詰将棋メモ(2022年2月28日)
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[2022年2月28日最終更新]
推理将棋第146回出題の146-9の解答、第146回出題の当選者(中村丈志さん、べべ&ぺぺさん)を発表します。推理将棋は将棋についての会話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル。はじめての方は どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 をごらんください。
関連情報: 推理将棋第146回出題 推理将棋第146回解答(1) (2) (3)
(4) (5) (6) (7) (8) (9)
推理将棋(おもちゃ箱) 推理将棋(隣の将棋) どんな将棋だったの? - 推理将棋入門
146-9 上級 斧間徳子 作 2022年(令和4年)の指し初め 22手
「元旦の指し初めの将棋、2022年にふさわしく22手で先手玉が詰んだって?」
「新年のお年玉じゃないけど、玉の手が多い将棋だったよ。
先手玉は4回連続で動いて99で詰んだし、後手玉は異なる11ヵ所の地点に連続で動いたんだ」
「おお、令和4年の1月1日にふさわしいじゃない」
「令和4年といえば、4段目の手がちょうど4回あったよ。駒を成る手はなかったけど」
さて、どんな手順だったのでしょうか。
(条件)
- 22手で詰んだ
- 先手は玉を4回連続で動かして99へ移動した
- 後手は玉をすべて異なる11の地点に連続で動かした
- 4段目への着手が4回あった
- 駒を成る手はなかった
出題のことば(担当 Pontamon)
隅玉は11ではなく99ですが、後手玉は11箇所へ動いたとのことです。
作者ヒント
最終手は、先手の78銀を玉で取る手です。(斧間徳子)
締め切り前ヒント
6回の王手のうち後手の王手は2回の空き王手で、後手の最初の王手に対して先手は桂で逆王手を掛けます。
推理将棋146-9 解答 担当 Pontamon ▲76歩、△42玉、▲33角不成、△同玉、▲98香、△24玉、 (条件) |
本問の解説も146-8と同様に途中図を考えながら解図していきます。
条件から、22手での後手着手11手は全て玉の着手であり、着手地点は全て異なる地点だと分かります。玉の着手だけで王手を掛けて詰ますには初期配置の22の角と玉移動による空き王手しかありません。後手玉が中段へ出る際に通常必要である歩突きができないので、先手は▲33角不成で角を捨てて△33同玉を経由して中段へ玉が出れるように協力します。一方、先手玉は▲98香のあとに▲68玉、▲78玉、▲88玉、▲99玉の4手で99へ移動することが判明しています。
参考1図は上記の内容を反映させた途中図の予想になります。先手玉が99に居るので、後手玉はゾロ目地点の55に居て角による先手玉への王手を避けていますが、この後に6段目へ玉を移動することはできないので△65玉の空き王手をすることになります。最終手も玉移動による空き王手ですが、先手玉が王手をかわしたり合い駒を出来ないようにするために後手玉は先手陣への突入が必要です。22の角の利きを防ぐことが可能な合い駒としては▲88飛、▲88銀、▲77桂、▲66歩などです。後手玉が中段へ出ていくことができるようにした協力手の▲33角不成で取った持ち駒の歩もあるので、歩打ちの合い駒が可能な場合も覚えておく必要があります。▲66歩が出来ないように67の歩を取ってしまうと言っても、△66玉から△67玉はできないので、△76玉経由で△67玉になるでしょう。参考1図からは△65玉の空き王手に▲77桂で合い駒をしつつ逆王手する手があります。△88銀で合い駒をすると、その後の▲77銀にしても▲77桂にしても△77同玉で取ることができなくなるからです。
参考2図は、▲77桂の逆王手に対して△76玉で歩を取った局面になりますが、ここで先手の指す手が分かりません。後手玉は、△67玉で歩を取ったり、△77玉で桂を取る手があるのですが...。局面を見ていると先手の持ち駒に歩があるのに気づきました。この後△67玉で6筋の歩を取るとこの持ち駒の歩を使っての△66歩や△77歩の合い駒ができてしまうので、参考2図の△76玉までの局面では▲74歩指せば良いことに気付くでしょう。この参考2図までの先手の着手は、▲76歩、▲33角不成、▲98香、▲68玉、▲78玉、▲88玉、▲99玉、▲77桂の8手。一方、後手は最短で△42玉、△33同玉、△44玉、△55玉、△65玉、△76玉の6手なので2手不足しています。4段目の着手が4回だとのことなので参考2図の次に指す手の▲74歩が4回目の4段目着手にするには、△24玉、△34玉の2手を△44玉の前に指せば辻褄が合います。
参考2図の後、▲74歩、△67玉として、▲88飛を指せないようにして、飛の利きも遮る協力手▲56金左の王手に対して△77玉で桂を取り、▲78銀の王手を△78同玉で取る空き王手兼▲89玉を防ぐ手で詰みとなります。
それではみなさんの短評をどうぞ。
(短評)
斧間徳子さん(作者)「偶然にも146-8とツイン(11で詰む作と99で詰む作)になっているのに驚きました。」
■玉の一人旅は年賀詰でよく見掛けますが、来年はどんなものが出て来るのか楽しみです。
諏訪冬葉さん「59金や68銀はギリギリつぶれるのか・・・」
■▲59金からの▲68銀は22手目の△78玉の時に▲77銀の移動合い兼空き王手の逆王手になってしまいますね。
NAOさん「年賀条件フルコース、玉11回移動の22手詰。歩をどう処理するかと思ったら4段目4回が上手い。」
■持ち駒の歩での合い駒を未然に防ぐ妙手。
飯山修「2手延ばしをさせない攻防。74歩に感心しました。」
■▲66歩で歩を差し出す手順や△87玉経由など出来そうで出来ない。
べべ&ぺぺさん「後手は全て玉でしょうが、今一歩、解が見つかりません。」
■玉着手だけで王手を掛けるには空き王手しかないことに気付けば解いて行くことができます。
RINTAROさん「74歩に気付かず収束苦戦。」
■忘れ易い持ち駒の存在。
緑衾さん「4絡みの条件が上手いですね。これ手順限定されてるの?と思って解いたら意外にも限定されてました。」
■4手連続着手で99へ行くには先に▲98香が必要。
ミニベロさん「この詰め上がりは、MIXI時代に何作かあったが、先手後手共に手順前後や非限定が多く、まとめるのが大変。本作は実に巧妙に限定されている。」
■玉移動による空き王手の手筋でしょうか。
原岡望さん「一石二鳥の74歩。無駄合をうっかり危うく誤解」
■4段目着手4回がここにも影響していました。
はなさかしろうさん「手が余りそうな気がしたのですがそれは私のうっかりで、実はぴったり22手なんですね。玉はお年玉の玉でしたか。」
■お年玉は15個もありました。
正解:10名
諏訪冬葉さん 斧間徳子さん NAOさん 飯山修さん
RINTAROさん テイエムガンバさん 緑衾さん
ミニベロさん 原岡望さん はなさかしろうさん
(総評)
斧間徳子さん「初級の3作は正月向きの易しい作でお屠蘇気分で解けました。11手詰の4作は骨があり、手が限定されている長編2作より難しかったです。」
■長編2作の方が考え易かった感がありますね。
NAOさん「手応えのある年賀詰が出揃いました。長編の8,9は手が絞られて解き易かったが、11手詰の146-5,6,7が難しく、特に修正後146-5が最難問でした。」
■複数作の投稿、ありがとうございました。その中に珍しい7手があったので2作を掲載させていただきました。
飯山修さん「今回は1,2,3,8,9を解いてヒント待ち。やはり今回もヒントがなければ苦しかった。」
■11手詰問題がネックでしたか。
べべ&ぺぺさん「難問が多かったです。次回は全問正解を目指します。」
■第147回は易問を用意しました。
エレーンさん「推理将棋に挑戦するのは人生二回目です。3,4問目が解けそうで解けず、もう少し手筋?を知る必要がありそうです。」
■2月出題の第147回の全問解答を目指してください。
RINTAROさん「時間が無く、最終日に慌てて解きました。当然ヒント頼り。」
■年頭は何かと忙しいですね。
緑衾さん「すぐ解けたのもあったのですがそれでも9問は大変でした。」
■年賀詰はお祭りなので投稿作を一挙公開していますが、あまりにも多いようだと来年は複数回は分けようかな。結果稿を書くのも大変ですし。
ミニベロさん「皆さん条件付けが巧みで、幻惑されっぱなし。
やっと最終日に全部解けました。
私が思う優れた条件としては、
・詰め上がりを想定させない
・一見無関係に思える間接限定
・「成る手なし」「初手は・・」等の単独条件が、別の複合要素を持っている
などなど、いろいろあるが、明らかに平成時代からは進歩していると感じる。」
■推理将棋の黎明期からの先駆者の方々は時代の証人。今後もよろしくご指導ください。
原岡望さん「〆切ぎりぎり雪の日の解答です。10題は厳しいです。」
■東京の積雪は2cmだったと今朝のニュースで言ってました。(2/11建国記念日)
ジェシーさん「今月はここまでです。」
■146-6までの解答、ありがとうございます。
推理将棋第146回出題全解答者: 15名
諏訪冬葉さん 斧間徳子さん NAOさん 飯山修さん
中村丈志さん けいたんさん べべ&ぺぺさん エレーンさん
RINTAROさん テイエムガンバさん 緑衾さん ミニベロさん
原岡望さん ジェシーさん はなさかしろうさん
当選: 中村丈志さん、べべ&ぺぺさん
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[2022年2月27日最終更新]
推理将棋第146回出題の146-8の解答です。推理将棋は将棋についての会話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル。はじめての方は どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 をごらんください。
関連情報: 推理将棋第146回出題 推理将棋第146回解答(1) (2) (3)
(4) (5) (6) (7) (8) (9)
推理将棋(おもちゃ箱) 推理将棋(隣の将棋) どんな将棋だったの? - 推理将棋入門
146-8 上級 はなさかしろう 作 2022寅年の指し初め 20手
「あけましておめでとう! 指し初めの予行演習してきたよ」
「謹賀新年、待ってたぞ! それでどんな将棋にするつもり?」
「20手目の2二角引不成で1一の玉を詰ませたい」
「なるほど。でもそれだけでは決まらないね」
「西暦年を12で割って6余るのが寅年だから、
1二への着手に対して本局唯一の6筋への着手で応じたことがある、というのはいかが?」
「……これはまた、こじつけたね。でも解きやすいからそれで投稿しよう」
「「というわけで、本年もよろしくお願いします!!」」
さて、どんな手順だったのでしょうか。
(条件)
- 20手目の2二角引不成(棋譜表記)で1一の玉が詰んだ
- 1二への着手に対して本局唯一の6筋への着手で応じたことがあった
出題のことば(担当 Pontamon)
年賀詰みらしく11の玉が2022(20手目の22着手)で詰みになります。
作者ヒント
最終手条件から手割がそこそこ導けそう。残る手で最後の王手を躱されないようにします。(はなさかしろう)
締め切り前ヒント
最終手に「引」が付くので31にも角が居ます。22への角引での王手は22の先手の駒を取ることになります。31と22の角2枚では利きがない地点を他の駒で抑える必要があります。
余詰修正
会話と条件で「1二への着手に対して6筋への着手」の「6筋」の前に「本局唯一の」を追加
推理将棋146-8 解答 担当 Pontamon ▲56歩、△12香、▲68玉、△34歩、▲57玉、△77角不成、 (条件) |
条件から、先手玉は11地点に居て、最終手は△22角引不成がわかっています。本問の解図では詰み上がりや途中図を作成して解図してみます。
