推理将棋第１７７回出題（９月１０日まで）

[２０２４年９月２９日最終更新］　１７７-３解答、第１７７回出題当選者

将棋についての話をヒントに将棋の指し手を復元するパズル、推理将棋の第１７７回出題です。はじめての方は　どんな将棋だったの？ - 推理将棋入門　をごらんください。

解答、感想はメールで２０２４年９月１０日までにTETSUまで　（omochabako@nifty.com）　メールの題名は「推理将棋第１７７回解答」でお願いします。 解答者全員の中から抽選で１名に賞品リストからどれでも一つご希望のものをプレゼント！　１題でも解けたらぜひご解答ください。

推理将棋第１７７回出題　　担当　Pontamon

余詰作の出題が続いていて今年は絶不調。今月はクリーンな月になるといいなぁ。
手数順に初級、中級、上級としました。いずれも簡単そうにみえて難しいのかも。
初級はけいたんさんからの10手、中級は担当からの11手、上級は小林看空さんからの12手です。

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■本出題

• １７７-１　初級　　けいたん 作　飛不成まで　　　　　　　　　　１０手　解答
  　　最終手がタイトルの作品ですが、今回は着手地点の情報はありません。
• １７７-２　中級　　Pontamon 作　プルーフゲームっぽい終局図　　１１手　解答
  　　端以外の７つの筋の初期配置の駒が盤上を動きます。（盤上なので駒台への移動は含みません）
• １７７-３　上級　　小林看空 作　飛車とられ両王手　　　　　　　１２手　解答
  　　両王手の最短は９手なので12手だと両王手は相当の数のはず。両王手の形を特定してください。

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■中間ヒント　（８月２７日　作者）

177-1初級：後手の大駒の手は偶数筋（けいたん）
177-2中級：詰みの主要部分は７手詰の形（Pontamon）
177-3上級：すれ違い角（小林看空）

■締め切り前ヒント　（９月３日　Pontamon）

177-1初級：後手陣の飛が出動して７段目での飛不成まで。３手目の同の手条件で筋は確定するはず。
177-2中級：動いた２～８筋の初期配置の駒は各筋１枚ずつ。残り４手は歩打ち２回ととどめの駒打と二度動いた駒が１枚。
177-3上級：両王手の一方の駒は52地点の飛。先手の飛を空き王手で動いた角で取って成ります。

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１７７-１　初級　　けいたん 作　飛不成まで　　　　　　　　　　１０手

「飛不成まで10手で詰みか」
「３手目は同の着手だったね」

さて、どんな手順だったのでしょうか。

（条件）

• 飛不成まで10手で詰み
• ３手目は同の着手

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１７７-２　中級　　Pontamon 作　プルーフゲームっぽい終局図　　１１手

「持ち駒がない11手で詰んだこの終局図は、歩の着手が１回だけだったように見えるね」
「そこが不思議な終局図だよね。同の手は無くて、端以外の各筋の初期配置の駒が盤上を動いたらしいよ」

さて、どんな手順だったのでしょうか。

(条件)

• 終局時に持ち駒は無く11手で詰んだ
• 終局図では、初期配置の歩が１回だけ動いたような配置
• 端以外の各筋の初期配置の駒が盤上を動いた
• 同の手は無かった

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１７７-３　上級　　小林看空 作　飛車とられ両王手　　　　　　　１２手

「最初に76歩と突いてみた」
「普通だな」
「12手で角成の両王手で詰められたんだが、直前に動かした飛車を即取られたのは痛かったなぁ」
「それはお気の毒さま」
「あ、一回だけ相手玉に王手をかけたかな。それに一回だけこちらの王を動かしたな」

さて、どんな手順だったのでしょうか。

(条件)

• 12手で詰み
• 初手は76歩
• 11手目は飛の手で12手目は角成でその飛を取る両王手
• 先手は一回だけ王手した
• 先手は玉を一回だけ動かした

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このコーナーで出題する問題を募集します。入門用の易しい問題を歓迎。作者名、問題、解答、狙いなどを記入して「推理将棋投稿」の題名でTETSUにメール（omochabako@nifty.com）してください。