推理将棋第149回出題(5月10日まで)
[2022年5月25日最終更新] 149-3解答、第149回出題当選者
149-2の出題訂正について
担当の出題ミスで、149-2の高飛車くん(その9)の会話と条件文が既出題の138-2の作品になっていましたので正しい作品と差し替えさせていただきました。
(4月13日 Pontamon)
将棋についての話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル、推理将棋の第149回出題です。はじめての方は どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 をごらんください。
解答、感想はメールで2022年5月10日までにTETSUまで (omochabako@nifty.com) メールの題名は「推理将棋第149回解答」でお願いします。 解答者全員の中から抽選で1名に賞品リストからどれでも一つご希望のものをプレゼント! 1題でも解けたらぜひご解答ください。
推理将棋第149回出題 担当 Pontamon
第149回の出題は、偶数手の3題です。
8手、10手、12手の3題だと思わせて、上級はなんと16手!
手数の割には難し過ぎないのでご安心を。
■本出題
- 149-1 初級 けいたん 作 初王手まで 8手 解答
最終手が金なら簡単なのですが。なお、8手詰で金着手は4回可能です。 - 149-2 中級 NAO 作 高飛車くん(その9) 10手 解答
2筋への金の手は先手なのか後手なのか。 - 149-3 上級 はなさかしろう 作 渋滞のなくしかた 16手 解答
手数は少し長いですが、着手筋はひとつなのでどうにかなりそうな感触。
■中間ヒント (4月26日 作者)
149-1初級:とどめは駒打ち(けいたん)
149-2中級:最終手は成る手(NAO)
149-3上級:2 or 8筋では詰みを作れませんが、それでも飛をなんとかしたいですね。(はなさかしろう)
■締め切り前ヒント (5月3日 Pontamon)
149-1初級:とどめの駒打ちは大駒です。
149-2中級:先手は飛車を振ってから2手で▲28金を目指します。
149-3上級:先後とも玉が上がって5筋の歩を突く。先手の飛頭への歩打ちはOKです。先手玉は54で詰みます。
149-1 初級 けいたん 作 初王手まで 8手
「初王手まで8手で詰みか」
「金の着手は3回だったが最終手は金ではなかったね」
さて、どんな手順だったのでしょうか。
(条件)
- 初王手まで8手で詰み
- 金着手は3回だったが最終手は金ではなかった
149-2 中級 NAO 作 高飛車くん(その9) 10手
「見たかい。俺の5段飛車」
「相変わらず高飛車な奴だな。たったの10手で詰みか。2筋への金の手が意表の一手だったね」
さて、どんな手順だったのでしょうか。
(条件)
- 10手で詰んだ
- 5段目への飛の手と2筋への金の手があった
149-3 上級 はなさかしろう 作 渋滞のなくしかた 16手
「隣の将棋が終わったみたいだけど、どんな将棋だったの?」
「16手で詰んだよ。すべての手が同一筋への着手だったな」
「ふうん…ものすごく短い手数というわけではないね」
「そうだね。味方の駒の頭への着手がなかったからかな」
「なるほど。それは渋滞してしまいそうだね」
「うん。だからかな、味方の駒の尻への着手は6回あって、そのうち4回は味方の歩の尻への着手だったよ」
さて、どんな手順だったのでしょうか。
※ 駒の頭は直前、駒の尻は直後の地点を指します。例えば先手の17の歩の頭は16、尻は18の地点、後手の13の歩の頭は14、尻は12の地点をそれぞれ意味します。(作者)
(条件)
- 16手で詰んだ
- すべての手は同一筋への着手
- 味方の駒の頭への着手はなかった
- 味方の駒の尻への着手は6回あり、そのうち4回は味方の歩の尻への着手だった
このコーナーで出題する問題を募集します。入門用の易しい問題を歓迎。作者名、問題、解答、狙いなどを記入して「推理将棋投稿」の題名でTETSUにメール(omochabako@nifty.com)してください。
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コメント
作者からの中間ヒントです。
149-1初級:とどめは駒打ち(けいたん)
149-2中級:最終手は成る手(NAO)
149-3上級:2 or 8筋では詰みを作れませんが、それでも飛をなんとかしたいですね。(はなさかしろう)
投稿: Pontamon | 2022.04.26 16:16
締め切り前ヒントです。
149-1初級:とどめの駒打ちは大駒です。
149-2中級:先手は飛車を振ってから2手で▲28金を目指します。
149-3上級:先後とも玉が上がって5筋の歩を突く。先手の飛頭への歩打ちはOKです。先手玉は54で詰みます。
投稿: Pontamon | 2022.05.03 00:03