参考1図は終盤近くの途中図になります。11地点へ先手玉が行くためには△34歩と23の歩を取り、角道の22経由や金銀飛が利いている32経由から11へ向かうことはできません。となると▲12玉から▲11玉になるはずですが初期配置のままでは12地点へ行けないので後手の△12香があったはずです。
この後手の△12香に対して6筋の着手で応じたのですから、それは▲68玉のはずです。玉が中段へ出ていくにはどこかの歩突きの手が必要です。△12香の直後に▲68玉なので初手はこの歩突きの▲56歩のはずです。参考1図に配置されている「と金」の地点を先手玉が通って23まで行くことになります。何故なら、後手の最終手は△22角引不成なので、先手角を取る必要があり、△34歩が指されているはずなので先手の玉は▲35玉経由にはできず、▲45玉、▲34玉、▲23玉の経路で歩を2枚取ります。9段目の玉が11へ行くには8手が必要なので歩突きと合わせて9手なのであと1手があるはずです。11に先手の玉が居るのに最終手が22角引不成の手を指せるということは22には先手の駒があって、22へ引いて来る角の直射を避けているはずです。先手が22へ駒を配置できる方法は、参考1図のあとに▲12玉で取った香を▲22香の着手で打つことになります。
参考1図のままでは▲12玉ができないので、飛の横利きを止める必要があります。最終手の棋譜に「引」が付いているということは1段目に後手の角が配置されていなければいけないのでそれは▲31角です。ところが31には初期配置の銀が居るので、この銀を移動ざせてからでないと▲31角はできません。飛の横利きを遮るのは銀のようです。▲31角と最終手の▲22角引不成で11の先手玉に王手を掛けた状態では21の桂を取る手や▲12玉と戻る手で逃げることができそうです。したがって、▲31角を打てるように31地点を空けることと21の桂を守るための一石二鳥の手の△32銀が参考1図の直後の手になります。参考1図からは、△32銀、▲12玉、△31角。▲22香で後手角の利きを止めてから▲11玉が可能になります。
参考2図は、▲22香を打った局面で、この後は△何か、▲11玉、△22角引不成で詰むはずです。18手目になる「△何か」は何でしょう? それは▲11玉、△22角引不成の後に▲12玉ができないようにすることです。12地点を後手の駒で埋めても、先手玉で取られるだけなので、他の駒と連携したうえで12地点をカバーする必要があります。それができるのは△23銀打になります。この△23銀打ができるように後手は先手の79の銀を入手しておく必要があります。また、角は22へ引ける地点に居る必要があるので、後手は△88角不成で先手角を取った後に△79角不成で銀を取り、再度△88角不成で戻れば良いはずです。
後手の着手は2手目の△12香の後、△34歩、△77角不成、△88角不成、△79角不成、△88角不成と進めれば、参考1図の後手の持ち駒に銀が追加された状態になり、18手目に△23銀打を指すことができます。
なお、余詰手順は、△77角不成のあと88ではなく△68角不成としてから△79角不成で銀を取る手順でした。
余詰手順:▲56歩、△12香、▲68玉、△34歩、▲57玉、△77角不成、▲46玉、△68角不成、▲45玉、△79角不成、▲34玉、△88角不成、▲23玉、△32銀、▲12玉、△31角、▲22香、△23銀打、▲11玉、△22角引不成 まで20手
それではみなさんの短評をどうぞ。
(短評)
はなさかしろうさん(作者)「粗検申し訳ありませんでした。角のルート、野暮ったいとは思っていたのですが、このタイミングだと2通りあるんですね。気付いていれば68経由を採用してもうちょっとスマートにしたかったところです。」
■担当も気付かず、申し訳ありませんでした。
諏訪冬葉さん「最終手を成と勘違いしていたら別解が大量で焦った。」
■最初、担当も△23銀が非限定だと勘違いしました。
斧間徳子さん「20手を2条件でまとめた傑作。銀を取るために角を悠長に往復させる動きが正月らしくていい。」
■その取った銀で△23銀打が可能になりました。
NAOさん(双方解)「31角を置いての角引不成とは見事な2022年詰。」
■前後左右に利かない角2枚で詰める構想が光ります。
飯山修さん「歩突きと22香打確定の為玉の寄り道は許されない。6筋条件を満たすのはこれしかないのか。」
■唯一の6筋着手の条件にしないと余詰手順がありました。
べべ&ぺぺさん「逆算で解こうとしました。論理的な問題だと思います。解けなくて残念です。」
■解説のように途中図や詰み形から逆算は可能でした。
RINTAROさん「12への着手に対しての6筋条件で序奏が分かりました。」
■香が居るままでは▲12玉を指せないので、いつかのタイミングで△12香が必要だと思っていたら会話の後半で△12香の条件が出てきたので玉の経路と最初の玉移動の非限定が氷解しました。
緑衾さん「余詰らしきものを見つける→詰み判定機能で確認→余詰めでなかった というムーブをやらかしてしまったのですが正解扱いになりますか。手順が限定されてるのがかっこいいですね」
■再回答OKですのでもちろん正解です。余詰と思われる手順の連絡は遠慮せずに送ってください。
ミニベロさん「たったこれだけの条件で本当に限定されているのか!
詰め上がりの構想も凄いが、さりげなく玉の脱出路を限定する条件がおしゃれ。
久々の名作誕生ですね。」
■12の着手に6筋着手で応じるという条件で後手の手順前後や先手の経路の非限定が解除されています。
原岡望さん「6筋の着手が鍵
31角は成れないので棋譜としては 22角生でいいのではないかと思います。」
■「不成」があれば「引」は不要という意見ですね。連盟の棋譜表記ルールでは「引」が必要なようです。
正解:10名
諏訪冬葉さん 斧間徳子さん NAOさん 飯山修さん
RINTAROさん テイエムガンバさん 緑衾さん
ミニベロさん 原岡望さん はなさかしろうさん
(当選者は全題の解答発表後に発表)
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[2022年2月26日最終更新]
推理将棋第146回出題の146-7の解答です。推理将棋は将棋についての会話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル。はじめての方は どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 をごらんください。
関連情報: 推理将棋第146回出題 推理将棋第146回解答(1) (2) (3)
(4) (5) (6) (7) (8) (9)
推理将棋(おもちゃ箱) 推理将棋(隣の将棋) どんな将棋だったの? - 推理将棋入門
146-7 上級 緑衾 作 元旦の2局 11手×2
「今日は元旦だから11手目に詰む将棋を指そう。2局にしようか。」
「では僕はどちらも先手で2022年に因んですべての筋の着手回数を0回か2回にするよ。
そして,着手回数が0回か2回の駒は取らないよ。」
「私は後手で令和4年に因んで4手続けて同じ筋に指すよ。
1局目は2手目から2局目は4手目からにするね。
そして,着手は4段目以内だけにするよ。」
「予定通り指せたね。どちらも銀の手がなかったね。」
さて、どんな手順だったのでしょうか。
(条件)
- 11手目で詰む将棋が2局
- どちらも先手はすべての筋の着手回数を0回か2回にした
- どちらも先手は着手回数が0回か2回の駒は取らなかった
- 後手は1局目は2手目から2局目は4手目から4手続けて同じ筋に指した。
- どちらも後手は4段目以内だけだった
- どちらも銀の手がなかった
出題のことば(担当 Pontamon)
先手は西暦条件縛りの着手、後手は元号の年条件縛りの着者の2局です。
作者ヒント
後手が4手続けて指した筋は2局で異なります(緑衾)
締め切り前ヒント
先手の着手は9筋だけが両局で共通していて、一方は9筋の後手陣の2手で、他方9筋後手陣の手を含みません。
出題文修正
「それぞれ」の前提となる語句が無かったため意味が通っていませんでした。
「それぞれの筋」を「すべての筋」に修正しました。
推理将棋146-7 解答 担当 Pontamon 1局目 2局目 (条件) |
条件が分かりにくかったようですので、本ツイン作の条件を整理します。
(共通条件)
・11手で詰み
・先手の着手は3つの筋でそれぞれ2回ずつ
・先手の駒取りは、初期状態のままの駒(動いていない駒)や2回移動した駒ではなかった
・後手の着手は4段目以内
・銀の手は無かった
・後手は同じ筋の着手を4手続けた
(1局目と2局目の違い)
1局目
・後手の同じ筋の4手連続着手は2手目から開始した
2局目
・後手の同じ筋の4手連続着手は4手目から開始した
参考1図の手順では、後手は2手目の4筋着手の後は4手目からの4手を5筋着手にしています。先手は4筋、5筋、9筋の3つの筋をそれぞれ2回ずつ着手していて、駒成も無いのですが、銀を使っているので失敗です。やはり7手詰の▲53銀までの形は余詰手順として最強なようで、本問でも銀の使用を禁止する条件が必要だったようです。銀を使えないとなるとどんな詰み形があるのでしょうか。
参考1図:▲96歩、△42銀、▲46歩、△54歩、▲56歩、△52玉、▲97角、△51玉、▲42角不成、△52玉、▲53銀 まで11手
銀が使えないので、次は金や飛を使った詰み形を考えたのが参考2図の手順です。4手目以降は後手は4筋だけの着手なので、4筋以外の手を2手目に指す非限定がありそうですが、2手目は△34歩でないと3手目の▲33角不成が動いていない後手駒を取ることになるので△34歩で限定されています。これで2局目が解けたと思ったら、先手は3筋、4筋、7筋の3つの筋にしか着手していませんが、3筋着手が1回で4筋着手が3回になっていたので失敗です。先手の3筋着手と4筋着手が2回ずつになるように、▲76歩、△32飛、▲33角成、△42金、▲32馬、△41金、▲72飛、△42金、▲同飛、△44歩、▲41金までの11手だと3手目の▲33角成が後手の不動の歩を取る手になるので、これも失敗になります。
参考2図:▲76歩、△34歩、▲33角不成、△42飛、▲同角不成、△同金、▲72飛、△44歩、▲42飛不成、△43角、▲41金 まで11手
本問では詰み形を想像するよりも、参考2図のように先手の着手が3つの筋に2回ずつであることと初期状態の後手の駒を取ることができないという2点から、先手角の経路と取れる駒種を考えてみるのが良さそうです。
注意点を書き出してみます。
・1段目の駒は取れない
・3段目の歩は取れない
・22の角や82の飛は取れない
以上は初期状態の後手駒を取れないということですが、では駒取りできるのはどのような状況でしょうか?もちろん先手角の角道上である必要があるので、すぐに思い付くのは42地点と62地点。あとは、△34歩の後の△33桂や△33角を5手目に取ることはできますが、この場合は3筋の着手を4回指すことになるのでこの後は△32銀、△32金くらいですし、▲33角不成が王手にならないように2手目は玉を△52玉とか△62玉へ事前に逃げておくか△42銀としておいて、3筋着手の残り2手を△31金、△32金にはできますが、詰みは無さそうです。73地点での桂取りも居玉への王手が問題になりますし、73へ駒を移動するために△74歩が必要であることから7筋着手を4手指す必要が出てくるので無理なようです。
あとは、▲66角からの▲93角不成で、93地点で香や桂を取る手順です。
△54歩で空いた53地点へ5筋着手で△53金や△53飛とする手順では△52金/飛経由の2回移動した駒になるので53地点での駒取りは無さそうです。(駒取りが7手目になってしまいますし)
銀の着手が禁止されているので、31や71の銀が動いた跡へ金が寄って、その金を先手角で取ることはできません。もちろん、動いていない駒を取れないので銀を動かしてから元位置に戻った銀を取るのも条件違反です。
これらを整理すると
・△34歩の後の△33桂/角を取る(無理そう)
・42地点の金か飛を取る
・△54歩で空いた53地点へ金か飛を2回移動して取る(条件に合わない)
・62地点の金か飛を取る
・△74歩の後の△73桂を取る(無理そう)
