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推理将棋第154回出題(10月10日まで)

[2022年10月25日最終更新] 154-3解答、第154回出題当選者

将棋についての話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル、推理将棋の第154回出題です。はじめての方は どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 をごらんください。

解答、感想はメールで2022年10月10日までにTETSUまで (omochabako@nifty.com) メールの題名は「推理将棋第154回解答」でお願いします。 解答者全員の中から抽選で1名に賞品リストからどれでも一つご希望のものをプレゼント! 1題でも解けたらぜひご解答ください。

推理将棋第154回出題  担当 Pontamon

先月の第153回を「9月の9手特集」と書きましたが8月出題でした。今回の出題が9月出題です。担当の勘違いです。申し訳ありません。
初級は、ミニベロさんからの14手ですがウォーミングアップでサラッと解きましょう。
中級は、11月出題予定でしたが152-3の補足で使ったので今月出題にした5年前の投稿作です。
上級は、NAOさんの高飛車シリーズ最後の10手作です。


■本出題


■中間ヒント (9月26日 作者)

154-1初級:後手の着手は1枚の駒だけ(ミニベロ)
154-2中級:飛角合わせて8手(Pontamon)
154-3上級:銀は4手目(NAO)

■締め切り前ヒント (10月2日 Pontamon)

154-1初級:初手以外の駒種は2種類だけで、後手にナナメ後ろの手はありません。
154-2中級:飛の手は5手。後手に飛の2マス移動と角で飛を取る手があります。
154-3上級:5段目への飛の手が最終手なので先手玉は中段に居ます。


154-1 初級  ミニベロ 作  初手以外全部ナナメ     14手

「さっきの14手で詰んだ隣の将棋、初手以外はすべてナナメに動く手だったよ」
「それは心が曲がっているからじゃ」
「ホントに? じゃあ成る手は最終手だけだったのは?」
「ケチだから、成る手を最後だけにしたんじゃろ」
「じゃあ、最終手が2回目の王手というのは?」
「それが謎じゃ」
「いいかげんな爺さんだな。テキトーなこと言ってるよ!」

さて、どんな手順だったのでしょうか。

(条件)

  • 14手詰
  • 初手以外全部ナナメに動いた※
  • 最終手は唯一の成る手で、2回目の王手

※桂馬は不可


154-2 中級  Pontamon 作  大駒乱舞          10手

「2017年7月の対局の途中図が出て来たよ」
「どれどれ、角で飛を取れる局面だね。もちろん飛を取ったんだろ?」
「それが、棋譜によると角の手だったけど飛は取らなかったよ」
「どんな将棋だったの?」
「着手があったのは4つの筋で、それらの筋への飛移動の手は、2,3,4,5マス移動だった10手詰だよ」
さて、どんな手順だったのでしょうか。
(条件)
  • 10手で詰んだ
  • 角で飛を取れる局面で飛を取らない角の手があった
  • 着手あった4つの筋への飛移動の手は2~5マス移動だった

154-3 上級  NAO 作   高飛車くん(その11)   10手

「今日も5段飛車を指してやったぜ」
「相変わらず高飛車な奴だな。成る手はなくて10手で詰みか。
 歩を突く手に対して直ぐ8筋への銀の手で応じる攻防があったね」

さて、どんな手順だったのでしょうか。

(条件)

  • 10手で詰んだ
  • 5段目への飛の手を指した
  • 歩を突く手の直後、8筋への銀の手で応じた
  • 成る手はなかった

このコーナーで出題する問題を募集します。入門用の易しい問題を歓迎。作者名、問題、解答、狙いなどを記入して「推理将棋投稿」の題名でTETSUにメール(omochabako@nifty.com)してください。

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コメント

作者からの中間ヒントです。
154-1初級:後手の着手は1枚の駒だけ(ミニベロ)
154-2中級:飛角合わせて8手(Pontamon)
154-3上級:銀は4手目(NAO)

投稿: Pontamon | 2022.09.26 00:00

解答の集まりが遅いので、締め切り前ヒントを早めに投入します。

締め切り前ヒントです。
154-1初級:初手以外の駒種は2種類だけで、後手にナナメ後ろの手はありません。
154-2中級:飛の手は5手。後手に飛の2マス移動と角で飛を取る手があります。
154-3上級:5段目への飛の手が最終手なので先手玉は中段に居ます。

投稿: Pontamon | 2022.10.02 10:39

154-2の飛移動の条件文が分かりにくかったようです。
条件文を下記のように2つに分けて解いてください。

・着手あった4つの筋への飛移動の手は2~5マス移動だった

・着手あった4つの筋への飛の手があった
・飛移動の手は2~5マス移動だった

投稿: Pontamon | 2022.10.05 10:13

Pontamonさんへ。
そんな説明文で2つに分けたら余詰めが生じて、問題が増えるだけかと思いますよ。
「飛移動の手は2~5マス移動だった」だと、その間なら複数回可能というとになります。

・10手で詰んだ
・角で飛を取れる局面で飛を取らない角の手があった
・着手は4つの筋のみで、4つ全ての筋への飛車の着手があった
・2、3、4、5マス移動の飛車の手が各1回ずつあった

これぐらいの修正にすべきかと。

投稿: チャンプ | 2022.10.05 21:49

チャンプさん、コメントありがとうございます。

推理将棋は将棋についての会話をヒントに将棋の指し手を復元するパズルなので会話が主(詰パラは会話のみの出題)で箇条書き条件は副ですが、会話と条件が合っていないと違和感が生じます。
「2~5マス移動」でまとめてしまうと、その範囲内であれば可だとの誤解が生じますね。
飛の2マス移動、3マス移動、4マス移動、5マス移動の移動距離4種類全てが実現される必要があるので条件文の方は正確ではありませんでした。
会話と同様に飛移動の距離を全部列挙することにしました。なお、移動距離4種類が1回ずつだとは制限していないので、4種類全てが実行されれば同じ移動距離の飛移動が複数回あっても構いません。、

・10手で詰んだ
・角で飛を取れる局面で飛を取らない角の手があった
・着手があったのは4つの筋で、それらの筋への飛の手があった
・飛の手には、2、3、4、5マス移動の飛移動があった

投稿: Pontamon | 2022.10.05 23:26

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