詰将棋メモ(2024年3月31日)
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[2024年3月29日最終更新]
推理将棋第171回出題の171-4の解答、第171回出題の当選者(中村丈志さん)を発表します。
推理将棋は将棋についての会話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル。はじめての方は どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 をごらんください。
関連情報: 推理将棋第171回出題 推理将棋第171回解答(1) (2) (3) (4)
推理将棋(おもちゃ箱) 推理将棋(隣の将棋) どんな将棋だったの? - 推理将棋入門
171-4 上級 はなさかしろう 作 龍だけど龍じゃない指し初め2024 44手
「あけましておめでとう! 今年は辰年だね」
「謹賀新年! 芥川ってさ、辰年辰月辰日の生まれにちなんで龍之介なんだってね」
「ではさっそく、よろしくお願いします。龍を作って、成駒は取らないようにしよう」
「よろしくお願いします。了解。でも辰という字、元々はハマグリらしいよ」
「ハマグリ…と、王手か。じゃぁ蛤にちなんで合駒しよう。でも辰は蜃の方の原字だね」
「そうそう。辰は振に通じ、草木の形が整った状態、という意味らしい」
「振興の振だね。今年は振るった年になるといいな」
「ほんとにね…と、44手で詰んだね。2024年だから、20と24を足して44さ」
「ちょっとこじつけ気味だけど…それじゃおさらいしようか。
・44手で詰んだ
・詰上りで全ての駒が盤上にあった
・詰上りで成駒は龍2枚、と(※)2枚の計4枚のみ
・成駒を取る手はなかった
・33手目までは駒打ちがなかった
・初手は自陣内の手
・10手目と14手目は同と(※)
・11手目は11の地点への手
・12手目のみが9筋の駒数を増やす手
・16手目は同角
・18手目は移動直後の先手歩の尻への角の手
・21手目は移動直後の後手角の尻へのと(※)の手
・23手目と26手目は7筋の駒を8筋に移動する手
・24、27、28、35手目のみが9筋の駒数を減らす手
・25手目は合駒
・29手目は2筋の歩の手
・34、36手目は同と(※)で取った駒を取った順に取った筋の5段目に打つ手
・37~44手目は19、15、75、71、65、66、45、56の地点に順に駒を打つ手
ということだったね」「うん。指し初めらしい一局だったね」
「「というわけで、本年もよろしくお願いします!!」」
さて、どんな手順だったのでしょうか。
※ 会話、条件共に、(※)を付した「と」は、と金(成歩)のことです。
(条件)
- 44手で詰んだ
- 詰上りで全ての駒が盤上にあった
- 詰上りで成駒は龍2枚、と(※)2枚の計4枚のみ
- 成駒を取る手はなかった
- 33手目までは駒打ちがなかった
- 初手は自陣内の手
- 10手目と14手目は同と(※)
- 11手目は11の地点への手
- 12手目のみが9筋の駒数を増やす手
- 16手目は同角
- 18手目は移動直後の先手歩の尻への角の手
- 21手目は移動直後の後手角の尻へのと(※)の手
- 23手目と26手目は7筋の駒を8筋に移動する手
- 24、27、28、35手目のみが9筋の駒数を減らす手
- 25手目は合駒
- 29手目は2筋の歩の手
- 34、36手目は同と(※)で取った駒を取った順に取った筋の5段目に打つ手
- 37~44手目は19、15、75、71、65、66、45、56の地点に順に駒を打つ手
出題のことば(担当 Pontamon)
長丁場の手順のマイルストーンとなる条件を見極めてじっくり考えてみてください。締切まで約2ヵ月あります。
作者ヒント
条件c)~o)に矛盾しないような、2~28手目の後手の棋譜表記は一意に決まります。(はなさかしろう)
締め切り前ヒント
昨年の年賀詰は「卯」があぶり出されましたが、今年は「辰」のあぶり出しです。
11手目は▲11飛成でもう一つの飛成は△99飛成。歩成は8手目の△17歩成と19手目の▲73歩成。34手目以降は駒打ちが主ですが唯一の盤上の手の35手目は9筋の駒を減らす▲85桂です。とどめは56地点の手ですが、先手玉は居玉のままで詰みます。
推理将棋171-4 解答 担当 Pontamon ▲18飛、△14歩、▲76歩、△15歩、▲75歩、△16歩、 (条件) |
条件の全体を見て、分かることを整理してみます。まず駒成に関してですが、終局時に盤上に龍2枚とと金2枚があって、成駒が取られることが無かったとのことなので、飛成の手が2回と歩成の手が2回だったことが分かります。また、10手目と14手目は同となので後手は8手目までに歩成をする必要があり、9手目と13手目は次の手で同とができるように先手の駒をと金の利きへ移動する手になります。成駒を作るには自陣の駒を敵陣まで進めるか、取った駒を敵陣近くに打ってからの移動で成ることができますが、33手目までに駒を打つ手が無いとのことですし、34手目以降での駒打ち以外の手を指せるのは先手の35手目だけなので、33手目に駒打ちができない先手と34手目以降の着手全てが駒打ちの手になる後手は、駒を打ってからの駒成はできません。つまり、飛成や歩成は盤上の駒を移動しての駒成になります。
その他としては9筋に関わる条件が2つあって、ひとつは9筋の駒数を増やす手でもうひとつは9筋の駒数を減らす手です。9筋の駒数を増やす手は12手目だけなので初期配置で9筋にある先手と後手の歩と香2枚ずつの他に12手目に9筋へ盤上を移動する手が指されることになります。後手はこの12手目までは、2手目からある筋の歩を突き進めて8手目に歩成をして、10手目は同とでの駒取りなので12手目に9筋へ移動できる駒は飛しかなく、12手目の△92飛が確定します。(この92の飛があとで飛成する必要があります)一方、9筋の駒数を減らすのは24、27、28、35手目なので先手と後手が2枚ずつ9筋から駒を減らす着手をすることになります。先後との2枚ずつの9筋の駒と言われると、歩と香が思い浮かびますが、歩も香も同じ筋内の移動しかできないのに9筋の駒数を減らす着手なんてできないと感じるかもしれませんが、ここにカラクリがあります。たとえば、後手の角で99の先手の香を取る手の△99角不成を指した時、この着手の前後で9筋の駒数に変化はありません。つまり9筋にある相手の駒を9筋以外の駒で取る手は9筋の駒数に変化を与えないのです。この99の角は9筋の駒数を減らす手として他の筋へ移動させることができます。では、9筋にある相手の駒を9筋の駒で取った場合はどうなるでしょうか。9筋から相手の駒が無くなるので9筋の駒数が減る着手になります。92に後手の飛が居るので、9筋の先手の駒を取る手も駒数を減らす手として使えそうです。条件r)では駒打ちする地点が指定されていますが9筋は指定されていないので駒打ちで9筋の駒数を増やすことは無さそうです。条件q)は、10手目と14手目に同とで取った駒を取った筋の5段目へ打つ条件になっています。9筋の駒数を増やす手は12手目の△92飛だけなのが確定しているので、もし8手目の歩成が8筋での△87歩成だったとしても▲98香、△同とという手順にはならないことになります。
次はj)、k)、l)の角に関係する条件が目に留まります。16手目が同角の手とのことですが、この時点までの後手の手は、ある筋の歩を4手突き進めた8手目に歩成して、10手目は同とでの駒取り、12手目は△92飛で14手目も同とでの駒取りです。その次の手番の16手目に同角ができるのはどの地点でしょうか?角筋の11には11手目に指した先手の駒がありますが、16手目に同角を11地点で指すためには11の先手駒が一旦移動してから15手目に11へ戻る必要があります。しかし、14手目の同とのために13手目はと金の利きへの駒移動の手を指すので、13手目に一旦11地点を離れて15手目に11へ戻ることはできません。推測し易い他の手順は15手目の▲33角不成を△同角で取るケースや15手目の▲13香を△同角とする手順でしよう。▲33角不成を△同角の場合、先手の7筋の歩は既に突かれているので18手目の歩尻への△77角不成は歩移動の直後にはならないので除外されます。16手目が▲13香不成を△同角とする手なら、続けて▲56歩に△57角不成のあとで△75角に▲74とと続きそうです。他には後手の歩成が△37歩成だとすると角道が空いているので15手目の▲66歩に△同角のケースがあり得そうです。しかし、8手目の△37歩成で後手がと金を作る場合、11手目に11地点の手を指すことができません。なぜなら、初手は自陣内の手、すなわち8段目の着手になるため、後手が3筋の歩を突き進めて8手目に△37歩成とする間、先手は17の歩を突き進めて11手目の11地点着手を目指しますが11地点へ到達できるのは13手目になるからです。