・△94歩の後の△93香/桂を取る
可能性がありそうで残っている中から、まず、62地点での駒取りを考えてみると、▲76歩、▲44角、▲62角不成の経路になり、△54歩の協力が必要です。つまり後手の着手は5筋と6筋で、どちらかの筋の着手を4手続ける必要があります。先手の62での駒取りまでで既に先手は3つの筋の着手をしてしまっているので、残り3手は4筋、6筋、7筋が1回ずつなので△52玉への頭金の▲53金は指せないし、▲44角に戻ってからの▲62金は△62同銀/飛があるので詰みません。
42地点で駒を取る手順も62地点と同様に先手の着手筋の3つ(3筋、4筋、7筋)が決まってしまうと思いきや、参考2図で失敗した経路の▲76歩、▲33角不成、▲42角不成以外に角の裏道がありました。▲96歩、▲97角、▲42角不成の経路です。▲97角から直接▲42角不成で駒を取るのであれば△54歩があったはずです。この経路の場合、42で取れる駒は62地点と同様に金か飛ですが62地点との違いは、42で駒を取った時点で先手は9筋と4筋の着手だけなので、もうひとつ別の筋への着手が可能な点です。▲42角不成が王手なので△52玉と逃げた形を見ると、▲51角と▲54飛による飛角サンドイッチの詰み形が思い出されます。初手から▲96歩、△42飛、▲97角、△54歩、▲42角不成、△52玉、▲51角不成までの7手が見えましたが、飛角サンドイッチでは△55歩と突いて空いた54地点への▲54飛を指して詰みになるところですが、残念ながら後手着手は4段目以内の制限があるので△55歩を指すことができません。先手の残り着手は4筋と5筋の着手が1回ずつで、目指している最終手は▲54飛の形なので、9手目を▲44飛へ打ち、最終手で▲54飛で後手の歩を取れば良いことに気付きます。後手の8手目と10手目は5筋の着手をしなければいけないのですが△55歩はできないので52に居る玉を動かすしかありません。ちょうど2手を掛けて△53玉から△52玉へ戻ればピッタリです。8手目から△53玉、▲44飛、△52玉、▲54飛で2局目の手順が解けたことになります。
最後に残った駒取り地点の93ですが、▲93角不成で初期配置の歩を取ることはできないので、初手から▲76歩、△94歩、▲66角の次の手は△93香と△93桂のどちらでしょうか?5手目は66の角で93の駒を取りますが、後手の着手は2手目も4手目も9筋だったので、9筋の着手をあと2手続ける必要があります。先手の着手筋は6筋、7筋、9筋の3つの筋が確定してしまっているので、それぞれの筋の着手を残り1回ずつです。後手玉は今のところ居玉の51地点ですが、後手の10手目は9筋以外の筋の着手を1回だけ指せるので、玉移動も可能です。とは言うものの、△42玉では先手が指せる筋の6筋から離れてしまいますし、△52玉を62地点への着手で詰めようと思っても62地点には金銀が利いているので失敗します。△62玉も同様で72地点への着手で詰まないし、61の金や63の歩を取って詰めることもできません。
となると、後手の最後の着手である10手目は玉以外の手なので、居玉を詰める必要があることになります。先手は5筋の着手はできないので、一番玉に近い筋の6筋への着手で詰める必要がありそうです。しかし、61の金を取る手はできませんし先述のように62地点への手で△同銀や△同金で失敗します。後手玉は金の羽根付きの居玉で、93で取れる駒は香か桂ということなので浮かぶ詰み形に「吊るし桂」がありました。初手から▲76歩、△94歩、▲66角、△93桂、▲同角不成までの5手になりそうですが、後手はこの後に9筋着手を2手指す必要があります。また吊るし桂の最終手は▲63桂が想定されますが、吊るし桂の場合の多くは53地点に金などの駒を配置して2段目への玉移動を抑える必要があります。しかしこの手順では先手は5筋着手ができないので、7筋と9筋の1回ずつの着手で、最終手の後の2段目への玉逃げを抑える必要があります。▲53金などができない状況で2段目への玉脱出を抑えるには飛が便利です。6手目の△92飛を7手目に取って、9手目は残っている着手筋への▲72飛で決まりです。92の飛を取るには先手の5手目は▲93角不成ではなく▲93角成で7手目は▲92同馬です。10手目は桂の打ち場所を空ける△64歩ですが、8手目の後手の最後の9筋着手は何でしょうか。条件により△95歩はできないので、8手目は△92同香になります。これで全手順が完成しました。
それではみなさんの短評をどうぞ。
(短評)
緑衾さん(作者)「年賀詰向けに作った分けではないのですが、たまたま4絡みだったので年賀詰にしてみました。余詰を同時に消すのに苦労しました。」
■今年もおもちゃ箱への投稿をお待ちしています。
諏訪冬葉さん「1局目:桂吊るしには53の金駒が必須かと思ったら飛車で間に合った 2局目:金を取る手順ばかり考えていました。」
■銀を使えないので次は金と考えるのは自然。
斧間徳子さん「この条件で「先手は1枚以上の駒を取った」と解釈させるのはどうか。推理将棋は条件が命(条件がすべて)なので、誤解のないような明快な条件にすべきと思います。」
■解説で書いたように「先手の駒取りは」で文を始めるのが良かったですね。駒取り無しの手順例としては、
▲76歩、△42玉、▲55角、△52飛、▲64角、△51飛、▲77桂、△52玉、▲65桂、△54歩、▲53桂成 まで11手
NAOさん「余詰消しの条件が多くなったが力作。先手2回着手の3つの筋と後手4連続の筋の組合わせが難しい。
(1)は、後手4連続の9筋が意外。先手の6,7,9筋の攻めとうまく噛み合った。
(2)は、後手4連続の5筋でまさかの玉3回移動が意表の展開。」
■確かに条件数は少し多めになってしまいましたが、狭い4段目内の4手のやり繰りが見どころ。
飯山修さん「1局目:桂で飛車をとり51飛の詰を目指したが4連続同筋の条件がきつく断念。直前ヒントで9筋を知らされようやく到達。2局目:直前ヒントから96歩97角が絶対となればこの筋の到達は容易。」
■銀を使えなくても初期配置の金を取れるのであれば
▲76歩、△34歩、▲46歩、△77角不成、▲同角、△72金、▲52角、△74歩、▲41角不成、△73桂、▲52金 まで11手
という手順も可能でした。
べべ&ぺぺさん「今回の一番の難問。手が見えません。」
■どれかの条件に触ってしまう紛れ手順が多いので解図は大変です。
RINTAROさん「完全にヒント頼りでしたが好作。最初に54飛迄の手順があって、余詰探しで63桂迄の手順を見つけられたのでしょうか?」
■作図の経緯は担当にはわかりませんが、捨てるには惜しい余詰手順を別作にすることはよくあると思います。作者の短評からだと4絡みの2作を合わせて条件付けしたようです。
テイエムガンバさん「推理将棋では頻出の手筋ですが、「後手の着手は4段目以内」という条件により、別の手筋を読んでしまいました。」
■飛角サンドイッチの形は△55歩がある作品が多いので、この形を知っていると対象から外してしまいそう。
ミニベロさん「1局目:9手素材を巧妙な条件で11手に仕上げている。2局目:こちらは10手素材。旨いツインです。」
■9手の63桂までの吊るし桂では△52飛と▲53角の形で、43桂までだと△52飛と▲53角の形の他に▲21馬で桂を取った馬を動かして42地点をカバーし、△52飛と△62銀で退路封鎖する形があるようです。53地点に成駒を配置するイメージが強かったのですが9手では無理みたいですね。10手だと△57馬や△57桂成に△47/67桂の吊るし桂が可能なようです。
原岡望さん(1局目)「1局目:旨い攻めゴマ入手 2局目:降参 96歩 97角 // 54歩 42/62 飛/金 を試したが駄目でした。残念です。
駒取ありの条件は明示した方がよいと思います。対偶というのはちょっと違うような気がします。」
■降参された2局目は、正解への道に入っていたようですが一歩及ばなかったのですね。
はなさかしろうさん「どちらも難しかったので締め切り前ヒントを待ちました。1局目は意外に推理将棋で見かけない詰み形かなと思いました。」
■余詰検討ではいつも頭にある形ですが、言われてみると2段目の飛との吊るし桂の記憶がないので調べてみたところ、2015年6月の詰パラに奥野眞さんの作品で▲82飛と▲43桂の吊るし桂がありました。同じく奥野眞さん作の昨年8月の詰パラ#480が▲12飛と▲43桂での吊るし桂でした。半年前の記憶が無い担当(^^;
正解:9名
諏訪冬葉さん 斧間徳子さん NAOさん RINTAROさん
テイエムガンバさん 緑衾さん ミニベロさん 原岡望さん
はなさかしろうさん
(当選者は全題の解答発表後に発表)
[2024年7月26日最終更新]
2月12日で閉園となった「あわしまマリンパーク」が7月12日より再オープン。
7月27日・28日は沼津夏まつり・狩野川花火大会。27日はAqoursのメンバも参加するとのこと。ライブ配信は下記で。
Aqours9周年ということで、ほかにもいろいろな企画が進行中。
(2024年2月11日)
「ラブライブ!サンシャイン!!Aqoursと発見!みんなのぬまづ!」は公開が終了したようで、ちょっと残念。もう一つ残念なことに、聖地のひとつでもある「あわしまマリンパーク」が施設の老朽化のため2月12日で閉園とのこと。最後にもう一度見ておきたい方は急いで。
12日閉園予定だったあわしまマリンパークだが、2週間延期して2月25日閉園と発表された。「最後の巡礼」ということでかなり来場者が増加しているようだ。
沼津駅前の「SUN!SUN!サンシャインcafe」も15日で閉店することが発表されている。
(2023年10月9日)
久しぶりに沼津駅の方に行ったら、沼津駅の駅舎がAqours仕様にラッピングされていました。JR東海の沼津ゲキ推しキャンペーンで、50万キロ達成の記念だそうです。
油断していたら、トコチャンのみんなのぬまづ第2弾が第12話まで公開されていたので、まとめてリンクします。
「ラブライブ!サンシャイン!!Aqoursと発見!みんなのぬまづ!」の第2弾の放送が開始されて、4月15日からYouTubeでも公開が始まりました。
3月25日からはJR東海とラブライブ!サンシャイン!!のコラボで、「ラブライブ!サンシャイン!!」沼津ゲキ推しキャンペーン!も開始(8月31日まで)。沼津駅がAqoursで染まっています。6月18日にはJR東海の恒例イベント、さわやかウォーキングが沼津でラブライブ!サンシャイン!!の聖地巡礼をテーマに行われました。それに合わせて浜松ー沼津間で臨時急行ラブライブ!サンシャイン!!号が運航されたのですが、なんと1分で完売。そこで急遽ラブライブ!サンシャイン!!2号が運航することになったのですが、こちらも1分で完売とすごい人気だったよう。アニメ放送や映画公開からかなりたつのに、現在もいろいろなイベントで盛り上がっているのを見ると、ラブライブ!サンシャイン!!の町おこし効果の大きさを感じますね。
7月2日からはラブライブ!サンシャイン!!のスピンオフアニメ「幻日のヨハネ」の放送がスタートすることもあり、また新たな聖地巡礼ポイントが生まれて、今年の経済効果も大きくなりそうです。私がよく行く香貫山の展望台も「キネク観測台」として聖地になっているようで、登る人が増えるかも。伊豆箱根鉄道では6月23日から幻日のヨハネのラッピング電車も登場するとのことです。
2023年7月29日、30日、今年も沼津夏まつり・狩野川花火大会が開催されました。29日は昨年と同様、ケーブルテレビトコチャンで、Aqoursのメンバーも3名が参加し実況中継されました。YouTubeでも8月5日まで公開されているので、Aqoursファンのみなさんはぜひごらんください。今年は沼津市制100周年ということで29日昼にはパレードが行われ、市長やAqoursのキャストから消防隊、自衛隊までにぎやか。花火大会でも市制100周年記念特別花火~きらり沼津 次の100年へ~ が。私は29日はベランダで見ていたのですが、ビルの関係で水中金魚とか下の方は見れないので、30日は香貫山の展望台から見てみようかな。
第2弾の放送を記念して、期間限定で公開されていた第1弾も再公開されたので、見逃した方はどうぞ。
