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推理将棋第170回解答(1)

[2024年2月18日最終更新]
推理将棋第170回出題の170-1の解答です。推理将棋は将棋についての会話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル。はじめての方は どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 をごらんください。

関連情報: 推理将棋第170回出題  推理将棋第170回解答(1) (2) (3) (4) (5) (6)
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推理将棋第170回解説  担当 Pontamon

令和6年、2024年の年賀推理第一弾はいかがでしたでしょうか?
今回は13名の方々から解答をいただきました。解答、ありがとうございます。
なお、昨年末に本サイトへ辿り着いて、推理将棋のファンになられたpiyoさんが解答者として初参加されました。推理将棋をよろしくお願いします。


170-1 中級  けいたん 作  全手順偶数筋     11手

「同飛成まで11手で詰みか。成る手はこれしかなかったね」
「2手目は歩突きだったな」
「全手順偶数筋の着手だったね」
「2024年、令和6年の指しはじめには相応しいかな」

さて、どんな手順だったのでしょうか。

(条件)

  • 11手で詰み
  • 唯一の成る手は、とどめの同飛成
  • 2手目は歩突き
  • 全手順偶数筋の着手

出題のことば(担当 Pontamon)

 2024年、令和6年の指しはじめに相応しい理由は何でしょうか?

作者ヒント

 歩不成あり(けいたん)

締め切り前ヒント

 初手▲66歩から始まり62地点での同飛成まで6筋着手は9回です。


推理将棋170-1 解答

66歩、△64歩、▲65歩、△62飛、▲64歩、△63飛、
不成、△82銀、▲42飛、△62金、▲同飛成 まで11手

(条件)
・11手で詰み
・唯一の成る手は、とどめの同飛成(7手目▲63同歩不成、11手目▲62同飛成)
・2手目は歩突き(2手目△64歩)
・全手順偶数筋の着手(初手▲66歩、2手目△64歩、3手目▲65歩、4手目△62飛、5手目▲64歩、6手目△63飛、7手目▲63同歩不成、8手目△82銀、9手目▲42飛、10手目△62金、11手目▲62同飛成)

Suiri1701

Suiri1701a偶数筋だけの着手で最終手が飛を成る手となると、初手▲26歩から2筋の歩を突き進めて、28の飛を後手陣へ進出する手順が思い浮かびます。▲26歩、△24歩、▲25歩、△同歩、▲同飛、△62飛、▲22飛不成、△42銀、▲同飛不成、△31金、▲23角、△41金、▲同飛成 のような手順になりそうですが、手数オーバーの13手。41地点で金を同で取らせるためには一旦41の金を動かす必要があり、場所作りのために銀を捨てる手順が余分になっており、折角あけた場所は銀が居た31地点なので△31金は偶数筋の手ではないので大失敗。そこで考えたのが11手で詰めた参考図の手順です。41の金は△42金の1回だけ動いて、▲同飛成で取らせて詰まされるという構想だったのですが、42地点に利きがある31の銀の処理が必要になり、△32銀と指した手が条件をクリアできていなくて失敗でした。

参考図:▲46歩、△44歩、▲45歩、△42飛、▲44歩、△43飛、▲同歩不成、△32銀、▲82飛、△42金、▲同飛成 まで11手

偶数筋の着手でなければいけないので、31の銀を△22銀として42への利きを外せればいいのですが22地点には後手の角が居るので△22銀は指せません。でも、参考図を見ていると左右反転して、4筋ではなく6筋中心に指せば、82の飛が居なくなっているので△82銀を指せそうです。初手から▲66歩、△64歩、▲65歩、△62飛、▲64歩、△63飛、▲同歩不成と進め、8手目で62への銀の利きを外す偶数筋の手として△82銀を指すことができます。続けて先手は飛を打つ手になりますが、偶数筋で飛を打てる2段目の筋は42しかないので9手目は▲42飛で△62金を▲同飛成で取って詰みとなります。

それではみなさんの短評をどうぞ。

(短評)

NAOさん「偶数筋のみだと選択肢がぐっと絞られる」

■偶数筋着手の条件により先手の飛の打ち場所が限定されました。

中村丈志さん「6八飛と飛の活用を予想したが、違った。」

■▲68飛、△64歩、▲66歩、△62飛、▲65歩、△42銀、▲64歩、△同飛、▲同飛、△62金、▲63飛打、△61金、▲同飛成だと手数オーバーの13手ですね。

飯山修さん「飛車の入手が歩で間に合うところが面白い」

■偶数筋条件で角や桂を使えないとなると歩しか無いので間に合わせる手順を捻り出す。

RINTAROさん「4筋だと銀が上がれない。」

■22の角が邪魔で銀は上がれず△42銀とすると同飛成で取らせる△42金ができない。

原岡望さん「偶数筋条件をうまく使っている」

■全着手が偶数筋の手順だと、最終手は41、42、61、62の4地点だけになるようです。

ほっとさん「6筋から攻略。うまくできている。」

■一見、左右逆パターンが思い浮かぶけど偶数筋の2筋を使えなくて△82銀とするしかありません。

占魚亭さん「4筋か6筋かの2択。」

■はい、正解は6筋でした。

るかなんさん「自陣の飛車を62や42に成りこませたところで紐が付けられないのでは意味が無い。」

■自陣の飛を後手陣で成るとしても最終手の同の手は無理ですね。

諏訪冬葉さん「飛車は取るしかなさそうなのであとはヒモになる駒を考えました。」

■△54歩ができないので、角で支えるなら▲63角で▲41同飛成か▲43角で▲61飛成を支えることになりますが、この形は無理ですね。

はなさかしろうさん「推理将棋はお屠蘇気分で解けて良かったのですが、年賀要素の謎が結局解けず終い。いろいろ試してみたのですが、give upです。」

■令和6年にちなんで、初手66地点から始まり、6筋着手が多いってことなのかな?

ミニベロさん「当然だが、4筋では銀の処理に困るという筋書き。シンプル条件でスッキリ。」

■最終手が同飛成なのがシンプル条件に出来た要因。単に飛成だと、▲86歩、△84歩、▲85歩、△83飛、▲84歩、△62金、▲83歩成、△61玉、▲42飛、△24歩、▲41飛成 の一間龍の形がありました。


正解:13名

  NAOさん  中村丈志さん  飯山修さん  piyoさん
  RINTAROさん  原岡望さん  ほっとさん  占魚亭さん
  るかなんさん  テイエムガンバさん  諏訪冬葉さん
  はなさかしろうさん  ミニベロさん

(当選者は全題の解答発表後に発表)

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