ける手は4手目の△54歩です。つまり、初手▲76歩、3手目▲55角です。
143-3上級:「7手目は、8手目と同段」。全着手のヒントが出ましたが、駒種や地点は分からず仕舞い。
投稿: Pontamon | 2021.10.03 00:04