ここで、11手目の11地点の着手をクリアする手順を考えてみます。後手角の着手条件が16手目に出て来るので、先手角で後手の角を取ってから▲11角不成とすることはできないので、1筋から11地点を目指すことになります。しかし先手の手だけでは11手目の11地点着手ができないと分かったので後手に協力してもらうしかありません。と言っても、2手目から5手目の▲15同歩で後手の歩を取り、△同香と進んで後手の歩が取られると、駒打ち開始条件があるので歩を打てないし、打てたとしてもその手が8手目なので、8手目に歩成をすることができません。となると、後手が8手目に歩を成るのは1筋の歩を突き進めた17地点のはずです。先手は1筋を一直線に進んで来る後手の歩を取ることはできないので21手目に▲74とを指せるように7筋でのと金作りの準備を進めることになります。初手は不明なのでおいておいて、2手目からは△14歩、▲76歩、△15歩、▲75歩、△16歩、▲14歩、△17歩成で8手目に17でと金を作ります。10手目は同との手なので9手目は▲28銀の協力手を指して△同とです。次の11手目は▲11香成が11地点の手になりますが、駒成は飛と歩だけの条件なので▲11香成はできません。そこで初手に▲18飛としておけば11手目に▲11飛成を指せます。▲11飛不成としておいて、その後の飛移動の際に成るという手順があるかもしれませんが、ここではとりあえず▲11飛成としておきます。12手目の△92飛は決まっています。
14手目は同となので、先手は13手目に28に居ると金の利きへ駒を動かす必要があります。それができるのは▲38金か▲39金のどちらかです。この時点ではどちらが良いのか分かりませんのでとりあえず▲38金として14手目は△同とです。
16手目は同角なので、15手目の▲13香不成に△同角として、動いた直後の歩の尻への角移動ができるように▲56歩、△57角不成と進み、▲73歩成で先手がと金を作ったら20手目に△75角不成として21手目が▲74とです。
参考図:▲18飛、△14歩、▲76歩、△15歩、▲75歩、△16歩、
▲74歩、△17歩成、▲28銀、△同と、▲11飛成、△92飛、
▲39金、△同と、▲13香不成、△同角、▲56歩、△57角不成、
▲73歩成、△75角不成、▲74と まで21手(途中図)
23手目と26手目は条件m)の7筋の駒を8筋へ移動させる手ですが、22手目の時点で盤面(参考図)を確認すると8筋へ移動できる7筋の駒は先手は74のと金で後手は71の銀です。24手目は9筋の駒数を減らす手になりますが、現時点で9筋の駒数を減らせる後手の駒は92の飛だけです。でもこの飛はいつか飛成で龍にする必要があるので、26手目に動かすのなら先手陣へ直射できる△12飛が良いかもしれません。または22手目の今、9筋の駒数の増減なしの△97角不成を指しておいて24手目の9筋の駒数を減らす手で97の角を再移動させることができます。そうすれば27手目と28手目の2手連続で9筋の駒数を減らす手で▲93香不成、△同飛の9筋の相手駒を9筋の駒で取る手を指せるようになるので26手目の9筋の駒数を減らす手で△12飛はやめておいた方が良いことになります。22手目が△97角不成なら24手目の角移動では、条件o)で25手目は合駒となっているので24手目は△86角不成での王手に25手目は▲68銀の合駒です。26手目は7筋の駒を8筋へ動かす手なので△82銀です。29手目は2筋の歩なので▲26歩
途中図以降22手目からの手を並べると、△97角不成、▲84と、△86角不成、▲68銀、△82銀、▲93香不成、△同飛、▲26歩になりますが、30手目から33手目までの4手の直接的な着手条件がありませんが、駒打ちが始まった34手目以降で唯一の盤上の手が35手目の9筋の駒数を減らす最後の手が残っていました。現時点では9筋には91の香と93の飛だけで、もちろん香は横へは動けませんし93の飛は83に歩が居るため横移動ができません。35手目は先手の着手なのに29手を指した時点で9筋には先手の駒が無いのですから、9筋の駒数の増減なしで30手から34手までの間で先手の駒を9筋へ配置する必要がありますし、93の飛はどこかで飛成をする必要があります。なので30手目は△99飛成でしょうか。△98飛成でも良さそうなのですがとりあえず△99飛成としておきます。31手目ですが、最終手の44手目は条件r)によると56地点へ駒を打つ手になっていますが、56地点には歩尻の△57角不成をするために突いた▲56歩が居る状態なので、ここで▲55歩を指しておきます。32手目は9筋の駒数の増減なしで先手駒を配置できるようにするための△97香不成で、続く33手目は△同桂です。これで35手目に9筋の駒数を減らす手として97の桂を△85桂と移動させることができます。30手目からは△99飛成、▲55歩、△97香不成、▲同桂ということです。
34手目以降は35手目の▲85桂以外は駒打ちが残っているだけです。条件q)とr)で指定されている順や指定地点へ持ち駒を打って行くだけです。37手目からの駒打ち条件のr)では、この時点で先手も後手も香2枚と歩2枚が持ち駒になっているので、二歩の反則に注意するくらいでしょう。34手目から、△25銀、▲85桂、△35金、▲19歩、△15歩、▲75歩、△71歩、▲65香、△66香、▲45香、△56香 になります。途中の11手目の▲11飛不成か▲11飛成が保留になっていましたが、▲11飛不成の場合だとその後にこの飛を動かせる余裕が無かったので、11手目時点で▲11飛成としておくことになります。また、▲38金か▲39金に△同との手順がありましたが、▲38金が正しかったようです。▲39金に△同とだと44手目の△56香の王手に対して▲48玉と逃げることができます。あと、30手目の飛成ですが、△98飛成と△99飛成のどちらでも32手目の△97香不成を指すことができたのですが、△98飛成だったら44手目の△56香の王手に対して▲58金の合駒が可能なので△99飛成が確定します。
詰み上がってみると「辰」の文字があぶり出されていますが単なるあぶり出しの年賀作品ではなく、最終手の△56香に対して68の銀は角でピンされているので▲同銀とはできず、69の金は99の龍でピンされているので▲58金の移動合いもかなわない見事な詰み上がり図になっていました。最終手の着手地点が明かされている条件なので、56地点近くへ先手玉を移動させて詰まされる形を考えられた方も居たかもしれませんね。(ここに一人は居ます(笑))
それではみなさんの短評をどうぞ。
(短評)
はなさかしろうさん(作者)「あぶり出しは書体の問題が悩ましいです。「龍」の字が好きなのでやってみたかったのですが「竜」でも難しく、簡体字や草書体も考えましたが馴染みが薄いと解きにくそうなので「辰」にしたところ、丁度40枚で盤上になんとか収まりました。チェックポイントを消化していけば解けるように条件をつけるのが理想ですが、いかがでしたでしょうか。」
■単純に、「卯」の次だから「辰」だと思いました。簡体字の龍って「もっとも(尤も)」みたいな字ですよね。知らない人が多そう。来年は「蛇」は難しいからやはり「巳」かな?鎌首を持ち上げたコプラの形もあるけど逆に難しいか。
NAOさん「年賀詰の締めは渾身の書き初め「辰」。条件が多い分、手順のヒントが多く4問中、最初に解けた。条件nの9筋の駒を減らす手順ををいかに実現するかが鍵。」
■条件n)で9筋の駒を減らせと言われても香や歩は横へ行けないし...と考え込んでしまいそう。駒を増減させずに相手の駒を取る妙手がありました。
飯山修さん「直前ヒントを参考にすれば19手目迄は必然で34手目以降も指定されている。残りの14手を考えればいいのだが角の変則移動が意外と難しかった。あぶりだしなのでこの問題が一番入り込みやすかった。」