2022年7月30日、31日、3年ぶりに沼津夏まつり・狩野川花火大会が開催されました。31日はケーブルテレビトコチャンで、Aqoursのメンバーも4名が参加し実況中継されました。YouTubeでも8月7日まで公開されているので、Aqoursファンのみなさんはぜひごらんください。私も30日は香貫山から、31日は自宅の窓から、2日間堪能しました。夏まつりもかなりの人出で、ラブライブサンシャインのうちわが配られていました。
ほかにもYouTubeで配信されていた方も何人もおられたようで、狩野川花火大会で検索するといろいろ見つかります。
なお、8月11日、13日、14日には沼津地元愛まつりも予定されています。
(2022年8月3日)
「ラブライブ!サンシャイン!!Aqoursと発見!みんなのぬまづ!」は、昨年、静岡県のケーブルテレビ、トコチャンにて放送された全6話の番組。3月末までの期間限定でYouTubeで公開されているので、沼津の隠れた魅力を知りたい方は、ぜひごらんください。
紹介されている観光スポット、話題のお店は次の通りです。
詰将棋のブログでこの表題はびっくりする方もいるかもしれないので、ちょっと背景を説明します。
私が詰将棋パラダイス誌で連載している「おもちゃ箱だより」で、2022年2月号では「詰将棋でまち歩き」と題して、私が住んでいる沼津市で昨年11月に行われた「ぬまづまちかど詰将棋ウォーク」を紹介しました。沼津のまちなかの5カ所のお店を回って5題の詰将棋を解く企画で、日本将棋連盟沼津支部によると、「参加者:31名 第5問まで到達した参加者:27名 全問正解者:15名」とのこと。
おもちゃ箱だよりでは、この企画が商店街の活性化につなげようという意図が見受けられること、地方都市はいずれも人口減少に悩まされていて活性化が課題であること、沼津市でもいろいろな取り組みがおこなわれていることを述べて、最近の大きな取り組みとして、アニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」とのコラボのことを紹介しました。
この記事は、その補足として、こういう番組も制作されていることを紹介するものです。
ちなみに、Aqoursによる沼津紹介は、沼津市も以下のPVを制作、沼津市観光プロモーションで公開しています。
また、ラブライブ!サンシャイン!!の聖地巡礼による経済効果については、下記動画が参考になります。
実際に聖地巡礼した方の動画もたくさん配信されているので、下記からご参照ください。
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[2022年2月25日最終更新]
推理将棋第146回出題の146-6の解答です。推理将棋は将棋についての会話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル。はじめての方は どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 をごらんください。
関連情報: 推理将棋第146回出題 推理将棋第146回解答(1) (2) (3)
(4) (5) (6) (7) (8) (9)
推理将棋(おもちゃ箱) 推理将棋(隣の将棋) どんな将棋だったの? - 推理将棋入門
146-6 中級 ミニベロ 作 2022年は2尽くしで 11手
「2022年の年賀推理を作ったよ」
「令和4年と言わないところを見ると、2尽くしだね」
「ご明察。成る手はなく、小駒の不成が2回あるんだ」
「まずは一つ目」
「後手の指し手は二つの筋だけで、交互に着手するんだ」
「二つ目の2だね。それから?」
「飛車の手があったね」
「それ、2と何か関係あるの?」
「・・・・・」
さて、どんな手順だったのでしょうか。
(条件)
- 11手詰
- 成る手はなく、小駒の不成が2回あった
- 後手の指し手は二つの筋だけで、交互に着手した
- 飛車の手があった
出題のことば(担当 Pontamon)
年賀条件に令和4年の"4"は無く"2"だけの条件作です。
作者ヒント
2尽くしです(ミニベロ)
締め切り前ヒント
先手は2筋のみの着手で、後手は3筋と4筋の交互着手です。
推理将棋146-6 解答 担当 Pontamon ▲26歩、△34歩、▲25歩、△42玉、▲24歩、△32玉、 (条件) |
解図の方針として検討すべき手順として7手詰の詰み形が挙げられるでしょう。7手詰手順で一番多い最終手は▲53銀の形です。銀の場合は敵陣内の移動で不成ができるので本問の解図方針として検討してみる必要がありそうです。参考1図では、▲97角から▲31角不成で銀を取り、その銀を打ってから2回の不成移動で53取点へ向かいます。後手は△62玉からの△52玉や△62銀からの△51銀で玉の退路を塞ぎます。この手順では小駒の不成が2回を達成できていますが、飛の着手が無いので失敗です。
飛の着手が無かったので△62銀のところで△62飛とし、続けて▲42銀不成、△51金左、▲53銀不成の場合は41が空いているので5手目を▲31角成にする必要があるのでこれも失敗です。
参考1図:▲96歩、△54歩、▲97角、△62玉、▲31角不成、△52玉、▲51銀、△62銀、▲42銀不成、△51銀、▲53銀不成 まで11手
参考1図では飛の手が無かったので、今度は飛の着手に気をつけて指してみます。参考1図の△62銀を△62飛にしただけでは空いている51地点を埋めるために△51金左と寄ったので41が空いてしまいました。そこで参考2図の手順では、41地点を空けないために51地点を埋める手を△51金右にして、その手で空いた61地点を△61飛で埋める手順にしてみたので1段目に空いている地点は無く、銀を取る▲31角も不成で済みましたが、小駒の不成の手は▲53銀不成の1手だけになってしまったので失敗です。
参考2図:▲76歩、△52玉、▲33角不成、△62飛、▲22角不成、△51金右、▲31角不成、△61飛、▲42銀、△54歩、▲53銀不成 まで11手
最終手が▲53銀の形での詰みは無さそうなので、他に検討すべき基本的な詰み形は、はてるま手筋の一間龍や飛先の歩を突き進む手順になります。はてるま手筋では飛成が必要になるので本問では除外できそうです。飛先の歩を突き進める手順では玉の最終位置は3筋で、飛の着手は玉の退路を塞ぐ△42飛になります。つまり、後手が指せる筋は4筋と3筋の2つの筋で、これらの筋を交互に指すことになります。4筋着手としては△42玉と△42飛の2手は確定していて、3筋の△32玉もありそうなのですが、駒成無しで先手の飛先の歩を進めて行っても、歩だけでは3筋の玉を詰ますことはできません。小駒の不成が2回とのことなので、▲23歩不成と▲22歩不成の2手がありそうですが▲21歩成が禁止されているので△31玉を21のと金で詰ます形では無さそうです。▲23歩不成で取った持ち駒の歩は使えないので、▲22歩不成で取った角を打つくらいが残された先手の手になります。打つ角を支える必要がありますが、28の飛の利きで▲23角をすると22の歩が守られていなくなります。となると22に居る歩が利いている21地点へ角を打つ手だけが残ります。21へ角を打つには初期配置の桂が居なくなっている必要があり、後手が指せる筋は3筋と4筋なので、必然的に△34歩からの△33桂の2手で21地点を空けることになります。そうなると▲21角で詰まされる後手玉は△32玉のはずです。整理すると、後手着手は3筋の△34歩、△33桂、△32玉と4筋の△42玉、△42飛の5手です。3筋が3手で4筋が2手なので交互着手であれば最初の後手の手は3筋になります。
初手から、▲26歩、△34歩、▲25歩、△42玉、▲24歩、△32玉。この△32玉を△33桂よりも先に指して置かないと交互着手の次の手になる△42飛を指せません。7手目から▲23歩不成、△42飛、▲22歩不成、△33桂、▲21角で詰みとなりました。
それではみなさんの短評をどうぞ。
(短評)
ミニベロさん(作者)「難問揃いの中・上級だから、ここで一息ついて下さい。」
■タイトルがヒントになっていることに気付くまでは一息ついて居られません。初手▲76歩の検討だと罠に嵌まってしまいます。
諏訪冬葉さん「「先手が2筋だけ」「飛車が動いた」といえば7手の例の手順。あとは桂馬をどかすだけ。」
■締め切り前ヒントは甘すぎたかな。タイトルから思い浮かばなかった担当は苦労しました。
斧間徳子さん「角で銀を取ってから銀生2回の筋や、飛先を伸ばして21歩成までの筋が詰まず、21角打に思い当たる。」
■担当も同じ進捗でした。
NAOさん「銀不成を含む手順に惑わされたが、その筋は飛の手で封じられた。解けてみればタイトルが大ヒント、先手2筋着手だけの2尽くし。お見事です。」
■ベテランはやはり▲53銀の形から解図に入るのですね。
飯山修さん「やはり密になるのは良くない」
■2~4筋の密度に驚き。
べべ&ぺぺさん「さすがに、「先手が2筋のみ」は大きなヒントです。」
■2筋の歩成ができないという課題だけが残りました。
RINTAROさん「先手の着手は「2」筋のみ。上手いものです。」
■後手は2つの筋を交互着手だと限定されると、先手の着手筋は自由にできそうなので他の詰み形を想像してしまいます。
緑衾さん「二度の不成は同じ駒だろうとヤマを張って解きました。」
■担当は、▲23歩不成と▲22歩不成の2度でも歩成が禁止されているので詰まないと思い、▲53銀のでの方を考えてしまいました。
原岡望さん「交互の筋がみそ」
■交互着手の条件でいつも気になるのはどっちが先なのか。
ジェシーさん「困ったときのこの手順。」
■困った時は飛先の歩の手筋と空き王手を考えてみることですね。
はなさかしろうさん「21角までの2尽くしを実現する33桂が好いですね。」
■条件次第だけどギリギリ間に合った△33桂でした。
Pontamon(担当)
本問が類型になったので、2022年年賀詰展示室の担当作F10「令和4年の指し初め」では作意順を明かしませんでした。
▲26歩、△42玉、▲25歩、△14歩、▲24歩、△13桂、▲23歩不成、△32玉、▲22歩不成、△42飛、▲21角 まで11手
自作がありながら本問が投稿されたときに作意が見えなかったのが情けない。着手が1~4筋に限定されていれば簡単ですが、本作の条件だとどうしても初手▲76歩から考えてしまいます。
正解:12名
諏訪冬葉さん 斧間徳子さん NAOさん 飯山修さん
べべ&ぺぺさん RINTAROさん テイエムガンバさん
緑衾さん ミニベロさん 原岡望さん ジェシーさん
はなさかしろうさん
(当選者は全題の解答発表後に発表)
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[2022年2月23日最終更新]
推理将棋第146回出題の146-5の解答です。推理将棋は将棋についての会話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル。はじめての方は どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 をごらんください。
関連情報: 推理将棋第146回出題 推理将棋第146回解答(1) (2) (3)
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推理将棋(おもちゃ箱) 推理将棋(隣の将棋) どんな将棋だったの? - 推理将棋入門
146-5 中級 Pontamon 作 2020年(令和4年)の指し初め 11手
「11手で詰んだ指し初めは、2筋と端の手が2回ずつで1筋の手は1回だったね」
「2022年元日らしい差し手だね。あと、令和4年らしく4手目は4筋の手だった」
「駒成や駒取りは2回で、どちらも駒成で小駒を取る手だったね」
さて、どんな手順だったのでしょうか。
(条件)
- 11手で詰み
- 2筋と端の手は2回ずつ(1筋は1回)
- 4手目は4筋の手
- 駒成や駒取りは、駒成で小駒を取る2回だけ
出題のことば(担当 Pontamon)
端の歩と香なら先後で8手可能。端の1手を限定できる状況は?
