推理将棋第１６８回出題（１２月１０日まで）

[２０２３年１２月２３日最終更新］　推理将棋１６８-３解答、第１６８回出題当選者

将棋についての話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル、推理将棋の第１６８回出題です。はじめての方は　どんな将棋だったの？ - 推理将棋入門　をごらんください。

解答、感想はメールで２０２３年１２月１０日までにTETSUまで　（omochabako@nifty.com）　メールの題名は「推理将棋第１６８回解答」でお願いします。 解答者全員の中から抽選で１名に賞品リストからどれでも一つご希望のものをプレゼント！　１題でも解けたらぜひご解答ください。

推理将棋第１６８回出題　　担当　Pontamon

今年の出題も残り２回となりました。
年内が解答期限なのは今回の第１６８回が最後となります。
初級は担当からの７手、中級はけいたんさんからの10手、上級はミニベロさんからの11手の作品となっています。

【年賀作品の募集】

2024年元旦の年賀詰の出題を予定していますので、2024年、令和６年、辰、龍などに因んだ年賀詰作品を募集いたします。（こじつけ可。手数制限なし。複数の作品投稿も可）
投稿締め切りは12月15日といたします。
将棋の駒に龍や馬があるので辰年と午年は作図し易いと思います。奮っての投稿をよろしくお願いします。
11月11日現在、年賀推理の投稿は６作者からの９題となっていますが、変則の出題方法で対応可能だと思いますのでどしどし投稿してください。

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■本出題

• １６８-１　初級　　Pontamon 作　　　大駒の棋譜　　　　　　　　　７手　解答
  　　１６５－１では大駒着手が１回でしたが、今回は大駒着手が３回です。
• １６８-２　中級　　けいたん 作　　　とどめは角右成　　　　　　１０手　解答
  　　最終手で右角は成れるけど左角は成れないという仕組みを解き明かしてください。
• １６８-３　上級　　ミニベロ 作　　　歩で始まり歩で終わる　　　１１手　解答
  　　歩の着手で詰むのに先手の歩の手は初手と最終手だけなので工夫が必要です。

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■中間ヒント　（１１月２６日　作者）

168-1初級：２回目の大駒着手の棋譜も筋・段・駒種の３文字（Pontamon）
168-2中級：歩を取る手２回（けいたん）
168-3上級：１１手でトドメ歩ならば、アレかアレくらいか（ミニベロ）

■締め切り前ヒント　（１２月３日　Pontamon）

168-1初級：２回目の大駒着手は駒打ちなので３文字、３回目の大駒着手は成駒なので３文字。
168-2中級：最終手は先手陣ではなく中段なので、先手陣から動く右角だけが成れます。
168-3上級：空き王手での詰みですが、35地点や45地点を歩や桂で抑えることはできないので65の飛でカバーします。

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１６８-１　初級　Pontamon 作　　　　大駒の棋譜　　　　　　　　　７手

「７手で詰まされたけど、３回目の大駒の手の棋譜は筋・段・駒種の３文字だったよ」

さて、どんな手順だったのでしょうか。

（条件）

• 7手で詰み
• ３回目の大駒着手の棋譜は筋・段・駒種の３文字

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１６８-２　中級　　けいたん 作　　　とどめは角右成　　　　　　１０手

「10手で詰みか」
「先手玉が３連続で動いたね」
「とどめは角右成の着手だったな」
「最終手で左の角は成れないけどね」

さて、どんな手順だったのでしょうか。

(条件)

• 10手で詰み
• 先手玉が３連続で動いた
• とどめは角右成の着手だった
• 最終手で左の角は成れない

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１６８-３　上級　　ミニベロ 作　　　歩で始まり歩で終わる　　　１１手

「鮒に始まり鮒に終わる、という釣りの話か」
「いやいや、将棋は歩から、ということでしょ」
「違うの！　先手は初手と最終手だけが歩だった、という１１手で詰んだ将棋の話」
「見てたよ。先手は駒を１回だけ取って、それを７手目に３筋に打ったね」
「そう、成る手はなかったね」
「分かった！　最初と最後に鮒を釣ったのね」

釣りはさておき、この推理将棋の手順を考えてくださいね。

(条件)

• １１手詰
• 先手の歩の手は、初手と最終手だけ
• 先手は駒を１回だけ取った
• ７手目は３筋に駒打ち
• 成る手なし

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このコーナーで出題する問題を募集します。入門用の易しい問題を歓迎。作者名、問題、解答、狙いなどを記入して「推理将棋投稿」の題名でTETSUにメール（omochabako@nifty.com）してください。