■同角、歩尻への角、角移動直後の角尻へのと金。この辺りは問題ないけど、9筋の駒数を増やさずにあとで減らすことができるようにする△97角不成が見え難いです。
ほっとさん「条件がいろいろと強引すぎるけど、凄い。」
■単なるあぶり出しの図を作ったのではなく、龍と角で2枚の駒がピンされているという構成が凄いですね。
正解:4名
NAOさん はなさかしろうさん ほっとさん 諏訪冬葉さん
(総評)
NAOさん「年賀詰の後半も解き応えの難問揃い、大いに楽しみました。」
■難問揃いと言う割りには一人ダントツの早期解答でした。また、余詰の発見、ありがとうございます。
飯山修さん「今月は1問のみ解答を覚悟したがなんとか3問になってよかった」
■それは何より。3問に解答していただきましたが、解答見直しのチェック忘れ(?)が残念でした。
ほっとさん「さすがに難しすぎた。」
■40手超えが3題ですからね。
RINTAROさん「1題解答で失礼します。2は少し考えましたが解けず、4はほぼ解けたけど、完全解答には至らず。3に至っては、考えてもいません。最終日1時間じゃこんなもんですね。」
■2ヵ月あったのに...。長手数問題を1時間では無理ですね。
諏訪冬葉さん「今年の目標は「20手以下完答」に下方修正しました」
■23手作の出題はどうしようかなぁ。手数は長いけど中級で行けそうな気がするので大丈夫でしょう。
るかなんさん「171-3,171-4はさっぱり頭が回らず、降参です。」
■まさか暗算ですか?長編は駒を動かして解くのが一番です。
原岡望さん「172-3.172-4 1と2に時間食ったため降参です。残念。」
■44手+45手+44手ですからヒント投入後でも時間が足りませんでしたか。
推理将棋第171回出題全解答者: 10名
NAOさん 中村丈志さん 飯山修さん はなさかしろうさん
ほっとさん RINTAROさん 占魚亭さん 諏訪冬葉さん
るかなんさん 原岡望さん
当選: 中村丈志さん
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[2024年4月25日最終更新] 詰将棋パラダイス
2024年4月の将棋雑誌での詰将棋の話題やホームページでの4月出題について。
関連情報: ネット詰将棋・解答募集中 Web Fairy Paradise
おもちゃ箱: 詰将棋情報(他の月の詰将棋はここから) 展示室 推理将棋
===== ネット詰将棋4月の出題 =====
日本将棋連盟懸賞詰将棋4月出題
2024年4月24日、日本将棋連盟で、2024年4月出題分(出題・ 内藤國雄九段)
月刊FBニュース 詰将棋 2024年4月出題
2024年4月15日、月刊FBニュースで、2024年4月の出題(5手詰)
日本将棋連盟懸賞詰将棋3月解答
2024年4月15日、日本将棋連盟で、2024年3月出題分(出題・ 田中魁秀九段) 解答
めいまが
2024年4月10日、めいまがで、めいまが 2024年4月号
3月のトップ詰将棋結果
2024年4月8日、詰将棋パラダイスで、3月のトップ詰将棋結果発表
【解答数】153名→誤解1名
信金けんぽ2024年3・4月
2024年4月?日、東京都信用金庫健康保険組合で、信金けんぽ2024 3・4(PDF)
財界九州、詰碁・詰将棋 次の一手
2024年4月?日、財界九州で、2024年4月号 次の一手 答え合わせ(PDF)
詰将棋パラダイス今月の懸賞詰将棋
2024年4月1日、詰将棋パラダイスで、4月の懸賞詰将棋。締切は5月1日午前6時。
「今月の懸賞詰将棋 【作者】北原幹久 【手数】9手 → ヒント →解答送信(Response Form)」
#056 佳手▲2四竜(5手詰)
2024年4月1日、将棋レッスン ワン・トゥ・ワンで、創作詰将棋(#056)をアップしました
詰将棋駒の舞(新館)で今月の新題
2024年4月1日、詰将棋駒の舞(新館)
2024/04-1:新題:「詰図の舞」「ギリシャ小文字「α(アルファ)」:21手詰
2024/04-2:新題:「詰図の舞」「漢字」:31手詰
おもちゃ箱、展示室で4月の詰将棋
2024年4月1日、おもちゃ箱の展示室で、4月の詰将棋出題。解答締切は2024年4月末。
「詰将棋ガイダンス」
・アート展示室 No.113 eureka
・カピタン展示室 No.37 占魚亭
・ドキドキ展示室 No.130 金少桂
・パズル展示室 No.44 本間晨一
・記録展示室 No.163 馬屋原剛
棋まめ将棋教室今月の詰将棋
2024年3月31日、棋まめ将棋教室で、今月の詰将棋(4月)
日本アマチュア将棋連盟懸賞詰将棋
2024年3月27日、日本アマチュア将棋連盟で、懸賞詰将棋今月の出題 (須藤大輔さんの作品)と前月の解答。締切り4月15日。
将棋を孫に伝える会懸賞
2024年3月27日、日本アマチュア将棋連盟で、将棋を孫に伝える会懸賞。締切り4月15日。
高槻市広報の詰将棋
2024年3月27日、高槻市で、詰将棋 第21問から
第23問 糸谷哲郎八段からの出題
===== 詰将棋パラダイス4月号 =====
詰将棋パラダイス2024年4月号 ちょっとした感想
2024年4月24日、詰将棋の欠片で、詰将棋パラダイス2024年4月号 ちょっとした感想
詰将棋パラダイス2024.4月号
2024年4月15日、junkchem story で、詰将棋パラダイス2024.4月号
詰パラ4月号到着
2024年4月7日、創棋会通信+α Ⅱで、詰パラ4月号到着
詰パラ4月号
2024年4月3日、富山県将棋情報で、詰パラ4月号
詰パラ4月号発売
2024年4月1日、詰将棋パラダイスで、4月号発売
「令和5年度下半期半期賞発表:作品・解答部門の半期賞を発表!
短期段位認定結果発表:谷川浩司九段、北浜健介八段も出題!
解答選手権については、こちらをチェック → 解答選手権速報ブログ 」
===== 将棋世界5月号 =====
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[2024年4月11日最終更新] 余詰修正(赤字部分)、反省コメント
推理将棋第171回出題の171-3の解答です。推理将棋は将棋についての会話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル。はじめての方は どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 をごらんください。
関連情報: 推理将棋第171回出題 推理将棋第171回解答(1) (2) (3) (4)
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171-3 上級 はなさかしろう 作 攻方連続両王手詰 その2.5&その3 2024 44手+45手
「あけましておめでとう! 年が明けたのにまだ両王手に凝っているの?」
「「謹賀新年! ちゃんと指し初めしたよ。二局指したところさ」」
「ひとつは、44手で詰んだよ。
20~44手目の後手の着手はそれぞれ異なる地点の先手玉への13回連続両王手だったな。
7手目は斜め前と斜め後ろに味方の歩がある地点への着手で、
14手目は角頭の地点への着手で、
最終手が初の成だったよ」
「もうひとつは、45手で詰んだよ。
19~45手目の先手の着手はそれぞれ異なる地点の後手玉への14回連続両王手だったよ。
同の手は2回同の手は連続で2回(同の手に対して同の手で応じたことがあった)。
そして、11手目は初めての龍の手さ」
「ふうん。11手目が初めての龍の手はまぁいいけど、ほかはあんまり年賀っぽくなくない?」
「「そんなことないよ。龍といえば、ぎざぎざでなが~い身体の持ち主だからね!!」」
さて、どんな手順だったのでしょうか。
(条件)
A(その2.5)
- 44手で詰んだ
- 20~44手目の後手の着手はそれぞれ異なる地点の先手玉への13回連続両王手
- 7手目は斜め前と斜め後ろに味方の歩がある地点への着手
- 14手目は角頭の地点への着手
- 最終手は初の成
B(その3)
- 45手で詰んだ
- 19~45手目の先手の着手はそれぞれ異なる地点の後手玉への14回連続両王手
- 同の手2回同の手は連続で2回
- 11手目は初めての龍の手
出題のことば(担当 Pontamon)
スーパーマンはローマ数字、ターミネータは算用数字、小数点はダイハード4.0が最初?最近は-1.0の負の数も。さて2.5は何故?