作者ヒント
3回の3筋の手のうち後手は1手です。(Pontamon)
締め切り前ヒント
2筋2回は後手の手。3筋の手の連続王手で1筋の玉を詰めます
余詰修正
会話と条件の「駒を取る」を「小駒を取る」に変更
推理将棋146-5 解答 担当 Pontamon ▲76歩、△24歩、▲77桂、△42玉、▲85桂、△32玉、 (条件) |
端への1手で、それが詰みに関わっていて、しかも限定される場合とはどのような時なのかを思い出してみると、9手詰の両王手の手筋での▲92飛を思い出す方がいるでしょう。9手詰では7筋の歩を突き合うので駒取りは82の飛を取る1手しかありませんが、今回は手数が伸びいているので73の歩を取ってから82の飛を取る手順でも良さそうです。この方針で駒を進めてみたのが参考1図です。後手は△74歩を突く代わりに2筋の歩を突き、手数が伸びた分の手でもう1手2筋の歩を突いて、2筋2回着手も限定されましたが、1筋1回着手の条件をクリアできていないので失敗でした。また、駒取り2回は、駒成での駒取りと成駒での駒取りなのでこれも条件をクリアできていませんでした。
参考1図:▲76歩、△42玉、▲55角、△51金右、▲73角成、△54歩、▲82馬、△24歩、▲92飛、△25歩、▲64馬 まで11手
他に端の1手が限定される状況に心当たりがあるのは、端玉を詰める形です。端の玉を端歩を突いて詰める手筋では端の手が複数になるため失敗しますが、△15玉を▲37桂と▲25馬の連携で詰める形であれば、25地点に利かせる桂の位置も37に限定されるはずです。この方針で指してみたのが参考2図です。1筋の1手は△15玉で、9筋の1手は2回目の駒成での駒取りになる△99角成です。2筋2回の手は端へ行く玉が2筋を通る手と最終手の▲25馬の2手で、計画通り詰めることができたと思ったのですが手数オーバーの13手でした。
参考2図:▲76歩、△34歩、▲44角、△42玉、▲53角成、△33玉、▲36歩、△24玉、▲37桂、△99角成、▲35馬、△15玉、▲25馬 まで13手
参考2図での端玉は15地点でしたが、この詰み形では玉位置が14でも詰んでいます。中段玉の場合は玉位置が限定されないようです。中段玉ではなく、玉位置が12地点であれば、他の1筋の駒を動かす必要もなく、玉位置は12地点に限定することができます。12へ行くには△33桂で通り道を空けての△21玉経由か、22の角を移動しての△22玉経由で△12玉へ行き、2筋の残り1手の手は最終手の手だと想像できます。詰み形は、3筋の馬と▲21銀または▲22金や22への成駒着手での組み合わせがありそうですが、どれも手数オーバーになってしまいます。△12玉を詰ますことが出来そうに無い気がしてきましたが、△12玉への道がもうひとつありました。それは、△24歩と突いてから△23玉経由で△12玉とする経路です。この手順では2筋2回着手を使い切っているので、最終手として▲23銀などの手を指すことはできませんが、この端玉と2筋の歩の配置から閃く詰み形として馬単騎の詰みがありました。
馬単騎詰なら、▲76歩、▲33角成、▲34馬の3手で△12玉を詰めることができます。4手目は4筋の条件があるので、後手着手は△24歩、△42玉、△32玉、△23玉、△12玉の5手です。1筋1回と2筋2回の条件をクリアしているので残る条件は9筋の着手1回と駒成での駒取り1回です。
先手と後手の着手タイミングをみてみると、最後の4手は、△23玉、▲33角成、△12玉、▲34馬になるはずなので8手目の△23玉までに9筋の着手1回と駒成での駒取りが先手に課せられているミッションとなります。初手▲76歩は必然なので先手の残り3手で9筋の着手と駒成での駒取りをする必要があります。▲76歩を突いてあるので残り3手で▲73歩成はできますが、9筋着手ができません。9筋着手と駒成での駒取りを同時にできればいいので、ここは桂の出番です。▲77桂、▲85桂、▲93桂成の3手で9筋の着手1回と駒成での駒取りのミッション完了です。
なお、元条件での余詰ですが、参考1図では大駒の飛を取りましたが余詰手順では角成で22の角を取って、その角を打ってから他の駒を角成で取るという手順でした。
余詰手順例:▲76歩、△34歩、▲22角成、△42金、▲24角、△62玉、▲42角成、△72金、▲18香、△92香、▲52金 まで11手
それではみなさんの短評をどうぞ。
(短評)
諏訪冬葉さん「ヒントから後手の手はほぼ確定。12玉に34馬で詰ますとヤマをはったまではよかったが、端の手と小駒を取る手が見つからずに苦戦。」
■12玉を34馬で詰ます形が見えてしまい、▲93角成から▲66馬、▲33馬、▲34馬の手順の罠に嵌まって、小駒を駒成で取るミッションをクリア出来なくなった感じでしょうか。
斧間徳子さん(余詰解)「作意順は難しいため、取りあえず修正前の余詰順を送ります。」
■斧間徳子さんの余詰手順を解説で紹介させていただきました。
NAOさん(双方解)「角取りを封じられて手が見えなくなった。攻方2手+受方5手、2手遊び手の入る10手詰の筋に、端の小駒を成って取るため更に遊び手を加えるとは巧みな条件付けです。」
■本問を作図した当初の条件は「1筋1回、2筋2回、3筋3回、9筋1回」と「駒成で歩を取る手が2回」だったのですが、年賀条件としての印象が薄い「3筋3回」を消し、更に駒種の「歩」を消してしまったので余詰になってしまいました。粗検、申し訳ありませんでした。
飯山修さん「先手の3手の無駄手で9筋の歩を取るのは面白い」
■無駄手を消費させる工夫を考えるのも作図の楽しみのひとつ(担当コメント用に思い付いた条件を一旦書いたけど本気で検討します)
べべ&ぺぺさん「ヒントを見て解けました。難しいですね。93桂成りが見えにくかったです。」
■全部ばらす訳に行かないので、ヒントでも最後まで隠しておいた▲93桂成でした。
RINTAROさん「難解。ヒントなしじゃ解けなかったでしょう。」
■端の1手の限定が解図の糸口でした。
テイエムガンバさん「中間ヒントと締め切り前ヒントで後手の着手は確定。ただ、9筋の先手の着手の内容が思いつかず、時間ばかりが経過する展開に。それにしても、9筋の手が先手の桂だったとは……。」
■歩の遅早と対をなす、足の早い桂をお忘れなく。
緑衾さん「詰み形は分かったのですが桂を使うのが盲点でヒント待ちになりました。条件が上手かったんですかね。」
■短評を拝見すると解答強豪の皆さんが結構▲93角成の罠に嵌まっていたようで驚いています。
ミニベロさん「単騎詰だと思ったけど、条件満たせない。ギブアップです。」
■早見えの思い込みによる馬作成を急いだ▲93角成で歩を取ったクチでしょうか。
原岡望さん「仕留める前の準備工作」
■角道が空いていれば▲33角成と▲34馬の2手で詰むので、3手の準備工作が必要。
ジェシーさん「これは延々悩み続けました。何と3手も無駄手とは!」
■馬単騎が思い浮かぶまでの苦しみから解放された途端の気の緩みを突く罠もありました。
はなさかしろうさん「先手の待ち手が3手もあるとは。難問でした。」
■待ち手(無駄手)が多いと解図が難しくなりますね。
正解:11名
諏訪冬葉さん 斧間徳子さん NAOさん 飯山修さん
べべ&ぺぺさん RINTAROさん テイエムガンバさん
緑衾さん 原岡望さん ジェシーさん はなさかしろうさん
(当選者は全題の解答発表後に発表)
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[2022年2月22日最終更新]
推理将棋第146回出題の146-4の解答です。推理将棋は将棋についての会話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル。はじめての方は どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 をごらんください。
関連情報: 推理将棋第146回出題 推理将棋第146回解答(1) (2) (3)
(4) (5) (6) (7) (8) (9)
推理将棋(おもちゃ箱) 推理将棋(隣の将棋) どんな将棋だったの? - 推理将棋入門
146-4 中級 NAO 作 2022年の指し初め 11手
「初手と2手目は同じ種類の駒を同じ筋に指していたね。その後、11地点の手に対しては1筋の手で応じていたけど、あの将棋どうなった」
「11手目に22地点に小駒の手を指したら、それが初王手で詰んじゃった」
「2022年元旦に相応しい指し初めの一局だね。今年もよろしく」
さて、どんな手順だったのでしょうか。
(条件)
- 11手目22地点の小駒の手が初王手で詰んだ
- 11地点の手に対し1筋の手で応じた
- 初手と2手目は同じ種類の駒を同じ筋に指した
出題のことば(担当 Pontamon)
1筋の端攻めもにおいますが、後手玉の位置はどこになるのでしょう。
作者ヒント
"隅と端の攻防"が見所です。(NAO)
締め切り前ヒント
最終手は11の駒が22へ成ります。斜め後ろへ動ける小駒はあれしかありません。
推理将棋146-4 解答 担当 Pontamon ▲48玉、△42玉、▲96歩、△32玉、▲97角、△54歩、 (条件) |