作者ヒント
連続両王手の回数から連続両王手開始直前の局面が概ね推定できれば半ば解けています。その2.5は玉の経路を確保すること、その3は玉方のアシストがポイントでしょうか。(はなさかしろう)
締め切り前ヒント
170-6の結果稿に書きましたが、「最長連続両王手についての考察」(29ページ目)を参考にすると良いでしょう。
171-3Aは「その2」と同様に角2枚のレール上を飛が鋸状の移動で先手玉を99地点まで追います。
171-3Bは飛2枚のレール上を銀が横挽鋸のように細かく移動して先手玉を94地点まで追います。
余詰修正
「B.その3」の会話の2箇所の「龍の手」と条件の「龍の手」の前に「初めての」を挿入して余詰修正とさせていただきます。
会話の「同の手は2回」を「同の手は連続で2回(同の手に対して同の手で応じたことがあった)」に修正し、条件の「同の手2回」を「同の手は連続で2回」に修正させていただきます。
推理将棋171-3 解答 担当 Pontamon A.その2.5 B.その3 (条件) A(その2.5) B(その3) |
A(その2.5)
前回の連続両王手の作品は「169-3 攻方連続両王手詰 その2」でした。この「その2」では全て異なる玉位置に対する両王手を連続5回掛け続けたものでした。12手目から20手目までの両王手5回は15と25の角とそれらの利き筋上を飛が移動して、47から69までの先手陣内の5地点の玉に両王手を掛けて行くものでした。今回は「その2.5」となっていることから両王手は2枚の角と飛のシャッターをずらして行く同じ構造なのかもしれません。条件に「14手目は角頭の地点への着手」があるので、これは角頭へ飛を動かして両王手の準備をしているようにも見えます。角と飛での両王手で追う場合は玉は同じ筋と同じ段の着手を繰り返して全体的には斜め方向へ進むので、できる限りの両王手を繰り返すには玉の終点は隅になるはずです。初期状態の角の位置から作図し易い玉の最終位置は99になるでしょう。ここから13回の両王手の玉位置を逆算してみます。
▲99玉になるひとつ前の位置は89地点と98取点の2通りがあります。89地点経由でも98地点経由でも13回連続両王手を開始するときの玉位置は33になります。98経由の場合は最初の両王手に対して▲34玉と指すことになるので、後手の角位置を「その2」と同様に縦位置の△11角と△12角に置き、飛を△22飛に配置すると最初の両王手が△23飛になります。後手は△23飛を指せるように準備段階で△24歩を突いておく必要があり、先手玉が▲44玉を指せるように△44歩も必要です。先手陣の邪魔駒としては89の桂、67と77の歩になります。邪魔駒を排除するための▲98香、▲66歩、▲65歩、▲76歩、▲77桂、▲65桂の6手の他、玉が33地点まで行くための玉の6手も必要なので19手までの20手では足りないので後手の協力が必要です。89経由の▲99玉の13回連続両王手を開始する準備をしてみると参考図Aの手順になり、先手の駒配置は19手までに準備できたのですが、協力した後手の手が足りず両王手開始には6手オーバーしてしまいました。
参考図A:▲68玉、△34歩、▲66歩、△同角、▲67玉、△77角不成、
▲56玉、△88角不成、▲98香、△14歩、▲45玉、△13香、
▲34玉、△11角不成、▲77桂、△22飛、▲65桂、△33桂、
▲同玉、△12角、▲96歩、△24歩、▲95歩、△44歩、
▲94歩 まで25手
それでは、玉が98地点経由で▲99玉とする両王手の準備ではどうなるでしょう。玉の経路上にある駒は、87の歩、77の歩と99の香です。後手は△54歩の協力をすれば玉移動の経路の準備ができます。77の歩が邪魔なのですが、▲76歩の1回だけではまだ玉の経路上にあるので▲75歩までが必要になります。8筋の歩は▲86歩の1手だけで大丈夫なのですが、▲75歩を先に指していると▲86歩を7手目に指せると「7手目は斜め前と斜め後ろに味方の歩がある地点への着手」の条件をクリアできます。99の香を▲98香とすると玉が最終的に移動する99地点は空きますが、その前の▲98玉を指せません。▲97香を指すには▲96歩の着手も必要なので、後手角で△99角不成で取ってもらうのが良いかもしれません。
98地点経由の玉移動でも両王手開始地点は33ですが、後手の角や飛の配置が参考図とは異なり、角は11と21の横並びに配置し、飛は22に配置して両王手開始の手は△32飛になります。この配置のためには11の香と21の桂が邪魔になっています。これらを踏まえ、▲98玉から▲99玉への移動になる13回連続両王手の手順を考えてみます。7手目に▲86歩を指すには▲76歩、▲75歩の2手が必要ですが、それだと▲86歩が5手目になってしまうので何か1手指す必要があります。▲96歩、▲97香だと2手必要になるのであいません。▲68玉を指しておくのも良いのですが、玉の手と▲75歩の手順前後が可能になるので、指せる手では角の手でしょう。つまり3手目は▲33角不成で2手目は角の居場所を確保するための△12香が妥当でしょう。初手から▲76歩、△12香、▲33角不成、△同角、▲75歩と進み、7手目は▲86歩ですが、6手目は角道が通ったので後手に99の香を取ってもらう△99角不成です。続けて7手目から▲86歩、△11角不成で角をセットします。先手は玉移動に邪魔な先手駒の始末が終わっているので玉を33へ移動させるための▲68玉が第一歩です。この時点では11の後手角が99まで利いているので次の先手着手▲77玉を指せません。そこで10手目に△33桂で角の利きを止めて貰い、11手目は▲77玉。14手目条件では角頭への着手が必要ですが11の角の角頭の12には香が居るので14手目に角頭の手を指せるように、12手目は持ち駒の角を21地点へ打つ△21角です。続いて、▲66玉に△22飛、▲55玉、△44歩に▲同玉とすれば、18手目の△54歩に▲33玉として両王手開始の準備が完了します。
20手目からは両王手の連続で先手玉を99地点まで追いやって、44手目の初の駒成となる△98飛成で詰みとなります。
20手目からは△32飛、▲43玉、△33飛、▲44玉、△43飛、▲54玉、△44飛、▲55玉、△54飛、▲65玉、△55飛、▲66玉、△65飛、▲76玉、△66飛、▲77玉、△76飛、▲87玉、△77飛不成、▲88玉、△87飛不成、▲98玉、△88飛不成、▲99玉、△98飛成 です。
B(その3)
角2枚で玉を斜めに追う連続両王手では13回連続が最多でしたが、本問のその3では14回連続の両王手という条件です。玉を斜めに追う手筋とは違う両王手の手筋を考える必要があります。玉位置が全て異なるのですから、遠距離の利きが必要になるので、角で駄目なら飛になるでしよう。先手が後手玉に連続王手を掛けて45手目に詰まし、遠距離の利く駒として飛を使うのであれば、横方向に玉を追うことになるでしょう。玉を追うのは後手の初期配置の歩で退路が塞がれている4段目と5段目を使う形が想像できます。両王手の手を指す駒は玉の退路がある銀です。ある筋の5段目に居る玉に対して斜め後ろの4段目から銀で王手を掛けると、玉は銀の腹へ逃げることができ、銀を玉頭へ動かして王手すると、玉は斜め前の銀腹へ逃げることができます。つまり。玉は同じ筋で2回両王手を受けてから隣の筋へ移動することになります。もし、玉が端の9筋で詰まされるのであれば、14回連続の両王手は3筋の35地点の玉に対する両王手から始まるはずです。
両王手を開始する際の駒配置は、後手玉が35地点、先手の飛が14と15に居て、25には先手の銀が居る配置から両王手が始まるはずです。先手は銀と飛を取る必要があるので両王手開始の局面を作ってみたのが参考図Bの手順となります。無事に配置が完了して、19手目から14回連続の両王手ができて、45手目の▲95銀で詰めることができるのですが、条件を確認してみると「同の手2回」はクリアしていますが、「11手目は龍の手」をクリアできていません。第一、飛不成の手があるわけではなく、飛が成る機会すらありませんでした。
参考図B:▲76歩、△32銀、▲33角成、△42飛、▲32馬、△同飛、
▲75歩、△35飛、▲78飛、△75飛、▲同飛、△42玉、
▲15飛、△33玉、▲25銀、△44玉、▲14飛打、△35玉 まで18手
初手で突いた▲76歩を活用して、▲75歩を指し、△75飛を▲同飛で取る11手目でしたが、11手目が龍の手なら9手目までに飛成をする必要があるということです。2手目の△32飛を3手目の▲33角成から5手目に▲32馬として飛を取り、7手目に飛を打って9手目に飛成をすれば11手目に龍の手を指すことはできますが、初期配置の自陣の飛は手付かずになっていて、残り3手では自陣の飛を14か15へ配置したり、銀を取って▲25銀と配置する手は指すことができません。そこで考えたのが先手の自陣の飛を▲38飛とし、どうにかして9手目までに▲31飛成で銀を取りつつ龍を作ることを目指してみます。初手から▲36歩、△32飛、▲35歩、△34歩、▲同歩、△同飛、▲38飛とすれば8手目に34地点の飛を3筋から移動させれば9手目に▲31飛成で龍を作ることができます。飛の配置は14と15でしたので、8手目は△14飛とすれば一石二鳥になるはず。しかし、一石二鳥の手だと思った△14飛は後手の飛なので先手は11手目の龍の手で後手の飛を取れる地点へ移動する必要があります。もし▲34龍から▲14龍で後手の飛を取って▲15飛と打てたとしても、後手玉は▲14龍と▲15飛が配置されている中を△35玉とするには無理があります。後手玉が△35玉とするにはその前に▲25銀を打って15の飛もしくは龍の利きを遮断する必要があります。そこで、10手目は△15飛として先手に飛を取らせる場所を15地点に変更します。11手目の龍の手は▲35龍で、続けて△42玉、▲15龍、△33玉、▲25銀で龍の利きを止め、16手目からの△44玉、▲14飛、△35玉で両王手開始の準備が整いました。
あとは▲24銀、△34玉、▲35銀、△45玉、▲34銀、△44玉の要領で玉を9筋方面を追いやって、41手目からの▲85銀、△95玉、▲84銀、△94玉、▲95銀で詰みとなります。
解答締め切り日に171-3Bでの余詰指摘がほっとさんからありました。粗検、大変申し訳ありませんでした。
Bの余詰:▲76歩、△32飛、▲33角成、△同飛、▲38飛、△37飛成、
▲75歩、△26龍、▲31飛成、△35龍、▲同龍、△42玉、
▲15龍、△33玉、▲25銀、△44玉、▲14飛、△35玉、
▲24銀、△34玉、▲35銀、△45玉、▲34銀、△44玉、
▲45銀、△55玉、▲44銀、△54玉、▲55銀、△65玉、
▲54銀、△64玉、▲65銀、△75玉、▲64銀、△74玉、
▲75銀、△85玉、▲74銀、△84玉、▲85銀、△95玉、
▲84銀、△94玉、▲95銀 まで45手
第172回の解答時にpiyoさんから171-3の余詰指摘がありました。粗検、大変申し訳ありませんでした。
Bの余詰:▲76歩、△32飛、▲33角不成、△同飛、▲38飛、△37飛不成、
▲同飛、△94角、▲31飛成、△76角、▲35竜、△42玉、
▲15竜、△33玉、▲25銀、△44玉、▲14飛、△35玉、
▲24銀、△34玉、▲35銀、△45玉、▲34銀、△44玉、
▲45銀、△55玉、▲44銀、△54玉、▲55銀、△65玉、
▲54銀、△64玉、▲65銀、△75玉、▲64銀、△74玉、
▲75銀、△85玉、▲74銀、△84玉、▲85銀、△95玉、
▲84銀、△94玉、▲95銀 まで45手
それではみなさんの短評をどうぞ。
(短評)
はなさかしろうさん(作者)「Aはせっかくなので169-3の階段をフルスケールにしてみました。上から行くか下から行くか(解図では最終手の成条件が参考になりそうです)、11ともう一枚の角を12にするか21にするか、手数が最少になっていそうなものを探しました。
Bはもともとは76歩以下の手順(玉方に待ち手が1手発生します)で作問したのですが、Pontamonさんに検討していただいて、いろいろな可能性を教えていただきましたので、11手目が龍の手になる本作意に変更しました。年賀でなければ手順を変え、連続両王手条件と「同の手は同飛2回のみ」として、手数+2条件にまとめたいところですが…その後のNAOさんの169-3コメントを見ると、準備18手は相当なバリエーションがあるようで、なにかと難しい問題だったかもしれません。」
■169-3の締め切り前後に、NAOさんとの間でコメントのやり取りがあったのですね。気付いてませんでしたが、何やら長編作がありそうですね。おもちゃ箱では年賀推理以外で40手超え作の出題は難しいでしょうね。昨年の「卯」のあぶり出しが61手で最長。通常問題だと一乗谷酔象さん作の「100-3 記念対局」の34手が最長で次点は緑衾さん作の「124-1 銀世界」の31手なので、30手辺りが出題の限度かと思います。(現担当者の棋力不足が一番の原因なのかも(笑))
NAOさん「13回連続は2枚角+飛鋸/玉鋸の機構。玉が最短経路の角道を移動するため33桂~44歩は最速ぴったりのお膳立て。
14回連続は飛龍+銀鋸/玉鋸の機構。駒のない中段を活用できるが歩が残ると邪魔になる。31飛成が龍を作り銀を入手する鍵の着手。
両問は作者の連続両王手研究の集大成。171の連続両王手の構想作2題は、予備知識(WFP161号の作者解説)を知らないと相当の難問だろう。」
■手数が長いことも解図意欲低下に働いたのか、解答者は僅か3名でした。
飯山修さん「どちらもサイクル到達に1,2手足りない。残念。」
■特にBの方は素直に14と15に飛(龍)を配置しないのでややこしいですね。△34同飛で4段目に来たのだからそのまま△14飛にしておくと手数が足りなくなります。
ほっとさん(双方解)「A 両王手の舞台を作るまでの手順が派手で良い。
B こちらも舞台づくりが巧妙。余詰の修正は容易でしょう。」
■余詰のご指摘、ありがとうございます。後々に訪問される方のためにも出題ページは修正させていただきました。
《 作者の反省コメント 》 (4月11日追加)
ご指摘ありがとうございます。粗検申し訳ありません。お蔭さまでようやく、ひとつ気付きを得ることができました。
本作の検討不足の直接の原因は、中段がクリアになっている必要があるとの思い込みがあったことですが、遠因あるいは真因は、短評にも書いたように、手数に緩みがあったことにあります。ということで、上記修正(応急手当)とは別に、抜本的な修正(改作)をしてみました。
中段クリアに拘らなければ44手(準備17手)で14連続できました。年賀要素は全くなくなってしまいましたが…。
抜本修正(改作)条件の作意は以下の手順です。
▲76歩、△32飛、▲33角不成、△同飛、▲75歩、△35飛、
▲74歩、△95飛、▲88飛、△同角成、▲68玉、△79馬、
▲77玉、△85銀、▲66玉、△96飛打、▲75玉、△86銀、
▲76玉、△75銀、▲65玉、△76銀、▲66玉、△65銀、
▲55玉、△66銀、▲56玉、△55銀、▲45玉、△56銀、
▲46玉、△45銀、▲35玉、△46銀、▲36玉、△35銀、
▲25玉、△36銀、▲26玉、△25銀、▲15玉、△26銀、
▲16玉、△15銀 まで44手
正解:3名
NAOさん はなさかしろうさん ほっとさん
(当選者は全題の解答発表後に発表)
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[2024年3月24日最終更新]
推理将棋第171回出題の171-2の解答です。推理将棋は将棋についての会話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル。はじめての方は どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 をごらんください。
関連情報: 推理将棋第171回出題 推理将棋第171回解答(1) (2) (3) (4)
推理将棋(おもちゃ箱) 推理将棋(隣の将棋) どんな将棋だったの? - 推理将棋入門
171-2 上級 るかなん 作 2024(R6) 17手
「負けました。」
「まだ詰んでないよ?駒割も大駒1枚と小駒2枚の交換ならほぼ互角だろう。」
「でも次指せる手は1つしかないし、その次にこの手で詰むじゃないか。」
「その手以外だと詰まないけど。」
「そうだけど、6度目の"24X"が出たこの17手目の局面で終わらせるのが綺麗だと思ってね。」
さて、どんな手順だったのでしょうか。
(条件)
- 17手目に6度目の"24X"(Xは任意の駒)の棋譜表記までで後手が投了
- 終局時の駒割は大駒1枚と小駒2枚の交換(一方が大駒3枚小駒15枚、他方が大駒1枚小駒19枚を持つ)
- 投了図で後手の合法手は1つだけ
- 投了図から2手後に1つだけ詰む着手がある