22地点への小駒着手で詰んだとのことですが、先手の2筋の歩を5手進めて行って▲22歩成までの手の他に▲76歩があれば88の角で支えることができそうですが、1筋着手を課されているので、飛先の歩を突き進める手筋では無さそうです。では最終手で▲22香成ではどうでしょう?香入手のために1筋着手もあるので良さそうな気がします。参考1図はこの方針で指してみた手順になります。11手目の▲22香成で詰んでいるのですが、「11地点の手に対し1筋の手で応じた」(この場合、後手が1筋着手で応ずる必要がある)が実現できていません。もし5手目の▲11角不成に対して6手目△14歩だと、△33桂を指すことができないため▲22香成の後に△33玉と逃げられてしまいます。それに初手と2手目の条件も満たしていませんでした。
参考1図;▲76歩、△34歩、▲22角不成、△42玉、▲11角不成、△32玉、▲26香、△42銀、▲23香不成、△33桂、▲22香成 まで11手
22への最終手の小駒として歩や香が駄目なので残るのは桂か銀。桂の場合は、△12香としてからの△11角に▲14桂で応じて、最終手▲22桂成とする手順が想定されるけど手数が足りないようです。そこで、最終手を銀だと仮定して詰み形を考えてみます。銀なら▲11銀からの▲22銀成ができるので有望候補と言えそうです。参考2図はこの方針の11手で詰めた手順になります。▲53角不成が王手になってしまうので失敗です。角を表の筋から出て行く▲76歩、△74歩、▲44角、△42玉、▲53角不成も同様です。
参考2図:▲96歩、△94歩、▲97角、△42玉、▲53角不成、△32玉、▲31角不成、△12香、▲11銀、△14歩、▲22銀成 まで11手
参考2図は失敗手順でしたが、最終手の駒種のことを考慮すると▲11銀からの▲22銀成は最有力候補なので、参考2図の手順を見直して、手順前後が可能なのかを検討してみます。▲53角不成が42の玉に王手を掛けてしまうのが問題なので、もっと早い時点で後手玉を△42玉から△32玉へ進めておければ▲53角不成が王手になることを避けることができそうです。では、△42玉を最速の2手目に指してみます。初手と2手目は同じ筋の同じ駒種の条件があるので初手は▲48玉になり、2手目から△42玉、▲96歩、△32玉、▲97角とすれば次の▲53角不成では後手玉は32地点にいるので王手にはなりません。次の手は6手目なので△54歩と歩を突けば先手は▲53角不成をしないで7手目に直接31の銀を▲31角不成で取ることができます、8手目から△12香、▲11銀、△14歩と進み、最終手▲22銀成での詰みとなりました。
それではみなさんの短評をどうぞ。
(短評)
NAOさん(作者)「129-2"隅と端の攻防"の年賀バージョンです。」
■意表を突く初手の無駄手追加。
諏訪冬葉さん「76歩から進めたら33がふさがらない。こっちからか。」
■角の裏街道が正解でした。
斧間徳子さん「無駄手の48玉と14歩を条件にしているので非常に解きにくい。今月、解くのに一番時間がかかった。」
■無駄手が初手にあると解き難いです。
飯山修さん「王手なしで銀の捕獲の何と難しいことか」
■11から22へ移動できる小駒は銀しかないのがわかっていても、その銀入手が難しい。
べべ&ぺぺさん「後手の角は、取られるだけなのですね。」
■使いもしない駒が先に取ると後の展開が面倒ですが、後手角は最後に取られるだけというのも想定しにくいですね。
RINTAROさん「34歩を突くと33地点がどうしても埋まらないので、9筋に方向転換。」
■△34歩を突かなくても、▲44角経由だと▲53角不成が必要になって手数オーパー。
緑衾さん「この手の問題は無駄手を指すのが定跡なんですかね。」
■攻め手側と玉方での必要手の数に差があると無駄手をどうやって限定して指させるのかが作図のカギになります。
ミニベロさん「端からしか成立しないとは驚き。」
■表通りの▲44角から71の銀を取ると▲22銀成の紐になれず、53経由で31の銀を取ると手数オーバー。
原岡望さん「玉を避難させる」
■早めの玉退避で王手になるのを避けます。
ジェシーさん「角が玉を直射しないようにするのが一苦労でした。」
■最終手を初王手にするミッションが難しい作品でした。
はなさかしろうさん「待ち手が2手入るけれど9手では詰まない順。年賀条件が綺麗です。」
■先手と後手に1手ずつある無駄手ですが、9手にはならないところが不思議。無駄手ではなく手待ちなのでタイミングが重要なのですね。
正解:12名
諏訪冬葉さん 斧間徳子さん NAOさん 飯山修さん
べべ&ぺぺさん RINTAROさん テイエムガンバさん
緑衾さん ミニベロさん 原岡望さん ジェシーさん
はなさかしろうさん
(当選者は全題の解答発表後に発表)
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推理将棋第146回出題の146-3の解答です。推理将棋は将棋についての会話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル。はじめての方は どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 をごらんください。
関連情報: 推理将棋第146回出題 推理将棋第146回解答(1) (2) (3)
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推理将棋(おもちゃ箱) 推理将棋(隣の将棋) どんな将棋だったの? - 推理将棋入門
146-3 初級 けいたん 作 42金まで香落ち 10手
「42金まで10手で詰みか。香落ちは卒業かな」
「上手角が2回動いたね」
「上手に5~9筋の着手はないな」
さて、どんな手順だったのでしょうか。
(条件)
手合い割:香落ち
- 42金まで10手で詰み
- 上手角が2回動く
- 上手に5~9筋の着手なし
出題のことば(担当 Pontamon)
手合い割は(左)香落ち。年賀推理に関係がありそうな手は何でしょう。
作者ヒント
割と豪快な手順(けいたん)
締め切り前ヒント
上手の角は初手から動き、最終手の▲42金は頭金です。
推理将棋146-3 解答 担当 Pontamon ※図面の「先手」「後手」は「下手」「上手」と読み替えてください。 手合割:香落ち (条件) |
最終手が▲42金だと分かっているので玉位置や玉の退路を封鎖する地点は容易に想像できます。上手角が2回動くのですが、最終手が▲42金なので上手角の2回目の移動先は△33角であってはいけません。これらを念頭に入れて進めたのが参考1図です。▲42金を支えるために下手は42で金を取った後に▲31角不成で42地点を空け、上手は玉の退路の62地点を△62飛で塞ぎましたが、上手の6筋着手は禁止されていたので失敗です。
参考1図:【手合割:香落ち】△52玉、▲76歩、△62飛、▲33角不成、△42金、▲同角不成、△11角、▲31角不成、△22角、▲42金 まで10手
62地点を下手がカバーしつつ、最終手の▲42金も支えることができる角の位置は51でしょう。参考2図では、上手が51地点で金を渡した際の▲51角不成で62地点をカバーできているので△62飛は不要になっていて、上手角の2回移動も実現できているので成功したと思いましたが、上手が着手できない9筋側の筋は5筋以降だったので参考1図同様に参考2図も失敗でした。
参考2図:【手合割:香落ち】△52玉、▲76歩、△11角、▲33角不成、△51金左、▲同角不成、△32銀、▲16歩、△22角、▲42金 まで10手
最終手が▲42金の場合、飛の横利きがあるので玉位置を52にするのが常套手段だったのですが、6~9筋の着手禁止ではなく5~9筋の着手禁止なので△52玉は指せません。となると△41玉に対しての頭金の▲42金で仕留める必要がありそうですが、飛の利きを無くすミッションが発生します。下手の着手は5手しかないので、▲76歩の他に必要な手は、金を取る手、飛を取る手、▲42金の合計4手なので5手で行けそうな気がします。しかし、実際には金や飛を取れるのは下手の2回目着手で角成した後に3回目と4回目着手で金と飛を取ることになります。51で居玉のままで▲42金を打っても62地点の逃げ場があるため、どうしても上手玉は41への移動が必要です。となると、32や42で金や飛を角成や馬で取る手が王手になってしまい、手順が成立しません。
上手の飛の利きを無くすために飛を取ることを考えたのが間違いだったようです。上手は1~4筋の着手しかできないのですが、△12飛へ移動して22地点を他の駒で抑えれば飛の利きを外すことができそうです。12への飛移動の邪魔をしている22の角を先に移動させ、△12飛のあとに△22銀や△22角で飛の利きを遮ることができます。上手の角着手は2回という条件があるので、22地点で飛の利きを遮るのは角になるでしょう。
初手から、△11角、▲76歩、△12飛、▲33角不成、△42金、▲同角不成、△41玉の次の手では42地点に利きがある31の銀を取る▲31角不成で、次の△22角で12の飛の利きを遮れば▲42金までの詰みとなります。
それではみなさんの短評をどうぞ。
(短評)
けいたんさん(作者)「香落ちは11角を指したいところ」
■既投稿作を年賀用に修正しての出題でした。
諏訪冬葉さん「146-1と同じ手順+角の無駄手で行けるかと思ったら5筋の手がなくて撃沈。」
■上手の右側の筋の手が禁止ですが、5筋も含まれていました。
斧間徳子さん「香落ちを活かすには11角。角の往復がユニーク。」
■角の往復でなくて△22銀を許すと下手の角位置や角成の非限定が多数。
NAOさん「香落ち一間飛車の協力手。」
■一筋の書き間違い?
飯山修さん「これ迄の駒落ち作品の中の最高傑作か?(と言ってもそれほど数は発表されていないが)」
■着手禁止筋ではなく、年賀条件らしく「上手は1筋から4筋までの間の着手」が良かったかな?