出題のことば(担当 Pontamon)
2024年、令和6年にちなんだ6回目の24地点着手の17手目までを答えてください。指し続けた時の条件に注意。
作者ヒント
突歩詰(るかなん)
締め切り前ヒント
24地点の棋譜は地点と駒種だけなので成や不成は付きません。最初の24着手は2手目の△24歩。後手の2種類の駒が24までの同じ3地点をたどります
推理将棋171-2 解答 担当 Pontamon ▲76歩、△24歩、▲33角成、△42銀、▲24馬、△33銀、 (条件) |
24地点の着手を17手目までに6回指す必要があるので、24地点への着手ができる場合を書き出してみます。まず後手の△24歩は1手で可能です。先手の▲24歩は3手かかりますがその後▲24飛もできそうです。後手は2筋の歩以外だと、△34歩、△33角からの△24角だと3手必要ですが、3手目の▲33角成の王手に△42銀で合い駒をすると5手目に▲24馬が手っ取り早く見えます。△42銀が△33銀から△24銀と出て行く手順もありそうです。もちろん、銀ではなく金でもいいですし、王手の後なら玉が24地点へ行く手順もありそうです。一方、投了後の18手目の合法手が1つだけということは17手目の24地点の着手は王手になっていて、その王手に対する応手が1つしかない状態のはずです。
これらを念頭にして指してみたのが参考図の手順になります。17手目の▲24角が42地点の後手玉に王手を掛けていて、この24の角を取る手は無く、42の玉の逃げ場もないので合い駒をすることになりますが、合い駒は△33桂の1手しかないので条件に合います。19手目の詰める手も▲33同角成でしか詰ますことができません。駒取りを確認すると大駒の角を取る手と2枚の小駒(どちらも歩)になっているので条件をクリアしていそうですが、大駒1枚と小駒2枚との交換ではなく、これら3枚とも先手が取った駒なので条件をクリアしていなくて失敗手順でした。
参考図:▲26歩、△24歩、▲25歩、△34歩、▲24歩、△33角、▲25飛、△24角、▲27歩、△42玉、▲24飛、△23歩、▲34飛、△24歩、▲15角、△52金右、▲24角 まで17手
参考図の手順では16手目の△52金右は△52飛でも良い詰み形になっているので、後手玉の位置は後手の駒が少なくなるもっと上の方、たとえば中段なのかもしれません。参考図では使わなかった▲33角成の後に▲24馬としたり、▲33角成の王手に△42銀や△42金で合い駒して、その駒が24まで行くなどの手があるので今度はそれらほ使ってみましょう。玉が中段に出て行くのであれば、△42銀の合い駒が△24銀まで行った後に△42玉、△33玉、△24玉の可能背がありそうです。初手から▲76歩、△24歩で2手目に24着手の1回目を実現します。24に後手の駒があるので次の24地点の手は先手の駒で24の歩を取る手順になるでしょう。3手目から▲33角成、△42銀、▲24馬で2回目の24着手です。もし▲33角不成だったら24着手は▲24角不成か▲24角成の棋譜になるので「"24X"の駒)の棋譜表記」の条件に合わなくなってしまいます。3回目の24着手は42の銀を進めて行き△24銀で馬を取ることを目指します。6手目は△33銀で8手目は△24銀ですが、先手の7手目はどうしましょうか?24着手の手順を考えたときのように27の歩を突いて行き、その後に飛を24地点へ動かす方針で行くことにします。なので7手目は▲26歩、9手目から▲25歩、△42玉、▲24歩が4回目の24着手で12手目は△33玉になります。14手目に△24玉で24地点の先手の歩を取りたいのですが、28の飛が利いているので13手目は飛の利きを止める手を指す必要があります。持ち駒は歩と銀ですが、2筋には24地点に先手の歩があるので飛先に歩を打って飛の利きを止めることはできないので、ここは銀を打つことになります。飛の利きを止める銀打ちは27地点、26地点、25地点がありますが、14手目に△24玉を指せるようにするには▲27銀か▲26銀のどちらかになります。14手目の△24玉で5回目の24着手をして6回目の24着手は先手の飛で▲24飛を指せるように15手目は飛の利きを止めている銀を1筋か3筋へずらして24地点の玉へ王手を掛け、その応手で玉が24地点から動いた時に17手目の▲24飛を指すことになります。この17手目▲24飛は王手になっていなければいけなかったので、16手目の玉の手は△14玉か△34玉のはずです。17手目の▲24飛の王手を支える駒が必要なので13手目に打った銀を移動させて24地点の飛を支えます。24地点に銀の利きが届くようにするには13手目の銀は▲26銀で確定します。あとは15手目の銀移動の手を確定する必要があります。15手目から▲15銀、△34玉、▲24飛の手順だと、後手玉は△33玉や△45玉の逃げ場所があるので投了後の応手がひとつではないので間違いです。つまり15手目からは▲35銀、△14玉、▲24飛の順となります。15手目の▲35銀はこの銀と28の飛で両王手になっています。途中で両王手が現れるのは珍しいですね。17手目を指されて後手は投了したのですが、ここでは▲24飛の王手には△15玉の1手しか合法手が無く、次の▲16歩が唯一の詰手順になります。ここまでは参考図の手順同様に条件をクリアしています。残るは駒割り条件です。盤上と持ち駒を合わせて、先手は大駒1枚に小駒19枚、後手は大駒3枚に小駒15枚なので条件をクリアしていました。
それではみなさんの短評をどうぞ。
(短評)
るかなんさん(作者)「手数こそ少し長いものの、前半戦の上級より簡単に解けた人が多いのではないかな。」
■一応、過半数の6名が正解でしたが、簡単な問題ではなかったようです。
NAOさん「3手毎に24の駒を忙しく入れ替える。飛を隠す26銀が妙手。」
■△24玉で歩を取れるように控えて▲26銀と打つ手が光っています。
飯山修さん「24歩をどうやって王にとらせるかという問題。直前ヒントの3地点同一軌跡が明かされなければ手も足も出なかった。」
■銀ではなく△42金の合駒から△24金で先手に金を渡すと、投了後に指し続けたときの2手目で▲16歩と▲25金の2通りの詰みが生じてしまいます。
はなさかしろうさん「絞り切れない気がして最終ヒント待ちしてしまいましたが、棋譜表記「24X」6回は2,5,8,11,14,17手目確定なんですね。35銀にぶら下がる24飛が不安定で面白い形でした」
■「24X」に「同X」や「24同X」だと「24X」の棋譜形式じゃなくなるので最短で3手ごとの6回しか指せません。「しか」じゃなくて17手なのに「6回も」ですね。
ほっとさん「駒割の条件を満たすのに苦労。」
■解けたと思ったら先手が駒の取り放題状態になってしまったのが参考図の手順でした。
諏訪冬葉さん「19手目の条件で金が消えるのか・・・。個人的には駒割りを大駒1と小駒1の交換にして17手目で詰む順を推したい。」
■金が24まで行って先手に取られると、19手目の詰みが▲16歩と▲25金の2通りになるので、金じゃなくて銀の限定合いになります。
原岡望さん「ヒントの意味の理解に時間を食いました。26歩 24歩 25歩 34歩はあり得ないと気づくのがおそすぎました。角成、 銀の限定がうまいです。」
■銀の限定は、銀の代わりに金で解いた時の投了後の2手の確認が効いてきます。投了後条件は初だと思うので、出題のことばの「指し続けた時の条件に注意」で注意喚起したのですが....
正解:6名
NAOさん はなさかしろうさん ほっとさん 諏訪冬葉さん
るかなんさん 原岡望さん
(当選者は全題の解答発表後に発表)
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[2024年3月22日最終更新]
推理将棋第171回出題の171-1の解答です。推理将棋は将棋についての会話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル。はじめての方は どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 をごらんください。
関連情報: 推理将棋第171回出題 推理将棋第171回解答(1) (2) (3) (4)
推理将棋(おもちゃ箱) 推理将棋(隣の将棋) どんな将棋だったの? - 推理将棋入門
推理将棋第171回解説 担当 Pontamon
2024年の年賀推理の後半戦(長めの手数を2ヵ月)はいかがでしたでしょうか?
10名の方々から解答をいただきました。解答、ありがとうございます。
解図期間が長かったといえ、40手超えが3作あったためなのか解答者が少し減りました。
今年最初の余詰作は171-1でしたが、解答締め切り日に解答していただいた171-3Bにも余詰がありました。
解答締め切り後なので元条件での解答を正解扱いする告知はしませんが、当サイトへの後々の訪問者のために出題文は修正させていただきました。粗検、大変申し訳ありませんでした。
171-1 上級 ミニベロ 作 三捨利警部・新春ミステリー 先手も後手もストーカー 13手
「先手は初手3筋の後、ずっと後手の着手した隣の筋に着手したんだな」
「ところが後手も、自ら着手した筋の隣の筋に着手し続けました」
「どうやら単純なストーカー事件ではないようだな」
「あと、金銀は移動した形跡も取られた形跡もありません」
「この13手詰の事件は、頭の中だけで考えると混乱しそうだね」
「今ごろ言うのもなんですが、先手に大駒の手はありません。大駒着手は後手に1回だけです」
ぜひ盤に並べて解いてくださいね
(条件)
- 13手詰
- 先手の初手は3筋で、その後は直前に後手の着手した筋の、隣の筋に着手
- 後手は、直前に自分が着手した筋の、隣の筋に着手(勿論最初の手は自由)
- 金銀釘付け
- 先手に大駒の手はなく、大駒着手は後手に1回だけ
出題のことば(担当 Pontamon)
付かず離れずの隣の筋
作者ヒント
2手目は、初手の隣の筋(ミニベロ)
締め切り前ヒント
先手も後手も24歩の手があります。先手は歩の着手だけなのでとどめは突き歩です。
余詰修正
会話の最後に「今ごろ言うのもなんですが、先手に大駒の手はなく、大駒着手は後手に1回だけ」を追加し、条件に「先手に大駒の手はなく、大駒着手は後手に1回だけ」を追加
推理将棋171-1 解答 ▲36歩、△42玉、▲35歩、△32玉、▲26歩、△24歩、 (条件) |
本問では余詰を出し、修正した条件でも余詰んだため2回の余詰修正となりました。粗検、大変申し訳ございません。
今回は余詰修正後条件で解説いたします。
第52回の3作や155-3などのチャンプさんのオウム返しシリーズでは先手が指した同じ筋へ後手が指すものでしたが、本問では3手目以降の先手着手は直前の後手が指した筋の隣の筋への着手という条件なので、後手が端以外の筋の着手をした場合は左右の筋の着手が可能になり、先手の着手が絞りにくくなっていると感じるでしょう。初手は3筋なのが確定していますが、2手目に後手に6筋の着手をして貰い、3手目に▲76歩と突いて角を使うか角の利きを利用する詰み上がりを目指す構想で進めたのが参考図の手順になります。先手は大駒の手を指せないので3手目の▲76歩で角の利きを通し、成や不成の条件が無いことから裏読みすると、後手玉は中段へ出てくる可能性大です。つまり目指すのは空き王手です。後手玉が中段へ出て来る際に千鳥足で筋を変えて玉着手をすると、直後の先手が着手できる筋が広がり、好都合です。最終手で▲76歩を突く空き王手の他に、一旦▲66歩で角の利きを止めておいてからの▲65歩の空き王手をすることができましたが、その65の歩を支えている駒が無いため△65同玉で逃げられてしまうので失敗でした。途中、△53玉の手に対して隣の6筋の手として▲68玉を指したのは、金銀が釘付けで大駒着手になる▲68飛を指せなくて仕方なく▲68玉としました。ここで▲65歩を突いてしまうと空き王手ができなくなります。
参考図:▲36歩、△62飛、▲76歩、△54歩、▲66歩、△42玉、▲37桂、△53玉、▲68玉、△44玉、▲35歩、△55玉、▲65歩
先手は飛、角、金、銀の着手ができないので、指すことができるのは玉、歩、香、桂の4種しかありませんが、初手の3筋の手が可能なのは▲36歩しかありません。後手の4筋か2筋の着手直後には参考図の手順のように▲37桂が可能になります。香の手は後手の2筋の着手に対する▲98香くらいでしょうか。▲16歩の後の▲97香もありますが、▲97香が詰み形に関与しているのは考えにくいです。▲37桂だと25地点と45地点に利いていますが、25や45に後手玉が居て▲37桂で詰ますには初手で指した▲36歩を守る必要があります、金銀釘付けでは▲46歩としておいて▲48玉、▲47玉にするしか無さそうです。▲36歩と▲37桂と合わせてこれで先手の手は5手が必要になり残りは2手です。指せるのは歩突きくらいなので、後手玉の退路となる5段目や4段目を抑えることはできません。つまり、初手の▲36歩を活かして▲37桂と指す手は無いということです。
となると、先手は歩の手を7回指して後手玉を詰めるしかありません。14の後手玉を▲15歩の突き歩で詰める形では2筋の先手の歩は▲25歩とする必要があります詰み形としては17の歩を2回突くことと27の歩を2回突く、計4回の歩突きで詰み形にすることができるのですが、ひとつ問題があります。最終手が▲15歩であれば、直前の後手の手は2筋の手である必要があります。ところが22には角が居て、後手角が一旦動いた後なら△22角と戻ることができそうですが、後手に許されている大駒着手は1回なのでこれはできません。かと言って、△24歩だと▲15歩の時に△23玉と逃げられてしまいます。先手の歩の着手だけで後手玉を詰めるとしても別の詰み形を考える必要がありそうです。
△14玉の場合では先手の歩突きは4手でしたのでまだ3手の余裕があります。1筋ではなく後手玉が2筋の△24玉の場合はどうでしょう?3筋へ逃がさないように先手は3筋の歩を▲35歩まで突く必要がありますが△35玉で逃げられないようにするには35の歩を守る必要があるのにそれができません。35の歩を守る必要が無いのは後手玉が△23玉の時に▲24歩で詰める形です。▲15歩と▲35歩で△14玉や△34玉の逃げ場は無く、24の歩は飛で守られています。あとは後手玉が2段目へ逃げられないような形にすることです。12地点は△12香で埋まるので残りは32地点です。金銀釘付けですが、後手には大駒着手が1回許されているので△32飛で玉の退路を埋めることができます。詰み形が決定したところであとは手順です。先手は1筋2回、2筋3回、3筋2回の着手が必要で初手は▲36歩に決まっています。1筋の着手を2回指すには後手が2筋着手を最低2回指す必要があります。後手玉は23地点で詰むのですから、△24歩と△23玉の手が確定します。先手の2筋の着手は3回ですが、△12香と△32飛の直後に指すことができるのは分かっています。あと1回は23地点へ向かう玉が△32玉とした直後でしょう。先手の3筋の手は2回ですが初手で▲36歩を突いているので△42玉の直後に▲35歩と指すことになります。初手から▲36歩、△42玉、▲35歩、△32玉、▲26歩と進めると6手目は4手目の隣の筋の着手なので△24歩で続けて▲16歩、△12香、▲25歩として後手は2筋着手へ戻り△23玉に▲15歩、△32飛、▲24歩で詰みとなります。
余詰手順について
余詰手順をいくつか紹介します。
元条件での余詰
▲36歩、△62飛、▲76歩、△54歩、▲66歩、△42玉、▲37桂、△53玉、▲68飛、△44玉、▲35歩、△55玉、▲65歩 まで13手。(解説)
▲36歩、△62飛、▲76歩、△52玉、▲66角、△42玉、▲37桂、△34歩、▲22角成、△44歩、▲33馬、△52玉、▲43角 まで13手。(NAOさん)
▲36歩、△34歩、▲26歩、△42玉、▲37桂、△33玉、▲25桂、△24玉、▲13桂成、△15玉、▲25歩、△24歩、▲16歩 まで13手。(はなさかしろうさん)
最初の余詰修正後の余詰
▲36歩、△42玉、▲35歩、△32玉、▲26歩、△24歩、▲16歩、△12香、▲25歩、△23玉、▲15歩、△32飛、▲24歩 まで13手。(NAOさん)
▲36歩、△34歩、▲46歩、△42玉、▲58玉、△33玉、▲47玉、△44玉、▲56玉、△52飛、▲65玉、△62飛、▲76歩 まで13手。(NAOさん)
それではみなさんの短評をどうぞ。
(短評)
ミニベロさん(作者)「粗検お詫び申し上げます」
■担当の余詰チェックは、好調・不調の波があるものの見落とすが多いかな。粗検、申し訳ありませんでした。
NAOさん(双方解)「手順はともかく、攻めのパターンと詰型の推理問題としては今回の最難問。