中村丈志さん「香落そのものもヒントになりますね。」
■初手から可能な△11角を指せます。
べべ&ぺぺさん「飛車筋が横に効いていると、42金までの詰みはないと思いました。」
■△62飛や△52玉を指せれば詰みがあったのですが....。△12飛は気付き難い好手。
RINTAROさん「4筋迄の着手しか指せないので、飛の横利きを止めるにはこれしかない。」
■△12飛の発見がミソ。
テイエムガンバさん「香落ちならではの初手と3手目。」
■これらの大駒着手が豪快な手順。
緑衾さん「11角は出るだろうなと思ったら出ました」
■はい、初手からの出番でした。
ミニベロさん「香落ちならではの手順。」
■香落ちでないと△12香、△11角は出来ても、△12飛は中々できません。なので△12飛は気付き難い。
原岡望さん「香落特有の手筋」
■香落ならではの初手でした。
ジェシーさん「「5~9筋の着手なし」は意外と厳しい縛りですね。」
■6筋着手と5筋着手を取り上げないと失敗例の解説ができませんでした。
はなさかしろうさん「上手角が11と22に。」
■明示されていませんが、解いて分かる年賀条件。
正解:13名
諏訪冬葉さん 斧間徳子さん NAOさん 飯山修さん
中村丈志さん べべ&ぺぺさん RINTAROさん
テイエムガンバさん 緑衾さん ミニベロさん
原岡望さん ジェシーさん はなさかしろうさん
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[2022年4月3日最終更新] 詰パラ
2022年3月の将棋雑誌での詰将棋の話題やホームページでの3月出題について。
関連情報: ネット詰将棋・解答募集中 Web Fairy Paradise
おもちゃ箱: 詰将棋情報(他の月の詰将棋はここから) 展示室 推理将棋
===== ネット詰将棋3月の出題 =====
信金けんぽ2022年3月・4月
2022年3月22日、東京都信用金庫健康保険組合で、信金けんぽ2022 3・4(PDF)
日本将棋連盟懸賞詰将棋3月出題
2022年3月16日、日本将棋連盟で、2022年3月出題分(出題・ 田中魁秀九段)
月刊FBニュース 詰将棋 2022年3月出題
2022年3月15日、月刊FBニュースで、2022年3月の出題(7手詰)
日本将棋連盟懸賞詰将棋2月解答
2022年3月15日、日本将棋連盟で、2022年2月出題分(出題・ 内藤國雄九段) 解答
2月のトップ詰将棋結果
2022年3月4日、詰将棋パラダイスで、2月のトップ詰将棋結果発表
【解答数】151名→誤解9名
オキナワグラフ詰将棋
2022年3月3日、豊田塾宜野湾将棋道場で、オキナワグラフ詰将棋3月号
詰将棋パラダイス今月の懸賞詰将棋
2022年3月1日、詰将棋パラダイスで、3月の懸賞詰将棋。締切は4月1日午前6時。
「今月の懸賞詰将棋 【作者】若松隼士 【手数】11手 → ヒント →解答送信(Response Form)」
詰将棋駒の舞(新館)で今月の新題
2022年3月1日、詰将棋駒の舞(新館)
・2022/02-1:新題:「と歩の舞」(非限定有り):15手詰
・2022/02-2:新題:「詰図の舞」「漢字」:35手詰
おもちゃ箱、展示室で3月の詰将棋
2022年3月1日、おもちゃ箱の展示室で、3月の詰将棋出題。解答締切は2022年3月末。
「アート展・軌跡曲詰特集」
・アート展示室 No.88 おかもと
・アート展示室 No.89 おかもと
・アート展示室 No.90 おかもと
・アート展示室 No.91 本間晨一
・アート展示室 No.92 やよい
日本アマチュア将棋連盟懸賞詰将棋
2022年2月27日、日本アマチュア将棋連盟で、懸賞詰将棋今月の出題 (須藤大輔さんの作品)と前月の解答。締切り3月15日。
将棋を孫に伝える会懸賞
2022年2月27日、日本アマチュア将棋連盟で、将棋を孫に伝える会懸賞。締切り3月15日。
財界九州、詰碁・詰将棋 次の一手
2022年2月20日、財界九州で、2022年3月号 次の一手 答え合わせ(PDF)
===== 詰将棋パラダイス3月号 =====
詰パラ 入選187回 同人室
2022年4月2日、my cubeで、詰パラ 入選187回 同人室
詰パラ 入選185回 短コン
2022年3月21日、my cubeで、詰パラ 入選185回 短コン
詰パラ2022年3月号 ちょっとした感想
2022年3月16日、詰将棋の欠片で、詰パラ2022年3月号 ちょっとした感想
詰将棋パラダイス2022.3月号
2022年3月12日、junkchem story で、 詰将棋パラダイス2022.3月号
詰パラ修正情報
2022年3月10日~、詰将棋パラダイスの最新情報で、3月号の修正情報
「・35ページ、推理将棋、解答の締切は、メール解答=4月7日、郵送解答=3月末日。
・31ページ、上段3行目、「原因」は「原図」が正。」
詰パラ3月号
2022年3月8日、富山県将棋情報で、詰パラ3月号
詰パラ3月号到着
2022年3月6日、創棋会通信+α Ⅱで、詰パラ3月号到着
詰パラ3月号発売
2022年3月1日、詰将棋パラダイスで、3月号発売
===== 将棋世界4月号 =====
まだ記事はありません。
[2022年2月20日最終更新]
推理将棋第146回出題の146-2の解答です。推理将棋は将棋についての会話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル。はじめての方は どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 をごらんください。
関連情報: 推理将棋第146回出題 推理将棋第146回解答(1) (2) (3)
(4) (5) (6) (7) (8) (9)
推理将棋(おもちゃ箱) 推理将棋(隣の将棋) どんな将棋だったの? - 推理将棋入門
146-2 初級 諏訪冬葉 作 新春9-2問題 9手
「今年の初対局は9手で勝ったよ」
「わーすごいね」
「最終手は11の駒を22に動かしたんだ。22年1月1日にふさわしいだろ」
「わーすごいね」
「7手目は77におまけの文字がつく手。景気よさそうだろ」
「わーすごいね」
「お前『わーすごいね』しかいってなくね?」
「わーすごいね」
「・・・」
さて、どんな手順だったのでしょうか。
(条件)
- 9手で詰んだ
- 7手目は77で補助記号がある手
- 9手目は11の駒を22に動かした
出題のことば(担当 Pontamon)
年賀条件でお馴染みの11と今年の22が入った最短手数問題です。
作者ヒント
7手目の駒と補助記号は何でしょう。(諏訪冬葉)
締め切り前ヒント
補助記号が付く7手目の77地点へ着手した駒が22地点の最終手を支えます。
推理将棋146-2 解答 担当 Pontamon ▲76歩、△34歩、▲22角不成、△42玉、▲11角不成、△32玉、 (条件) |
補助記号が付く77地点への着手を考えてみます。後手の着手ならいろいろありそうですが、先手の着手となると、飛や角を後手陣から77へ引いて来た時の成(または不成)でしょうか。参考1図は73の飛を▲77飛不成と引いた後に▲72飛不成で後手玉を詰めた手順です。飛を引くタイミングが合わず、補助記号付きの77への着手は9手目で、後手玉を詰めたのは11手目です。しかももう一つの条件である11の駒を22へ移動する手が含まれていないので失敗でした。
参考1図:▲78飛、△34歩、▲96歩、△77角不成、▲同飛、△42玉、▲73飛不成、△32玉、▲77飛不成、△22玉、▲72飛不成 まで11手
飛では77への補助記号付き着手を7手目に実現することはできないので、対象となる駒は角しかありません。また、11から22へ移動できる駒は玉以外だと、銀、角、馬、龍の4種類なので、参考2図の手順では11へ銀を打つ方針で進めました。7手目の補助記号付き着手は▲77角成を指して、最終手は11の銀を22へ引く▲22銀成で後手玉を詰めた手順になりますが、13手の手数オーバーの失敗手順でした。
参考2図:▲76歩、△34歩、▲22角不成、△12香、▲33角打、△42金、▲77角成、△41玉、▲31角不成、△32玉、▲11銀、△41金、▲22銀成 まで13手
参考1図の飛にしても参考2図の角にしても77地点への着手に付く補助記号は「成」でも「不成」でも関係ない手順になっています。飛では7手目に77地点への補助記号付き着手はできないので、駒種は角であることに間違いは無いはずですが、「成」と「不成」が限定されないことが不思議です。「成」や「不成」以外の補助記号で角の着手に付く可能性があるものに「右」や「左」、「上」があります。たとえば、初手から▲76歩、△34歩、▲22角不成、△何か、▲68角、△何か、▲77角上などです。22の角が77へ引くと▲77角引の他に成か不成が付くので限定されません。角の打ち場所が▲86角なら7手目は▲77角左にになります。もう一つの角が22に居るので「右」だけが付く角着手を7手目にすることはできません。しかし、11に先手の駒が無いので先手の次の9手目で22へ移動することはできません。
7手目の補助記号で引っ掛かっていますが、もう一つ残っていたものがあります。それは「打」です。盤上に自分の角がある状態でその角の利きへ持ち駒の角を打つ手です。3手目に▲22角不成で角を取っていて、7手目に▲77角打をすれば良いのですが、では、5手目は? 手数オーバーの参考2図では11へ銀を打つために△12香の手が必要でしたが、今回は5手目に自分で▲11角不成を指すことができ、手数削減になります。初手から、▲76歩、△34歩、▲22角不成、△42玉、▲11角不成、△32玉、▲77角打 になります。後手玉は▲22角引成で詰まされるように32地点まで移動してきましたが、8手目は玉の退路を塞ぐための協力手△42銀で、9手目の▲22角引成で詰みとなりました。
それではみなさんの短評をどうぞ。
(短評)
諏訪冬葉さん(作者)「77角に補助記号を付けるためには11に生角を置いておく必要がある。それだけの問題です。」
■年賀推理の投稿、ありがとうございました。
斧間徳子さん「7手目77角打を考えると自然に解け、一番易しかった。」
■「打」が見えれば、最終手の地点がわかっているので解図は容易だったでしょう。
NAOさん「7手目は打つ。11と22が入る易しい年賀詰。」
■「5手目は補助記号が付く55への着手」でも成立しますが、元祖フィーバー数字の777が豪勢。
飯山修さん「ゾロ目はサイコロ博打が語源らしいが昔の競馬ではよく使ってた言葉。今は枠連を買う人は少なくてあまり使われなくなった」
■出走頭数が多いG1や強すぎる馬の単枠指定を除いて、10頭立ての7-7や8-8は中穴?
中村丈志さん「角を駆使するので読みやすかったです。」
■7手目に▲77飛〇はできないので、角2枚の問題でした。
けいたんさん「これは分かりやすかった。」
■詰み場所の予測も容易なので。
べべ&ぺぺさん「暗算で2分で解けました。」
■初級問題として優秀な作品でした。
エレーンさん「手数は一問目より長いですが、こちらの方が考えやすかった。」
■手順捜索ではなく理詰で解けるので考え易いです。
RINTAROさん「これはお年玉。」
■解図強豪にはお年玉。
テイエムガンバさん「「77で補助記号がある手」というヒントで補助記号が成か不成かのどちらかとミスリードしてしまいました。」
■7手目の77着手が成でも不成でも次の最終手は11の駒を22へ動かす手なので限定されません。
緑衾さん「22への手までの詰み1つ目ですね。」
■22への手までは全部で3問でした。
ミニベロさん「シンプル条件できれいに限定されています。
棋譜ルールでは、77に{打}が付くんですね。
11の角を引いてくる手には、必ず成か不成が付くので、7七角だけでも区別はつきそうですが。」
■▲77角だけだと成や不成を書き忘れた誤記との区別がつかないです。
原岡望さん「素直な問題」
■手順が見えているとどれも素直に思えます。
ジェシーさん「全部の補助記号を間違えずに書くのが一苦労です。」
■将棋ソフトがあると便利なのですが、連盟の棋譜表記と違うソフトがあるのでチト厄介。
はなさかしろうさん「11と22に着手がある詰手順は9手が最短ですね。さらっと解けて年初にありがたいです」
■来年の年賀推理に、「11の着手」「23の着手」「1段目玉が詰んだ」の9手詰なんてのはいかがでしょうか。
正解:15名
諏訪冬葉さん 斧間徳子さん NAOさん 飯山修さん
中村丈志さん けいたんさん べべ&ぺぺさん エレーンさん
RINTAROさん テイエムガンバさん 緑衾さん ミニベロさん
原岡望さん ジェシーさん はなさかしろうさん
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[2022年2月19日最終更新]
推理将棋第146回出題の146-1の解答です。推理将棋は将棋についての会話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル。はじめての方は どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 をごらんください。
関連情報: 推理将棋第146回出題 推理将棋第146回解答(1) (2) (3)
(4) (5) (6) (7) (8) (9)
推理将棋(おもちゃ箱) 推理将棋(隣の将棋) どんな将棋だったの? - 推理将棋入門
推理将棋第146回解説 担当 Pontamon
2022年の年賀推理特集は9作の盛況な回で、15名の方々から解答をいただき、ありがとうございました。
しかし、年頭から余詰を2作出してしまい、粗検、大変申し訳ありませんでした。
146-1 初級 NAO 作 令和4年の決め手 7手
「あけましておめでとう。指し初めの一局はどうだった?」
「7手目に4筋の手を指して詰ませて勝ったよ」
「令和4年の元旦にぴったりだね。今年もよろしく」
さて、どんな手順だったのでしょうか。
(条件)
- 7手目4筋の手で詰んだ
出題のことば(担当 Pontamon)
7手詰に1条件の年賀詰がありました。ウォーミングアップにどうぞ。
作者ヒント
"初王手"の詰みです。(NAO)
締め切り前ヒント
ノーヒント。7手詰の29手順をおさらいしましょう。
推理将棋146-1 解答 ▲76歩、△52玉、▲33角不成、△51金左、▲同角不成、△32銀、 (条件) |
何手詰であろうとも、攻め駒の中心は角ですので、取った後手の角を支えにして馬を42地点へ移動して詰ませてみたのが参考1図です。後手の左金は飛の横利きを消しつつ、42への利きを外すために62へ移動する協力をしましたが、残念ながら手数オーバーの9手でした。
参考1図:▲76歩、△34歩、▲22角成、△52金左、▲15角、△42銀、▲32馬、△62金寄、▲42馬 まで9手
手数オーバーの原因は、▲22角成した馬が42地点へ移動するのに2手掛かってしまうからです。7手では、3手目や5手目に取った駒を最終手の7手目に打って詰ますか、3手目に取った駒を5手目に打って、最終手の支えにする手段になりそうです。と言っても、3手目に取れる有用な駒は角しかなく、参考1図の手順で失敗していますので、今度は5手目に金を取って7手目にその金を打って詰める方針で指してみたのが参考2図です。残念ながらこの形では△62玉と逃げられてしまいます。
参考2図:▲76歩、△34歩、▲22角成、△32金、▲同馬、△52飛、▲41金 まで7手
参考2図では31の銀が居るために金を42へ打つことができなかったので52地点と62地点を後手の駒で塞いでもらう必要があって、手数が足りませんでした。最終手▲42金を目指せば、玉の退路封鎖は62地点だけで良くなり、▲42金を指せるように△32銀の協力をしてもらう手順が良さそうです。初手から▲76歩、△42金、▲33角不成、△41玉、▲42角不成で金を取って、最終手▲42金を指せるように▲51角不成を指している間に後手は△32銀と飛の利きを止める協力手を指してもらえば詰みになるはずです。たとえば、先ほどの続きで△62金、▲51角不成、△32銀、▲42金までの手順です。しかし、これでは手数オーバーの9手なので失敗です。
2手縮めるにはどのような工夫が必要でしょうか? 角で金を42地点で取り、金打ちの場所を空けるために▲51角不成としている手が無駄だったことに気付けば、正解に辿り着きそうです。つまり、どうせ51への角移動が必要なのであれば、金取りを42地点ではなく51地点ですれば良いのです。
初手から▲76歩、△52玉、▲33角不成、△51金左、▲同角不成の5手目に51地点で金を取ります。最終手で▲42金で詰ますには31地点の銀が邪魔なので、6手目は後手の協力手の△32銀です。この形では52地点に後手玉が居るので飛の横利きは42地点には届いていませんし、62地点は先手の51の角が利いています。金の入手と62地点も抑える▲51角不成が光っています。
それではみなさんの短評をどうぞ。
(短評)
NAOさん(作者)「ありそうでなかった?7手詰1条件。」
■7手詰29手順は無理矢理の1条件で表現可能。DD++さんに推理将棋のトレーニングを受けた時の1問目の課題でした。
諏訪冬葉さん「これしかないとは意外でした。」
■再来年(令和6年)のための予習は終わりましたでしょうか?
斧間徳子さん「この1条件だけで手順が決まるとは少し驚きです。」
■殆どの7手詰は「〇〇に〇〇で応じた」という条件で成立するようですが、簡素なものは少ないようです。
飯山修さん「詰み形のおさらい」
■まずはウォーミングアップの7手詰。
けいたんさん「4筋条件はこれしかないのか。綺麗な詰上がり。」
■頭金や腹金は綺麗ですね。
べべ&ぺぺさん「この筋はすぐに浮かびました。」
■7手詰の詰み上がりは、8手以上の問題の基本や余詰で出てくるので覚えておきましょう。
エレーンさん「52玉~51金左がなかなか見えなかった。」
■このような7手詰の手筋は手数が増えても部分的に出てきます。
RINTAROさん「最終手4筋は1解なんですね。」
■最終手〇筋で限定できる7手詰手順は.....。
緑衾さん「少しだけ考えてしまいました。」
■余詰がないかを考えたのでしょうか。
ミニベロさん「最終手4筋はこれだけでしたか。ということは、2023年はあれしかないね。」
■7手詰ならあれですね。そして再来年はあれです。
原岡望さん「嬉しいサービス問題」
■全員正解の第1問でした。
ジェシーさん「この条件でこの形しかないのですね。」
■最終手4筋の7手詰はこれだけです。
はなさかしろうさん「7手を時々お浚いするのが楽しいです。最初▲42角が浮かびましたが、あれは31角成or馬まででしたね。」
■「4筋着手があった」だと▲53銀までの手順なども。31馬までの手順だと、▲76歩、△34歩、▲22角成、△52金左、▲42角、△41玉、▲31馬 ですね。この手順は最終手の棋譜指定の1条件が可。
正解:15名
諏訪冬葉さん 斧間徳子さん NAOさん 飯山修さん
中村丈志さん けいたんさん べべ&ぺぺさん エレーンさん
RINTAROさん テイエムガンバさん 緑衾さん ミニベロさん
原岡望さん ジェシーさん はなさかしろうさん
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[2024年11月28日最終更新]
詰将棋解答選手権は2004年に始まり、2024年で21回目になる。詰将棋メモの関連記事もかなり多くなってきたので、インデックスを作成した。なお、主催者公式の情報は下記を参照されたい。
これまでの選手権については、Wikipediaの下記記事を参照されたい。
詰将棋メモの詰将棋解答選手権カテゴリの記事一覧
[2022年3月25日最終更新] 147-3解答、第147回出題当選者
将棋についての話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル、推理将棋の第147回出題です。はじめての方は どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 をごらんください。
解答、感想はメールで2022年3月10日までにTETSUまで (omochabako@nifty.com) メールの題名は「推理将棋第147回解答」でお願いします。 解答者全員の中から抽選で1名に賞品リストからどれでも一つご希望のものをプレゼント! 1題でも解けたらぜひご解答ください。
推理将棋第147回出題 担当 Pontamon
2月は解図期間が短いので易しめの出題にしました。
■本出題
■中間ヒント (2月24日 作者)
147-1初級:初手と7手目は銀(けいたん)
147-2中級:駒打ちが1回ありました(諏訪冬葉)
147-3上級:歩突きは2筋でも8筋でもありません(Pontamon)
■締め切り前ヒント (3月3日 Pontamon)
147-1初級:初手は居玉の退路を塞ぐ▲48銀
147-2中級:王手は1段目と3段目の手が2回ずつ
147-3上級:歩突きは玉頭の歩と△32金後の△34歩
147-1 初級 けいたん 作 初手と7手目は偶数筋への同種の駒の手 8手
「8手で詰みか」
「初手と7手目は偶数筋への同種の駒の手だったな」
「3手目と5手目は同じ筋への着手だったね」
さて、どんな手順だったのでしょうか。
(条件)
- 8手で詰み
- 初手と7手目は偶数筋への同種の駒の手
- 3手目と5手目は同じ筋への着手
147-2 中級 諏訪冬葉 作 数字だらけ 9手
「連続王手して9手で勝ったんだって?」
「おう、3手目から4連続王手。5回6筋の手があった」
「ほかには?」
「成駒の手は2回だった。」
「2から6が揃ってストレートって将棋に関係ないか。」
さて、どんな手順だったのでしょうか。
(条件)
- 9手で詰んだ
- 先手は3手目から4連続王手をかけた
- 6筋の手が5回あった
- 成駒の手が2回あった
147-3 上級 Pontamon 作 5段目玉を詰める 10手
「あっちの対局で、歩突きは尻に駒がある歩だけだったよ」
「それで、どうなった?」
「10手目に5段目の玉を詰めたよ」
さて、どんな手順だったのでしょうか。
(条件)
- 10手目に5段目の玉を詰めた
- 歩突きは尻に駒がある歩だけ
このコーナーで出題する問題を募集します。入門用の易しい問題を歓迎。作者名、問題、解答、狙いなどを記入して「推理将棋投稿」の題名でTETSUにメール(omochabako@nifty.com)してください。
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