作者名から中段玉を推理。初手36歩は当然桂の活用のためだが、なかなか角との連係が結びつかない。なるほど▲66歩から▲37桂とすればよいのか。」
■先手の着手筋が左右に広がっていて絞りにくいですね。
中村丈志さん「いつもですが盤に並べず解きました。」
■この難問を暗算とは凄い。
飯山修さん「最終手歩突きで詰ますにはその筋に王様が10手目にいなければならないと考えれば1筋での詰みは不可能と判明。早く気が付けば良かった。」
■13手目に1筋の歩を突いてもらうには後手は2筋の着手が必要。でも玉が1筋へ向かって移動して来ているので2筋の歩や角はそのままのはず。12手目が△24歩だと14の玉の退路が出来てしまいます。玉が15地点なら14地点を埋めるか先手が抑える必要があり、ちょっと無理ですね。
ほっとさん「歩だけで詰むとは。」
■予想を裏切られてしまうと解き難くなってしまいます。角が出て行きたいですが、初手は3筋なので▲76歩を突かせてもらうには後手に6筋か8筋の着手をしてもらう必要があり、なにやら非限定の香りがしてきます。
RINTAROさん「優しいヒントのおかげで何とか解けました。」
■考慮期間が2ヵ月あったのですが、解答が全然集まらなかったので甘めの締め切り直前ヒントになりました。
占魚亭さん「予想通り、突歩詰でした。」
■先手が自由に手を指せても空き王手はなかなか難しい。突歩詰を予想しても1筋は無理でした。
諏訪冬葉さん「4手目34歩を考えて迷宮に入りました。」
■ということは、2手目は4筋か2筋だから、△42玉から入ったのですかね。
るかなんさん「締切前ヒントを見て14玉15歩迄でようやく解けたと思ったら8手目23玉が2手前と同じ筋でした。」
■1筋の突き歩で詰めたくなりますよね。
原岡望さん「微妙な条件ですね。」
■大駒の手が入ると余詰みました。
正解:10名
NAOさん 中村丈志さん 飯山修さん はなさかしろうさん
ほっとさん RINTAROさん 占魚亭さん 諏訪冬葉さん
るかなんさん 原岡望さん
(当選者は全題の解答発表後に発表)
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[2024年4月25日最終更新] 172-3解答、第172回出題当選者
172-3再修正
ミニベロさんから公開日の翌日にメールがあった2つ目の余詰手順を排除できていませんでしたので172-3の余詰を再修正をさせていただきます。関係者の皆様へ担当の不手際をお詫び申し上げます。
会話の「王だけ動かして」を「51へ戻らず、王だけ動かして」に修正し、「後手は玉のみの着手」の条件を「後手は玉のみを51以外へ着手」に修正させていただきます。
(3月17日 Pontamon)
172-3余詰修正
公開当日、斧間徳子さん、NAOさん、ミニベロさん、けいたんさんから172-3の余詰指摘がありました。
粗検、大変申し訳ありませんでした。以下のように修正させていただきます。
会話の「13手で詰められ」を「大駒に13手で詰められ」に修正し、条件の「初王手で詰み」を「初王手(大駒)で詰み」に修正させていただきます。
なお、元の条件を満たせば正解とさせていただきます。
(3月17日 Pontamon)
172-3の余詰について
推理将棋172-3ですが、公開当日から複数の解答者から余詰の連絡をいただいております。粗検、大変申し訳ありませんでした。
現在、作者と余詰修正について調整させていただいておりますので、余詰修正まで今しばらくお待ちいただくようお願いいたします。
(3月15日 Pontamon)
将棋についての話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル、推理将棋の第172回出題です。はじめての方は どんな将棋だったの? - 推理将棋入門 をごらんください。
解答、感想はメールで2024年4月10日までにTETSUまで (omochabako@nifty.com) メールの題名は「推理将棋第172回解答」でお願いします。 解答者全員の中から抽選で1名に賞品リストからどれでも一つご希望のものをプレゼント! 1題でも解けたらぜひご解答ください。
推理将棋第172回出題 担当 Pontamon
今月から通常出題に戻ります。
初級はけいたんさんからの9手作で、金がテーマです。
中級は担当からの11手作で、5筋と5段目着手禁の作品です。
上級は初登場の小林看空さんからの13手作で、新作家さんの会話は新鮮ですね。
■本出題
■中間ヒント (3月27日 作者)
172-1初級:不成2回(けいたん)
172-2中級:先手なら7手目、後手なら8手目までに歩を打って次の手番で歩成するしかない(Pontamon)
172-3上級:最終手は飛車打ち(小林看空)
■締め切り前ヒント (4月3日 Pontamon)
172-1初級:相手の金がピンされていない限り、金頭の金は最終手以外。金頭の金を打って逃げた金を取って詰む。
172-2中級:9手目に歩成したと金を玉頭へ動かして詰みます。歩成は3段目で玉は1段目ですが、と金を支える駒は?
172-3上級:後手着手が2回あったのはの5筋と7筋で、7筋へ連続着手した玉が詰みます。72以外にも玉が移動できるようにするには?
172-1 初級 けいたん 作 敵駒の金頭に金 9手
「9手で詰みか」
「敵駒の金頭に金の着手があったね」
「とどめは駒取りだったな」さて、どんな手順だったのでしょうか。
(条件)
- 9手で詰み
- 敵駒の金頭に金の着手あり
- とどめは駒取り
172-2 中級 Pontamon 作 棋譜に5の文字無し 11手
「今年の指し始めの棋譜を貰ったよ」
「その対局は5筋と5段目の手を指さないルールだったらしいね」
「それで棋譜には5(五)の文字が無いんだ」
「初の駒成は角成じゃなくて歩成で、その手に対して玉の手で応じたんだね」さて、どんな手順だったのでしょうか。
(条件)
- 11手で詰み
- 棋譜に5(五)の文字が無い
- 初の駒成になる歩成に対して玉の手で応じた
172-3 上級 小林看空 作 ぶらぶら歩き 13手
「51へ戻らず、王だけ動かしていたら、大駒に13手で詰められてしまったよ」
「へぇっ」
「相手からは、途中で王手はかけられなかったし、成駒も発生しなかったよ」さて、どんな手順だったのでしょうか。
(条件)
- 13手目の初王手(大駒)で詰み
- 後手は玉のみのを51以外へ着手
- 成駒は出来なかった
このコーナーで出題する問題を募集します。入門用の易しい問題を歓迎。作者名、問題、解答、狙いなどを記入して「推理将棋投稿」の題名でTETSUにメール(omochabako@nifty.com)してください。
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[2024年8月10日最終更新]
令和5年(2023年)の詰将棋の最優秀作品(ネット発表作品も対象)を表彰する令和5年度看寿賞。詰将棋パラダイス2024年3月号で候補作品の推薦募集が始まった。Webサイト(詰将棋パラダイス)からも投票できる。受賞作品は同誌2024年7月号で発表され、全国大会で表彰される予定。これまでの受賞作品は、全日本詰将棋連盟で鑑賞できる(下記リンク)。
例年受賞作が発表された後でこの作品の方が良いとかいろいろな意見がでるが、事前に誰でも推薦できる制度があるのだから、お気に入りの作品がある人は、まずは一般推薦に参加して意見を表明しよう(3月末まで)。
関連情報: 令和4年度看寿賞 (令和3年 2年 元年 平成30年 29年
28年 27年 26年 25年 24年 23年 22年 21年 20年
19年 18年 17年 16年 15年)
2024年8月10日
2024年8月9日
2024年7月23日
2024年7月17日
2024年7月16日
2024年7月10日
2024年7月2日
2024年6月24日
2024年3月1日 参考:詰将棋パラダイス 詰将棋学校上半期半期賞受賞作品
2024年3月1日 参考:将棋世界 詰将棋サロン年間優秀作品
2024年3月1日 参考:記録更新作品
2024年3月1日 参考:七種合作品
2024年3月1日 参考:煙詰作品
2024年3月1日 参考:200手以上の長手数作品
2024年3月1日
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